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2007年08月

2007年08月23日

JIU-JITSU PRO GEAR

柔術ショップ「JIU-JITSU PRO GEAR」に行ったら毎回恒例のレフェリー講習会が行われていました。

パンナムの大会前にも行われていましたが、今回は人数も少なめ。



店内にマットを敷いてレフェリー講習会です!


でも審判部長のアルバロは身振り手振りを交えてシチュエーションごとの対応をレクチャーしていました。

特に足関節技についての質問が多かったです。



足関節技はレフェリングも難しそうです!
様々なシチュエーションでの質問が飛び交ってました!


このプロギア、なかなかの品揃えで日本では見れない商品も多々ありました。

今ではブラジルのものでもアメリカでも日本に入ってきてるので、日本で入手できないものはほぼ無いと思われますが、それでも初めて見たアイテムがありました。





ケイコのピンクのロゴの女子用キモノや






子供用のラッシュガードまで!


珍しい商品がたくさんあります!

もしLAに行くことがあったら足を運ぶことをオススメします!

追記:ケイコのピンクのロゴの女子用キモノはブルテリアに在庫があるそうです!
さすがの品揃えですね!
ここから買えます!



JIU-JITSU PRO GEAR
4646 Manhattan Beach Blvd
Lawndale, CA 90260
Local: (310) 370-0116



ムンジアル組み合わせ

eb559750.jpgここから見れます!

どうやら初戦で日本人対決はほぼないようです。

例外は黒ペナの植松選手vs荒牧選手…。

この対戦は今年の全日本で対戦済で植松選手が勝利しました。

ムンジアルで日本人対決は微妙ですけど同じカテゴリーですから仕方ないですね。

1回戦で注目の試合は黒メイオの遠山選手はパンナムで対戦したルーク・スチュワートと再戦、黒ペナの和道選手はメガトン選手と、黒レーヴィの丹治選手はバッハ・アメリカのインストラクター、マルコ・フォカとです。

他にも注目の試合はたくさんあるのですが、目新しい情報として当初はメイオペサードにエントリーしていたガウヴァオンがメジオに階級を下げてたり、グレゴー・グレイシーが黒メジオで、やクラーク・グレイシー、シンプソン・ゴーが茶帯で出てたり新しい発見が多くありました。

組み合わせを見てるだけでも非常に興味深いです!












L.A.到着

3ab01fcd.jpg無事にLAに到着しました!

滞在はガーデナです。

ムンジアルの会場はロングビーチなので車で20分ぐらいでしょうか。

こちらはは真夏の日本とは違い、まさにカリフォルニア!的ないい天気で気持ちいいです。

気温は20℃ぐらいでTシャツ1枚でちょうどいい感じですね。

これから一休みして早速散策に出かけたいと思います!

大会は明日からです!

これから毎日、現地から速報で更新しますのでお楽しみに!

2007年08月22日

ムンジアル出発

14b5f1ea.JPGこれからムンジアルに行ってきます!

現地から随時速報しますので期待して下さい!


ドゥマウ・柔術の試合紹介

ドゥマウの大会の柔術部門の試合の紹介です。



紫プルーマ・決勝戦
平尾悠人(X tream柔術アカデミー)vs大西よしゆき(ノヴァウニオン・ジャパン)
腕十字で平尾選手の優勝





紫ペナ・決勝戦
若林次郎(パラエストラ東京イースト)vs塚田市太郎(ノヴァウニオン・ジャパン)
0-6で塚田選手の優勝




紫レーヴィ・決勝戦
奥田照之(X tream柔術アカデミー)vsヒカルド・ヒガ(インファイト・籠原チーム)
奥田選手が腕固めで優勝


紫メジオ決勝戦
Juan Caio(PUREBRED)vsFERNANDO PRADO(バッハ長野)
Juao選手がキムラで優勝






紫アブソ決勝戦
塚田市太郎(ノヴァウニオン・ジャパン)vsJuan Caio(PUREBRED)
Juan選手が6-4で優勝





茶ペナ決勝戦
小林元和(バッハ長野)vs友野はるとし(パラエストラ新潟)
小林選手がP0-0、AD1-0で優勝




茶メジオ決勝戦
ジョルジ・フジカワ(バッハ長野)vsマルシオ・ヘイス(PUREBRED)
ジョルジ選手が4-0で優勝




茶メイオペサード決勝戦
ジオバニ・ペレイラ(左・バッハ長野)vsフェルナンド酒井(インファイト籠原チーム)
ジイオバニ選手が負傷棄権でフェルンアンド選手が優勝




茶アブソ決勝戦
小林元和(バッハ長野)vs水洗雄一郎(X tream柔術アカデミー)
肩固めで小林選手が優勝





小林選手が茶ペナ&アブソで2階級制覇、マスターシニアでもペナ&アブソで準優勝しています!


2007年08月21日

ドゥマウ・サブミッション・一般の部

今日はグラップリング・一般の部のレポートをお送りします。

しかし今回の会場が遠かったです。

群馬県の伊勢崎ですから!

東京から実に2時間半の移動で電車賃だけで3000円以上ですよ。

去年も行ったんですが、こんなに遠かったっけな?と思うほど遠かったです。

会場にいたヘナートに「遠いよ!」って話したら「俺んちはここのすぐ近く。俺たちは東京の大会はいつも大変なんだからたまには遠くてもいいじゃない」と言っていました。

確かにそうですね。

地方の選手は東京の大会にこんな大変な思いをして出ているのか、と実感しました。

会場内は暑さと熱気で暑いことといったらありません!

じっとしてるだけで汗が吹き出てきました。




会場内の様子。
大会は3面で開催されました。




トーナメント表は壁に張り出されました。
もう大会パンフは作られないのですかね?
ちょっと寂しいです。



それでは大会の模様を紹介したいと思います。

今大会ではプロリーグ、一般の部、ビギナーの3カテゴリーで開催されました。

ルールはほぼ柔術ルールで体重分けだけが違う感じでした。

-55kgから-90kgまで5kg刻みで7階級、無差別も入れると8階級で試合は行われました。

各階級の決勝戦です。




-55kg級決勝戦・牧野仁(下・リバーサル)vs竹沢ひろあき(RGW-G2)
ポイント0-0、アドバンテージ0-2で牧野選手の判定勝ち
このところグラップリングで多く実績を残す牧野選手、今後の活躍も期待されます!



-60kg決勝戦・Rimada Paulo(パラエストラ八王子)vs梅沢ともはる(AACC X Spider)
プロリーグに出場のレオのルームメイト、Rimada選手は後半にポイントを追い上げましたが一歩及ばず準優勝に終わりました。

-65kg級・決勝戦、平尾悠人(X tream柔術アカデミー)vs水洗雄一郎(X tream柔術アカデミー)
平尾選手の優勝

-70kg級・決勝戦、久田賢二(和術慧舟會東京本部)vs丸山こうへい(Japan Hemes Sports)
バックチョークで久田選手の一本勝ち



-75kg級・決勝戦、吉永啓之輔(YMC)vs中島祐輔(阿門会)
キムラで吉永選手の一本勝ち






-80kg級・決勝戦、Joao Caio(PUREBRED)vsFernando Prado(バッハ長野)
Joao選手がバックチョークで一本勝ち





-90kg級決勝戦、フェルナンド酒井(下・インファイト籠原チーム)vs
ファビオ・イワセ(ノヴァウニオン・エリオダミアニ)
フェルナンド選手がバックチョークで一本勝ち





無差別級決勝戦、水洗雄一郎(X tream柔術アカデミー)vs
早坂俊明(パラエストラ仙台)
水洗選手が腕十字で一本勝ち

一部、画像がない試合があるのは他のマットでプロリーグの試合が同時に行われていたからです。

スイマセン!




2007年08月20日

ベッチーニョ

今回のドゥマウの大会で活躍したベッチーニョ選手のプロフィールを紹介します。

名前:ベッチーニョ・ヴィタウ
所属:カリオカ・チーム
身長:178cm
体重:70kg
出身:ブラジル、マナウス

柔術歴は12年で今年、黒帯になったようです。

今回のこのドゥマウの試合に出場するためにマナウスからはるばる来日しました。

日本には約1ヶ月前に来日し横須賀にあるカリオカ・ジャパン・チームで指導しながら練習しています。



ベッチーニョ・ヴィタウ(カリオカ・チーム)



ベッチーニョはすでに総合の試合の経験もあり戦績は8戦8勝で総合無敗です。

半年前にはマナウスで開催された金網の総合ワンデイ・トーナメントで1日に3試合を戦い優勝しました。

決勝戦の相手はジュマというアンデウソン・シウバの同門選手だったようです。

今後はは日本で総合の試合に出る予定もあるそうです。



もう一人、選手の紹介をします。

ベッチーニョと共に練習をしているハイラン・ニシムラ選手です。



ハイラン・ニシムラ(カリオカ・ジャパン・チーム)


ハイラン選手はすでに日本で総合の試合を経験し現在2戦2勝です。

初戦は2006年12月のデモリッションで曙が育てたという総合格闘家イライ・チモテオ(チーム・ヨコヅナ)に横三角絞めで一本勝ち、次戦は2007年4月のパワーゲート・カイザーグランプリで高嶋俊成(ハンマークラブ) に1Rで三角絞めを極めて勝利しています。

両者の総合の試合での活躍に期待します!



ムンジアルのタイムスケジュール

6be85657.jpgムンジアルのタイムスケジュールが発表されました。

木曜

09:00 白帯 アダルト・ガロからレーヴィ
10:30 白帯 アダルト・メジオからスペルペサード
11:40 白帯 アダルト・ペサディシモ
   白帯 マスター・全階級
13:00 白帯 女子・全階級
   青帯 ジュベニウ女子・全階級
   青帯 ジュベニウ・全階級
14:40 青帯 ガロからペナ
16:30 青帯 レーヴィ
17:30 青帯 ジュベニウ・無差別
   青帯 メジオ
20:00 青帯 メイオペサード

金曜

09:00 青帯 ペサード&スペルペサード
10:30 青帯 ペサディシモ
   紫帯 女子・全階級
11:30 茶帯 無差別
13:00 紫帯 ガロ&プルーマ
14:00 紫帯 ペナ
15:20 紫帯 レーヴィ
16:40 紫帯 メジオ
18:30 紫帯 メイオからスペルペサード
20:00 紫帯 ペサディシモ
   茶帯 ガロからプルーマ

土曜

09:00 茶帯 ペナ&レーヴィ
09:30 黒帯 無差別受付
10:40 黒帯 無差別
   紫帯 無差別
   女子・茶黒 無差別
12:30 紫帯 女子・無差別
14:10 茶帯 メジオ
15:00 黒帯 ガロからペナ
   茶帯 メイオペサード
16:40 黒帯 レーヴィ&メジオ
   茶帯 ペサード
18:30 黒帯 メイオペサードからスペルペサード
   茶帯 スペルペサード&ペサディシモ
20:20 黒帯 ペサディシモ
   女子・茶黒 全階級

日曜

10:30 黒帯 ガロからプルーマ 準々決勝
11:10 黒帯 ペナ&レーヴィ 準々決勝
12:00 黒帯 ガロ&プルーマ 準決勝
   黒帯 ペナ&レーヴィ 準決勝
12:50 黒帯 メジオ&メイオペサード 準々決勝
13:30 黒帯 ペサードからペサディシモ 準々決勝
14:40 黒帯 メジオからペサディシモ 準決勝
15:30 女子・茶黒 全階級・決勝
17:00 黒帯 全階級&無差別・決勝
   女子・茶黒 無差別級・決勝

DUMAU GRAPPLING KITA KANTO TOURNAMENT 2007&DUMAU BJJ CHAMPIONSHIP 2007

8/19に群馬県・伊勢崎市の市民プラザで「DUMAU GRAPPLING KITA KANTO TOURNAMENT 2007&DUMAU BJJ CHAMPIONSHIP 2007」が開催されました。

今大会の注目はグラップリングのプロリーグにペケーニョの弟、レオナルド・ノゲイラが出ることですね。

もう一人、ベッチーニョ・ヴィタウというブラジルのマナウスにあるカリオカ・チームからこの試合のために来日したブラジル人選手がいるのですが、知名度の低さのためほとんど話題になりませんでした。

このプロリーグは-66kgと-75kgの2階級で開催されベッチーニョは-66kgでレオは-75kgに出場しました。

まず-66kg級の1回戦です。

今回、大会会場で主催者から声をかけられて急遽、この試合に出場することになった若林次郎選手(パラエストラ東京イースト)と柔術茶帯の小林元和選手(バッハ長野)の対戦です。

小林選手は柔術では実績はありますがノーギの実力は未知数、対する若林選手はアブダビの大会などノーギの大会にも出場済みです。

試合はあっさりと極まりました。

引き込んだ小林選手のヒザを極めた若林選手の勝利でした。



引き込んだ小林選手とポジションの奪い合いをする若林選手




「この形になればかならず取れる」(若林)
という得意のヒザ固め



グラップリング・一般の部では初戦敗退した若林選手でしたが
プロリーグでは一本で快勝しました




そして注目のベッチーニョの試合です。

ベッチーニョは佐久間亮選手(パラエストラ古河)と対戦しました。

試合開始直後に引き込んだベッチーニョ。



手足が長いベッチーニョのガードは脅威です!


なんと引き込んですぐに肩が外れてしまい、試合が中断してしまいました。

セコンドが肩を入れて試合再開しましたが、柔術ならここでベッチーニョの負けになりますね。




セコンドに肩を治してもらうベッチーニョ



でも今回はグラップリングのプロ・リーグということで主催者判断でスタンドから試合再開となりました。

ガードから相手を抱えるラバーガードのようにしてフットチョークを極めたベッチーニョの勝利です。



ガードからフットチョークを極めました!




反対側から見たフットチョーク。
完璧に極まってます!


-66kg級の1回戦は両者とも1本で勝利して決勝戦進出になりました。


続いて-75kg級1回戦、レオ・ノゲイラ(ワールド・ファイト・センター)vs水野健次(ポゴナクラブ)の試合です。

レオは日本初戦のZSTの試合で兄譲りのギロチンで快勝しました。

水野選手は組み技の試合に出まくっており強豪として知られている選手で、柔道、サンボ、柔術、グラップリングで数々の入賞歴があります。

日本の強豪相手にレオがどう戦うかに注目でしたが試合はあっさりときまってしまいました。

試合開始直後から鋭いタックルを見せるレオは水野のお株を奪うかのような豪快なテイクダウンをし、そこから相手の起き上がる瞬間に組み付いてギロチンを極めて2分ジャストで1本勝ちでした。



切れ味鋭いレオのタックル




相手の立ち上がる瞬間を狙って組み付き




首に腕を回して



ギロチンで一本勝ち!
試合時間2分ジャスト!


まさに圧勝といっていい内容の試合をしたレオ。

決勝戦への期待も高まりました。

-75kg級1回戦のもうひと試合はジョルジ・フジカワ(バッハ長野)vs八隅孝平(パラエストラ東京)の対戦です。

試合はポジションで優位に試合を進めた八隅選手がノースサウスからのチョークで一本勝ち、こちらも両者一本で決勝戦進出となりました。



ここからスピニング風のチョークで一本勝ちした八隅


そして迎えた決勝戦です。

-66kg級決勝戦、若林vsベッチーニョ。

また引き込んで攻めるベッチーニョに対し得意の足関節を狙う若林。



引き込みのベッチーニョ



足関節を狙う若林


足関節の際にポジションが入れ替わりこれでスイープの2ポイントが入りました。



足関節の攻防でスイープの2ポイントがベッチーニョに入る


試合はそのまま大きな展開もなく静かに進み、結局その2ポイントで勝負が決まりベッチーニョの優勝になりました。


最後は-75kg級の決勝戦、レオvs八隅は予想外の結末になりました。

グラップラー同士の好勝負が期待されたこの対戦でしたが、試合は八隅の一方的に攻め続ける試合展開に終始し、レオのいいところはまったくありませんでした。

聞くとレオは試合序盤にタックルにいった際に肩を負傷し、試合中はずっと片腕が動かない状態で試合をしていたそうです。

アクシデントとはいえ残念でした。



精彩を欠くレオの決勝戦




初戦で見せた鋭いタックルも不発




八隅のセコンドは北岡
終始、大きな声でアドバイスを送る



危うくチョークを極めかけられる場面も


試合は八隅選手がポジションを奪いまくり20-0の大差で判定勝ち、優勝しました。

ブラジルからの刺客は明暗を分けた形になってしまいました。






優勝して大喜びのベッチーニョ。





肩を負傷し肩鎖関節捻挫の疑いで
試合後に包帯ぐるぐる巻き姿も悲惨なレオ。


両者とももう少し日本に滞在予定なのでまた彼らの試合が見たいですね。

明日は今大会のグラップリング・一般の部のレポートをお送りします!



2007年08月19日

ホーリス・グレイシー、総合デビュー

4cf00538.jpgグレイシーファミリーきっての巨漢選手、ホーリスの総合デビューが決まりました。

デビュー戦の日時は9/20のIFLで同じ大会でヘンゾがチーム戦のスーパーファイトでパット・ミレティッチと戦います。

ホーリスの対戦相手はアメリカ人のSeth Petruzelliという選手のようでこの選手の戦績は7勝4敗、すでに11戦のキャリアがあります。

ホーリスは大型選手にありがちなもっさりとした動きで試合も決して面白いとは言えない選手ですが、やはりそこはグレイシーだけに総合では勝利が期待されます。

グレイシーといえば昨年はホジャーが総合にデビューし今年になってからはグレゴーとハレックが総合デビューしています。

彼らはグレイシー始祖のエリオから数えてすでに孫の代の第3世代のグレイシー達です。

ヘンゾやホイス、ホイラーらがすでに40代という年齢になり、そろそろ総合の試合での活躍が少なくなってきてしまいましたがこれからのグレイシーはグレゴー、ハレック、ホーリスのような第3世代グレイシーががヘンゾやホイス、ホイラーら確立した「グレイシーブランド」を守っていけるかに期待したいと思います!



2007年08月18日

「グレイシーマガジン」

26baf488.jpgブラジルで一番人気の格闘技雑誌といえば「グレイシーマガジン」(以下グレマガ)です。

ブラジルでは「タタミ」も人気ですが、こちらは最近は柔術より総合の記事が多く、読み物としてはイマイチですね。

グレマガは今までブラジル国内の雑誌でしたが昨年の4月に英語版も刊行され、英語が併記されることにより英語圏の国々でも販売が開始されて非常に好評のようです。

英語版グレマガは世界中のバッハ支部を通してそこを販売の拠点にし徐々に広まっていったようです。

実際、内容も面白く世界中の連盟主催大会のレポートやコラムなどの読み物、そして特筆すべきはテクニックのページの充実度です。

毎号、素晴らしいテクニックの数々が掲載されています。

アブダビ直前に出た号はアブダビ・ブラジル予選の優勝者の大会で使ったテクニックを紹介、ちょっとしたテクニック本ぐらいのオリュームがありました。

少し前の号では噂のカップル、キーラとマーシオの実演でテクニックのドリルの紹介もしていました。

本当に最近のグレマガのテクニック紹介のページの充実度は素晴らしく実用的です。

読み物の部分は読めなくてもテクニックのページは見てるだけでだいたいわかると思いますのでぜひご一読をオススメします!

頑張って読めば柔術のテクニックだけでなく英語も身に付きますよ。

これから日本でも多くグレマガが売れるようになれば将来は日本語版もできるかも。

実際、フランスでまあまあ売れていたグレマガはフランス語版ができたようですよ。

グレマガ日本語版の実現のためにもぜひご購入を!

このグレマガを読めばあなたの柔術ライフが人よりちょっと差がつくことうけあいです!

購入はこちらから。





☆毎号、テクニック紹介のページがあります。
テクニックだけでなくドリルも面白いですよ。





☆#124ではマルセリーニョがアブダビで
使ったテクニックの数々を師匠のファビオ・グージェウが実演!
ファビオのノーギ姿もレアです!




☆グレマガといえばこの人、名物記者のルカ・アタラ氏。
グレマガ専属のカメラマン兼ライターで、しかもバッハの黒帯です。
だからルカの書く記事は実践的で面白いんです。
パンナムやムンジアル、さらにはヨーロピアンなど
連盟主催の大きな大会の会場には毎回来ていますよ。



2007年08月17日

『はじめてのブラジリアン柔術』

27981455.jpgDVDでマスター『はじめてのブラジリアン柔術』基本テクニックを何からなにまで身につける!

ブラジリアン柔術の基本技術をしっかり身につけるための入門書。

柔術の基本技術を網羅しており、詳細に至るまで紹介。

写真でわからない部分や見づらい部分がないように、様々な角度から撮 影して詳しく解説。

白帯・青帯柔術家、必須アイテム間違いナシ!

早川光由をはじめ、JFTメンバーのインタビューも収録されています。

「アートオブ柔術」とほぼ同じボリュームで、よりわかりやすく丁寧に解 説され、DVDもクオリティーアップ!

しかも本まで着いて1995円のバリュー価格!


著者:早川光由

判型:A5版 160ページ DVD 147分

定価:1,995円税込(本体1,900円)

発行:愛隆堂 

9月中旬発売予定!

乞ご期待!

2007年08月16日

高谷コラム「日本BJJ 夜明け前 其の壱」

  今年に入り、日本ブラジリアン柔術連盟の登録制度が強化され、それに基づいた連盟主催大会・公認大会といった、いわゆる公式戦が多く開催されている。
 
最初に連盟と言う形で発足したのは9年前、1998年のこと。先日第八回大会をむかえた全日本選手権も、この年の8月に第一回大会がおこなわれている。

 BJJ・JAMやコパ・パレストラといった大会も、この年の前半期に始まったものだ。

 その数年前まで、日本にはブラジリアン柔術競技の姿は(ごく一部を除いて)明確には伝わっていなかった。

伝聞を参考にその姿を模索し、創造されたルールによりブラジリアン柔術にアクセスせんとした大会が散見された時代・・

 筆者が参加したそのような大会のひとつについて回想してみたい。

1996年1月20日「全日本組技選手権」なる大会に、当時25歳の筆者は、まだ日本では謎の多かったブラジリアン柔術への強い関心、そして打撃以外はほぼ何でもありで時間無制限、一本勝ちのみというルールに惹かれ、迷わず参加したのだった。

ちなみにまだネットが浸透していなかった時代、格通やゴン格に掲載される大会情報・選手募集には常に目を通していたものである。
 
この大会のトーナメント表やルールを示したコピー紙が、筆者の手元に現存している。

以下、要約。

・反則はあらゆる打撃のほかは、目潰し・噛みつき・金的攻撃のみ。現在言うところのスラミングはOK。

・その他あらゆる投げ・関節・絞め技がOK。

・勝敗は参った・失神・タオル投入による一本か、反則による失格(故意なら一回・偶発的なものなら二回で)のみ。決着がつくまで時間無制限でおこなわれる。

・場外から出た場合は、審判がそのままの形で場内に戻し再開。

・体重無差別のトーナメント戦。 

試合当日は雪の降る、非常に冷え込みが強い日であった。

会場である埼玉県立武道館(現在たびたび大会がおこなわれる上尾のそれではなく、当時浦和にあったもの)も暖房が効いておらず、広いフロアに一面だけ畳を敷いた試合場は文字通り寒々とし、これから始まるいわば「裏試合」にふさわしいとも言える空気をかもし出していた。

主催者が簡単な挨拶をする。

やはりブラジリアン柔術の経験者のようだ。

聞こえてきた情報によると、ロスのマチャド道場青帯とのこと。

その真偽は今となっては確かめるすべもないが、当時の感覚では「マチャド=中井選手に勝った、グレイシーと並ぶ強豪(の道場)」「青帯=日本には存在しない柔術のオーソリティ」として、筆者の好奇心と闘争心を煽るには充分な肩書きであった。

その大会の顛末について(筆者の試合が中心となるが)、次回は書きたいと思う。 




同大会がレポートされたゴング格闘技96年3月23日付号
表紙は当時全盛の故アンディ・フグ




筆者が所有する大会ルールの記された紙



2007年08月15日

連盟関連のニュースを3つ!

bf9f63c1.jpg連盟関連のニュースを3つお知らせします。

まず最初はムンジアルの出場申し込みが明日に迫りました!

出場の方は早急にお申し込み下さい。

出場申し込みはこちらから。



二つめのニュースは国際連盟のホームページで興味深いビデオが公開されました。

これは「IBJJF Scoreboad Video」というタイトルで試合時のレフェリーのアクションやポイントのスコアの仕方など、これを見れば柔術のおおまかなルールがわかるようになっています。

5分半ぐらいの短いものですが、ぜひ一度見て見て下さい!

ビデオを見るのはこちらから。



最後は連盟主催大会「アメリカン・ナショナル」の開催のお知らせです。

この大会は9/30にパンナムと同じ会場のロサンゼルスのドミンゲスヒルズ大学体育館で開催されます。

大会の詳細はまだ発表されていませんがこちらがHPになります。



以上、連盟関連のニュースでした。

2007年08月14日

「マスターシニア」その他の試合

「マスターシニア」、その他の試合のレポートをお送りします。

今大会では珍しい選手の出場もありました。

やはり連盟主催の第1回マスターシニアということもあってみなさんも記念すべき初回大会の王者になるべく出場されたのではないでしょうか。

まずは茶シニア2ペナ級に出場の福本吉紀(クラブバーバリアン)選手。

テイクダウンでポイントを先取されましたが慌てず騒がず足関節技の攻防から最後は三角絞めを極めて西岡選手(パラエストラ酪農大)に一本勝ちしました。



足関節技の攻防から





三角絞め!




一本で優勝です!


そして茶シニア1プルーマ級に出場したドゥマウ・キモノス社長のエジソン籠原選手(INFIGHT)は三上敏也選手(チーム波紋会)にテイクダウンのポイントで判定負け!



負けてがっくりのエジソン社長


マスターやシニアの試合は試合時間が短いのでスタミナ面ではいいのですが、ポイントを先行されてしまうと挽回するのが難しいかもしれませんね。

紫シニア1アブソに出場したのはPRIDEにも出場したことがある本間聡選手(ストライプル・インターナショナル)。

本間選手は現在、佐渡で正道会館の支部を開設しています。

試合は互いにテイクダウンとリバーサルをやりあいポイント2-2でしたがバックのアドバンテージを与えてしまい本間選手は伊藤秀之選手(モンスターハウス)に初戦で負けてしまいました。



下から足関節技を仕掛けるなど頑張ったのですが…



アドバン差で初戦敗退でした。


青シニア3レーヴィ級にはプロ柔術「夏の陣」のプロモーターとして知られるホーリーイクイップ代表の堀口雅史選手(PUREBRED京都)が出場しポゴナクラブジム代表の平田真実選手と戦いました。

堀口選手が見事なスイープでポイントを奪取し6-0で快勝して優勝しました。



潜りのスイープを決めた堀口選手


マスター紫プルーマ優勝の坪井盛朗選手(パラエストラ渋谷)は名古屋の「グラップリングシュートボクサーズ名古屋」の元SB日本ウェルター級1位の坪井淳浩代表の実弟。



青いキモノが坪井選手です!


長い手足で素晴らしいガードワークを見せました。

最後にマスターシニアと同時に開催されていたジュニア選手権の優勝者を紹介します。

全日本・茶ペナ準優勝のヘナート・シウバの長女、ヘナータ・シウバちゃん(6歳)はプレミリン男子・女子混合で優勝しました。



ヘナートとヘナータのシウバ親子!


ちなみにヘナートは現在26歳でヘナータちゃんは6歳…。

ということはヘナートが19歳のときにできた子供ということになりますね。

やるな、ヘナート!

ちなみにヘナートの本名はヘナート・ダンタス・シウバ・ドス・サントスといいます。

ヘナータちゃんはヘナータ・ハルミ・ヤマダ・シウバだそうです。

ではまた明日。



2007年08月13日

「第1回マスターシニア」茶のカテゴリーの決勝戦

本日は「マスターシニア」の茶帯のカテゴリーの試合を紹介します。

今大会は日系ブラジル人が大挙して参戦してきており全日本に比べ国際色豊かな大会になりました。

特に重量級のカテゴリーでは日系の選手の活躍が目立っていました。

マスターの茶アブソ、メイオペサード、レーヴィ、ペナの4階級で日系の選手が優勝を果たし多くの日系ブラジル人のチャンピオンが誕生しました。

彼らの多くは東京以外からこの試合のために遠征してきており、試合に賭ける意気込みも相当なものだったようです。

ではこれから階級別に紹介していきたいと思います。



☆ガロ級決勝戦
佐藤豪(パラエストラ福島)vs服部洋介(パラエストラ新潟)
服部選手がテイクダウンで0-2で勝利



☆プルーマ級1回戦
澤田まこと(パラエストラ東京)vs井田悟(ストライプル)
井田がパスガードのアドバンテージで勝利




☆プルーマ級決勝戦
井田悟vs木幡卓馬(パラエストラ東京)
木幡選手が8-0で勝利




☆ペナ級1回戦
マルコス・ミヤタ(TOKAI BJJ)vs朝倉孝二(パラエストラ池袋)
マルコス選手が2-0で勝利
※決勝戦はマルコス選手が小林元和(バッハ長野)選手に
ポイント0-0、AD3-1で勝利して優勝





☆レーヴィ級決勝戦
ホジェリオ・デ・クリスト(ホシャ柔術)vs増沢慶介(MAX JIU-JITSU)
ホジェリオ選手が7-0で勝利




☆メイオペサード級1回戦
芳岡博之(YMC)vsジオバニ・ペレイラ(バッハ長野)
ジオバニ選手が5-0で勝利
※決勝戦はアデミール・オオタ選手がジオバニ選手に優勝を譲る




☆アブソ準決勝
小林元和(バッハ長野)vs松本幸正(INFIGHT)
小林選手が2-0で勝利
※もう一方の準決勝戦はジオバニ選手がアデミール選手に勝利を譲り
決勝戦は小林選手がアデミール選手に優勝を譲る




☆アブソ表彰台はバッハ長野が独占!
優勝 アデミール・オオタ(バッハ長野)
準優勝 小林元和(バッハ長野)
3位 ジオバニ・ペレイラ(バッハ長野)、松本幸正(INFIGHT)



2007年08月12日

速報!第1回マスター&シニア

連盟主催の「第1回マスター&シニア」が高田馬場からほど近い新宿コズミックセンターで開催されました。

今大会は300人以上の参加者を集め会場内は熱気に溢れ、大盛況のうちに大会は終わりました。



☆試合は3面で行われ各マット100試合を数える盛況ぶり




☆連盟会長の中井祐樹の挨拶で大会は開幕


まずは黒帯のカテゴリーの試合を紹介したいと思います。

大会の幕開けはマスター黒レーヴィ級の桑原幸一(グラスコ)vsエメルソン・トダ(ホシャ柔術)のワンマッチ決勝戦。

引き込んだ桑原がスイープ&マウントで6ポイントを先取しフィニツシュは送り襟絞め。

アジアチコ以来の試合を一本で快勝しました。



☆送り襟絞めで快勝した桑原幸一(グラスコ)



そしてその試合の後は無差別級の試合です。

マスター黒アブソは3人エントリーで変則巴戦です。

まず初戦で桑原選手と草柳選手が戦い、その敗者が荒川直道マルセロと戦い、その勝者が初戦の勝者と戦い優勝者を決めます。

まずは桑原vs草柳和宏(K'z FACTORY)。

巨漢の草柳を相手に引き込んでガードに入れて攻める桑原は相手のバランスを崩し頭が下がったところに三角絞め、これがズバリとはまり草柳はタップ、桑原がまたも一本勝ちで決勝戦へ。



☆巨漢の草柳をタップさせた見事な三角絞め!



☆会心の勝利に思わずガッツポーズ!


敗者の草柳は荒川マルセロ(ホシャ柔術)と戦い、危なげなくキムラで一本勝利、桑原とのリヴェンジマッチとなる決勝戦へ駒を進めました。



☆マウントからのキムラで一本勝ち!



☆アブソ決勝戦で再び桑原との対戦へ


再び相まみえた両者、今度は草柳が先に引き込みました。



☆草柳のガードを腰を高く上げてパスを狙う桑原



桑原はパスガードを狙いますが、なかなかパスするまでには至らずハーフまでが精一杯。

だがハーフとパスのアドバンテージを3つ重ねた桑原が判定勝利し、記念すべき第1回のマスター&シニアを2階級で制覇しました。



☆本日2度目の対戦は両者相譲らずポイントはなく
アドバンテージ差で桑原が連勝した


最後の黒帯の試合はマスター黒ペナのタマシロ・ウイリアム(ホシャ柔術)vs丹治章近(アカデミアAz)。

これまでレーヴィで試合をしていた丹治が初のペナ級にエントリー。

丹治はムンジアル参戦を控えており、ムンジアルはレーヴィでエントリーしてます。

減量はうまくいったようで動きもよくパスガード、マウントなどで大量得点を得て11-0の大差で判定勝利し、ムンジアルへ向けていい試運転ができたようです。



☆軽快な動きでマスター黒ペナを制した丹治


明日は茶のカテゴリーの試合を紹介します!




2007年08月11日

佐々が黒帯に昇格したムンジアル2005

今年のムンジアルで柔術に電撃復帰する佐々幸範(パラエストラ東京)。

佐々が2005年のムンジアルで日本人として初めて世界王者になり、その表彰台で師である中井祐樹から黒帯を巻かれました。

その時の秘蔵画像を公開します!

佐々は2005年のムンジアル茶ペナの決勝戦で同じく日本から参戦していた植松直哉選手と戦い勝利しました。

このとき両者は日本人同士の対戦を避けるため同じ所属、パラエストラで出場しました。

しかし佐々の初戦はAXISの片庭選手でやはり日本人対決になってしまいました。

その初戦の片庭戦が結果的に一番苦戦し、1アドバンテージ差で辛勝し接戦をモノにしました。

その後は危なげなく勝ち進み、2回戦、3回戦と一本勝ちを連発し好調さをうかがわせました。

準決勝戦ではコパドムンド優勝の実績がある強豪、ジョナタス・グージェウを得意のスイープによるポイントで破るなど快進撃を見せました。

そして決勝戦は前述した植松直哉選手です。

この歴史的なムンジアルでの日本人同士の決勝戦で植松選手にも場外際でスイープを決めて勝利し、佐々が優勝しました。

そしてその表彰台で感動的な黒帯昇格となるのでした。

佐々は黒帯に昇格後、翌年のムンジアルに自身の柔術引退を賭けて悲壮な覚悟で参戦しましたが2回戦でブルーノ・フラザトに破れベスト8に終わり柔術から引退しグラップリングに転向しました。

しかし今夏、突如として柔術に復帰、ムンジアルに挑みます。

佐々選手のムンジアルでの活躍を期待したいと思います!





☆ムンジアルの表彰台で中井祐樹から黒帯を
巻かれる佐々選手。





☆鶴屋選手のキモノを借りてパラエストラのロゴを誇らしげに誇示。
誰よりもパラエストラを愛する佐々選手ならでは。





☆遠征に同行していたパラエストラのメンバーに
ムンジアル優勝と黒帯昇格を祝福されました!

2007年08月10日

全日本マスター&シニア、出場選手紹介

3c8ab3d9.jpg今週日曜に新宿区・大久保にある新宿コズミックセンターで開催される連盟主催大会「第一回全日本ブラジリアン柔術マスター&シニア選手権」のトーナメント表が発表されました。

今大会も延べ360人を越す多数の出場者を集め、真夏の大一番といっていい熱戦が期待されます。

黒帯の試合は3試合組まれています。

マスターペナのタマシロ・ウイリアムvs丹治章近、マスターレーヴィのエレルソン・トダvs桑原幸一、マスターアブソの桑原幸一vs草柳和宏の3試合です。

ペナとレーヴィは日本人vs日系ブラジル人の対戦で、アブソはJFTでも練習仲間の対戦となります。

特に黒帯のカテゴリーに出場する日本人の3選手は全員JFTでの練習メンバーであり、先日の全日本でもそうでしたが黒帯になっても試合に多く出るJFT勢の姿勢は高く評価されることでしょう。



☆グラスコ代表の桑原選手は昨年のパンナムで準優勝。
今大会では黒帯のレーヴィとアブソの2階級に出場。




それでは次に茶のカテゴリーに出場する注目選手を紹介したいと思います。

茶帯シニア2ペナ級に出場するのは福本吉記選手はクラブバーバリアンを主宰しておりDEEP女子王者のMIKU選手やBARBARO44選手らの師としても知られています。

自身も先日、総合デビューをし打撃で見事なTKO勝ちをしています。

茶シニア1アブソに出場するのは増沢慶介選手。

増沢選手はMAX増沢の名でこれまでは試合に出場していましたが今回は本名での出場になります。

増沢選手はMax Jiu-Jitsu Academy & Yoga Studioの代表で選手としても今年のパンナムで階級別&無差別で3位入賞の実績があり、今大会でも活躍が期待される選手です。



☆本名で出場のMAXこと増沢慶介選手。
パンナムでの2冠の実績が光る。



茶シニア1プルーマ級に出場するのはキモノメーカー「ドゥマウ」の社長のエジソン籠原選手。

いつもは自分で大会も主催しているので自分が試合に出る機会はなかなかないのですが、今回は満を持しての出場となります。

エジソンさんの選手としての姿は非常に貴重なので注目でしょう。



☆ドゥマウ・キモノスの社長、エジソン籠原。
口グセは「お金ナイヨ〜!」
来年にMMAのプロ大会開催を企画中。
ビジネス面での活躍はここを参照。



茶マスター・メイオペサードに出場する芳岡博之選手はYMCの代表で柔道の猛者としても有名です。

柔道の腕前は五段でかつてはトーナメントオブJにも出場した経歴の持ち主です。

同じカテゴリーに出場するルシアーノ山崎選手は日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語の4ヶ国語を操る国際派柔術家です。

かつてはレーヴィからメジオ級に出ていたのですが今はメイオペサード級…。

みんなトシを取ると減量がキツイのでしょうか。

茶マスターペナに出場の朝倉孝二選手も今年のパンナムで準優勝、デラヒーバカップでは優勝の実績があるベテランです。

長く試合から遠ざかっていましたが、今年になって精力的に試合に出場しています。

リニューアルオープンしたパラエストラ池袋の代表として頑張って欲しいですね。



☆デラカップ優勝、パンナム準優勝の朝倉選手。
日本の柔術黎明期から活躍する大ベテラン。
'97アマ修斗準優勝の実績もある。


茶マスタープルーマ級に出場するのはストライプルの井田悟選手。

井田選手は角刈り頭が似合っているテクニシャンで各地で開催されるセミナーにもよく出席しテクニックの向上に努めている努力家です。

昨年の春に開催されたアンドレ・ガウヴァオンのセミナーは2部に渡って行われたのですが、その2部両方に出席したのには驚かされました。

セミナーで培ったテクニックの成果はこのトーナメントで発揮できるでしょうか?



☆角刈りがお似合いの井田選手。
セミナー大好き。
テクニックDVDも大好き。



その井田選手と初戦で戦うのがパラエストラ川越の代表を務める澤田まこと選手。

澤田選手は元・慧舟會で柔術がやりたくてパラエストラ東京に移籍してきた変り種の選手でパンナムやブラジルにも遠征し大会に多く出場してきました。

今大会後にはムンジアルへの出場も決まっており、ここはスッキリと優勝してムンジアルへ弾みをつけたいところでしょう。



☆ムンジアル出場を控える澤田選手。
パラエストラ川越の代表を務め、佐々選手の海外遠征時のよきパートナー。
画像はパラエストラ川越のHPから。




茶マスターガロの佐藤豪選手もベテランで東北の重鎮。

パラエストラの支部を4つ束ね、日々指導にい汗を流しています。

先週日曜にはコパ・東北も主催し東北一のビックトーナメントとして大きな成功を収めたようです。


今大会の観戦は無料なのでぜひ会場に行っての観戦をオススメします。

マスターならではのキャリアに裏打ちされた熟練のテクニックを見ることができるでしょう。

トーナメント表はここから見ることができます!




2007年08月09日

ヴァンダレイ・シウバのシグネイチャー・キモノ!

2a0d5790.JPGかつてKORALから発売されていたヴァンダレイ・シウバのシグネイチャー・キモノがあったことをご存知ですか?

このキモノはKORALがヴァンダレイを含むシュート・ボクセ・チームとスポンサード契約が成立した記念に世界限定100着で販売されたものです。

ヴァンダレイにキモノ?と当時は思ったのですが、ヴァンダレイは柔術の黒帯も所持(ちゃんとカリーニョスが認定した帯で連盟公認です!)してるので、ヴァンダレイ・モデルのキモノがあってもおかしくはないですね。

ヴァンダレイはこのキモノが発売された当時(2004年)、PRIDEではヴァンダレイの全盛期で柔術&総合に関わらず影響力はかなりのものでした。

PRIDEでの入場時にこのキモノを着て入場してきたヴァンダレイを見て違和感を覚えつつも「まんざら悪くもないな」と思ったのを記憶しています。

しかし肝心のこのキモノの売れ行きは他のキモノに比べて異常に高かったため(US$300!!)、一部の熱狂的なヴァンダレイのファンが買うに留まり、柔術の「やる側」にはあまり売れていなかつたように思います。

でもかつて一度だけこの高価なキモノで試合をしていたリッチな人を見たことがあります!

いるとこにはいるんですね〜。

このキモノを買い、しかも使っている人が!

もし自分がこのキモノを買うという大英断を下したとしてもコレクションとして永久保存、着るなんてもっての他ですね。

なんたって普通のキモノの倍の値段なんですから!

キモノ自体はKORAL製なので非常にいいのですが、いかんせん値段が高かったので日本ではなかなか目にかかることもなく、入荷したのか完売したのかどうかもわかりませんが、海外のサイトでもいつのまにか目にしなくなりました。

ちなみにこのキモノ、一着づつにナンバリングしてあり、日本人になじみの深い番号である51番(A2)とラッキーナンバーである77番(A3)のキモノはある日本人の手にあることを報告しておきます!

2007年08月08日

ムンジアルの会場はピラミッド!

ムンジアル開幕まであと3週間を切りました!

今回は会場となるロングビーチ・ピラミッドを紹介したいと思います。

この会場はカリフォルニア大学の体育館で2005年にアブダビが開催されたことで知られています。

その建物の外観がピラミッドそのものの形をしているのが特徴で、通称ロングビーチ・ピラミッドと呼ばれているそうです。



☆会場の外観。
ピラミッドそのものです!


会場の内部には大きなフロアが広がっておりアブダビのときは3面でしたが柔術のマットならばその気になれば10面ぐらいは取れる広さです。

そして観覧席も四方にあって収容人数は軽く5000人は入るでしょう。

大きさ的にはちょうど有明コロシアムをひと回り小さくした感じでしょうか。



☆アリーナは広く観客席も完備です!


そして館内には物販スペースと軽食を買える売店があります。

今年のムンジアルもKORALがスポンサーなので場内でKORALの物販が行われることでしょう。

ちなみに日本のある会社がムンジアルに物販スペースを出そうとしたところ「KORALがメインで物販をするのでダメ」と断られてしまったそうです。



☆海外の物販は会場内でもクレジットカードが使えるので便利です!


ここの売店で食べたホットドックが異常にうまかったのを強烈に覚えています。

ふわふわのパンに太いソーセージだけのシンプルなものなんですが、これがホントにうまかった。

トッピングのクラッシュ・ピクルスも程よい甘さと酸味でそれだけでも食べたほどです。


今回もぜひ食べたいと思ってます!



☆最高にうまかった会場内の売店のホットドック!

その他にもいかにもアメリカ!な感じのプレッツェルや具だくさんのピザ、巨大なコーラなどもあります。

例年のムンジアルでは会場の中で売ってる冷たいサンドイッチや会場付近の軽食しかなかったのですが、今回は食事の面ではこれまでより確実に充実してます。

これはアメリカ開催になってよかったことの一つですね。

トイレももちろんキレイですし!

チジューカのトイレはホント汚いんで苦手です…。

出場申し込み締め切りは8/16、あと一週間です。

出場する方は早急に申し込みを!

エントリーはこちらから。




2007年08月07日

デミアン・マイア、UFCへ!

90029afb.jpg自宅の1室にタタミを敷いた部屋を持ち柔術セレブとして知られるデミアン・マイアがUFCと契約を交わしたそうです。

デミアンは柔術では地味ながらも穴のないオールラウンダーで大会では常に優勝、入賞をしており、その実力者ぶりは周知の通り。

しかしその地味さが災いしてか同門のジャカレやレオジーニョらに比べると実績では決して遜色はないものの、人気、知名度では大きく出遅れている感は否めません。

ですが今回のこのUFCとの契約で一気に名を広めるチャンスであるであると同時に自身のキャリアでも重要な意味を持つのは間違いないでしょう。

ここでひとつデミアンのエピソードを紹介します。

今年のアブダビでターシスと戦ったデミアンはその試合でターシスに勝ちました。

喜ぶセコンドのブラザの面々。

そのブラザにおいてターシスのセコンドをしていた元同門であるファビオ・グージェウにただ一人、歩み寄り握手を交わしました。

自分の見た限り、ブラザ勢の中でファビオと握手をしたのはデミアンだけでした。

今は袂を別ったです相手にもきちんと敬意を表するデミアン。

偉いですね!

そんな地味な実力者でいい人なデミアンにはぜひUFCでも頑張って欲しいですね!


2007年08月06日

「LUTADOR ONE MATCH FIGHT」

8/5(日)に新宿コズミックセンターでIF-PROJECT主催「LUTADOR ONE MATCH FIGHT」が開催されました。

柔術大会が今ほど多くなかった時期にはこうしたワンマッチ大会がたくさん開催されていたのですが、近年は選手の増加に伴い、ワンマッチ大会はなくなってしまいました。

次週には連盟主催の「マスター&シニア」が開催されるので、その調整を兼ねて出場した選手や、この大会が初試合という選手も多く、気軽に出れる大会としてワンマッチ大会もたまにはいいのではないでしょうか?



ガードから素晴らしい腕十字を見せた大矢選手が柔術部門で最短一本となる1'23で一本勝ち。





白帯 女子ペナ級 
○大矢 裕子(バルボーザジャパン東京)
×勝野 泰江(クロスポイント吉祥寺)
1'23 腕十字




この日、3試合を戦い全勝した廣田選手。
青帯 アブソリュート級 6分
×丸本 昌平(GRABAKA JIU-JITSU CLUB)
○廣田 佑記(バルボーザ・ジャパン東京)
0-0 A1-2




川原ハモンはこの腕十字で負傷しグラップリングの試合を棄権してしまった。
紫帯 アブソリュート級
○早川 信彦(パラエストラ町田)
×川原ハモン(パラエストラ八王子)
1'24 腕十字





最近グラップリングで頭角を現しつちある牧野選手。
スタミナ十分の若い選手で柔術紫帯の武田選手を降す
金星を挙げ、グラップリング部門のMVPを獲得。




Giグラップリング アダルトエキスパー ト ガロ級
○牧野 仁史(アカデミア・リバーサル)
×武田 宜大(トライフォース)
4-2




大会に多く出場する水野選手は2試合を戦い2連勝。
豪快な投げで会場を沸かせた。




Giグラップリング アダルトエキスパー ト メジオ級
○水野 健次(ポゴナ・クラブジム)
×田辺 春夫(SKアブソリュート)
4-0



江頭2:50を彷彿させる黒のロングスパッツで
出場して会場の笑いを誘った三隅だったが
試合は秒殺で最短一本勝ち賞を獲得した。
「ロングスパッツは動きやすいんですよ」(三隅)




Giグラップリング アダルトビギナー ガロ級
×中村 剛(パラエストラ池袋)
○三隅 史郎(PARAESTRA千葉)
0'27 キムラ



今大会の最終試合は紫帯の柔術マッチ。
両者相譲らぬ試合はアドバンテージ差で武田が辛勝した。





紫帯 ガロ級
○武田 宜大(トライフォース)
×蒲池 明成(K'z FACTORY)
0-0 A1-0

☆公式結果は主催者発表のものを参照して下さい。




2007年08月05日

高谷コラム 「知られざるコンデ・コマの一戦・その弐」

先週の高谷コラムの続きです!

今回も充実の内容で必読です!

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「知られざるコンデ・コマの一戦・その弐」

ここに一冊の記念誌がある。

「学習院柔道120年史」、平成17年12月に出版されたものである。

これによると後のコンデ=コマ、前田光世は明治34年(1901年)4月から明治37年10月、二度と日本に戻ることのなかった宣揚柔道の旅にでる直前まで、学習院助教として柔道教育に携わっていたという。

当時は前田栄世という名であった。

柔道の創始者・嘉納治五郎師範が学習院教授をつとめていた関係で、同院では初期より柔道教育が取り入れられていた。

明治中期頃からは柔道大会と称して、学生や講道館門人による対抗戦・高段者による形の演武や掛け勝負(1人の高段者に対し、5人もしくは7人の選手が勝ち抜き戦を挑むもの)などが行われるイベントが定期的に実施された。

明治34年11月9日に行われた何回目かの柔道大会。

当時参段の前田栄世は、初段5人を相手とする掛け勝負に臨んだのだった。

ところで、いわゆる掛け勝負というものは、高段者の実力とその技の美しさを見てもらおうという極めて予定調和的なアトラクションであり、通常は高段者が見事な技で余裕を持って5人ないしは7人の挑戦者を勝ち抜くものであった。また時にはあえて全ての試合を違った決まり手で終わらせることもあったという。

余談であるが、昭和10年にはかの木村政彦も学習院柔道大会において7人掛けを披露、当然のように全勝している。

閑話休題。この前田の掛け勝負の顛末について、当時の記事を同記念誌より引用する。

「五人掛け勝負は始まり、前田氏、講道館中屈指の勇士にて、現今本院の助教たり。

一撃川口氏を背負投げ、次で末松氏を挫き、杉村氏と揉み合うこと稍久しかりも終に其功を奏して、大角氏と取組みたり。

満場闃として水を流すが如く、観者息を凝らして其活劇を見る計らざりき。

流石の勇将も敵の逆手に懸かり事茲に止まらんとはいかなるはずみにや、猿猴木より落つるも亦理りと言う可し。」



さらに記録がある。



参段 前田栄世 ○ 背負投げ   川口鹿二郎(初段)
    同   ○ 不明     末松正實 (初段)
    同   ○ 不明     杉村陽太郎(初段)
    同     関節技  ○ 大角桂嚴 (初段)
    同     不戦     八谷護  (初段)


このように、5人掛け勝負の4人目においてまさかの敗戦、それも関節をとられての負けを喫してしまったのである。

前田はこの敗戦をどう受け止めたであろうか。

アトラクションでの失敗として、苦笑いしたであろうか。

否、そうではあるまい。

更に想像を膨らませれば(多分に現代的視点であるかもしれないが)、この一戦で寝技の重要性を認識したのかも知れない。

前回ふれた、後の海外でのただ2つのレスリング大会での敗戦や、これ以前の講道館修行時代(無段時)「14、5人を勝ち抜いた後とうとう投げられた」と伝えられる敗戦などは、むしろ前田の誇り高き武勇伝として伝えられている。

猿も木から落ちると表現されるような不覚は、知られざるこの一戦(他の文献では「学習院で五人掛りを行った時は、前田は最強の五人を勝ち抜き」とされていた)だけだったかも知れない。

この数年後、前田は世界へと旅立ち、昭和16年(1941年)11月28日にブラジル・ベレンにて逝くまで、日本に戻ることはなかった。

享年63歳。

人に歴史あり。

終焉の地ブラジルをはじめ、前田の訪れたさまざまな国に知られざる記録や伝聞がまだまだ残っていることだろう。

今後それらの発掘に期待したい。

また、拙文を読んでいただいた柔術家の方々が、前田光世=コンデ・コマの事跡について興味を持っていただければ幸いである。

柔術家に限ったことではなく、人がそのアイデンティティーとするものの来歴を知ることは、とても意義深いことだと思うからだ。






筆者も編纂に参加した「学習院柔道120年史」




筆者が代表を務めるパラエストラ吉祥寺道場には
前田光世とその師・嘉納治五郎の写真が掲げられている

2007年08月04日

ムンジアルの出場者の中間集計

4ed41c7e.JPGムンジアルの出場者の中間集計が出ました。

現在、オンラインで出場申し込みをしている国別の出場者数です。

オーストラリア - 3
ブラジル - 59
カナダ - 11
ドミニカ共和国 - 3
エクアドル - 1
フィンランド - 5
フランス - 2
イタリア - 4
ジャマイカ - 1
日本 - 59
韓国 - 1
ノルウェー - 5
ペルー - 1
ポーランド - 1
ポルトガル - 1
セルビア - 1
スウェーデン - 4
スイス - 3
イギリス - 10
アメリカ - 466

このリストで注目すべき点は現時点での参加予定者人数が日本とブラジルが59人で並んでいることでしょう。

最終的にはブラジル人の方が多くなるでしょうが、それでも日本からの出場者数は開催国のアメリカ、ブラジルに次いで3位です。

日本の次がイギリスですが現時点ではまだ10人の出場予定に留まっており、日本の59人には遠く及びません。

しかし開催国であるアメリカの出場予定者数は圧倒的で現時点でもう466人です。

最終的には一体何人になるのか想像がつきませんが、大会全体の出場者はパンナムで記録した1700人を上回ることは確実でしょう。

ブラジル以外の国で初めて開催されるムンジアル、今のところは順調のようです!

★画像は2005年のアブダビで今回のムンジアル会場であるロングビーチ・ピラミッドに来場したカリーニョス。
このときにはすでに将来のムンジアル開催予定地として会場を視察していたのでしょうか?


2007年08月03日

新黒帯誕生!

51bc39ce.jpgアロイジオ・シウバが新たな黒帯を誕生させました。

その新黒帯はジョー・カマチョです。



☆ジョー・カマチョ


カマチョは総合でもすでに8戦を戦っており日本にも来日経験があります。



☆来日時はまだ茶帯でした!


日本ではREALRHYTHMに来日しREALRHYTHM 2で柳生正樹選手に勝利、REALRHYTHM 3で梶田高裕選手に引き分けており1勝1分の戦績です。

その他にはアルバート・クレーンには腕十字で負けていますが、加藤鉄史選手には柔術家らしからぬヒザ蹴りでのTKO勝利しています。

ムンジアル前に黒帯に昇格したので、もしかしたらこの昇格はムンジアル出場に向けてのものなのかもしれませんね。






2007年08月02日

チンギーニャ、ムンジアル出場へ!

92e3487a.jpgあのスパイダーガードで有名なマウリシオ・マリアーノ爛船鵐ーニャ瓩なんとムンジアルに出場するようです。

チンギーニャはここ数年は道場の移転や教則DVDの撮影などで忙しかったようですが、ようやく柔術に復帰する状況が整ったようです。

今年のムンジアルはチンギーニャの地元のカリフォルニアでの開催なので、それも好都合だったのかもしれません。

チンギーニャのムンジアルでの実績は98年に黒レーヴィで3位に入賞したことがあります。(ちなみに優勝はレオジーニョで準優勝はマーシオ・フェイトーザ)

かつてはオレンジカウンティにバッハの支部を持っていたチンギーニャですが、バッハ・アメリカの設立時にオレンジカウンティの支部を閉鎖し、現在はアナハイムに自身の名を冠したジムを開設しました。

そして精力的に教則DVDを製作しておりこれまで3作品を発表、どれも好評のようです。

特に最新作の「EXTREME OPEN GUARD」は日本の市場を意識して日本語吹き替えも収録されています。

スパイダーガードといえばチンギーニャ、のイメージですが、このスパイダーガードは元々はヘンゾが考案したものだとドラクリーノに聞いたことがあります。

まだヘンゾがリオのバッハにいた頃にこのスパイダーガードを考案し、それを習ったチンギーニャがそこから発展させていろいろなテクニックを編み出したようです。

チンギーニャは長らく試合から遠ざかっていましたが、久しぶりのムンジアルでスパイダーガードで活躍して欲しいですね!

2007年08月01日

高谷コラム 「知られざるコンデ・コマの一戦・その壱」

2be8d59e.jpg今日は高谷聡さん(パラエストラ吉祥寺)のコラムをお届けします!

高谷さんはたびたびこのブログにも登場し、そこそこの人気を獲得しています。

そして先日の全日本でもそこそこに活躍し黒アブソでは秒殺されましたが黒レーヴィでは準優勝しました。

高谷さんは文才もあるようで、このコラムもなかなかの力作です!

興味深い内容なのでぜひ読んでみて下さい。

続きは来週掲載の予定です!

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前田光世。

1878年(明治11年)、青森県出身。

明治30年代、講道館新世代のホープ。(明治10年代の第一世代にはかの姿三四郎のモデル・西郷四郎ら。その次の前田よりやや先輩にあたる世代には、サンボの源流として伝えられる日露戦争の軍神・広瀬武夫らがいる)

ブラジリアン柔術をたしなむ者ならば、誰しもコンデ・コマ=前田光世の名前を耳にしたことがあるだろう。

カーロス・グレイシーらに技術を伝えた、ブラジリアン柔術のルーツとしての存在。(特にこれについては、ここでストーリーを述べるまでもあるまい。)

また、アマゾン開発ならびに日系移民たちへの関わりは、来年の移民100周年・日本ブラジル交流年をむかえるにあたり、今後その果たした役割が再評価されることは必至だろう。

特に柔術関係者の間で伝えられるブラジルでの彼の事跡は、その後半生での出来事である。そしてブラジルが、その終焉の地となったのである。

日本において、グレイシーやブラジリアン柔術の存在が知られる以前に前田の主な事跡として知られ、明治後期から大正年間にはリアルタイムでその雄雄しい活躍が(日本人全体が「坂の上の雲」を見上げていた時勢も相まって)若人の血を沸かせたストーリーは、いわゆる「柔道武者修行」「世界制覇」、講道館柔道を世界に宣揚せしめた海外での戦いの数々であった。

周知のエピソードもあろうが、伝えられているいくつかを列挙したい。

・1905年、ニューヨークにてブッチャーボーイなるレスラーと対戦。最後は腕十字により完勝。

・同年同地、マイヤーなるレスラーを締め落として勝利。

・1907年、ロンドンにてレスラーのユーイチに脚関節、ジャック・マードンに腕関節で勝利。

・同年同地、ジャック・ブランドンというボクサーに関節技で勝利。

・1909年、ヨーロッパのレスリング選手権(キャッチ・アズ・キャッチ・キャン)に出場し、本来の中量級で準決勝、他の日本人の代打で出場した重量級で決勝進出。それぞれ敗れはしたものの、おおいに健闘し、喝采を浴びた。戦歴上唯一の、道衣を着た他流試合ではない他競技への挑戦であり、海外で喫した敗戦でもある。

・日時不明、メキシコにてトートラルという、引き分けを申し出てきたレスラーの腕関節を極め勝利。

・1910年、メキシコにてレスラーのカービオと対戦。一本目は腕、二本目は脚関節で完勝。

・同年、キューバにてプロレスラーのジャコブセンと対戦し、持病のリウマチの影響で大苦戦するも、腕関節を外して勝利。

・キューバ滞在時、近隣を旅行中のプロレスリング世界チャンピオンのフランク・ゴッチ、また初の黒人ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのジャック・ジョンソンに挑戦。が、実現には至らず。

これらの戦いの後、最終的にはブラジルへと渡るわけだが、一般に伝わる「1000試合無敗」は決して大げさではないようだ。

全ての他流試合が、自らに有利な道衣着用のものであったとはいえ、伝えられる敗戦も、上記の(本職ではない)レスリング大会でのものだけであるという。

また、多くの勝利が関節・締めによるものでることも、現在のブラジリアン柔術の姿を想起させ、そのルーツとして大いにうなずけるものであろう。

この前田光世=コンデ・コマの世界をまたにかけた雄雄しいばかりの活躍からすると意外な一戦について、「その弐」では紹介したい。