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2009年06月

2009年06月30日

ヒクソン杯:松本義彦選手の記念撮影コレクション!

日曜に開催されたヒクソン杯にセコンドとして訪れた松本義彦選手(パラエストラ川越)。

松本選手は優勝したパン選手権でも片っ端から有名選手と写真を撮っていて、記念写真マニアとして知られており、今大会でもセコンドもそこそこに記念撮影に勤しみ、大いにコレクションを増やしたそうです。

そんな松本選手のヒクソン杯での記念写真コレクションを大公開します!



ペナで優勝したハファエル・メンデスと。
ハファの腕が太い!
パン選手権でも会って写真を撮ってたのですが、ハファは松本選手のことを覚えてなかったようで軽くショックを受けてました。




ちなみにこれがパン選手権で撮影したメンデス兄弟との記念写真。
パン選手権でも写真撮り捲りでした!




ハファにはサインももらったようです!
サインをお願いしたらこぢんまりと色紙の隅に書いてくれたそうです。
余白部分がむなしいですね。




ハファ&クロンと。
クロンは時差ボケ&体調不良で急遽、試合を欠場でした。
残念!




クロンとのツーショット!
サイン色紙&マジックペンがファン丸出しです。




プルーマ優勝のホブソン・モウラ爛曠咫璽縫膈瓩函
ホビーニョはカツラみたいな髪型ですね。
昔の短髪の方がかっこいいのに!




プルーマ準優勝のジョン・パウロ倉岡選手と。
なにも試合直後の汗ダク状態で撮らなくても…。
ジョン選手は1回戦で村上直選手に絞めで一本勝ち、決勝ではホビーニョをスイープするなど敗れたもののテクニシャンぶりを発揮したようです!
松本選手、ツーショット撮るより試合しろよ!って話ですよ。
この二人の試合は見てみたいですね!




女子・青ペナ優勝の湯浅爐蠅っくま疥鏖了卅手と。
湯浅選手は7/11に開催の「DEEP X」に出場します!
ほぼ毎月、試合に出場してる湯浅選手。
さすが現役女子高生、若いです!
ニヤけながらのピースサインが何やってんだよって感じですね。




「よくわからないけど有名選手らしいから」とワケもわからず写真を撮ったのはレーヴィ優勝のグスタボ・ダンタス。
「知らない人だけどとりあえず有名人みたいだから」という理由で撮るあたりミーハー魂炸裂です!
知らない人が相手でもこの笑顔。
ナイススマイル!



試合に出てなくても有名選手ならOK!ってことで大会スタッフをしていたジョン・カルロス選手と。
ジョンカル選手はちょっと困り顔のような気も…。




大会中継のために来てたIPCのアナウンサーさんと。
こんな普通のおっさんと撮ってどーすんだ?!とも思うんですが!
得意げな顔がムカつく!




大会のセコンドパスにもサインがたくさん!




裏にも!




着てたポロシャツにもサインが!
左がハファエル・メンデス、右がクロン・グレイシー。
サイン入れたらもう着れないんじゃ?



☆松本義彦選手の大会の感想

「すごい華やかな大会でした。

決勝戦は各カテゴリーでアナウンスしてましたしね。

あとスタッフの感じが良くてみんな優しいです。

売店もブラジルの食料品が並んでたり、イベント的にも楽しめました。

試合は招待選手がいたのでレベルが非常に高かったです。

ちょっとした不満は全てのカテゴリーを一日で消化するので全体的に時間が遅れ気味でしたね。

試合に出場する選手は辛かったのでは?と思います。

場所も東京からはちょっと遠いので2日間に分けてくれた方が助かりますよね。

でも全体的に素晴らしい大会だったと思います。

昨年も来たのですが、また来年も来たいですね!」



2009年06月29日

ヒクソン杯、黒帯&茶帯の優勝者


6月28日(日)に浜松アリーナで開催されたJJFJ主催「ヒクソン・グレイシー杯・国際柔術大会」の黒帯と茶帯の優勝者です。

☆黒帯
★プルーマ
ホブソン・モウラ(ノヴァウニオン)
決勝はジョン・パウロ倉岡選手と戦い、序盤にスイープされるも、スイープ&パスで逆転、最後はバックからの送り襟絞めでした。


★ペナ
ハファエル・メンデス(ATOS)
決勝戦は片庭勝則選手と戦い、23-0から腕十字で一本勝利。
3試合の全てを極めての優勝です。


★レーヴィ
グスタボ・ダンタス(ノヴァウニオン)
1回戦、ベッチーニョvsヘナート・シウバは10-2でヘナート勝利でした。

★メジオ
アブマー・バルボーサ(ドライスデール柔術)
☆クロンは欠場


★メイオペサード
ジョン・バチスタ・ヨシムラ(ブラックベルト柔術クラブ)


★アブソルート
カバウカンチ・ジュニオール(JAWS柔術)

☆茶帯
★ガロ
伊東圭(AXIS柔術アカデミー)

★プルーマ
水洗裕一郎(X−TREME柔術アカデミー)

★ペナ
吉田勇太(ノヴァウニオンジャパン)

★レーヴィ
細川顕(ALIVE)

★メイオペサード
フィリップ・イエマンス(AXIS柔術アカデミー)

★アブソルート
フィリップ・イエマンス(AXIS柔術アカデミー)

★女子・茶ペナ
塩田さやか(AACC)





☆画像つきの大会詳細は明日以降に更新します!

☆JJFJ主催者発表の公式結果はコチラから!



2009年06月28日

ホジャー・グレイシー、再び総合へ!



これまで紹介したようにムンジアルで2年ぶりに2冠に輝いたホジャー・グレイシー。

試合後には「おそらくストライクフォースで試合することになると思う」と語っていましたが、その試合がGRACIEMAG.comにて公表されました。

★GRACIEMAG.comはコチラから!

ホジャーは8/15のストライクフォース・サンノゼ大会に参戦する、と報じています。

ストライクフォースのサイトには現時点でまだこのニュースはアップされていません。

★ストライクフォースのサイトはコチラから!

この大会のメインイベントはジーナ・カラーノvsクリス・サイボーグの女子145ポンド・タイトルマッチでその他にギルバート・メレンデスvsジョシュ・トムソンのライト級タイトルマッチもラインナップされています。



ストライクフォース・サンノゼ大会はコチラから!

デビュー戦のボードッグはカナダ、2戦目は日本だったのでホジャーがアメリカで試合をするのはこれが初めてとなります。

対戦相手はまだ決まっていないようですが、続報を待ちたいと思います。




ホジャー・グレイシーvsホムロ・バハル:黒アブソ決勝戦

スペルペサードで優勝を決めたホジャーはその決勝戦を含めた全試合をマウントからの十字絞めまたは袖車で極めての勝利だった。

この驚異的な一本奪取率の高さは柔術界随一で、かつて色帯時代のクロン・グレイシーも連続一本勝利を果たしていたが、黒帯になってからはそれもままならなくなってきているのが現状だ。

そしてマウントからの絞めというベーシックでありクラシックなテクニックを完璧に研ぎ澄まし、それを仕掛ければ必ず極められる、必殺技というレベルにまで昇華させたホジャーの研鑽も賞賛に値することだろう。

今回のアブソ決勝戦の相手は2年前と同じホムロ・バハル、ホミーニョが相手だ。

ホミーニョはバッハの選手ではあるが今回はバッハからアブソにエントリーした代表選手はホジャーとブラウリオ・エスティマの2選手でホミーニョはバッハの支部であるバッハ・テキサスの所属でムンジアルに出場している。

ホジャーはすでに果たしているが、ホミーニョもブラウリオもムンジアル黒アブソ優勝が最終目標と語っており、それが柔術界最高の栄誉といっても過言ではないのだ。

そのムンジアル黒アブソ決勝戦はムンジアル最終日の最終試合で行われた!




黒アブソルート決勝戦
ホジャー・グレイシー(グレイシーバッハ)
vs
ホムロ・バハル(グレイシーバッハ・テキサス)
いつも通り引き込んだホミーニョがクローズガード。




そのクローズを立ち上がって割りに行くホジャー。




ガードが割れると素早くスパイダーガードに移行。
そしてホジャーのミスを待つように自分からは攻めずに『待ち』の状態。



そんなホミーニョのガードに体重をかけながら慎重にパスを狙う。




じわじわと足を潰していき…




ハーフガードに近い状態に。




遂にパスガードに成功!
難攻不落のホミーニョがパスを許したのはこのムンジアルで初めてのことだ。




そしてすかさずマウントへ。
必勝パターンの連携だ。




マウントからの十字絞め!
ホミーニョはブリッジして逃げようとするが…。




そのままタップアウトを余儀なくされた。




試合時間は9:31、残り時間30秒でタップを奪うあたりはさすがホジャー。




ホジャーが階級別、無差別とも全試合一本で極めて2階級制覇を達成した!




互いを称え合うチームメート同士。
この両者はNYのヘンゾ・アカデミーで共に汗を流した仲だ。




アブソルート
優勝 ホジャー・グレイシー(バッハ)
準優勝 ホムロ・バハル(バッハ)
3位 クラウジオ・カラザンス(ATOS)、ガブリエル・ベラ(アリアンシ)



2009年06月27日

ホジャー・グレイシーvsヒカルド・ゴンザレス:黒スペルペサード決勝戦

総合に転出しムンジアルに出場しなくなった柔術家は少なくない。

今年でいえばシャンジ・ヒベイロは怪我による欠場ではあるが、ジャカレ、ビビアーノ・フェルナンデス、アンドレ・ガウヴァオン、デミアン・マイア…などなど枚挙に暇がない。

かつて彼らは毎年必ずムンジアルのマットで激戦を繰り広げながら自らの存在をアピールしていた選手たちだ。

だが今年はムンジアルの会場に来ることはあっても試合に出場することはなかった。

そんな中、総合と柔術を並行して両立させている選手がいる。

それがホジャー・グレイシーだ。

総合デビューした2006年の12月(12/2、vsロン・ウォーターマン戦。腕十字で勝利)の試合の翌年も当然のようにムンジアルに出場し、2008年はムンジアルの1ヶ月前に総合に出場(5/18、vs近藤有己戦。バックチョークで勝利)しながらもムンジアルには出場した。

それぐらいムンジアルには強いこだわりがるのだ。

ここ最近のホジャーは自身の怪我や契約問題のこじれから総合の試合からは遠ざかっており、やややほっそりとした顔つきになっていて体調面が心配されたが、そんなことは杞憂だったようだ。

ホジャー・スペシャルと形容していいぐらいのの黄金パターンは健在で、倒し、パス&マウント、そして絞めで一本勝利の山を築いていった。

そんなホジャーの階級別決勝戦を紹介しよう。

昨年は最重量階級であるペサディシモに出場していたが今年は1階級下のスペルペサードにエントリーだ。




黒スペルペサード決勝戦
ホジャー・グレイシー(グレイシーバッハ)
vs
ヒカルド・ゴンザレス(ノヴァウニオン)
試合開始早々、新鋭のヒカルドに先制のテイクダウンを許してしまう。




2ポイントロストのホジャー。
試合開始から21秒でのことだ。




だがホジャーはまったく慌てる素振りはない。




相手のパスの動きに合わせて亀になり、




相手の腕を巻き込んでスイープを狙う




そしてトップポジションになり…




パス&マウント!




そこから袖車で一本勝利!




この試合も黄金パターンで快勝!




試合時間は4:06!




先制点を献上も終わってみれば完勝でした!




スペルペサード
優勝 ホジャー・グレイシー(バッハ)
準優勝 ヒカルド・ゴンザレス(ノヴァウニオン)
3位 チアゴ・ガイア(ノヴァウニオン)、ベルナルド・ファリア(アリアンシ)



2009年06月26日

セルジオ・モラエスがMMAで一本勝利!

2008&2009のムンジアル王者、セルジオ・モラエス。

あのクロン・グレイシーから一本勝利を奪う活躍を見せたことで一躍有名になったセルジーニョがMMAの試合に出場し、見事に一本勝利を飾りました!

セルジーニョは6/19にフロリダで開催された新興MMAプロモーション「ベラトール」に出場、そこでアメリカ人選手のジョシュ・マーティンと戦いました。

試合は1R、テイクダウンからパス、マウントとポジションを奪い、そこから三角絞めを極めて4分21秒、一本勝利でした。

試合序盤には裏拳なども繰り出して打撃でも応戦したようですが、やはりそこは柔術家だけにフィニッシュは関節技で極めてくれました。

セルジーニョは実はこの試合がMMA4戦目というキャリアの持ち主でこれまで4戦4勝の無敗です。

試合数は4試合と多くはありませんがMMAデビューは2006年なのでもう足掛け4年とそれなりの経験年数を誇っています。

その4勝のうち3試合が一本勝利なのでMMAでも極めれる選手としてこれからも活躍を期待したいですね。

…でも、MMAに専念して柔術にはもう出ない、なんてならないことを願います!


セルジーニョの試合画像です。(全てベラトールのHPから引用)



「ベラトール」でジョシュ・マーティンと戦ったセルジーニョ。




テイクダウンにいくセルジーニョの背中にカタカナっぽいタトゥーが!
でもなんて書いてあるのかわかりません!




テイクダウンに成功するとセルジーニョの独壇場です!




マウントからパウンドの嵐!




フィニッシュは三角絞め!
4:21、一本勝利でした!


2009年06月25日

『COPA REDIPS 2009』Part.2

『COPA REDIPS 2009』、ブラジリアン柔術の試合の模様を紹介します。

今大会では白帯、青帯のアダルトとマスターの試合が行われました。

試合は白帯でもテクニカルな攻防が多く、中にはプロの総合の試合やアマ修斗のチャンピオンの選手もおり、高レベルな試合の連続となりました。



マスター青プルーマ決勝戦
黒田道孝(チーム・ホジャーマシャード)
vs
佐藤誠(REDIPS)




1:34、マウントからの十字絞めで黒田選手が一本で勝利して優勝!




マスター青ペナ決勝戦
新村信行(VALE-TUDO JUZA)
vs
阿部章夫(KRAZY BEE)




2:08、十字絞めで新村選手が勝利で優勝!




アダルト青レーヴィ決勝戦
佐々木一則(REDIPS)
vs
田中洋輔(REDIPS)




同門対決の決勝戦を田中選手がテイクダウンを決めて勝利で優勝を果たす。




アダルト白プルーマ決勝戦
榎本悟(REDIPS)
vs
フー・エドウィン(REDIPS)




元BTTカナダのフー選手を三角絞めで2:12、一本で極めて榎本選手が優勝!




アダルト白ペナ決勝戦
山田学(REDIPS)
vs
勝井雅夫(JEWELS)




前歯を折りながら奮闘した勝井選手を山田選手が降して優勝です。




アダルト白メジオ決勝戦
国府田賢道(S−KEEP)
vs
森安一好(REDIPS)




ポジショニング無視ですぐに足関節技にいく国府田選手が極めて0:30、秒殺一本で優勝!
国府田選手はSWATに出てるプロ選手です(一応)。



マスター白プルーマ決勝戦
田口秀樹(パラエストラ松戸)
vs
永越出(REDIPS)




2-16と大量ポイント獲得の永越選手が判定勝利で優勝!




各階級の優勝者!




決勝戦の前には初代タイガーマスクの佐山サトル選手が命名の女性マジシャン「ナオミ・タイガー」さんがステージマジックを披露!




全試合終了後には小野瀬選手のセミナーです!




試合終了時間が遅くなったため参加者は少なめでしたが、その分細かく教えてもらえて参加者は大満足のようでした!
「今までは生徒にしか技を教えない主義だったのですが、最近は柔術界全体の発展を考えるようになりました。今後は微力ながら柔術界に少しでも多く貢献したいと思います。」
(小野瀬・談)

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「サブミッション魂vol.4」発売!


「極めて勝つ!ための格闘DVDマガジン・サブミッション魂vol.4」
定価:1,575円(税込)、誌面:80ページ、DVD映像:2時間30分収録



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□SPECIAL3
韓国BJJFK大会レポート
コリアン柔術界の新たな一歩/ 橋本欽也

□COLUMN
・マリオ・スペーヒーと過ごした18分間/藁谷浩一
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2009年06月24日

『COPA REDIPS 2009』Part.1

6/21(日)に埼玉県蕨市のイサミレッスルアリーナで開催された『COPA REDIPS 2009』の模様を紹介します。

今大会は毎月開催のリバーサリング!!!の大会として開催され、ブラジリアン柔術、ノーギと2種目、さらにアダルト、マスターと年齢分けも実施し、過去最高の人数を集めました。

やはり参加者のほとんどはREDIPSの選手が多く同門対決もありましたが、それでもガチ試合で熱戦続きで大いに盛り上がりました。

全試合終了後にはREDIPS代表の小野瀬選手のセミナーも初開催。

これは今まで何度もセミナーのオファーがありながらも全て断ってきた小野瀬選手が「今回だけは特別」といって開催が実現したものです。

テクニックは三角絞めのバリエーションやスパイダーガードの攻防が多く、中には「え、それを教えてしまうの?!」という小野瀬選手考案のスペシャルテクニックもあり約2時間に渡り熱弁を奮ったセミナーの参加者は大満足のようでした。

その満足度を表すかのようにセミナー後は記念撮影攻めに遭っていた小野瀬選手、その姿は満足げな様子でした。

今日はノーギの試合を紹介します。




まずはREDIPS代表・小野瀬龍也選手の開会宣言から試合スタート!




初級メジオ決勝戦
上羽浩平(和術慧舟會トイカツ道場)
vs
国府田賢道(S−KEEP)




テイクダウン&ポジショニングで圧倒し、9−0で上羽選手が勝利で優勝!




初級レーヴィ決勝戦
今津陽介(VALE-TUDO JUZA)
vs
徳山諭吉(PUREBREDアリーナ)




異様なハイテンションさの徳山選手がテイクダインを決めて2−0で勝利で優勝です。



初級ペナ決勝戦
田中洋輔(REDIPS)
vs
阿部章夫(KRAZY BEE)




1回戦を一本勝利の田中選手が決勝を7−0で勝利で優勝を果たす。




初級プルーマ決勝戦
榎本悟(REDIPS)
vs
柏木公太郎(KRAZY BEE)




最多エントリー数だったプルーマで3試合連続の一本勝利で優勝したのは榎本選手。
決勝戦は試合開始直後に跳びつきバックからの裸絞めで絞め落としての勝利!




初級アブソルート決勝戦
榎本悟(REDIPS)
vs
田中洋輔(REDIPS)




スタンドでの攻防でテイクダウンを奪った田中選手が榎本選手から唯一勝利してアブソ優勝です!




ノーギ・アブソ以外のトーナメントですべて一本で極めて勝利した榎本選手。
極めが強くプロ向きの選手で7/11に開催の「DEEP X」に出場予定です!



カイオ・テハvsブルーノ・マルファシーニ:黒ガロ決勝戦

2007年、2008年と2年連続で日本人選手が決勝戦に進出したガロ級だったが、今年はブラジル人同士の対戦となった。

日本人選手は大賀幹夫選手と澤田真琴選手がエントリーしたのだが両者とも1回戦で敗退、早々に姿を消した。

ガロやプルーマの軽量級は日本人選手が結果を残していたが今年に限ってはそれもなし。

日本陣営にとっては残念な結果に終わった。

決勝戦はアリアンシに移籍したブルーノ・マリファシーニとブラザに移籍したカイオ・テハの顔合わせ。

この両者は昨年のムンジアル準決勝で対戦しており、そのときはカイオが裸絞めで一本勝利している。



ムンジアル2008・ガロ準決勝
カイオはブルーノを裸絞めで一本勝利で降す。



ムンジアルの決勝戦という最高の舞台での再戦はどうなったでしょうか?!




昨年度のムンジアル王者、カイオ・テハ。
カイオはかつてのマリオ・ヘイスばりにアカデミーを渡り歩いており、現在はブラザ所属。
ストラウチ〜ブラザ〜シーザー・グレイシー〜ブラザとここ数年で4回も移籍を繰り返している。




2007年のムンジアル王者、ブルーノ・マルファシーニ。
ブルーノもUGFから常勝軍団・アリアンシに移籍。
移籍の理由は「よりよい練習環境を求めて」だそうだ。



黒ガロ決勝戦
カイオ・テハ(ブラザ)
vs
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)




試合開始直後、両者とも引き込み合いに。




そこから足を絡めながらアンクルを狙いにいくブルーノ。




アンクルが極まったように見えるが…




カイオは涼しい顔。




そのまま起き上がりブルーノのバックを狙うカイオ。




足を絡めたままツイスターのような形になる。




互いにもつれ合いながらポジションの奪い合いに。




カイオが起き上がってトップポジションへ…




行くかと思われたところにブルーノが起き上がりこれで2ポイント奪取。




そしてバックに回り込み裸絞め狙い。




カイオは足をハーフに組みながら必死にディフェンス。




ハーフガードでスイープを狙うカイオ。




ですがここで試合終了!
ブルーノがリベンジ成功で勝利&ムンジアル優勝!




アリアンシチームに飛び込むブルーノ!




ポイント2−0でブルーノ勝利で2年ぶりムンジアル優勝を果たしました!




お蔵だし画像。
2005年ムンジアルの茶ガロ表彰台。
ブルーノが優勝、ジョン・カルロス選手が準優勝でした。
2005年、2007年、2009年、とブルーノは2年おきに優勝してますね!





2009 BJJ World Championship Results


2009年06月23日

ブラウリオ・エスティマvsアレッシャンドリ・ソウザ:黒ペサード決勝戦

ポルトガル語で砂漠を飛ぶ鳥を意味する爛カラー瓩箸いΕ縫奪ネームを持つブラウリオ・エスティマ。

これまでイギリス在住のホジャーの公私にわたるパートナーとして知られた存在のブラウリオですが、最近はホジャーの、という注釈なしでも語られるような存在感を示し始めてきました。

昨年のムンジアルではメイオペサード級決勝戦に進出もアンドレ・ガウヴァオンの送り襟絞めにタップ負けで準優勝も、その翌年のヨーロピアンでペサド&アブソで優勝で2冠、そしてアブダビプロ柔術でもアブソ準優勝、階級別3位入賞とまずまずの戦績を残しています。

ですがアブソでマルセリーニョから三角絞めでタップを奪っているのは特筆に価するでしょう。

また教則DVDも発売しているテクニシャンで、弟のヴィトー・エスティマもバッハの代表的な選手として活躍中です。




黒ペサード決勝戦
ブラウリオ・エスティマ(グレイシーバッハ)
vs
アレッシャンドリ・ソウザ(グレイシーフロリアノポリス)
アレッシャンドリも2008年ヨーロピアンで2冠王の強豪選手です。





ジャンプして引き込んだアレッシャンドリにアキレス腱固めを狙うブラウリオ。




外掛けギリギリの微妙なポジションでのアキレス!




アレッシャンドリは立ち上がって防御。




アキレスを外したところでアレッシャンドリにアドバンテージ1です。




ですが懲りずにまたブラウリオがアキレスのアタック!




その動きの中で上のポジションをとってスイープの2ポイントをゲット!




そして試合終了、2−0でブラウリオが優勝!
ブラウリオは過去にメイオペサードで優勝経験があり、これで2階級制覇達成です!
ですがブラウリオは「アブソの優勝が最終目標。これで満足はしない!」と語ってました。




ペサード級表彰台
優勝 ブラウリオ・エスティマ(グレイシーバッハ)
準優勝 アレッシャンドレ・ソウザ(グレイシーフロリアノポリス)
3位 アレッシャンドレ・セコーニ(ヒリオン・グレイシー)、ハファエル・ロバト(ウマイタ)



2009 BJJ World Championship Results


ADCC JAPAN『関東選手権』&『マスターズ選手権』

6月7日(日)、東京・上板橋体育館柔道場にてADCC JAPAN主催「ADCC JAPAN関東選手権」「ADCC JAPANマスターズ選手権」の2大会が同時開催されました。

まず紹介するのは関東選手権の試合の模様です。

このアダルトエキスパート級のカテゴリーでは久々の出場となる古豪や若手の成長株がその実力を如何なく発揮し、各階級で熱戦が繰り広げられました。

日本で一番選手層が多いと思われるアダルトエキスパート66.0kg未満級を制したのは、2003年のADCC日本予選を制し66kg未満級日本代表として本戦のブラジル大会出場を果たしている平田勝裕選手(パラエストラ川越・当時の所属は和術慧舟會A-3)です。

あのマルセロ・ガルシア選手の自宅に泊まりこんで長期に渡りブラジルの柔術名門アカデミー「アリアンシ」での柔術修行の経験もある平田選手は、上下どちらののポジションからでも巧みな試合運びをみせ、決勝ではDEEPフューチャーキングトーナメント2008ライト級優勝の実績がある吉田道場の長倉立尚選手を一本で降し、危なげなく優勝を果たしました。

今後も活躍を期待したい強豪選手の復活となりました。

アダルトエキスパート72.0kg未満級は、世界の"TK"高阪剛の愛弟子で、2007年12月にブラジル・サンパウロで開催された賞金トーナメント「スーパーチャレンジ・グラップリング」にも出場したことがあり、グラップリング大会の常連である遠藤亮太郎選手が圧倒的な強さでこの階級を制しました。

同じくアダルトエキスパートのアブソルート級では、柔術・グラップリングを問わず、毎月のように試合に出場し、そのほとんどの大会で結果を残しているMAX JIU-JITSU ACADEMY & YOGA STUDIOの若武者・荒井勇二選手が連戦の疲れも見せずに優勝を果たし、若さを感じさせました。

荒井選手は本年度のADCC日本代表の座は惜しくも逃したものの(決勝戦で敗れ準優勝)、近い将来、ビッグタイトル奪取が期待される逸材といっていいでしょう。

このように各階級で好勝負が続いた今大会。

今年は2年に1度の本戦が開催される爛▲屮瀬咼ぅ筺辞瓩覆里如∈8紊皀哀薀奪廛螢鵐闇が冷めることはないでしょう。

ADCC JAPAN主催の次回大会は7月19日(日)「ADCC JAPAN九州選手権」となります。

暑い夏はギを脱いでグラップリング!

これが合言葉です!




2009/6/7(日)上板橋体育館
『ADCC JAPAN関東選手権2009』
★公式結果
アダルトエキスパート66.0kg未満級
優勝 平田 勝裕(パラエストラ川越)

アダルトエキスパート72.0kg未満級
優勝 遠藤 亮太郎(a-square)

アダルトビギナーアブソルート級
優勝 筒井 遵(mixi柔術会)

アダルトエキスパートアブソルート級
優勝 荒井 勇二(MAX JIU-JITSU ACADEMY & YOGA STUDIO)


2009/6/7(日)上板橋体育館
ADCC JAPAN全日本マスターズ選手権2009
★公式結果
マスタービギナー66.0kg未満級
優勝 藤井 佳之助(グラバカジム)

マスタービギナー88.0kg未満級
優勝 秋元 諭(X-TREME柔術アカデミー)

マスタービギナーアブソルート級
優勝 水戸部 智之(hmc)

マスターアドバンス61.0kg未満級
優勝 新川 三郎(hmc)
準優勝 長谷川 秀樹(和術慧舟會東京本部)

マスターアドバンス66.0kg未満級
優勝 近藤 一行(にわかグラップル)

マスターアドバンスアブソルート級
優勝 新川 三郎(hmc)

マスター2アドバンスアブソルート級
優勝 田中 剛洋(hmc)



各階級の優勝者の集合写真。



2009年06月22日

ヒクソン・グレイシー杯・エントリーリスト


6月28日(日)に浜松アリーナで開催されるJJFJ主催「ヒクソン・グレイシー杯・国際柔術大会」のエントリーリストが発表されてます。

コチラから!


海外から参戦の注目選手を紹介します!



黒ペナ
ハファエル・メンデス(ATOS)

天才兄弟のハファ、もう説明はいならいでしょう。
黒帯1年目ながらパン選手権、ムンジアルと3位入賞を果たした新鋭。
兄貴のギィは来ないんでしょうか?!




黒メジオ
アブマー・バルボーサ(ドライスデール柔術)

ADCC無差別王者、ロバート・ドライスデールがラスヴェガスにオープンしたアカデミーからアブマーが来日します。
印象的なヘアスタイルが特徴の選手です。
クロンと同じメジオにエントリーなのでこの両者の対戦が実現するかも?!




黒スペルペサード
ステファン・カンパウス(ファブリシオ柔術)

フィリピン在住のファブリシオの黒帯、ステファンが再び来日。
昨年はJJFJ、BJJFJの大会に出場し精力的に試合をこなしていました。
韓国にアカデミーもあるそうです。




黒レーヴィ
ベッチーニョ・ヴィタウ(KRAZY BEE)


海外からではないですがKID山本選手の柔術コーチ、ベッチーニョがギの試合に出場です。
初来日から早2年が経過しましたが、選手としてはいまひとつ活躍できてないので頑張って欲しいですね。




黒プルーマ
ホブソン・モウラ(ノヴァウニオン)

あのホビーニョが久々の来日!
それもギの試合に出場、とは嬉しい限り!
ホビーニョは昨年、突如として柔術に復帰しましたがブランクを感じさせない動きであっさり優勝。
芸術的な動きは必見です!




黒レーヴィ(マスター)
グスタヴォ・ダンタス(ノヴァウニオン)

ノヴァウニオン・アリゾナの代表、グスタヴォもホビーニョと共に来日です。
グスタボは現在、ホビーニョと共にアカデミーを共同運営してるパートナー同士です。




黒メジオ
クロン・グレイシー(ヒクソン・グレイシー柔術センター)

クロンが昨年に続き来日、そして試合出場です!
昨年のこの大会でクロンは茶メジオ&アブソで優勝し黒帯に昇格しました。
クロンは黒帯になってからは苦戦が続いてますが、ヒクソン杯では活躍を期待します!



この他にも国内の黒帯が多く出場しており日本vs世界の試合が多く見られることでしょう。

まさに国際大会にふさわしいトーナメントになりそうですね!

試合観戦は無料!

パン選手権やムンジアルは入場料を取られるのに…。

最高です!


2009年06月21日

「COPA REDIPS 2009」公式結果


6/21(日)、埼玉県蕨市の「イサミレッスルアリーナ」で開催された「COPA REDIPS 2009」の公式結果です。

★ブラジリアン柔術
☆アダルト白帯
プルーマ
優勝  榎本悟(REDIPS)
準優勝 フー・エドウィン(REDIPS)
ペナ
優勝  山田学(REDIPS)
準優勝 勝井雅夫(JEWELS)

メジオ
優勝  国府田賢道(S−KEEP)
準優勝 森安一好(REDIPS)


アブソルート
優勝  榎本悟(REDIPS)
準優勝 山田学(REDIPS)


☆マスター白帯
プルーマ
優勝  永越出(REDIPS)
準優勝 田口秀樹(パラエストラ松戸)


☆アダルト青帯
レーヴィ
優勝  田中洋輔(REDIPS)
準優勝 佐々木一則(REDIPS)

アブソルート
優勝  佐々木一則(REDIPS)

☆マスター青帯
プルーマ
優勝  黒田道孝(チーム・ホジャー・マシャード)


ペナ
優勝  新村信行(VALE-TUDO JUZA)
準優勝 阿部章夫(KRAZY BEE)

アブソルート
優勝  新村信行(VALE-TUDO JUZA)


★ノーギ
☆アダルト初級
プルーマ
優勝  榎本悟(REDIPS)
準優勝 柏木公太郎(KRAZY BEE)

ペナ
優勝  田中洋輔(REDIPS)
準優勝 阿部章夫(KRAZY BEE)

レーヴィ
優勝  徳山諭吉(PUREBREDアリーナ)
準優勝 今津陽介(VALE-TUDO JUZA)

メジオ
優勝  上羽浩平(和術慧舟會トイカツ道場)
準優勝 国府田賢道(S−KEEP)


アブソルート
優勝  田中洋輔(REDIPS)
準優勝 榎本悟(REDIPS)



『Fight&Life』最新号が発売中!

『Fight&Life』編集部より誌面紹介文が届きました!

今号には他の雑誌に先駆けてムンジアルのレポートが掲載!

これはロスのホテルから四苦八苦して画像を送った渾身のページとなっております!

ホテルのネット接続が悪く、たかだか十数枚の画像を送るのに一晩中かかった、という悪夢が蘇るという自分自身も思い出深いものになってます。

ムンジアルのページを読むときには「ああ、この画像が一晩かかって送られたものか」と思いながら読んでもらえたら幸いです!

ホントに苦心の作なんでぜひみなさんご購入をお願いします!

では編集部による誌面紹介文です!


全国の柔術ファンの皆様、平素は格闘技ライフ提案マガジン『Fight&Life』をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

他誌の追随を許さない柔術特集を誇る弊誌最新号vol.13が、6月20日(土)に発売となりました!

今回も大会レポート、道場紹介、テクニック分析、選手の人物像に迫るインタビューなど、柔術企画が盛りだくさん!

巻頭では、今月初旬に行われた柔術世界選手権ムンジアルの大会リポート! 

コブリンヤのムンジアル4連覇、新世代の台頭、日本勢の敗退など詳細をお伝えしています。

弊誌人気企画「MMA最前線」では、ジャンジャック・マチャドがMMAで見られた関節技を細かく解説しています! 柔術家の方々にも興味深い内容でしょう。

道場・チームものとしては、兵庫県神戸市で活動する山陽電鉄柔術倶楽部にスポットを当てました。

このサークルは、山陽電機鉄道という会社のバスの運転手さんが、会社公認で社内のスペースを使って練習しており、大会出場費なども経費で捻出されるという、かなり羨ましい内容とは……。

こんな格闘技サークルがもっと増えてほしいと弊誌は願っています。

一方、先日セミナーが行われたエクササイズ法「ジナスティカ・ナチュラル」の内容も詳しく解説しています。

創始者のアルバロ・ホマーノ氏はもともと柔術家で、このエクササイズにも柔術の動きがふんだんに取り入れられています。

もっと身体をスッキリさせたい柔術家のみなさんにオススメです!

そして前回ご好評を頂いた、女子格闘技特集の別冊付録の第二弾が実現! 

その中で、ミス・ユニバース・ジャパンがカリキュラムに柔術を取り入れた興味深いニュースや、柔術・グラップリング界で注目されているスーパー女子高生・湯浅麗歌子選手インタビュー、さらに柔術から空手、総合まで幅広く活躍するV一(山口芽生)選手インタビューまで掲載されております!



女子格闘技特集の別冊付録!
表紙はSBのレーナ選手!


本誌から別冊まで柔術の記事がてんこ盛り! 『Fight&Life vol.13』をぜひお買い求め下さい!


Fight&Life vol.13
株式会社フィットネススポーツ発行
2009年6月20日(土)発売
定価880円
★オフィシャルサイトはコチラから!


2009年06月20日

「ADCC 2009」出場者リスト更新

9月25〜27日にスペインのバルセロナで開催されるADCC本戦の出場予定選手が更新されています。

各国の予選を勝ちあがった選手に前回大会の優勝者、そしてスーパーファイトのカードも発表されています。

スーパーファイトは前回のアブソ優勝者、ロバート・ドライスデールがスーパーファイト王者、ホジャー・グレイシーに挑む一戦です。

これまでロバートはホジャーにいいようにやられていますが、先日話したときに「スーパーファイトでやるかもしれない。次やれば絶対に勝てる!」と豪語してたので、この試合は楽しみです。



日本大好き!
ロバート・ドライスデール



スーパーファイト王者!
ホジャー・グレイシー



階級別出場者は以下の通り。

★男子
☆-65.9kg
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
八隅孝平(日本)
ハファエル・メンデス(ブラジル)
ニコラス・ヘイナー(フランス)
Timo-Juhani Hirvikangas(フィンランド)
ライアン・ホール(EUA)
デビッド・マリナキス(オーストラリア)
ジェイソン・パチィーノ(EUA)

※最近試合から遠ざかっている前回大会の優勝者、ハニ・ヤヒーラ、柔術茶帯のアメリカ人、ライアン・ホール、ブラジル予選優勝のハファエル・メンデスらが出場です。ただレオジーニョの名前がないのが気になりますね。出場しないのでしょうか?!こないだ会ったときは「いま75kgぐらいあるけどアブダビまでには落とす!」と言ってたんですが…。



DVDが発売中!
ハファエル・メンデス




今回は不出場か?!
3タイムス・チャンピオン、レオジーニョ




最近ご無沙汰!
ハニ・ヤヒーラ




DEEP Xにも出場!
八隅孝平選手



☆-76.9kg
マルセロ・ガルシア(ブラジル)
中村K太郎(日本)
ムリーロ・サンタナ(ブラジル)
マルセロ・アゼベド(イタリア)
トニ・リンデン(フィンランド)
ドン・オルテガ(EUA)
ロドニー・エリス(オーストラリア)
エンリコ・コッコ(EUA)

※3年ぶりにムンジアル出場もあっさりと優勝したマルセロ・ガルシア、そしてブラジル予選優勝のムリーロ・サンタナ、強そうな名前のドン・オルテガらが出場です。日本が誇る寝業師、中村K太郎選手の活躍に期待!



ムンジアルをサクっと優勝!
マルセロ・ガルシア




なぜかイタリア国籍を所持!
マルセロ・アゼベド爛Εラプル




☆-87.9kg
デミアン・マイア(ブラジル)
中村和裕(日本)
アンドレ・ガウヴァオン(ブラジル)
カッシム・アナン(フランス)
トロンド・サッセンヴィック(フランス)
ジェイソン・セルヴァ(EUA)
イゴール・プラポスシコフ(オーストラリア)
クリス・ウェイドマン(EUA)

※日本予選優勝の春原選手が不出場で中村選手が予選優勝の1階級下でエントリー。UFCで活躍中のデミアン・マイアは出場するんでしょうか?!ガウヴァオンも楽しみな存在ですが、本来はもう1つ下の階級なので、本戦ではどうなるか。懐かしいカッシム・アナンの名前も。カッシムは修斗に来日経験がある柔道ベースの選手です。



UFCで活躍中!
デミアン・マイア




DREAM.10に来日!
アンドレ・ガウヴァオン



☆-98.9kg
シャンジ・ヒベイロ(ブラジル)
内藤征弥(日本)
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)
ラデック・トゥレック(ポーランド)
アンドレアス・オルセン(ノルウェー)
ハファエル・デイビス(EUA)
アンソニー・ペロッシュ(オーストラリア)
ジェラルディ・リナルディ(EUA)

※中村選手の階級ダウンに伴い、予選準優勝の内藤選手が繰り上がりでエントリー。内藤選手はADCC2005のロス大会に出場経験があります。ムンジアルは負傷欠場したシャンジの怪我の回復具合が気になります。



総合で2連勝中!
シャンジ・ヒベイロ



☆+99kg
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
金親尊氏(日本)
アントニー・ジャウジ(ブラジル)
トーマス・ジャニセンスキ(ポーランド)
ジャンネ・ペッカ(フィンランド)
アサ・フュラー(EUA)
デニス・ロバーツ(オーストラリア)
トム・デブラス(EUA)

※現在はシュートボクセ・アメリカ支部所属のファブリシオ・ベウドゥム、ルタの強豪でマルコ・フアスのトレーニング・パートナーだったアントニー・ジャウジ、先日、中国で試合をしてきたチームタックラーの金親選手らが出場です。



前回大会優勝!
ファブリシオ・ベウドゥム



★女子
☆-60kg
キーラ・グレイシー(ブラジル)
塩田さやか(日本)
藤井惠(日本)
ミッシェル・タバレス(ブラジル)
ローレンス・コウシン(フランス)
イナ・ステフェニンセン(ドミニカ共和国)
ヒラリー・ウイリアムス(EUA)

※今回は階級の統合で2階級のみの開催となった女子。キーラ、塩田、藤井、ミッシェルと強豪揃い。でもこの4強の中ではキーラが頭ひとつ抜けてる感があります。ローレンスはフランス人初のムンジアル王者。ヒラリーはニックネームをミュージシャンになぞらえて爛瀬姚瓩箸いぁ△覆なかのビジュアル系ファイターです。今年のムンジアルの紫メジオ王者でもあり実力もあります。



前回大会優勝!
キーラ・グレイシー




前回大会優勝!
塩田さやか選手
3位は藤井惠選手!




ブラジル予選優勝!
ミッシェル・タバレス



ムンジアルの紫メジオ王者!
ヒラリー爛瀬姚瓮Εぅ螢▲爛



☆+60kg
アネッチ・クアドロス(ブラジル)
ペニー・トーマス(EUA)
平岩仁美(日本)
ロサンジェラ・コンセイサオ(ブラジル)
イダ・ハンソン(スイス)
シャンティ・アヴェーリャ(ドミニカ共和国)
ラナ・ステファナック(EUA)

※前回大会2冠のアネッチ、南アフリカ人初の黒帯にしてムンジアル王者のペニー、結婚して本名で出場の平岩(赤野)、ムンジアルでキーラ&ルカ・ディアスに勝利して2冠を制したラナ、とビッグネーム揃い。



前回大会2階級で優勝!
アネッチ・クアドロス




ムンジアル2階級で優勝!
ラナ・ステファナック




南アフリカ人初の黒帯にしてムンジアル王者!
ペニー・トーマス




結婚して本名で出場!
平岩仁美選手


…と、このような出場メンバーになっています。

今年の初めぐらいには「ヒョードルが出る!」とか騒いでたくせに今となっては「そんな話あったっけ?」ぐらいの無視っぷりがさすがです。

毎度恒例の「出る!出る!…でも出なかった」でしたね。

まあ最初から期待してなかったんでいいんですが!

やはり気になるのはレオジーニョが出るか、出ないか。

これまで3度の優勝歴を誇るレオジーニョにはぜひ参戦して欲しいです。

あとADCC常連のバレット・ヨシダやコブリンヤ、ホミーニョ、タルシス、ルーカス・レイチらブラジリアン柔術の強豪もADCCで見てみたいです。

総合にも出場してるホジャー(ストライクフォース)、シャンジ(戦極)、デミアン(UFC)、ガウヴァオン(DREAM)らは総合の試合オファーがあったらそっちを優先しちゃいそうですね。

そうならないことを祈るばかりです!

まだ枠はありますし、大会直前までどうなるかわからないのがADCCの常なので、これからも出場者リストには一喜一憂しそうですね!

スペインは自分にとって初ヨーロッパ。

本場のパエーリャを食べるのが今から楽しみです!



来月発売の「サブ魂4」はADCC日本予選を大特集!
付属DVDには予選の試合を完全収録という快挙!
詳細はまた追って紹介します!



『DEEP X 04』開催決定!


昨日、都内・DEEPオフィシャルジムで7月11日(土)に東京・新木場1stRINGで開催されるグラップリングのプロイベント『DEEP X 04』の記者会見が行われました。

この会見にはブリテリア代表にしてDEEP Xのプロモーター、坂本代表も出席し主な対戦カードと参加予定選手の発表を行いました。

まず発表された対戦カードは以下の4カードです。




★80kg契約
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
vs
マルキーニョス・ソウザ(ボンサイ柔術)

★無差別級契約
闘牛・空(女子プロレスラー・フリー)
vs
湯浅麗歌子(ポゴナ・クラブジム)

★69kg契約
八隅孝平(ロータスパラエストラ世田谷)
vs
TAISHO(チームバルボーサジャパン)

★無差別級契約
尾薗勇一(ジュエルス代表)
vs
福本吉記(クラブバーバリアン代表)



★会見に出席した各選手のコメント


宮澤元樹選手(和術慧舟會東京本部)
「今回、DEEP Xに呼んでもらったんですが、グラップリングの実績のない僕を呼んでくれたというのは、総合の中の寝技を評価してもらったということだと思うので、その期待に応えるためにも、僕の総合の寝技がマルキーニョス・ソウザ選手のグラップリング専門の寝技にどれだけ通用するのか楽しみです。」




闘牛・空選手(女子プロレスラー・フリー)
「今回、4回目のDEEP Xに呼んで頂いて、美女対決だと思っていたんですが、どうも違うようで…。対戦相手が女子高生で自分より若くて可愛いというだけで十分に熱くさせてくれるものがあるので、人生そんなに甘くない!と大会当日はモーモー言わせて勝ちたいと思います。」




八隅孝平選手(ロータスパラエストラ世田谷)
「DEEP Xに呼んで頂きありがとうございます。一生懸命頑張って一本取りたいと思います。」




尾薗勇一選手(ジュエルス代表)
「僭越ながらDEEP Xに出場させて頂くことになりました。トップ選手の中に混じって試合が出来ること、そして物凄い強い福本代表と試合が出来ることを非常に嬉しく思っています。関係者からは9割方“勝負にならない”“勝てるわけないじゃないか”という声が聞こえてくるんですけど、僕自身は勝つ気満々で練習していますので、ぜひリングで覆したいなと思っています。福本さんは6月27日に富山でビックマッチを控えていますので、それも成功して頂いて、僕は7月11日の昼のジュエルスを成功して、いい形で対戦出来ればな、と思っています。」



ブルテリア・坂本代表
「この他にもまだ隠し玉的なカードがあるので楽しみしていて下さい!」



他にもオープニングファイトで2カードが発表されました。

★64kg級契約
木内康(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
vs
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)

★64kg級契約
江口信一郎(DOBUITA)
vs
山本康之(DEEPジム)



その他、出場予定選手は以下の通りです。

廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
レアンドロ・ヤマシタ(Jaws柔術)
森雄大(パラエストラ吉祥寺)
菊池辰悟(リバーサルジム)
木内崇雅(和術慧舟會駿河道場)


★チケット料金
SRS席 \8000
RS席 \6000
S席 \5000
A席 \4000

★問い合わせ
DEEP事務局
【TEL】052-339-0303
【FAX】053-339-1118
【e-mail】info@deep2001.com

有限会社ブルテリア
【TEL】053-421-2534
【FAX】053-421-2542
【e-mail】info@b-b-b.com

名古屋ブラジリアン柔術クラブ事務局
【TEL】052-914-1184
【FAX】052-914-2345




ガブリエル・ベラvsホドリゴ・カバカ:黒ペサディシモ決勝戦

柔術の最重量階級であるペサディシモ級。

この階級の試合は鈍重にして緩慢な試合展開になることが多く、時として退屈さを感じることが多々ある。

それはムンジアルという最高の舞台でも同様で、この階級の試合が始まると観客の注意力は散漫になり席を立つものも少なくない。

だがこの決勝戦に進出したガブリエル・ベラはそんな重量級において注目に値する選手だ。

その体格からはあまり俊敏な動きは期待できなさそうだが、そんなことはなくなかなか素早い動きで観客を飽きさせない試合を見せていた。

立ち技では豪快なテイクダウン、倒してからは左右にフェイントをかけながらのパスガードと多彩な攻めパターンを持ち、テクニシャンなところを感じさせていた。




黒ペサディシモ決勝戦
ホドリゴ・カバカ(チェックマット)
vs
ガブリエル・ベラ(アリアンシ)




引き込んだカバカに体重を使ったパスガードを仕掛けるベラ。
カバカは胸を合わすまいとうつぶせになって逃げる。
これの攻防でベラに1アドバンテージ。




カバカはスパイダーガードでベラに対抗。




トップにベラ、ガードにカバカという展開で試合終盤まで同じ試合展開に。




最後にパスガードのアドバンテージがベラに入り試合終了。




ポイント0−0、アドバンテージ2−0でベラが勝利。




決勝戦はやや動きが少なかったがこの試合まではいい動きを見せていたベラ。
元ハイアン、現アリアンシの重量級選手が初戴冠でムンジアル優勝を果たした。




ペサディシモ表彰台
優勝 ガブリエル・ベラ(アリアンシ)
準優勝 ホドリゴ・カバカ(チェックマット)
3位 マーシオ・コウレタ(ベーリンギ)、アンドレ・デ・フレイタス(シーザーグレイシー)



2009年06月19日

マイケル・ランギvsドゥリーニョ:黒レーヴィ決勝戦

最近の頭角を現してきた注目株といったらマイケル・ランギ、この選手が一番でしょう。

黒帯1年生だった昨年は表彰台の乗るのが精一杯な感じでしたが、今年に入ってからはヨーロピアン、ブラジレイロ、アブダビプロ柔術と連戦連勝の昇り調子。

そして迎えたこのムンジアル。

好調を維持したまま順調に勝ち上がり決勝戦へ。

今年はこれまで2度に渡り接戦の末に敗れている宿敵・セルシーニョ不在なので問題なく決勝戦進出でした。

その相手はアリアンシのライバルチームともいえるATOS所属のアレッシャンドレ・ドゥリーニョです。

このドゥリーニョはメンデス兄弟やブルニーニョと同じくハモン・レモス門下生で色帯時代からマイケル・ランギのライバルともいえる存在です。

2007年のムンジアル茶レーヴィ決勝戦もこのドゥリーニョとマイケルの対戦で、そのときはマイケルが勝利、ムンジアルを制しています。

今回ドゥリーニョはマイケルと同門のルーカス・レプリに勝利して決勝戦進出を果たしており、アリアンシvsATOSの因縁の対戦となりました。




ドゥリーニョはムンジアル優勝経験のあるルーカス・レプリに2回戦で勝利しての決勝戦進出!




黒レーヴィ決勝戦
マイケル・ランギ(アリアンシ)
vs
アレッシャンドリ・ドゥリーニョ(ATOS)




試合開始直後にラッシュをかけていくドゥリーニョ!




組み付くとバックを奪うべく動きまくる!




それについてマイケルも動く!




互いに止まらずにノンストップ!
ここからは連続写真で!






















と、やっと一通りの攻防が終わるとマイケルがトップポジションに。




そこからパスガードを狙いにいく。




ドゥリーニョがパスを嫌い背中を見せたところを見逃さずにバックへ。




そこから腕十字!




ドゥリーニョは必死に逃げる!



一進一退の攻防の連続!




だがマイケルはバック&パスでポイントリード!




最後にまたスイープを狙う。




ドゥリーニョを両足で引きつけて、




倒してスイープ!




これが決まって9−2で勝利!



ここで試合終了!




そしてATOSがやるパフォーマンスに対抗してのパフォーマンス。




セルジーニョを呼び込んで…。



セルジーニョがATOSのマネ!




それを銃で撃ち殺すマイケル!



倒れるセルジーニョ!




勝ち誇るマイケルに喝采の観客!




コブリンヤと抱き合い喜びを分かち合う




これでペナ、レーヴィ、メジオの3階級制覇が決まった!




ポイントは9−2。




マイケルがムンジアル黒帯初優勝!



本当はこのムンジアル後にマイケルは7/11開催のDEEP Xに初来日するはずでしたが、スケジュールの都合で来日キャンセルになってしまいました。

それはマイケルのマネージメント権を有するファビオ・グージェウがDEEP Xと同時期にヨーロッパでのセミナーをブッキングしてしまったからです。

マイケルはなんとか来日が実現できるように働きかけていたようですがファビオの指令は絶対で、セミナーのキャンセルはできなかったようです。

本人は初来日を楽しみにしていただけに残念ですね。


2009年06月18日

ホムロ・バハルvsタルシス・フンフェリー:黒メイオ決勝戦

今年のメイオペサード級は昨年の優勝(アンドレ・ガウヴァオン=不出場)と準優勝(ブラウリオ・エスティマ=ペサードに階級アップ)不在で混戦模様。

その中で決勝戦に勝ちあがってきたのは本命・ホムロ・バハル爛曠漾璽縫膈瓩肇織襯轡后Ε侫鵐侫Д蝓爾世辰拭

ホミーニョは2007年のメイオ王者&アブソ準優勝を果たしたが昨年はヒザの負傷でムンジアル不出場。

対するタルシスは昨年度は負傷を隠しながらのムンジアル強行出場で、思うような減量ができずペサド級にエントリーも3位入賞を果たしている。

この両者は2007年のパンナムで階級別決勝&無差別決勝と2回に渡り対戦しているが、その2試合ともホミーニョの勝利に終わった。

まずはそのパンナム2007の試合から振り返ってみたい。



2007年のパンナムでホミーニョとタルシスは2度に渡り対戦。




その2試合でホミーニョが2連勝を飾る。




アブソ表彰台。
優勝・ホミーニョ、準優勝・タルシス。
3位はハファエル・ロバトとフラビオ・アルメイダ。



だがタルシスは先月開催のアブダビプロ柔術とブラジレイロのアブソを制しており、好調のままムンジアルに出場してきている。

共に27歳という同じ年齢のホミーニョとタルシスのライバル同士の対戦となったメイオペサード級決勝戦だ。





黒メイオペサード決勝戦
ホムロ・バハル(バッハ)
vs
タルシス・フンフェリー(アリアンシ)




引き込んだホミーニョはガードから攻撃を仕掛ける。
ホミーニョのスパイダーガードはオリジナルのもので両袖を引きながら肩に足をかける変形のスパイダーガード。




そのままほとんど動くことなく試合時間は経過。




試合終了間際、タルシスはアキレス腱固めを仕掛けるも不発に終わり試合終了。




ポイント0−0、アドバンテージ0−0のレフェリー判定はホミーニョ。
僅差でホミーニョが勝利してメイオペサード級優勝を果たした。





メイオペサード級表彰台
優勝 ホムロ・バハル(バッハ)
準優勝 タルシス・フンフェリー(アリアンシ)
3位 オタービオ・ソウザ(バッハ)、ヴィトー・エスティマ(バッハ)


なんと準優勝以外をバッハ勢が表彰台独占。

準決勝ではホミーニョvsヴィトーの同門ガチ試合が行われホミーニョが絞めで一本勝利している。

ホミーニョはvsホジャーもそうだが、同門でもガチ試合をする意向のよう。

その姿勢は素晴らしい!


2009年06月17日

セルジーニョvsフィホ&黒メジオ決勝戦

昨年のムンジアルで彗星のごとく現れたニュースター、それがセルジオ・モラエス爛札襯検璽縫膈瓩澄

セルジーニョはスター選手が多く在籍するアリアンシの所属でこれまで無名に近い存在だったが、昨年のムンジアル黒メジオ1回戦で連勝記録を更新中だったクロン・グレイシーに一本勝利を果たすとその勢いのまま優勝を果たし、一躍世界にその名を知らしめたのだ。

それから1年後、このムンジアルでも昨年の優勝がフロックでないことを証明するかのように順調に勝ちあがっていったセルジーニョ。

その戦いには自信が満ち溢れていた。

準決勝は元・同門のアラン・ド・ナシメント爛侫ホ瓩相手だ。



黒メジオ準々決勝では元ドラクリーノで現ヘンゾの門下生、
チオシコに大激戦の末に勝利して準決勝進出。




準決勝は元ブラザ、現チェックマットのフィホと。
フィホもセルジーニョと同じく元テレレの門下生。




ヨーロピアン王者、フィホとムンジアル王者、セルジーニョの対戦は一進一退の攻防を展開。




だがセルジーニョがパス&マウント奪取!




そこからポイントが入る間もなく一気に送り襟絞めを極めて一本勝利!




アリアンシのチームメンバーの元に飛び込んで勝利の雄叫び!




試合時間は8:08、一本でセルジーニョ勝利!




これで決勝戦はマルセリーニョとの同門で戦わずして1&2フィニッシュ。
アリアンシは2年連続の同門決勝という快挙。




この勝利を笑顔で見ていたファビオ&マルセリーニョの師弟コンビ。
ナイススマイル!




優勝はジャンケンで勝ったマルセリーニョ。




優勝者・マルセリーニョを肩車のセルジーニョ。
マルセリーニョが3年ぶり、3度目の黒メジオ優勝を果たしました!




黒メジオ表彰台
優勝 マルセロ・ガルシア(アリアンシ)
準優勝 セルジオ・モラエス(アリアンシ)
3位 ルーカス・レイチ(チェックマット)、アラン・ド・ナシメント(チェックマット)

記録上の優勝はマルセリーニョだが金メダルはセルジーニョの首に掛ける。

そんなちょっとした心遣いもマルセリーニョの魅力のひとつ。

金メダルをかけてもらったセルジーニョは大喜び!

代わりに銀メダルをマルセリーニョの首にかけてあげました。

いいシーンでした!

これと同様のシーンを2007年のムンジアルでも見ました。

そのときも黒メジオでルーカス・レイチとアンドレ・ガウヴァオンが同門優勝したときのこと。

記録上はルーカス優勝も金メダルはガウヴァオンがもらっていました。

この記録上の優勝者が準優勝者に金メダルを譲る、というのは同門決勝の恒例のようですね!



マルセリーニョvsルーカス・レイチ:黒メジオ準決勝

今年のムンジアルには楽しみな存在がエントリーしていた。

それがこのマルセロ・ガルシア爛泪襯札蝓璽縫膈瓩澄

マルセリーニョはかつてムンジアルの常連選手で毎年必ず出場していたがここ数年の出場はなく、ムンジアル出場は3年ぶりとなる。

この3年の空白期間にはMMA出場やアカデミー開設など多忙な日々を過ごしていたという。

だが現在はMMAの契約もなくフロリダのアカデミーも落ち着いた、ということでのムンジアル出場となった。

ムンジアル出場に先駆けて、5月初旬にアブダビで開催されたアブダビプロ柔術でギの試合に復帰しているが階級別、無差別とも優勝はならず、かつての実力に翳りが見えたか、と思えたのだが…。




マルセリーニョは準々決勝でボンバヘッドでお馴染みのチアゴ・アウベス(バルボーサ)と対戦。




これをポイント0−0、アドバンテージ3−2で辛勝。




決勝戦進出を賭けた一戦はクロンを降して勝ち上がってきたルーカス・レイチが相手。



マルセリーニョのギには自身が総合の練習をしているATTのパッチが付けられている。




引き込んだルーカスにパスのアタック。




ルーカスはいつものハーフではなくフルガードへ。




だがマルセリーニョは難なくパスに成功する。
その後、もう1度パスを成功させて6−0でリード。




ルーカスはここからスイープを狙いに行く。




ハーフに足を絡めて起き上がろうとするが…




マルセリーニョはジャンプしながら逃げる!




ルーカスのタックルは不発に終わる




立ち技の攻防になるも動きは少なく…




ルーカスが引き込んだところで試合終了!




ポイント6−0でマルセリーニョ勝利!




3年ぶりのムンジアルもブランクを感じさせず決勝戦進出!



2009年06月16日

ルーカス・レイチvsクロン・グレイシー:黒メジオ準々決勝

毎年メジオ級は最大激戦区としてビッグネーム同士が潰し合いの様相を呈している。

今年も例年通り大物同士の対戦が続出、見てる側からしたら見逃せない対戦が目白押しとなった。

まず準々決勝で実現した今年のパン選手権決勝戦の再戦であるルーカス・レイチvsクロン・グレイシー。

このパン選手権での初対戦は直前に開催されたヨーロピアンでクロンが優勝し、ムンジアルの前哨戦的な意味合いがあるパン選手権でどんな活躍をするかに注目が集まったが、決勝戦でルーカスに完敗、黒帯に昇格してから早くも2敗目を喫したのだった。

その対戦から2ヶ月後に行われたこの再戦はどうだっただろうか?!



黒メジオ準々決勝
ルーカス・レイチ(チェックマット)
vs
クロン・グレイシー(ウマイタ)




開始早々引き込んだのはルーカス。




ルーカスの潜りを顔を押すというエグい防御で防ぐクロン。




さらにクロスニーパスを狙う。



だがルーカスも潜りで対抗!




遂にスイープに成功し先制点を挙げた!




クロンは立ち上がろうと必死。



珍しくXガードのようなスイープの仕掛けも。




だがルーカスは素晴らしい反応を見せて防ぐ。




クロンのアタックは続くが…




ルーカスは距離を取り離れてディフェンス!




そのままの展開で試合は終了!



ルーカスは鼻水を垂らす激闘!



クロンは呆然と座ったまま。




ヒクソンは厳しい表情のままクロンを見つめる…。




ポイント2−0でルーカス勝利!




クロンに2連勝でルーカスが準決勝に進出!


このように色帯時代のクロンは連戦連勝を飾っていましたが黒帯に昇格してからは厳しい戦いが続いています。

昨年のムンジアルは初戦敗退、今年はベスト8に終わり、並み居る強豪選手の中に入ってしまったらもう特別な存在ではなくなってしまいました。

クロンは今月28日に浜松で開催される「第2回 ヒクソン・グレイシー杯」に来日予定です。

そこではどんな試合を見せてくれるのでしょうか。

クロンの華々しい復活を期待しましょう。



2009年06月15日

コブリンヤ、ムンジアル4連覇の軌跡

コブリンヤが遂にムンジアル4連覇を達成しました。

この記録は96年から99年にかけてホイラー・グレイシーが記録したものに並びます。

文字通りムンジアルとは世界選手権で毎年、いろいろな国から柔術世界一の称号を得るために多くの選手が参加してきています。

今大会でも黒ペナにはカナダ、アメリカ、ブラジル、日本、韓国、バーレーンと7ヶ国から出場選手がありました。

そのような各国から集まってくる並み居る強豪の頂点に4年に渡り立ち続けている選手、それがフーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓩覆里任后

コブリンヤがムンジアルで初優勝を果たしたのは2006年、まだムンジアルがブラジルで開催されていたときのことでした。

その前年の2005年のコパドムンドで優勝したコブリンヤはムンジアルにも出場しましたがベスト8という結果に終わっています。

ですがその翌年、同じくコパドムンドで優勝した翌週に開催されたムンジアル決勝戦でレーヴィ級から階級を落としてきたマーシオ・フェイトーザ(グレイシーバッハ)を判定で降し、念願のムンジアル初優勝を果たすと共にコパドムンド&ムンジアルの統一王者となりました。


ムンジアル2006、今のところブラジルで開催された最後のムンジアルです。




ここで狎彩機械瓩琉枳召鮖つマーシオ・フェイトーザと戦い、判定で勝利。




コパドムンド&ムンジアルの統一世界王者となりました。
ちなみにマーシオはこの試合を最後にムンジアルには出場していません。



その翌年の2007年、ムンジアルはアメリカ・ロサンゼルスはロングビーチで開催されることとなりました。

アメリカ開催になることにより航空券代金捻出やビザ取得の難しいブラジル人選手の出場の減少や、それに伴うレベルの低下が懸念されましたがそれは杞憂に終わり、結果的にはブラジルで開催されていたとき以上の出場者を集めて大会は大きな成功を収め、その後はムンジアルのアメリカ開催が定着していきました。

この2007年大会の決勝戦では元・統一世界王者vs現・統一世界王者の対戦が実現、大いに注目を集めることになりました。



ムンジアル2007では元・統一世界王者、マリオ・ヘイスと決勝戦で対峙。




レーヴィから本来のペナに階級を戻したマリオを一蹴し、送り襟絞めで降す!




統一王者対決を一本決着で決めて2連覇を達成!


この頃からコブリンヤの強さが際立つようになり、ブラジルはもとより日本でもコブリンヤ人気に火が着き始めます。

またコブリンヤ自身も本格的にアメリカに進出し、アトランタに居を移してアリアンシ総帥、ホメロ・ジャカレの元で更なる進化を遂げていきます。

そしてまだ記憶に新しい昨年のムンジアル。

台頭してきた新世代の旗手、ブルーノ・フラザトがムンジアルの決勝に初進出。

これまではマーシオ・フェイトーザ、マリオ・ヘイスとコブリンヤ以前の王者経験者との対戦でしたが、このブルニーニョ戦は初めて追われる立場として新鋭のチャレンジを受けることになりました。




ムンジアル2008、vsブルニーニョ。
万年3位だったブルニーニョが打倒コブリンヤを期してブラザに移籍。
遂にムンジアルの大舞台で決勝戦に初進出。




だがそんなブルニーニョすらもアンクルによる一本で降し3連覇を果たす。




ムンジアルの決勝戦を一本で極めるという勝負強さはさすがコブリンヤ!
まさに絶頂期にあるといっていいでしょう。




そして今年のムンジアルでは再びブルニーニョと対戦。
これまで4連勝中のブルニ−ニョだけに快勝が予想されましたが…。




さすがにブルニーニョも4度目ならぬ5度目の正直でコブリンヤ越えを果たすべく、果敢な攻めでコブリンヤに肉薄!




互いにノーポイントのままレフェリー判定で薄氷の勝利をモノにしたコブリンヤ。
こういう僅差の試合を勝ち続ける凄さも特筆に価します!




2009年ムンジアルの表彰台。
まさに黒ペナの4天王ともいうべき4選手。
このブルニーニョ、ハファ、マリオの3選手はみなコブリンヤにリベンジすべくそのチャンスを虎視眈々と伺っています。
コブリンヤ王朝の繁栄は続くか?!



こうしてコブリンヤは脅威のムンジアル4連覇を達成しました。

早くも来年のムンジアルにも出場する、と意気込んでおり、ホイラーの記録を更新するという偉業にチャレンジします。

ですが今回も決勝、準決勝と2試合連続でレフェリー判定の辛勝で、その道は決して楽ではないでしょう。

コブリンヤの前人未到のムンジアル5連覇なるか、または遂に王座陥落か、今から来年のムンジアルが楽しみでなりません。





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2009年06月14日

コブリンヤvsブルーノ・フラザト:黒ペナ決勝

これまで紹介してきたように互いに激戦を繰り広げながら勝ち上がってきたコブリンヤとブルニーニョ。

ライバル関係にある両者ですが、今までの対戦戦績はコブリンヤの4連勝という一方的な勝利でライバルというにはやや的確ではない感もあります。

まずはこれまでの対戦を振り返ってみましょう。



初対決はムンジアル2006準決勝でコブリンヤが
アンクルで一本勝利。
そしてムンジアル初優勝を果たします。



ムンジアル2007
2戦目はおととしのムンジアル準決勝でアドバンテージ差。



パン2008
3度目は昨年のパン選手権決勝でこれもアドバンテージ差。



ムンジアル2008
4度目は昨年のムンジアル決勝でアンクルで一本勝利!


…と、最後の対戦では再戦に強いコブリンヤらしい勝ち方で4連勝をしています。

今回の対戦は通算5度目となり、約1年ぶりの試合となります!

ムンジアル決勝戦という柔術界最高峰での対戦、ブルニーニョの初勝利か、コブリンヤの4連覇達成か?!




黒ペナ決勝戦
コブリンヤ(アリアンシ)
vs
ブルーノ・フラザト(ATOS)




引き込んだブルニーニョ。
スパイラルガードをセットアップ。




そこから腰を浮かせるようにして足に絡みついていきます。




ブルニーニョはスパイラル、デラヒーバ、足三角などガードの多彩さは特筆モノで、様々なアタックを見せていきます。




コブリンヤは距離を測りつつ、慎重な動き。




コブリンヤの屈強なベースを崩すべく片袖を両手で弾くブルニーニョ。




そこをスタックパスでカウンターアタックのコブリンヤ。




そこからさらにオモプラッタのカウンターを仕掛けるブルニーニョ!
高度なテクニック合戦を見せていきます!




そのスキをついてブルニーニョに飛びつくコブリンヤ。
一瞬のスキを見逃さない機敏さはさすが。




そのまま相手に覆いかぶさるように乗っていきハーフガードの態勢へ。




ブルニーニョの足を畳んだところでタイムアップ!




ポイントはまったくのノーポイント!




レフェリー判定を待つ間、健闘を称え合う両者。




レフェリー判定はコブリンヤ勝利!
この瞬間、コブリンヤがムンジアル4連覇を達成!




ホイラー・グレイシーの記録に並ぶムンジアル4連覇を果たした
偉大なる王者、コブリンヤは喜びを隠さずにアリアンシチームに飛び込む!
試合後は早くも「来年も出る。ホイラーの記録を超えるんだ!」と、
意気込みを語っていたコブリンヤ。
ムンジアル史上初の5連覇は達成できるか?!




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マリオ・ヘイスvsブルーノ・フラザト:黒ペナ準決勝

順調に決勝戦に駒を進めたコブリンヤの対戦相手決定戦ともいうべき試合がこのもうひとつの準決勝戦、ブルーノ・フラザトvsマリオ・ヘイスの新旧コブリンヤのライバル対決だ。

マリオ・ヘイスは言わずもがなの元祖・統一世界王者として知られる選手でここ数年はパッとした活躍はないが、かつてはパイシャオン、ソカらに勝利して過去2度(03&04)に渡りムンジアル王者に君臨していた時代もあった。

対するブルーノ・フラザトは万年3位の銅メダルが最高位だったが心機一転、奮起してブラザに移籍。

その成果が実ったか、昨年のパン選手権に続きムンジアルと2大会連続で決勝戦に進出を果たし、ともにコブリンヤに敗れるも準優勝に輝く活躍を見せた。

この両者に共通してるのはともにコブリンヤに勝ったことがない、ということだ。

互いにコブリンヤに対して執念とも感じられるほどの思いで対戦のチャンスを狙っているが、このムンジアルでは両者が同じブランケットに入り、この二人のうち一人しかコブリンヤとの対戦は実現しない。

それがこの準決勝戦で直接対決でコブリンヤ挑戦権&ムンジアル決勝戦進出を賭けた大一番。

昨年のムンジアルでもこの両者は対戦し、そのときはブルニーニョが僅差で勝利しているが、試合後にマリオがレフェリーに対し不満をブチ撒けるなどすっきりしない決着だった。

このマリオvsブルニーニョは因縁の決着戦でもある!




黒ペナ準決勝
マリオ・ヘイス(グレイシーバッハ)
vs
ブルーノ・フラザト(ATOS)
互いに引き込み合い、上を選んだマリオがアドバンテージ1で試合スタート。




しかしあっさりとブルニーニョがスイープに成功、2P奪取。




ここからブルニーニョの本領発揮!
ポイントを取ってからカタくなる、の評判通りの試合を展開!




マリオはスパイラル、デラヒーバと様々なガードでアタックを仕掛けるもブルニーニョのベースは崩せず。




明らかに攻めてるのはマリオだがそのどれもがポイントにならずアドバンテージ止まり。




アキレス腱固めのような形でもつれ合ってる際に互いに動きがありスイープのチャンスだったが…




ブルニーニョは手を着いてエスケープ、スイープを逃れた




だがさすがにブルニーニョの消極的な試合ぶりにレフェリーがペナルティを与える




試合終盤、必死に攻撃を試みるマリオだったがオモプラッタを仕掛けてる最中にタイムアップ。




結局、試合序盤のスイープ1回が勝負を決め手となり2−0でブルニーニョ勝利!




これで2年連続でブルニーニョが勝利を果たし、決勝戦はこれまた2年連続でコブリンヤvsブルニーニョに!





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コブリンヤvsハファ:黒ペナ準決勝

ハファエル・メンデス、通称ハファ。

ハファこそ新時代の柔術家と言っていい選手だろう。

89年6月21日生まれだからこの時点でまだ19歳という若さも驚きだが、その実績にはもっと驚く。

なにしろムンジアルで青〜茶まで全て兄のギリャルメと1&2フィニッシュで優勝&準優勝をしてきてるのだから。

そして自身の柔術人生の中で負けたのは数試合のみ、という恐ろしいほどの勝率を誇っている。

茶帯からは階級アップしペナで戦うようになり、ムンジアルで優勝し黒帯に昇格、満を持して黒帯を巻いて出場したパン選手権ではコブリンヤに外掛け反則で敗れるも3位入賞を果たしている。

だがその反則を取られるまではアドバンテージ1差で僅差ながらリードしていたのだ。

そのパン選手権の1ヵ月後に開催されたアブダビプロ柔術でハファは6−4というポイント差で遂にコブリンヤ超えを果たす。

だがこの試合は6分という試合時間やレフェリングの曖昧さ、そして何よりもIBJJFの公式試合ではないので、参考記録程度にしかならないだろう。

だが最強王者の名を欲しいままにしていたコブリンヤの陥落は衝撃だった。

王座はいつか明け渡すもの。

それがこのハファになのか、それとも王者が最強の称号を守るのか。

注目の一戦がいま始まる!




黒ペナ準決勝戦
コブリンヤ(アリアンシ)
vs
ハファエル・メンデス(ATOS)




引き込んだハファがガードポジションを取る。




コブリンヤとハファはこれまでプロ柔術などで3度の対戦経験があり、これが4度目の対戦となるがIBJJF公式試合としては初対戦だ。
ちなみにこれまでの対戦ではコブリンヤが2勝1敗で勝ち越している。




試合開始1分後、早い段階でハファがスイープに成功!




ハファが2P先制!




だがそこからコブリンヤも複雑に足を絡めてスイープを狙う。




座った状態からホレッタのような態勢でハファの袖を引きながらスイープ!




コブリンヤが起き上がりスイープで2P奪取、これで同点に。




今回のムンジアルでハファ、ギィ、ブルニーニョらATOS勢が多用する通称狢三角ガード瓩鮗茲襦
相手の片足に対して三角絞めの要領で足を内掛けで組む特殊なガードだ。
ここからいろいろな攻撃ができる、という。




足三角ガードを座って防御するコブリンヤ。
アブダビプロ柔術でもこのガードからのスイープを食らって敗れており、対策はできているか。
足三角ガードで足を絡めながらその足を抱えた状態から相手を蹴りバランスを崩してスイープ、というのが基本パターン。




だがこの態勢で返すと相手も同じ状態で下になるので、互いに同じポジションで返し合うというループ状態になる。
このまま1回ずつスイープをし合ってポイントは4−4に。




そのまま足を絡めあいながらスイープを狙い合う攻防に終始。
最後にコブリンヤに1つ、スイープのアドバンテージが入りタイムアップ!




最後のアドバンテージで同点に!




勝利を確信したATOS勢は大喜び!




だがレフェリー判定でコブリンヤ勝利!
コブリンヤが薄氷の勝利をものにした!




喜ぶコブリンヤはブレイクダンスを披露!




回るコブリンヤ!




まだ回る!




ジャンプして着地!




最大の難敵にリベンジを果たし4連覇まであと1勝!






2009年06月13日

コブリンヤvsメガトン:黒ペナ準々決勝

佐々選手を降してベスト8に進出したコブリンヤは狹歓有瓮瓮トンとの顔合わせに。

メガトンはこれまで日本人選手相手に全勝を誇る爛献礇僖法璽坤ラー瓠

今大会では日本人との大戦はありませんでしたが、初戦で韓国人黒帯のリー・ヒーソンに勝利し「これでコリアンキラーだな!」と笑うメガトン、豪快なオヤジといった感じでしょうか。

また妻・ルチアナ(黒帯)、娘・マッケンジー(青帯・まだ16歳!)とファミリー全員でムンジアルに出場している柔術一家でもあります。



ルチアナ&マッケンジーのメガトン・ファミリー!




メガトン&マッケンジー(Brazil 2006)



何度も書いてますが、このメガトンは1967年(10/2)生まれですからすでに40歳を超える年齢ですが、いまだにアダルトに出場し続け、若い選手にもたびたび勝利するなど現役バリバリ!

今年のヨーロピアンではマリオ・ヘイスに敗れるも準優勝という立派な戦績を残しており「柔術に年齢は関係ない」ということを身を持って実証しています。

★メガトンのインタビューはコチラから!

そんなメガトンとコブリンヤの対戦はどうだったでしょうか。




黒ペナ準々決勝
コブリンヤ(アリアンシ)
vs
ウエリントン爛瓮トン瓮妊アス(ウマイタ)




引き込んだメガトンがスイープ狙い。




それを起き上がりディフェンスするコブリンヤ。




そこからハーフガードの状態に。




コブリンヤが腕十字で腕を伸ばしきったかに見えましたが…




ヒジを曲げて逃げる!




コブリンヤの下半身を動かして脱出を試み、



起き上がることに成功!




ガードポジションになり、この攻防で2P奪取です!




ですがオモプラッタを仕掛けられ…




バックから絞めでタップ!




6:22、送り襟絞めでコブリンヤ勝利でした!



結果的には一本負けでしたが、アダルトしかないムンジアルに出るのも素晴らしいし、しっかりと初戦を突破してるのも凄い!

そしてほぼ極まりかけてるコブリンヤの腕十字からも脱出してるんですから!

あのときの大・大メガトンコールは忘れられないです!

ウマイタ勢だけでなく会場全体がメガトンを応援してるようでした。

ムンジアル3連覇中の最強選手・コブリンヤに40歳を超えたオヤジ柔術家・メガトンが果敢に挑むも玉砕…。

ですがこの試合にはロマンがありましたね!

レッスル・アンド・ロマンス、WARですよ!

つーかこの場合はレスリングじゃないからJiu-Jitsu And Romance、JARですかね。

とにかく!

強いオヤジ柔術家、メガトンはかっこいいですよ!




佐々幸範vsコブリンヤ:黒ペナ2回戦

順調に1回戦を勝ち上がった佐々選手の相手は最強のペナ級選手、フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠淵▲螢▲鵐掘砲澄

コブリンヤは2006年のムンジアルで黒ペナを制して初優勝して以来、3年連続優勝中の超・強豪選手。

2006年はマーシオ・フェイトーザ、2007年はマリオ・ヘイス、2008年はブルーノ・フラザトと並み居るビッグネームに勝利してのムンジアル優勝だけにその偉大さがわかるはずだ。

また今大会に優勝したらホイラー・グレイシーの持つムンジアル4連覇の記録に並ぶと合ってコブリンヤのモチベーションは高い。

だが対する佐々選手も日本最強といっていいペナ級選手で、その強さは練習で手を合わせたことがある者ならば知っているだろう。

関東近郊の柔術のトップ選手がアカデミーの枠を超えてパラエストラ東京に集まり、日々研鑽している練習会「昼柔術」では階級を問わず佐々選手に敵う者はいない、という。

その話を事前に聞いていたこともあり、佐々選手とコブリンヤの試合は「佐々選手ならばやってくれるかもしれない」との期待を胸に見ていたのだった。

前々から佐々選手は「コブリンヤとやりたい。お互いよく動くから手が合いそう。」とも語っていた。

互いに動いて動いて、という展開になれば佐々選手の勝機は必ずある!と思ったのだが…。




現在、3年連続ムンジアル優勝中のフーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠
1回戦をシードで2回戦から出場!




対するは日本最強の佐々幸範!
1回戦を13−0で完勝し気合十分でコブリンヤに挑む!




佐々選手の引き込みに合わせたコブリンヤ。
微妙なタイミングもこれで2P。




この2Pロストも「想定内」といい、すぐに得意のスパイラルガードへ。




だが完全に作られる前に動くコブリンヤ。
完全に先手、先手で攻めてくる。




佐々選手も必死に食らいつきスイープを狙っていく。




それらのアタックもコブリンヤの絶妙なバランス&プレッシャーで思うような攻めができない。




そして遂にパスガードを許してしまう。
佐々選手がパスされたのは2005年のカンペオナート・ジャポネーズの黒帯無差別でのvsペドロ・アキラ戦以来のこと。
ここ数年はパン選手権、ムンジアルでもパスされたことがないだけにこの場面は信じられなかった。




そこから完全に佐々選手をコントロールしバックポジションへ。




バックを奪われながらも目は死んでない佐々選手。
必死に抵抗し脱出を試む。




しかしコブリンヤの送り襟絞めが深く喉を絞め上げるように極まり、万事休す!




一瞬、抵抗する動きを見せるもたまらずタップ!
「試合でタップしたのは初めてのこと」という。



5:02、一本でコブリンヤ勝利。
試合後に佐々選手は「想像以上に強かった。もう一度やっても勝てる気がしない…。」と落胆の色が隠せなかった。

続きを読む

2009年06月12日

佐々幸範vsクリス・マニュエル:黒ペナ1回戦

日本人初の世界王者として知られる佐々幸範選手(パラエストラ東京)。

佐々選手は2005年のムンジアルで茶ペナで優勝し黒帯に昇格してから早4年が過ぎた。

昨年のパン選手権では3位に入賞するも、それ以降はこれといった実績が残せていない。

今年のパン選手権にも出場予定だったが「まだ自分の柔術は完成していない」と急遽出場を取りやめ、万全の状態でムンジアルに出場すべく練習に専念していた。

その佐々選手が追求する「自分の柔術」が完成したのかは知る術はないが、この1回戦を見る限り、かなりの完成度を感じた。

相手はクリス・マニュエル、ATT所属の選手で日本にも戦極に出場経験がある強豪選手だ。

だがこのクリスをまったく問題にせず、13−0という大差の判定勝利を収める。

「2回戦を考えて手を抜きまくった」と言いながらもこの勝利である。

この完勝劇を目の当たりし、2回戦、vsコブリンヤとの試合に胸を躍らせたのだった。




黒ペナ1回戦
佐々幸範(パラエストラ東京)
vs
クリス・マニュエル(ATT)




引き込んで得意のスパイラルガードを仕掛ける。




スパイラルから潜りスイープの連携。




そして片巻きスパイダーと多彩なテクニックを繰り出す佐々選手。




スイープに成功すると抜群の安定感を見せる。




ガードの印象が強い佐々選手だが本人曰く「パスガードの方が得意」らしい。




クリスは一方的に攻められて防戦一方の展開に。




試合終盤、あえてガードに引き込みスタミナを温存する苦戦に。
これは昨年のムンジアルで極めを狙いにいく余りにスタミナを余計にロスしたことの教訓を活かしてのこと。




それでも最後まで優勢なまま試合終了。
13−0という完勝で2回戦、vsコブリンヤ戦に駒を進めた。