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2008年11月

2008年11月30日

第2回・アジアチコ、初日の結果

東京都足立区綾瀬にある東京武道館にて第2回・ブラジリアン柔術アジア選手権、通称アジアチコの初日が開催されました。

大会初日は黒、茶、紫のアブソルート級と青帯の階級別、女子の青紫の混合トーナメントと女子・白帯が開催され、どのカテゴリーも熱戦続きで大きな盛り上がりを見せました。

主な優勝者は以下の通りです。

★アダルト黒アブソルート
マイク・ファウラー(PUREBRED/ロイド・アーヴィン)


★アダルト茶アブソルート
ジョナサン・トーレス(PUREBRED/ロイド・アーヴィン)


★アダルト紫アブソルート
カッシオ・フランシス(グレイシーバッハBH)


☆女子アダルト・紫&青帯

ガロ
★杉内由紀(ポゴナ・クラブジム)

プルーマ
★山口芽生(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ)

ペナ
★シルマラ・エリカ・オッタニ(ホシャ柔術)

メイオぺサード
★江本敦子(パラエストラ小岩)


初日はなんといっても黒アブソルートが素晴らしい試合の連続でした!

優勝候補のマルコス・ソウザ爛泪襯ーニョス瓩2連続の秒殺一本勝ちで決勝戦に進出すると、反対側のブロックからはマイク・ファウラーが中山徹、入來晃久のトップ日本人選手に勝利して勝ちあがりました。

そして迎えた決勝戦。

ポジショニングでマイクを圧倒したマルキーニョスが大量ポイントをスコア、そのまま圧勝かと思われましたが、試合終了53秒前、マイクがガードからの腕十字を一瞬で極めてマルキーニョスがタップ、大逆転勝利!

その瞬間、会場内は大歓声に包まれ、ポイントで大きくリードされながらも最後の最後に極めきったマイクはこれぞ柔術!という醍醐味といえる試合を実践し、惜しみない拍手が送られました。



ポイントで大量リードしたマルキーニョスでしたが…

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2008年11月29日

第1回アジアチコを振り返る

いよいよ本日開幕の第2回アジアチコ!

今日は特別企画として「第1回アジアチコを振り返る」をお送りします。

2006年当時はまだこのブログは開始前だったので初公開画像満載です!

これを見てから会場に行けば2倍アジアチコが楽しめる!(はず)



会場は今回と同じく足立区綾瀬にある東京武道館。
6面で開催されましたが、第二回大会は8面開催となる予定。




左から日本連盟会長、中井祐樹、国際連盟会長、カルロス・グレイシーJr、日本連盟副会長、タカオ谷。
第1回大会もイサミ/リバーサルが大会をスポンサードし記念Tシャツが配布された。




ブラジルから新鋭のホムロ・バハル(バッハ)が来日、階級別&無差別の全試合一本勝ちで優勝、2階級制覇を達成!




普段はペナ級の小野瀬選手があえて無差別のみに出場。
巨漢黒帯のウルプアノ・マラチアスからスイープで勝利を挙げる金星。




無差別級表彰台。
左から準優勝、セオドロ・カナル、優勝、ホムロ・バハル、3位、小野瀬龍也、レオポルド・カナル。




柔術女王、キーラ・グレイシーに日本初試合も遂に実現!




服部選手のスパイダーガードに苦戦するも辛くも勝利し、女子・茶黒レーヴィで優勝。



黒ガロは後に2年連続ムンジアル準優勝を果たす本間祐輔が優勝。




日本トップの一角だった鏑木選手を降し、その後の飛躍を予感させる活躍を見せた。




黒プルーマは宍戸勇(PUREBRED)が磐石の強さを見せて優勝した。




決勝戦では実力者、マウリシオ・ソウザからも三角絞めで一本勝ち。
宍戸選手は今回もプルーマで出場、マウリシオ選手は1階級上げてペナで出場する。




黒ペナ優勝は渡辺孝(パラエストラ新潟)。
この年のドゥマウ大会で敗れた関口選手にリベンジを果たした。




黒レーヴィ優勝は杉江アマゾン(ALIVE)。
杉江は今大会では1階級アップのメジオ級にエントリー。




当ブログで人気コラムを寄稿中の高谷聡(パラエストラ)はレーヴィ&無差別に出場した。




無差別では初戦敗退もレーヴィでは3位に入賞を果たす。




茶ペナ優勝は石川祐樹(トライフォース柔術アカデミー)、準優勝は広瀬貴行(パラエストラ葛西)、3位、嶌崎公次(クラブバーバリアン)。
石川選手は表彰台で黒帯に、広瀬選手も後に黒帯に昇格。
この石川、広瀬は両選手は今大会でともに黒ペナに、嶌崎選手は茶ペナにエントリーしている。




茶レーヴィは半谷泰祐選手(パラエストラ東京)が富樫健一郎選手(パラエストラ広島)とのパラエストラ同門対決を制し優勝した。




女子・紫プルーマは総合でも活躍中のMIKU(松本未来)が優勝している。






「レフェリー講習会」

今日は午後1時半からトライフォース柔術アカデミーにてIBJJF審判部長のアルバロ・マンスール氏によるレフェリー講習会が開催されました。

アルバロ氏のレフェリー講習会が行われるのは今回で2回目、前回もアジアチコの前日に開催されました。




前回のレフェリー講習会の様子。



東京武道館でマット設営してる横で行われました。




アルバロ・マンスール。
前回と比べて少し太った?




通訳は前回同様、バッハ日本総代表の滝川さんが務めた。
滝川さんはポルトガル語が話せる日本人なので通訳ばっちり!
よくある日本語が話せる日系ブラジリアンの通訳と比べると雲泥の差です!




日本のレフェリー経験者も改めて講習会に参加。
間違いのないレフェリングをするべく日々精進してるのです。




韓国から参加したイ・スンジェ。
アルバロがポルトガル語で説明し、それを滝川さんが日本語に通訳、そしてトライフォース麹町代表の石川さんがイさんに英語で伝える、という複雑な手順で説明。
イさんが明日の実技テストでパスしたら韓国人初の公式レフェリー誕生です!




疑問点があったらすぐに質問できるのが講習会のよさ。
ここぞとばかりに細かい質問が飛び交う!
「この場合はどう?じゃこのポジションだったら?」
その全てに明確に答えるアルバロもスゴイ!




最終的には20名以上の参加者を集めた講習会。
実に6時間以上も行われました!




参加者の記念撮影。
この参加者らが明日あさってのアジアチコで実技試験に挑みます!



最後にレフェリー講習会に参加した新明くんの感想を紹介します。

「2時スタートで途中休憩を挟みながら結局8時半まで約6時間以上に渡り、テンションが下がることなく、みんなでアルバロに質問しまくりの状態を保ちながら惜しまれつつ終了といった感じでした!

BJJ競技規則に沿って項目ごとに区切って身振り手振りを交えて進んでいきました。

全ページ余すところなく講習がありました。

特に間違えやすい解釈、レフリーに気を付けて見てほしいところに重点を置いて細かく説明がありました。

数々の質問に迷うことなく回答する姿はさすが!と言った感じでした。

項目の中ではテイクダウン、パスガード、ルーチ、ストーリングについての質問が多くアルバロも説明に多くの時間を割いてくれた印象があります。

とにかく中10分の休憩のみで立ちっぱなしでしゃべり続けるアルバロのパワーにびびりました!

そして最後にかっこいい『講習会修了証』をいただき、講習会は終了しました!」


新明くん所有の『講習会修了証』。
かっこいい!




2008年11月28日

外国人、続々来日!

アジアチコに出場する選手やスタッフが続々と来日しています!

まずは運営陣の要、連盟会長・カリーニョスに審判部長・アルバロ、そしてマーシオ・フェイトーザの3人の重鎮が揃って来日しました。

アルバロは休む間もなく明日の午後に行われるルール講習会に出席します。



左からアルバロ・マンスール、マーシオ・フェイトーザ、カルロス・グレイシーJr.



そして出場選手ではマスター青プルーマのパンナム王者でムンジアル3位のTho選手がボストンから来日。

パラエストラ小岩に泊り込んで試合に向けての練習に熱が入っています。

なんとこの選手は青帯のくせにスポンサー付きで、今回のボストン〜成田の往復航空券代金(しかもビジネス!)の$5500(約60万円!)を出してもらってます。

すごいですね!

スポンサーはキモノの背中にデカデカとパッチが貼られている「Wiki Gazette」というウェブサイト運営会社らしいです。



青帯のくせにスポンサーが付いてるTho選手。
マスター青プルーマに出場です!



オーストラリアからは6選手が昨夜、日本に到着しました。

6選手のうちオーストラリア人は2人だけ、という多国籍軍チームです。

航空券が安いから、という理由で大阪経由で東京入りしましたが、見るからに疲労困憊。

なぜなら到着フライトが遅れてしまい、昨夜のうちに新幹線で東京入りする予定だったのが、新幹線がすでになく、仕方なく深夜バスで早朝に東京入り。

そのまま睡眠不足のまま買い物に繰り出し、合流したときはすでに疲れがありありでした。

それでも明日はオフということで「サムライ・ミュージアムに観光に行く!」と張り切っており、今夜は早々に就寝となりました。



オーストラリアチーム・その1。
カニッタ(タイ人)は女子・白プルーマ、ダニエル(オーストラリア人)はアダルト茶レーヴィに出場!
カニッタはスマックガールの試合で来日したことがある総合格闘家&ムエタイ選手です。
余談ですがこの二人は焼きそば大好き!
昼食はカタ焼そば、夕食も焼きそばでした!




オーストラリアチーム・その2。
ジョン(オーストラリア人)はアダルト青メジオ、パウロ(ブラジル人)はシニア2黒メイオペサードに出場!
パウロはフラビオ・ベーリンギの元で柔術を始め、ヒクソンの黒帯であるジョルジ・ペレイラから黒帯を授かった選手でアブダビ・ギのオーストラリア予選のプロモーターでもあります!




オーストラリアチーム・その3。
ソン(韓国人)はアダルト青プルーマ、マーカス(ドイツ人)はアダルト青メジオに出場です!
しかし減量あるのにのん気にカツ丼なんか食ってて大丈夫なんでしょうか?!


2008年11月27日

アジアチコに出場の小野瀬龍也選手!




このブログではたびたび取り上げていますがファイト&ライフのアジアチコ出場選手インタビューに出れなかった小野瀬選手。

久しぶりの日本での試合なのに、いまいち注目されてない気がするのは気のせいでしょうか。

自分の予想ではアジアチコの優勝候補筆頭ではないでしょうか?

出場されている選手に失礼を承知で予想すれば本命・小野瀬、対抗・マウリシオ、と予想してます。

この人は地味なルックスのせいか、ホントに過小評価されてると思います。

小野瀬選手は日本の黒ペナのトップ選手の一人です。

しかもスパイダーガードを使わせたら世界でも1、2を争うんじゃないか?!と思わせるぐらいのテクニシャン。

それでいながらスパイダーガードが使えないノーギでも強い。

また試合では引き込み専門のクセに柔道二段の腕前という意外性。

過去には今成選手、小室選手、青木選手、植松選手、早川選手、マウリシオ選手と柔術界の名だたるスター選手らに勝利するという他の追随を許さない実績を残してます。

アジアチコではきっちり優勝して、インタビューされなかったファイト&ライフを見返してやって欲しいと思います!

もし優勝したらこのブログでインタビューすることが決定、そちらもお楽しみに!





これは小野瀬選手のベストバウト、vs早川選手との試合。
試合終了直前に決めた気合のスイープで逆転勝利です!


★小野瀬選手のブログはコチラから!

★小野瀬選手が代表を務めるPUREBRED川口REDIPSはコチラから!

★小野瀬選手の選手紹介はコチラから!

★小野瀬選手のムンジアル2008での試合はコチラから!




2008年11月26日

「珍キモ!」・BJ特注モデル

前回、珍しいキモノ、略して珍キモを募集したところ、早速の反応がありました!

それがこのキモノです!





この一見、何の変哲もないように見えるキモノはRBアカデミーの小沼代表所有のものです。

これにはどんなエピソードがあるのでしょうか?!

では、以下をお読みください!

「これはBJが98年以前にKFに特注で作らせたドウギです。

当時、ぺナのBJの体に合わせて作ったキモノで、一点ものです。

値段は特注品のために1000ドルだったとか。

2001年に自分が譲り受けました。

生地厚はゴールドのダブルといった感じでしょうか。

丈もかなり短い。

襟は意外と薄いのですが、普通のKFより2秒ぐらい余計に我慢出来ます。

片口や袖の中に厚手の生地を入れる事で厚みと容量が増し、掴みが切り易くなっています。



珍しいカタチの肩当部分。




袖はかなり細めでこれでは現在のレギュレーションでは通らないでしょうね!



さすがにこれはドウギチェックに通らないので、ムンジアルの際は使用しておりません。

現在はジムで保管しており、レンタルドウギが足りない時は時折使用します。」

確かに見るからに細身でかなりタイトに作られてるのがわかります。

それにしてもたかがキモノ1着に1000ドルとは…。

さすがBJ、リッチですね!

このように珍しいキモノをお持ちの方はぜひご連絡を!

このキモノの実物が見たい方はRBアカデミーまで!

HPはコチラから!




2008年11月25日

横浜市後援の柔術大会が開催!

30ca8f1f.jpg来年の1月24日(土)にプロレスや格闘技の会場でお馴染みの猜限劉瓩海伐I融塋顕渋琉藉曚妊屮薀献螢▲鷭製僂梁膕颪開催されます。

その名も「ボーダーレスカップ2009」です!

大会詳細はコチラから!

主催の「ボーダーレスプロジェクト」とは、「日本におけるブラジリアン柔術に携わっている方々の日頃のご尽力を理解し、ブラジリアン柔術の普及発展、及び底辺拡大に向けたプロジェクト」 と銘うって組織されたそうです。

「ボーダーレスプロジェクト」はこれまで3回の「VULKAN CUP」を主催した実績があるそうです。

この「ボーダーレスカップ2009」の大きな特徴としてBJJFJ、JJFJともに必須となっている選手登録としてのIDが必要ないこと、そして横浜市のスポーツ振興課が後援として名を連ねていることです。

まあ市が後援でもしない限り、新規団体がそうおいそれと文体のような大会場は使えないでしょうね。

まだHPには大会日時と大会名ほどしか情報が掲載されてていませんが、第2部に独自ルールの大会も開催予定、とあるのでそちらも楽しみです。

大会はトーナメントだけでなくさまざまな企画も進行中、とのこと。

どんな大会になるのか、情報が入り次第こちらのブログでも随時紹介していきたいと思います!



2008年11月24日

ADCC本戦に大物選手の参戦決定!でも…

27af7c82.jpg来年開催のADCC本戦に大物選手の参戦が決まったようです!

コチラから!

このADCCニュースによるとなんとあのエメリヤーエンコ・ヒョードルとゲガール・ムサシの本戦参戦が決まった、と報じています。

思わず、マジっすか?!と見直してしまうほどのビッグニュースです!

人類最強の男と現DREAM王者がADCC参戦なんて夢のようですね!

ま、実現すれば、の話ですが…。

こう手放しで喜べないのは過去にも大物選手の参戦が発表されながらもあっさりと「なかったこと」になってた例が多いからです。

それは忘れもしない、2007年度の大会のこと。

ADCCといえばグラップリングの大会、というのは常識ですが、そのグラップリング大会に似つかわしくない選手の参戦発表がありました。

その選手はイゴール・ボブチャンチン。

ボブチャンチンはロシアンフックを武器にPRIDEで大活躍した打撃系ファイター。

そんなボブチャンチンのADCC参戦が発表されたもんだから、その意外性もあり、どんな試合をするのか、活躍を大いに期待してました。

ですが、いざ大会に行ってみたらボブチャンチンの姿は影も形もありませんでした。

関係者に聞いても「知らない」「わからない」としか答えは聞けず…。

その他にもADCC無敗だったアローナも出場が発表されながらも欠場。

こちらはデング熱に侵されての病欠なんで仕方ありませんが、残念でした。

そして大物選手の一人、2005年チャンピオンのジャカレも参戦発表されていながらも直前になってプロ大会出場のために欠場することが発覚。

他にもADCCヨーロッパ予選王者、アリスター・オーフレイム、パウロ・フィリオ、マーシオ・フェイトーザ、ジェフ・モンソン、ガブリエル・ナパオン、リコ・ロドリゲスらも相次いで欠場。

スーパーファイトに出場してホジャー・グレイシーと対戦予定だったディーン・リスターも欠場。

確かジョシュ・バーネットも出るとか出ないとか言ってたような?(もちろん出場はなし)

なんか書いててこんなにも欠場があったのか!とびっくりするぐらい欠場選手のオンパレード!

そんなこんなで出場予定選手が大きく変わってしまってしまい、当初のに比べて大きくトーンダウンした感がいなめない2007年大会になっちゃっいました。

このように参戦発表されながらも欠場、という例はADCCの場合は非常に多いので、過剰な期待はしない方が賢明かと思われます。

ホントに出てきたらラッキー!ぐらいに思っていたほうがいいでしょうね!


2008年11月23日

「グレイシー・ミュージアム」Part.3

グレイシーミュージアム紹介、今回でラストです!

今日はミュージアムに展示されていた雑誌類を紹介します!




これはホリオンとヒロン&ヘナーのインタビューなどが掲載された記事を額装したもの。




アメリカの有名格闘技雑誌「グラップリングマガジン」の表紙&記事。
グラップリングマガジンは昔は自分も定期購読してましたが、最近はグラップリング&柔術の記事よりUFCやKOTCなど総合の記事の比率が多くなってしまったので、購入をやめました。




なんてことない雑誌のスクラップもこうやって額装すると途端に豪華に見えますね!
雑誌から切り抜いて道場の壁に張ってるのと比べると格段の差があります!




柔術が今ほどポピュラーになる前には空手雑誌の特集で扱われることが多かったようです。
ホリオンがヒクソンの腕を極めてる写真が表紙なんて今じゃ再現不可能な一枚ですね!




またホリオンに極められてるヒクソン。
やられ役ばっかし!
ホリオンの芝居がかった表情も素敵!




これは日本の漫画週刊誌「少年チャンピオン」。
週刊誌の表紙にホイスを起用する英断に拍手!




ブラジルはもちろん、日本、フランス、アメリカなどなど、世界中の雑誌で表紙を飾ってるグレイシーファミリー!




キーラ単独でグレイシーマガジンの表紙を飾った号も展示。
今のところ、女子選手がグレイシーマガジンの表紙を飾ったのはこの号のみ!




オマケ。
身振り手振りを交えながら親父譲りの見事な話術を披露したヘナー。




表情豊かに話すのでつい話に引き込まれてしまいます!




ホリオンは柔術だけでなく話術も伝授したのでしょうか?!
ホントに親父そっくりの話し方のヘナーでした!


2008年11月22日

「グレイシー・ミュージアム」Part.2

昨日の続きです!

今日はミュージアム内部の展示物を紹介します!




ミュージアム内部には貴重な写真などがたくさん!




写真や文献など1930〜40年代のものなどここでした見れないものばかり。




バーリトゥードの試合が掲載された新聞のスクラップ。
試合はvsヴァウデマー・サンターナとのものと思われます。




これは木村政彦戦を報じたもの。
歴史的な一戦の貴重な資料。




グレイシーダイエットのメニュー表。
一時期、日本でも連載がありましたが実践してた人はいるんでしょうか?!




なんとグレイシー柔術の漫画が!
こんなもんまであるなんてびっくり。




こちらはオクタゴンが描かれているので比較的最近のもののようです。




柔術テクニックの過去と現在の変遷を連続写真で比較。




グレイシー・ファミリーツリー。
結構、適当で間違いもありました。




エリオがvs木村戦で着用したキモノ。
ボロボロですが、歴史の重みがあります!



2008年11月21日

「グレイシー・ミュージアム」Part.1

今日から3日間に渡ってロサンゼルス・トーランスのグレイシー柔術アカデミー内にある「グレイシー・ミュージアム」内部の模様を紹介したいと思います。

これはエリオやカーロスの時代の柔術に関する写真や新聞のスクラップ、その他の資料が展示されています。

なかなか興味深いものが多数あるので、ぜひ見てみて下さい!




グレイシーアカデミーといえばこのロゴ!
テンション上がります!
昔あった場所から移転し、広くキレイになりました!




ここではホリオンの息子たち、ヒロン&ヘナーがインストラクターを務めています。




中に入ると広いロビー。
ロビーではロゴ入りのマーチャンダイズが多数販売されてます!
定番のTシャツはヘナーがデザインしたものも。




エリオのポスターはサイン入りで販売されていました!
$25!




ミュージアム入り口の壁には数々のプラークが掛けられていました。




米軍に柔術をコーチしに行った際にもらったバッジのコレクション。




中に入ってまず目に入るのがこのエリオの銅像!




これはエリオ宅の模型です。




初期UFCで使われた金網の模型は細部まで精巧に作られていてリアル!
国旗のディティールもこだわりの逸品です!



2008年11月20日

「マスター・オブ・柔術2」いよいよ本日発売!

いよいよ本日発売!

ヒカルド・デラヒーバ教則DVD、「マスター・オブ・柔術2」!

デラヒーバ特集最終日はこのDVD撮影時のエピソードを紹介します。



祝!教則DVD発売!
ヒカルド・デラヒーバ



このDVDの撮影はデラヒーバカップ&セミナーで来日した今年の6月19日に行われました。

デラヒーバは連日の大会やセミナーで疲れているのにも関わらずに、そんな素振りは一切見せません。

毎度感心するんですが、この姿勢は尊敬に値しますね!

自分が感銘を受けたデラヒーバの言葉があるので紹介します。

「疲れた、と簡単に口にするな。疲れた、というのは自分が死ぬときだけでいい。」

クーッ!

しびれますね、デラヒーバ!

かっこよすぎですよ!

さすが大先生、テクニックだけでなく人間的にも素晴らしい!

このDVD撮影は午前中から始まりましたが、デラヒーバはもちろん遅刻もなく準備万端な様子で登場。

海外ではもう何作品も教則DVDを発表しており、その撮影も慣れたものです。

ちなみにデラヒーバはアメリカはもちろん、ヨーロッパやブラジルでも教則DVDを発売しています!

今作品はデラヒーバが説明し易いように、とポルトガル語で収録されました。

その方が細かいニュアンスなどがわかり易いだろう、との配慮です。

撮影はサクサクと進み、昼食を取るぐらいにはもう半分以上は済んでしまいました。

収録内容は前に紹介したようにガードワークが中心となってますが、その多くは今作で初披露のテクニックばかりです。

ちょっとだけネタバレすると、昨年と今年のセミナーからのテクニックもいくつか紹介されていましたね。

そのどれもが実践的な素晴らしいテクニックなので必ずや役立つことは保障します!

このDVDの特典映像では自分とのスパーリングも収録されています。

これがもう面白いように転がされ、極められ、と我ながらいいやられっぷりです!

しかもこのDVD撮影時は自分の体重は過去最高記録の82kgもありましたが、デラヒーバに体重はまったく関係ありませんでした。

デラヒーバは通常時でも体重は67kg前後なので、自分との体重差は軽く15kgぐらいはあったのに!

ホント、柔術においては力よりも技、を痛感しましたね。

スパーは最初、「よし、ここはひとつダイナミックに技を受けてやるか!かつての天龍のように相手のよさを引き出すぞ!」ぐらいに思ってたんですが、そんな気遣いはまったく無用!

デラヒーバは自分の想像をはるかに超えたテクニシャンでスイスイとまるで操り人形のように意のままに自分を動かし、コントロールされまくり。

もう何をやられてんだかわからないうちに転がされ、押さえ込まれ、極められ、のやられ放題状態!

気づいたら15分以上もスパーは続けられてましたが、デラヒーバは涼しい顔で汗もほとんどかいてない!

自分は汗だくでスパー終了後、しばらくは動けませんでした…。

そんな公開レイプ状態のスパー、見てみて下さい!(余談ですが自分のキモノ姿もある意味レアです)

……と、見所満載なヒカルド・デラヒーバ教則DVD「マスター・オブ・柔術2」は本日発売です!

購入はコチラから!ってやりたいんですけど、残念ながら初回入荷分は即完売!

さすがデラヒーバ!

つーことで購入は今しばらくお待ち下さい。

慌てて他で買わないように!

これはブルテリアの宣伝ブログなんで、購入はぜひブルテリアでお願いします!

よろしく!!!




ヒカルド・デラヒーバ教則DVD
「マスター・オブ・柔術2」

★注文はコチラから!

★品切れ中!★




DVD撮影時のショットから。
デラヒーバといえばこのデラヒーバガード!




デラヒーバによるデラヒーバガードの説明はさすが元祖、わかりやすいです!




もちろんガードだけでなくパスガードも紹介されてます。




極め技もあります!
これはガードからの絞め技です!




ミノタウロ&ミノトゥロというノゲイラ兄弟の名を冠したテクニックも!
どんな技かはこのDVDで確認して下さい!


2008年11月19日

幻に終わったデラヒーバの総合デビュー!

教則DVD発売記念・デラヒーバ特集2日目はデラヒーバの幻に終わった総合デビューのエピソードを紹介します。

話は99年のこと。

当時、シカゴ在住だったミノタウロ・ノゲイラからデラヒーバの元に総合デビューのオファーが届きました。

「デラヒーバ、総合のいいオファーがあるよ!オレも出てるWEFで軽量級で試合できる選手を探してるんだ。出てみない?」(ミノタウロ)

「うーん、確かに興味はあるけど、どうしようかな…。」(デラヒーバ)

「相手はマット・ヒューズっていう力だけのレスラーだ。デラヒーバなら必ずサブミッションでタップを取れるはずさ!」(ミノタウロ)

「でもヒザの調子が悪いしな…。打撃の練習も充分ではないし…。」(デラヒーバ)

「んじゃプロモーターには話しておくから、決心がついたら連絡してよ!」(ミノタウロ)

「わかった。」(デラヒーバ)

と、こんな感じのやりとりがあったそうです。

結局、このオファーをデラヒーバは受けず、その代わりにマット・ヒューズと戦ったのは同じブラジリアンのジョルジ・ペレイラでした。(2000年1月15日、WEF・ジョージア州ローム大会

その試合でジョルジ・ペレイラはマット・ヒューズにいいようにやられてしまい、最後はドクターストップのTKOで敗れました。

ジョルジのやられっぷりを聞いたデラヒーバは、「やらなくてよかった!」と心底、安心したそうです!

この後にも何度か総合のオファーはあったようですが(なんと日本の某プロモーションからのオファーも!)結局デラヒーバの総合デビューは実現しませんでした。

もう今は、

「いくらいいオファーが来てもやらないよ。もう歳を取り過ぎたからね。あと10歳若かったらやっていたんだけど。」

と、やる気はまったくないようです。

もしマット・ヒューズとの試合のオファーを受けて総合デビューをしていたらどうなってたんでしょうか?

デラヒーバの総合も試合も見てみたかったですね!



もう総合デビューはない?!
ヒカルド・デラヒーバ



2008年11月18日

道場紹介:デラヒーバ・アカデミー

今日から20日までの3日間はデラヒーバ教則DVD発売を記念してデラヒーバ特集です!

まず初日はデラヒーバの道場紹介からスタートです!

日本人がブラジルに行った際に練習場所として選ぶのはデラヒーバ・アカデミーが一番多いと思います。

それはデラヒーバが日本で有名なこと、立地がいいこと、そして何よりも日本人を快く受け入れてくれること。

これは意外と重要なことで、あるアカデミーでは日本人(や外国人)が練習しに行くとまず最初に洗礼的にガッチガチにやられる、という話もあります。

その点、このデラヒーバ・アカデミーはデラヒーバの温厚な人柄からか、生徒もナイスガイが多く、イヤな思いをしたことは一度もないです。

ブラジルに到着着したらまず真っ先にデラヒーバ・アカデミーに挨拶に行く、いう日本人選手は少なくありません。





日本でも有名なヒカルド・デラヒーバ。
デラヒーバ自身も大の親日家で毎年、セミナー&大会で来日しています。



このアカデミーはリオデジャネイロのコパカバーナの有名な大通り、ノッサセニューラのちょうど真ん中ぐらいにあります。




これがデラヒーバ・アカデミーの入っているスポーツクラブ「エキップ・ウン」。
デラヒーバ・アカデミーこのスポーツクラブの1Fにあります。
通りの向かい側にはホテル・カナダがあるので、それを目印に行けばわかりやすいでしょう。




アカデミー内部。
マットスペースはまあまあの広さです。




反対側から見たところ。
壁に描かれているデラヒーバのロゴがかっこいい!
入り口横には荷物置き場とトロフィーの棚があります。



トロフィーの数々。
デラヒーバ自身が獲得したものの他に生徒が獲得したものも飾ってあります。




この写真はデラヒーバがホイラーに勝利した試合のもの。
この試合は歴史的な一戦としてブラジルで語り継がれています!




この人はデラヒーバ・アカデミーの門番的な存在で大柄な選手です。
残念ながら名前は忘れてしまいましたが、この顔に見覚えがある方のいるんじゃないでしょうか?
デラヒーバが不在のときはこの人がクラスを仕切っていました。
ミノタウロ・ノゲイラの親友でトレーニング・パートナーも務めているそうです。




ブラジル滞在時、デラヒーバ・アカデミーで練習していた選手の一人、鶴屋浩選手。
鶴屋さんもデラヒーバを尊敬し、毎回ブラジルを訪れると真っ先にデラヒーバ・アカデミーに向かいます。




2003年開催のプロ柔術大会「DESAFIO」出場時には試合前にわざわざ胸に大きなデラヒーバのロゴパッチを縫い付けて出場しました。




「試合で勝って、それがブラジルで報道されたらデラヒーバ先生、気づいてくれるかな?」と期待してましたが、残念ながら報道はされなかったようです。
この大会ではオーストラリア人黒帯のピーター・デ・ビーンに勝利しました。(鶴屋さんは当時茶帯)
ピーター・デ・ビーンはオーストラリアでブラジリアン柔術を広めた「オーストラリアの中井祐樹」的な存在で自身が代表を務める柔術連盟も主宰してました。
ピーターの黒帯はカリーニョスからのもので連盟もIBJJF系列です。
ロブ・ハルフォードちっくな見た目でゲイっぽかったのを覚えていますね。


このデラヒーバ・アカデミーは短期でブラジル修行したいときには一番おすすめです。

もしいきたい場合は日本にデラヒーバ・アカデミーの日本支部があるので、そこに問い合わせれば、詳しく教えてくれるでしょう。

デラヒーバ先生もそこの生徒もいい人ばかりなので、ブラジルに行った際にはぜひ一度、足を運んで欲しいと思います!



2008年11月17日

道場紹介:ヒカルド・アルメイダ・アカデミー

UFCで現役復帰して連勝中のヒカルド・アルメイダ。

そのアルメイダは現在、ニュージャージーで2つのアカデミーを開き、200人を超える生徒を抱えて指導に練習に忙しい日々を送っているそうです。

今日はアルメイダのアカデミーを紹介します!



ニュジャージーのハミルトンにあるアルメイダ・アカデミー。
街道沿いには大きな看板が掲げられています。




アカデミーは1F建てで独立した建物です。
裏には大きな駐車場も完備。
さすがアメリカ!




道沿いの大きな窓にはアカデミーのロゴ。




中に入ると広大なマットスペースが!
軽くスパー10組以上はいけそう。




クラスはもちろんアルメイダが直々に指導。
このクラスはフィジカルクラスでアルメイダの威勢のいい号令が飛ぶ!
生徒は黙々と指示されたメニューをこなす。
腕立てやらアジリティなど結構キツいことやらせてました!
「これは選手志望の人のためのクラスだからあえて厳しいメニューにしてるんだ」とアルメイダ。




アルメイダとエミリー・クォーク。
エミリーは近々、黒帯昇格の予定。
この画像撮影時は2006年でまだ紫帯でした。
なんとエミリーの紫帯は大内さん認定のもの!
エミリーはパラエストラ小岩に2年ほど在籍していたのです。




アカデミーのロゴマークはアルメイダのニックネーム「カショホン」(ポルトガル語で大きな犬の意味)から取った犬がデザインされています。




アカデミーロゴをあしらったマーチャンダイズ。
Tシャツやパッチが売られていました。
画像には写っていませんがオリジナルのキモノもあり。




アカデミーの壁にはたくさんの写真が。
珍しいのは一切、メダルやトロフィーの類が飾られていないこと。
ブラジルのアカデミーにはこれ見よがしにたくさん飾ってあるのに。
アルメイダは「そんなもんに何の意味がある?」と興味ないらしい。
それらはアルメイダ宅の倉庫に埃まみれで置かれていました…。




「これがオレのトロフィーだ!」と両手に抱えるのは愛息たち。
子供と家庭を大事にするアルメイダ、かっこいいです!





RABJJ ACADEMY
2619 Broad Street
Hamilton, NJ 08610





2008年11月16日

大内テクニック:ブラボーチョーク式ベースボールチョーク

毎回好評のテクニック紹介コーナー。

今回は大内さんの実演で基本的なブラボーチョーク式ベースボールチョークを紹介します!

襟を引き出して極める絞め技はどんな形であれブラボーチョークとひとくくりにされて呼ばれていますが、一口にブラボーチョークといっても様々な形があります。

これはベースボールチョークのブラボーバージョンです。

通常のベースボールチョークよりも深く襟が持てるので極めやすいでしょう。

ではテクニックを見ていきましょう。




サイドポジションから、




相手のキモノの襟を引き出します




充分に引き出したら、




相手のワキの下を通して右手に持ち替えます




ニーインザベリーで相手にプレッシャーをかけて、




引き出した襟を持って、




しっかりと引き付けます




枕にした腕を上げ、ノド元にある前腕でプレッシャーをかけて




フィニッシュです!



いかがでしょうか?

大内さんに紹介して欲しいテクニックがあったらリクエストして下さい!




大内敬(おおうち・たかし)
パラエストラ小岩代表
静岡県出身 175cm/75kg
1970年12月22日生まれ・37歳
ブラジリアン柔術・黒帯
パンナム2008・シニア1黒レーヴィ3位
DEEP X 02出場
プロ修斗・クラスB
☆更新サボリ常習の大内さんのブログはコチラから!
☆大内さんが熱血指導中!パラエストラ小岩はコチラから!

★これまでのテクニック紹介はコチラから!



2008年11月15日

大盛況!アジアチコ

ecf8c5c8.jpg2年に1度の日本柔術界最大のイベント、IBJJF主催「アジアチコ」。

その国内出場者エントリーリストが公開されています

コチラから!

見てビックリするのは出場選手の多さ!

アブソ込みの延べ人数ですが、1018人(11/14現在)でした。

ここ1、2年の大会で1000人を超える出場者を集めた大会はないのでは?

最大激戦区の青アブソなんて60人オーバーです!

いったい何回試合しなきゃいけないんでしょうか?!

凄まじいエントリー数ですね!

第一次締め切りの時点でかなりの人数が申し込みをしている、との情報を聞いていたので期待はしていましたが、まさかここまでの人数になるとは想像以上でした。

しかし、これだけではありません!

この国内出場者リストに加え、日本国外から出場する選手が追加されるので、更に出場者は増えるのです!

聞いた話では国外から出場する大物黒帯の来日が何人かあるとか…。

まさにその名に恥じないアジア最大規模の大会になりました!

アジアチコまであと2週間、出場選手は最後の追い込みといったところでしょうか?

くれぐれも怪我には注意して練習して下さい!

Fight & Lifeのサイトでは特集企画「アジア選手権を制するのは誰だ!?」と題して、アジアチコに出場する黒帯選手のインタビューが掲載されています!

コチラから!


2008年11月14日

クロン・グレイシーの2005〜2008年

ご存知ヒクソンの次男、クロン・グレイシー。

色帯時代は連勝街道まっしぐらでコパドムンド、ムンジアルの両世界大会を含めた全試合で一本勝利で完全優勝、その連続一本勝利は60試合以上という偉業を達成しました。

そんな無敵とも思われたクロンでしたが黒帯に成った途端に一本負け。

ただ一言「黒帯は甘くない」と言ってしまえばそれまでですが、その一本負けをした相手がムンジアルを制覇したんですから組み合わせの不運、とも思えます。

今日はそのクロンの2005年から現在までを画像で紹介したいと思います。

まず2005年のムンジアルのときのクロン。

この年は会場には来ていましたが試合には出ませんでした。

いま改めて見ると幼いですね!

生意気そうなガキんちょ、といった風情がプンプンです。


2005年のクロン。
目つきが悪ガキそのもの!



次は紫帯でコパドムンド、ムンジアルの両大会で優勝し、決勝戦の試合直後に茶帯に昇格したクロンです。

今となっては貴重なキム&ヒクソンとの3ショットです!



2006年、今のところ最後のブラジル開催のムンジアルにて。
その腰には紫帯と共に茶帯が巻かれています!


2007年は茶帯でムンジアルに出場しました。

この年からムンジアルはアメリカ開催になったため、コパドムンドには出場せずにムンジアルのみ、しかも無差別にはエントリーせずに階級別のメジオ級一本に集中しての出場です。

結果はまたも全試合を一本で極めて優勝、ムンジアル2年連続優勝を果たしました!

この年ぐらいからクロンにはオーラというか風格のようなものが見え始めました。




これは会場内に設けられたグレイシーマガジン特設ブースでインタビューに応じるクロン&ヒクソン。



そして2008年5月。

JJFJが主催したヒクソン杯で来日し、日本初試合を行いました。

この大会でも階級別、無差別の全試合を一本で勝利して完全優勝!

クロンはどこまで強いのか、と想像を掻き立てられました。



試合後の囲み取材にて。
ヒクソンが満面の笑みでクロン以上に嬉しそう。



「ヒクソン杯」の直後には「ムンジアルは茶帯で出す」と語っていたヒクソンでしたが、日本滞在中に突如、クロンに黒帯を授与!

クロンは満を持して黒帯を巻き、ムンジアルに挑みます。

ですがここで歴史的な敗戦を喫しました。

黒帯初戦で敗戦、しかも一本負けという衝撃!

クロンは苦い黒帯デビューとなってしまいました。

☆その試合はコチラから!



ガックリと肩を落とすクロン。
この翌日、頭を丸めたそうです…。


このムンジアルの後から表立った動きがないクロン。

次の試合はいつになるでしょうか?!



2008年11月13日

「珍キモ!」マシャード・10周年記念モデル

はい!

今日から新コーナーを不定期でスタートさせます。

珍しいキモノ紹介企画、略して「珍キモ!」です!

記念すべき第1回目は「マシャード・10周年記念モデル」です!

このキモノは2006年にアメリカ・ニュージャージーに住んでる友達のジェリーの家に泊めてもらったときに見せてもらいました。

たまたま無造作にソファの上に置いてあったのがこのキモノです。



マシャード10周年記念モデル!


「お、マシャード!今どき珍しいね〜!」とか言いながら見てたら、ちょっと違う。

あれ、よく見たら上腕のロゴ刺繍部分がなんかゴージャス!



普通のロゴじゃなくて紋章っぽくアレンジされた豪華な刺繍!



「これ、どーしたの?普通のと違うけど!」と聞くと、

「ああ、これは10周年記念モデルとかで限定販売だったんだよ!限定、って書いてあるから思わず買っちゃったよ〜。」とジェリー。

限定って言葉に弱いのは日本人もアメリカ人も一緒のようです!

この限定モデル、上腕の刺繍とタグ以外は普通のキモノで、このシンプルさがまさにマシャード!って感じでした。

残念ながら現在はブラジルのマシャードは倒産したらしく、マシャードを作っていた工場は現在、YUDANを作っています。

☆余談ですが現在は廃盤となっているマシャードのキモノが大好きだったブルテリア坂本社長がこのYUDANの工場に特注して復刻マシャードを作ったりしてました。(現在は売り切れ中)

マシャード、一時期はMMA Gearやビタミネなんかのキモノも作ってて景気よさそうだったのに!

2003年のムンジアルのときにマシャードの工場にみんなで行って、倉庫のキモノ棚を漁って、旧ロゴのキモノを発見。

「それはもう作ってないヤツだからダメ!」って言うのを無理言って売ってもらったのもいい思い出です!

そのときの工場内の様子を撮影した画像を紛失してしまったのが残念!

旧ロゴの他にもUGFモデルとかレアキモノとかあったのにな。

唯一、見つけたのがマシャードの社長だか工場長だかのこの画像。

ムンジアルの会場に子供を連れて来てました!



マシャードTシャツを着た親子。
社長?工場長?



マシャードの看板スポンサー選手だったマーシオ・フェイトーザ。


もし珍しいキモノをお持ちの方がいたらこのコーナーで紹介しますのでご一報を!



2008年11月12日

デラヒーバ、テクニック教則DVD発売!




毎年恒例となっているデラヒーバカップとそれに伴うセミナーツアーで今年も来日した狎犬韻訶狙皚瓮劵ルド・デラヒーバ。

かつてはPRIDE、現在はUFCで活躍中のホドリゴ・ミノタウロ・ノゲイラの師匠としても知られ、その正確なテクニックもさることながら、ブラジル人離れした(実際スペイン人ですが!)真面目で誠実な人柄で人を惹きつけてやまない好人物です。

そんなデラヒーバが自身が考案した数々のテクニックを後世に伝えるべくテクニックDVDを制作!

それがこの「マスターオブ柔術」シリーズのパート2です!

前作の「マスターオブ柔術」はマルコ・バルボーサ編で多彩なパスガード・テクニックが収録されていて大好評でしたが、今作ではデラヒーバならではのガードテクニックが惜しげもなく披露されています。

デラヒーバの教則DVDは海外では数多く発売されていて、そのどれもがベストセラーとなっていますが日本版は今回が初。

この教則DVDを制作するにあたりデラヒーバは「過去に制作した教則DVDと同じテクニックは収録したくない。すべてのテクニックはこのDVDが初収録となるように厳選したものにする!」と意気込んで制作は始まりました。

光栄にもそのDVDの技の受け手を務めさせて頂きましたが、出てくる出てくる、目からウロコのテクニックの数々!

ですがデラヒーバはいとも簡単に、まったく力を使うことなくテクニックを繰り出してきます。

技を受けていても「あれ、なんで?!」みたいに簡単に転がされていたり、気づいたら極められていたり、と何をされているかわからないぐらいでした。

このDVDを見るとこれぞ柔術!という、「力より技術」をデラヒーバが体現しているのがわかります。

もちろん、デラヒーバの教則DVDなのでその代名詞的テクニックであるデラヒーバガードも収録されています。

これは「デラヒーバガードなんて今どき誰でも知ってるから、今さら入れたくない!」というデラヒーバに「デラヒーバのDVDなんだからデラヒーバガードは絶対に入れるべき!このDVDで初めてデラヒーバを知る人もいるんだから!」と説得して収録が実現したものです。

そしてクラシック・テクニックのデラヒーバガードのバリエーションからなんと今回はデラヒーバが茶帯時代に考案し初めて使ったというオリジナルのデラヒーバガードを本邦初公開!

このオリジナルのデラヒーバガードが基礎となって、ここから多くのバリエーションが枝分かれしていった、いわばデラヒーバガードの根幹ともいうべきテクニックです。

日本は一般的に下攻めが好きな選手が多く、試合でも引き込んで攻める選手が目立ちますが、そんな人たちにこのDVDは絶対にオススメです!

デラヒーバガードだけでなくクロスガードやハーフガード、バタフライガードなどなど、まんべんなく紹介してるので、これを見れば必ずやガードテクニックは向上することでしょう。

ぜひこのDVDを見て自身の練習や試合に役立てて下さい!

発売は国内トップの格闘技DVDメーカーのクエストから、発売日は来週の木曜日、11/20、お値段は5880円(税込み)です!

購入は全国の大型電器店、CD/DVDショップ、書店、格闘技専門店などがありますが、ここはぜひブルテリアで!

もちろん通販もあります!

よろしく!


2008年11月11日

エリカ・モントーヤ:「スイープ」

さて、たまにしか掲載がないレアな女子柔術家を登場させたことで好評だったエリカのテクニック紹介も今回で最後です!

ラストを飾るテクニックはスイープです。

1個目が極め、2個目がパス&マウント、そしてスイープと紹介する順番を間違えたかな?とも思いますが、そこは目をつぶって下さい!

ではテクニック紹介です!




ガードポジションの状態からテクニックスタート




相手の腕を対角の腕で持ち、




その腕を引いて相手を前傾姿勢にして、反対側の腕は相手の後ろ腰を掴みます




相手を抱えながら足を開いて




自ら倒れこむようにして相手を跳ね上げます




そのままポジションをキープしてスイープ完成です!



では今回も反対側のアングルからの画像を見てみましょう!



























以上です!

いかがでしたでしょうか?

テクニック実用例としては、まず引き込んでガードポジションになり、今日のテクニックでスイープ、そこから昨日のテクニックでパスガード&マウント、そしてバックに回って最初のテクニックでフィニッシュです!

試合の流れに沿ったテクニックなので、ぜひ試してみて下さい!


今日のエリカはラッシュガード姿を公開します!






特製のUFCラッシュガードに自分のキャラクターをプリントしたカスタム・ラッシュです!

エリカにはアメリカの格闘ブランド「sinister(シニスター)」と「HCK(ハワード・コンバット・キモノ)」がスポンサーとして付いていました。


さてエリカのテクニック紹介も今回が最後なのでオマケ画像を。







試合前のエリカの控え室でなぜかアップの相手をする鶴屋浩選手!

この後、鶴屋さんは「いいニオイがした〜!」とご満悦だったとか。

確かにエリカはいいニオイでした!

カリフォルニア・ガール、エリカの再来日を熱望します!!!


☆エリカ・モントーヤのフォトギャラリーはコチラから、インタビューはコチラから!



2008年11月10日

エリカ・モントーヤ:「パス〜マウント」

今回はエリカ・モントーヤのテクニック紹介・パート2、パスガード〜マウントポジションです。

このテクニックは非常に実用的なので、ぜひ実践して欲しいと思います!

これは2つのアングルから画像を撮影してるので、いつも以上にわかりやすいはず!

ではテクニックを見ていきましょう!




相手のガードポジションからまずはパスガードを狙います




相手のズボンのヒザ部分を持ち、



体重をかけて一気にマットに相手の足を押し付けます!




相手の足の間(ヒザ裏ぐらい)にヒザを着いて、




ソデを引きつつ胸を合わせます
☆反対側の腕はワキを差すように!




そこから右足を相手の足を超えて、腰を切って押さえればパスガード!




ヒザでまたげばマウントポジションも取れます!



では反対側からのアングルを連続で見て下さい!


























いかがですか?


パス&マウントで一気に7ポイントも取れる素晴らしいテクニックです!


今日はエリカの私服姿も公開!






なんとノーブラ、ナイスです!

こんな大きく胸元が開いてる服、しかもノーブラなのに無造作にかがんだりしちゃったりして、パイオツがポロリしたとかしなかったとか!

エリカのビーチク、見たかった!


つーことで、ではまた明日。



2008年11月09日

エリカ・モントーヤ:「バックからの三角絞め」

今日は蔵出し過去画像からエリカ・モントーヤのテクニックを紹介します。

エリカ・モントーヤ、といってもあまりピン!とこないかもしれないので、まずはエリカの紹介をしましょう。

エリカは2002〜4年にアメリカで活躍していた女子選手で当時のMMA、柔術のトップ選手でした。

かつては色帯時代のキーラ・グレイシーとライバル関係にあり、ムンジアル、ADCCで激戦を繰り広げています。

青帯でムンジアル優勝の実績があり、その実力も確かなものがありました。

日本にもたびたび来日し、人気を博した選手です!



エリカ・モントーヤ

クリス・ブレナン率いるネクスト・ジェネレーション所属でMMA戦績8戦6勝2敗。

そのMMA戦績の2敗は辻結花選手と藤井惠選手によるもので、全8戦のキャリアのうち5戦は日本人選手との対戦でした。

エリカはAX、全日本女子プロレス、修斗、スマックガールと過去4度に渡って来日し、日本に非常に縁がある選手でしたが現在は学業に専念するためにセミリタイア中。

…が、最近また練習を再開した、との情報も。

再来日はあるでしょうか?!

このテクニック紹介画像は2004年8月のスマックガールに来日したエリカ選手を取材したもので、今はなき「リバーサルマガジン」に掲載したものです。

「リバーサルマガジン」は現在入手困難なので、ここで再掲載します!

テクニックは「バックからの三角絞め」です!



バックを取ったら両手で襟を持ち、しっかりキープします




片手で相手の手首を持ち、




そのヒジに自分の足をかけ動きを封じます



反対側の相手のワキを空けて、



襟を持って引けば送り襟絞めが極まります




相手のヒジにかけていた足をワキの下に入れて持ち、




足を組めば三角絞めが極まります!


どうでしょうか?

なかなかいいテクニックですね!

バックポジションを奪っても絞めは相手が警戒するのでなかなか極まりづらいですが、絞めをフェイントにしながらこの三角絞めを狙うといいんじゃないでしょうか。

明日もエリカ・テクニック紹介をしますので、お楽しみに!





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2008年11月08日

最近のニュースをまとめて!

続々と大会告知が入っていますので、ここでまとめて紹介したいと思います!

BJJFJ、JJFJ、IF-PROJECT、DUMAUと多種多様な大会が開催されるので出場したい選手はお早目の申し込みを!




★GIアマBJJ&No−Giオープントーナメント2008北海道大会が開催されます。

日程:2008年12月7日(日)

会場:豊平区体育館

参加費:BJJのみ\4500 
    No-Giのみ¥4500 
    BJJ&No-Gi¥8000

詳細はコチラから!



★「DUMAU JIU JITSU CHAMPIONSHIP 2008」が開催されます。

日程:2008年12月21日(日)

会場:埼玉県立武道館(埼玉県上尾市)

参加費:男子(アダルト以上)BJJFJ OR JJFJ会員\4000 一般\5000
  女子・子供(ジュベニュウ以下)BJJFJ OR JJFJ会員\3000 一般\4000

この大会はBJJFJ、JJFJのIDカードがなくても出場可能な大会になっています。

詳細はコチラから!




★JJFJ主催「イースト・ジャパン・オープン柔術大会」の出場申し込みが受付開始されています!

日程:2008年11月16日(日曜日)

会場:Bumb東京スポーツ文化館(東京都江東区)

参加費: 一般会員 男子¥6,000 / 女子¥5,000
ゴールド会員 男子¥5,000 / 女子¥4,000
☆大会T−シャツを含む

☆締め切りは来週月曜となっていますので出場希望の方はお早めに!

詳細はコチラから!




★IBJJF主催「アジアチコ」の第1次申し込み受付分エントリーリストが公開されています。

コチラから!

このアジアチコは2年に1度の開催で、現在日本で開催される大会で最大規模を誇ります。

アジアチコは最終出場申し込み締め切りは11月13日(木)までとなっていますので出場希望の方はお早めに!

☆日本からの参加申込みはBJJFJが一括しての受け付けとなり、日本在住・在留の選手は国籍・所属を問わず全てBJJFJの管轄となるの注意が必要です!

大会詳細はコチラから!

★「第1回全日本柔術No-Giオープントーナメント」の出場申し込みが開始されています。

日程:2008年12月23日(祝・火)

会場:中央区立総合スポーツセンター

参加費:一般 7000円  ジュベニウ以下 6000円
   BJJFJ会員 6000円  ジュベニウ以下 5000円
☆BJJFJ会員は2008年IDカードが必要です。

大会詳細はコチラから!







★IF−PROJECTがオンラインショップをオープンしました!

このオンラインショップでは過去に開催した大会記念Tシャツなどを取り扱いしています。

デラヒーバカップ、GIグラ2008など限定品多数です!

コチラから!






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2008年11月07日

ビビアーノ・フェルナンデスが王座奪取

柔術世界王者として知られ、日本にも幾度かの来日経験があるビビアーノ・フェルナンデスが10/25にカナダで開催された「Raw Combat」という総合の大会でLem Tamを降して王座を奪取しました。

この大会はメインイベントでデニス・カーンvsマービン・イーストマンの試合も行われデニス・カーンが1R、KOで勝利しています。

ビビアーノのタイトルマッチはセミファイナルにラインナップされました。

現在はカナダ在住のビビアーノはジムのインストラクターをしながらブラックマンバらのコーチを務めています。

今大会では準ホームタウンでの試合ということで多くの声援を受けながら試合をし、見事に1R、58秒で三角絞めを極めて145パウンド級(約65kg)王座戴冠です。

ビビアーノは昨年のHERO’SでのKID山本戦以降、日本では試合の機会がありませんが、この王座を手土産にまた日本での試合が見てみたいですね。




王座戴冠のビビアーノ・フェルンナンデス




ビビアーノが奪取したベルト。






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2008年11月06日

高谷コラム「もう一人のコンデ・コマ」 Part.2

コンデ・コマ=前田光世と同じように「宣揚柔道」の志を掲げ異国イギリスの地で戦い、活動したリトル・タニこと谷幸雄。

イギリスに渡ったのは1900年のことであった。

彼を招いたのはバートン・ライトなる人物。

ライトのプロモーションによれば、日本の柔術(講道館柔道)は57キロの人間(谷)が二倍の体重の相手を打ち負かす、というもので、初めは嘲笑の的であった。

が、その術に興味を持った一人のレスラーがいた。

その名はアポロ。

ストロングマンの異名をとったその巨漢は、152センチ57キロの谷の前に2分足らずで絞められてしまった。

閑話休題。

ここで谷が絞め技に長けていたことに注目したい。

彼が当初学んでいた不遷流は初期の柔術vs講道館柔道の対戦において、寝技での一日の長を持って大いに講道館を苦しめていたことで知られている。

その張本人こそ谷の師匠といわれる田辺又右衛門なのである。

講道館においてまだまだは研究途上であった寝技を習得していたことは、異国の地で戦う谷にとって大いなる武器であったろう。

ここには、後のグレイシー思想を想起させるものがある。

谷に敗れたことをきっかけに、アポロは谷のマネージャーとなり、その技術の普及に一役買うこととなる。

まずはそれを何人かのレスラーを谷と対戦させるべく動き、まずそれを受けたのはコリンズというレスラーであった。

結果は1分、谷の投げにコリンズは頭を打って失神したのであった。

この戦いを皮切りに、谷&アポロのコンビは全英を回る巡業に回る。

谷を負かせばもちろんのこと、15分もっただけでも相手には賞金が与えられるとの試合を重ねたが、そのことごとくを15分以内に破ってきたのであった。週に20人を相手にするペースであったという。

そんな谷でも破れることがあった。

その相手は同じ日本人、タロー・ミヤケ(三宅太郎)。

同じ不遷流の出身であり、172センチ78キロと谷をはるかに上回る体躯。

さすがの谷も6分10秒で敗戦を喫してしまった。

三宅は所定の賞金を獲得した。

ちなみにこの三宅太郎、明治36年大阪にて開催された「全国武術選手権」で優勝しているという。

このような大会については、今後何らかの資料の発掘に期待するものである。

なぜこのような対戦が組まれたのかは謎であるが、この二人、後には共著を出すなど英国での普及活動に協力体制をとっていたようだ。

そして数年を経た1918年、谷は小泉軍治という人物とともにロンドン「武道会」を設立する。

ここには1920年と1928年に嘉納治五郎師範が渡英、訪れた記録がある。

筆者は、ここに谷幸雄の不遷流から始まりレスラーとの戦いを経験したうえで確立しえたであろう独自の技術が講道館柔道の枠を離れて「ブリティッシュ柔術」とはならなかった理由があると、想像するのである。

武道会そして谷のイギリスでの普及活動が直に嘉納師範のチェック下におかれた状態こそが…他には同時期ドイツでも独自の「独逸柔術」が普及しつつある中、嘉納師範が訪れて10日間の講習会を実施、講道館柔道の姿に矯正したとの逸話もある。

地球の裏側・ブラジル。

歴史に「if」は禁物であろうが、前田光世が存命中もしこの地に嘉納師範が降り立つことがあったなら、現在の「ブラジリアン柔術」は存在しえなかったのではないかと、筆者には思えるのだ。




発売中のプロレス誌「Gスピリッツ」に、奇しくも谷幸雄についての記事が掲載されている。




道衣姿でリングに立っている谷。デモンストレーション的な登場の場面のように見えるが、前田光世にはこのような写真は現存しないと思われる。ブラジルにおけるカーロス・グレイシーやエリオ・グレイシーの初期他流試合の風景を彷彿とさせる。





高谷聡(こうたに・さとし)
パラエストラ吉祥寺・代表。
ブラジリアン柔術・黒帯、柔道四段。
BJJFJ公認B級審判員。
現CSF(コンバット・サブミッション・ファイティング)王者。
CSF王座は2007年6/1、ニュージーランド、オークランド、トラスト・スタジアムにて前王者、ニール・スウェイルスと戦い、これを延長戦の末にポイント判定で降し王座獲得。
だが王座獲得の後、防衛戦の予定はない。(2008年7月現在)
※その試合の詳細は2007年06月01日のこのブログのニュージーランド編を参照のこと。
☆ニュージーランド編はコチラ、画像はコチラ


★著者経歴
・昭和45年2月11日生まれ、38才(独身)
・昭和57年、12才で武道を始める。
・昭和59年、合気道初段。
・昭和61年、16才で柔道に転じ以降、高校・大学・実業団にて選手として出場。
・現在は母校の柔道部監督を務める。
・平成7年、柔道4段取得。
・実業団所属時代、鈴木道場サンボクラスに入門、初段を取得。
・平成9年、鈴木道場サンボクラスに出稽古の中井祐樹先生と知り合う。
・同年末に開設されたパラエストラ東京(当時パレストラ東京)に入門、ブラジリアン柔術を始める。
・平成13年、パラエストラ吉祥寺を設立。
・平成17年、ブラジリアン柔術の黒帯を取得。
・好きな女優は池脇千鶴、おニャン子クラブでは白石麻子が好きだった。

☆アジアチコに出場予定!!!







2008年11月05日

「LUTADOR NO-GI JIU-JITSU Tournament 2008」「Girls,Girls,Girls!!!」

今大会の女子トーナメントは「Girls,Girls,Girls!!!」と銘うって開催されました。

3人エントリーとやや寂しい参加人数でしたが3選手中2選手がプロ総合選手ということで豪華なものになりました。

変則巴戦のこのトーナメント、注目はこの試合が怪我からの復帰戦となる富松選手です。

富松選手は1/30に行われた、パンクラスでのvsWINDY智美戦の試合途中に負傷して、2R・TKOで敗れ、その試合後に緊急手術&長期入院という大怪我を負いましたが、この度、約8ヶ月ぶりに試合出場できるまでに回復しました。





富松恵美(パラエストラ松戸)
vs
鹿児島陽子(品川コンディショニングスタジオ)
富松選手が終始優勢に試合を進めて8−0で判定勝ち、決勝戦進出。




変則巴戦2回戦
茂木康子(mogyupple)
vs
鹿児島陽子(品川コンディショニングスタジオ)
この度、11/8に旗揚げする女子総合格闘技「ヴァルキリー」のスーパーバイザーに就任した茂木選手が現役をアピールするかのように試合出場しました。




さすがブラジリアン柔術茶帯のテクニックは素晴らしく3分ジャスト、スリーパーで一本勝利!




これで決勝戦の顔合わせは富松vs茂木というプロ選手同士の対戦に。
☆ちなみにこの富松選手と、茂木選手は過去に対戦経験があります。
その試合は2006年9月に開催された全日本アマ修斗・女子フライ級決勝戦で対戦、茂木選手が判定勝利を収めて優勝しています。




決勝戦は立ち技の攻防でスタート。




引き込んだ茂木選手にパスのアタックをかける富松選手。
ですが互いにノーポイント、ノーアドバンテージの拮抗した試合展開に。




最後までノーポイントのまま試合終了し、勝敗はレフェリーの手に委ねられました。
この僅差の試合はアグレッシヴに攻め続けた富松選手の積極性を評価したレフェリー判定で富松選手が勝利、大怪我からの復帰戦を嬉しい優勝で飾りました!
「我が生涯に一片の悔いなし!!」と富松選手。(嘘)



★富松恵美選手のブログはコチラから!



2008年11月04日

「LUTADOR NO-GI JIU-JITSU Tournament 2008」エキスパート決勝戦

今日は「LUTADOR NO-GI GRAPPLING TOURNAMENT 2008」の試合の紹介をしたいと思います。

この大会は2004年から年に1度開催されていて今回で4回目です。

2005年の大会にはビビアーノ・フェルナンデスが無差別に出場するなど大きな話題を集めました。

ではエキスパートの各階級決勝戦を見ていきましょう。




-60kg決勝戦
猿田洋祐(PUREBRED川口 REDIPS)
vs
嶋田錠二(パラエストラ八王子)
引き込んだ猿田選手がスイープ(テイクダウン?)を決めて2−0でプロシューター対決を制した。




-65kg決勝戦
村田卓実(和術慧舟會A3)
vs
水洗裕一郎(X-TREME柔術アカデミー)
柔術茶帯の水洗選手はグラップリングでも実績のある選手でしたが、ほぼグラップリング専門の村田選手にレフェリー判定で敗れる。



-70kg決勝戦
西野聡(和術慧舟會TLIVE)
vs
伊勢谷岳広(パラエストラ松戸)
欠場選手が続出しいきなり決勝戦になった西野選手、3"29'、得意の三角絞めを極めて一本勝ちで快勝した。




-75kg決勝戦
奥田照幸(X-TREME柔術アカデミー)
vs
平山敬吾(パラエストラ八王子)
ワンマッチ決勝戦は奥田選手が4"21'、三角絞めで一本勝利で優勝。




+80kg決勝戦
荒井勇二(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ)
vs
染谷章太(ポゴナクラブ)
プロ大会出場経験もある荒井選手が4"31'、Vクロス・アームロックを極めて勝利。



2008年11月03日

「LUTADOR NO-GI JIU-JITSU Tournament 2008」結果

11/2(日)に東京都台東区の台東リバーサイドスポーツセンター・柔道場で開催された「LUTADOR NO-GI GRAPPLING TOURNAMENT 2008」の大会結果です。


★エキスパート
-60kg
優勝  猿田洋祐(PUREBRED川口 REDIPS)
準優勝 嶋田錠二(パラエストラ八王子)

-65kg
優勝  村田卓実(和術慧舟會A3)
準優勝 水洗裕一郎(X-TREME柔術アカデミー)

-70kg
優勝  西野聡(和術慧舟會TLIVE)
準優勝 伊勢谷岳広(パラエストラ松戸)

75kg
優勝  奥田照幸(X-TREME柔術アカデミー)

+80kg
優勝  荒井勇二(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ)

女子-55kg
優勝  富松恵美(パラエストラ松戸)


★フレッシュマン
-60kg
優勝  永嶋一訓(ヒロBJJアカデミー)
準優勝 岡本幹雄(NAスポーツクラブA-1)

-65kg
優勝  近藤一行(にわかグラップル)
準優勝 斎藤洋二(和術慧舟會TLIVE)

-70kg
優勝  下田健志(TACHI 6955)
準優勝 寺尾政樹(クロスポイント)

-75kg
優勝  吉田祐司(パラエストラ千葉)
準優勝 日野原啓太(U-FILE CAMP赤羽)

-80kg
優勝  秋元諭(X-TREME柔術アカデミー)
準優勝 知久佳弘(和術慧舟會・RJW G2)

+85kg
優勝  鈴木槙吾(ALLIANCE)








2008年11月02日

キモノをくれたパイシャオンのこと

今日は昨日紹介したアタマのメインキャラクター的存在だったパイシャオンとのエピソードを書きたいと思います。

パイシャオンのことを初めて知ったのは2001年のムンジアルでのことでした。

そのムンジアルで圧倒的な強さで優勝し、その翌年も優勝とムンジアル2連覇、一時代を築いた名選手です。

背はそれほど大きくはありませんが、その分体の厚みがすごくてゴツいです!

手の厚みもハンパないですね。

ではパイシャオンとの思い出を紹介します。





昨日のブログで紹介したこの画像(2006年ムンジアル)の撮影後に一緒にムンジアルの会場に向かうことになりました。

その車中での出来事です。

英語がほとんど話せないパイシャオンとおぼつかないポルトガル語で一生懸命会話してました。

雑談しながらお互いの近況報告などをしたのを覚えています。

パイシャオンは結婚したこと(相手は10歳年上のマナウス在住の自分の生徒)や総合の試合のこと(この1週間後にDEEPに出場することになっていた)など。

そしてひとしきり話したときに、

「ふ〜ん、コパカバーナにいるのか。ならオレのアカデミーに練習しに来いよ!コパカバーナの外れにあるから近いよ!」(パイシャオン)

「え〜、キモノ持ってきてないよ!」(オレ)

「んじゃコレやるよ!」(パイシャオン)

「ホントに?ありがと!」(オレ)

「それ着て練習しに来いよ!オレも毎日いるから!」(パイシャオン)

こんなやりとりで新品のアタマのキモノをくれました。

が、結局練習には行かず。

スマン、パイシャオン!

だって連日の取材で忙しかったんだもん。(と、言い訳)

でも「練習しに来い!」とか言いつつ、パイシャオン自身はこの会話の翌日に試合のために日本に向かって旅立っていた、というオチがあるのですが!



2003年のパイシャオン。
当時は2年連続でムンジアル王者に君臨していましたが遂にこの年、マリオ・ヘイスに敗れてしまい3位に。
さらに翌年もマリオに敗れ準優勝に甘んじました。
ですが2005年にはその宿敵・マリオを撃破し王座返り咲き!
2006年は総合に進出してムンジアルには不出場でした。



そして今年のパンナムで久々(2年ぶり!)の再会をしたときのことです。


「わー、パイシャオン!久しぶり。太ったねー。」(オレ)

「今、アメリカにいるんだよ。アメリカは食事がよくないから気をつけないとどんどん太っちゃうよ!」(パイシャオン)

「へぇ。試合は出ないの?」(オレ)

「出ないよ〜。今は総合の練習ばっかりだよ。」(パイシャオン)

「そうなんだ〜。」(オレ)

「オイ、それよりちゃんと練習してるのか?ちょっと待ってろ、キモノやるから!」

「え、またくれんの?」(オレ)

「ほれ、コレやるよ!新しいスポンサーだ!」(パイシャオン)

「おぉっ、これは!バカ高いことで有名なラッキー・ギじゃないか!」(オレ)

「イエー!それ着てちゃんと練習しろよアミーゴ!」(パイシャオン)

「ありがとー!」(オレ)

と、なぜかパイシャオンは気前よく今までに2着もキモノをくれてるのです。

ナイスガイ、パイシャオン!



パンナムで再会したときのパイシャオン。
軽くレーヴィはありそうなぐらいに増量してました!


今年のムンジアルでは会えなかったのが残念ですが、最近のパイシャオン情報はこないだのアメリカン・ナショナルにレーヴィで出場し優勝しています。

やっぱりパイシャオンは総合より柔術での活躍が見たいですね!



★パイシャオンの簡単な経歴はコチラから!