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2010年06月

2010年06月30日

仙台で柔術イベント「ドンキホーテファイト」開催


2010年7月17日(土)に、入場無料のアマチュア格闘技イベント『ドン・キホーテ・ファイト4』が開催されます。 

『ドン・キホーテ・ファイト』とは、金網に囲われた闘技場で行われるブラジリアン柔術、キックボクシング 、サブミッションレスリング、ボクシング等の真剣勝負を、大音量のクラブミュージックを楽しみながら観戦出来る、新しい試みの格闘技大会です。

ドン・キホーテ パウ仙台南店の店内特設会場にて、観戦無料でどなたでも気軽に観戦できるようなので近隣の方は足を運んでみてはいかがでしょうか?!

<格闘技>
ブラジリアン柔術>道衣(キモノ)を着て闘う組み技格闘技。

寝技中心のロジカルな攻防が楽しめます。

キックボクシング>手足を使った打撃格闘技。

激しい打撃技の攻防は見ている者を興奮させます。

サブミッションレスリング>レスリングに関節技(サブミッション)を取り入れた格闘技。

目まぐるしく腕や足の関節を取り合います。

他に、ボクシング、総合格闘技、空手、日本拳法。

<一般参加企画>
バルーンファイト>30秒以内にボクサーの顎に付いている風船をパンチで割ると景品がもらえます。

参加費300円、体重制限有(70kg以内・当日計量)。

ボクサーはフェイント、牽制以外、攻撃は致しません。
フットワークで逃げるボクサーに会心の一撃を見舞って下さい。

当日午後4時から会場受付。

7/17(土)『ドン・キホーテ・ファイト4』@ドン・キホーテ・パウ仙台南 特設会場
観戦無料 
エンジョイタイム>16:00〜18:00  
バルーンファイト、キッズファイト、オヤジファイト、日本拳法の演武

エキサイトタイム>19:00〜22:00  
クラブミュージックの大音量の中、真剣勝負の格闘技を観戦 、カポエイラのパフォーマンス

主催:セレジェイラ柔術&ボクセ




2010年06月29日

グレイシーマガジン#159レビューby須々あきら

グレイシーマガジン#159(2010年6月号)のレビューを「柔術魂」「サブミッション魂」を制作している出版社、(株)晋遊舎(しんゆうしゃ)の格闘技編集部の須々あきらさんにお願いしました。

ちなみに晋遊舎・格闘技編集部では自分も取材に同行した「アブダビプロ柔術世界大会2010」を柔術魂スペシャル版として現在、鋭意制作中です。

それらの近況も含めてグレイシーマガジンの誌面紹介です!


グレイシーマガジンの最新号のレビューを担当させていただきます(株)晋遊舎・格闘技編集部の須々あきらです。

まず雑誌の顔ともいえる表紙ですが、インパクト大です!

4月にUAEのアブダビにて開催された「ワールドプロフェッショナル柔術カップ」の無差別級決勝、ブラウリオ・エスティマ対クラウジオ・カラザンスの対戦と、それを見守るアブダビ首長国王族の面々ーー。

世界に広まったブラジリアン柔術が、遠く中東アブダビの地で王族を前に披露される! 

ロマンがありますね。

(この王族ですが、いわゆる裸のADCCを開催している方とは別の方だそうです)

もちろん中身もアブダビプロ柔術を大特集しています。

カラザンスですが本来メジオ級の選手で、出場した83キロ級でも小柄ですが、無差別級とあわせて二階級制覇して賞金28,000USドルを獲得しました。

カラザンスが活躍した階級を含め、各カテゴリー決勝戦詳細レポートは、さすが業界トップ誌、秀逸でした。

その他、個人的に楽しめた企画を列記してみます。

・壁を使った逆立ちトレーニング
・赤身肉に関する考察
・ホブソン・モウラのガードテクニック講座
・グレイシーマガジンの歴史=柔術の歴史をクイズ形式で振り返る企画
・ストライクフォースでのジェイクシールズ vs ダンヘンダーソン戦レポ
・チンアップバー(懸垂用の鉄棒)ワークアウト
 等々……

今号も柔術愛好家が楽しめる企画が満載でした。

もちろん現在のグレイシーマガジンには日本語版はないので、(二カ国語並記されている)ポルトガル語か英語を読むしかありません。

もし日本語版がないことを理由に敬遠している人は、毛嫌いせず是非一度手に取ってみてほしいと思います。

世界がここまでフラット化しつつある現在、英語は必須ですし(私も勉強中です!)、馴染みのある柔術をとっかかりにすれば、英語(もしくはポルトガル語)にも楽しく、接っせるのではないでしょうか。


さてグレイシーマガジンでも大特集されているアブダビプロ柔術ですが、柔術魂でも2010年の世界大会とアジア予選を含めたスペシャル版を制作中です。

スペシャル版に相応しく、尊敬するグレイシーマガジンに倣って、一部ですが英語を並記するなど、海外の柔術愛好家にもより楽しんでいただける工夫をしています。
また柔術魂シリーズでは初となるオールページカラーとなっていますので、一瞬一瞬を切り取った試合写真や選手の意外な一面が見られるオフショットなどもお楽しみいただけばと思います。

以下、予定しているコンテンツです(あくまでも予定で変更する場合がありますのをご了承下さい)。

<誌面>
世界大会編
・65キロ級優勝&準優勝、メンデス兄弟、試合レポ&テクニック
・74キロ級優勝、ドゥリーニョ、試合レポ&テクニック
・74キロ級準優勝、カロキンヤ、試合レポ&テクニック
・83キロ級&無差別優勝、クラウディオ・カラザンス、試合レポ&テクニック
・83キロ級&無差別準優勝、ブラウリオ・エスティマ、試合レポ&テクニック
・92キロ級優勝、アレッシャンドレ・セコーニ、試合レポ
・+92キロ級優勝、ヒカルド・デメンチ、試合レポ&テクニック
・女子軽&重量級優勝、アリアンシ女子部・ルアナ&ガヴィ、試合レポ&ルアナテクニック
・注目選手紹介&レポ
・未来の黒帯王者!? 注目の十代選手
・世界の柔術ジャーナリスト in アブダビ  
・中東柔術事情、バーレーン&ヨルダン編
・アブダビ柔術キーマンインタビュー、カルロス・サントス氏
・2009&2010年、世界大会入賞者一覧(国別表記で勢力が分かる)
・ATOS総帥・ハモン・レモスインタビュー

アシアトライアル編
・アジア予選、試合レポ
チームジャパン・ファイターズカタログ
・65キロ級優勝&世界大会3位、片庭勝宣、ロングインタビュー&テクニック
・74&83キロ級優勝、ボンサイ・ソウザ兄弟、テクニック
・92キロ級優勝、フェルナンド津島、テクニック
・+92キロ級優勝、カリーム・バイロン
・青帯軽量級優勝&世界大会3位、松本崇寿
・青帯重量級優勝&世界大会優勝&3位、シュレック関根秀樹、テクニック
・女子代表選手、塩田さやか&谷野香
・アジア柔術キーマンインタビュー、渡辺孝真
・読者プレゼント(イサミ、ブルテリア、アルマ、アジャストの道衣、他多数)

<DVD>
2010年世界大会
・黒帯全決勝戦
・ベストムーブ
テクニック
・65キロ級優勝&準優勝、メンデス兄弟
・74キロ級優勝、ドゥリーニョ
・74キロ級準優勝、カロキンヤ
・83キロ級&無差別優勝、クラウジオ・カラザンス
・83キロ級&無差別準優勝、ブラウリオ・エスティマ
・+92キロ級優勝、ヒカルド・デメンチ
・女子軽優勝、ルアナ・アズギエル
2010年アジア予選
・各決勝戦
・ベストムーブ
2009年世界大会
・黒帯全決勝戦(ハファ・メンデスがコブリンヤを破った歴史的な一戦をノーカット収録、etc)
(150分収録)


どうでしょうか、これでもか!といわんばかりのてんこ盛りです。

発売は7月中を目標としています。

どうぞご期待ください!!



7月中の発売を予定している柔術魂スペシャル版の誌面をチラッと紹介!
充実した内容になってると自負しております。
乞うご期待!




グレイシーマガジン最新号#159
高谷聡選手、植松直哉選手も愛読!
購入はコチラから!
内容詳細はコチラから!



2010年06月28日

週刊UST格闘技「橋本欽也の柔術プリースト」、スタート!

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いまネットではポッドキャストやUstream生配信が花盛り。

この流行にノッて柔術番組をスタート!

それがこの「橋本欽也の柔術プリースト」です。

「橋本欽也の柔術プリースト」は昨年のADCC直後にADCC4位の実績を残した中村K太郎選手とreversal&ISAMIの磯部長をゲストに六本木のスポーツバーでトークイベントとして開催しました。

今回はそれをそっくりそのままUstreamで生配信します!

もちろん生放送&無料配信です!

しかも今回はゲストも豪華。

まずはムンジアルに初出場&ベスト8の戦績を残した元爛后璽僉悉子高生瓩蠅っくまこと湯浅麗歌子選手。


湯浅麗歌子選手(ポゴナ・クラブジム)



次に関西&関東、そして韓国での3大会ツアーが終了したばかりのデラヒーバカップ主催者にしてデラヒ−バジャパン代表の浜島邦明氏。




浜島邦明氏(デラヒーバジャパン)


最後は来月にディファ有明で初開催されるプロ柔術大会「REBELS-EX」の大会プロデューサー、高谷聡氏。



高谷聡氏(パラエストラ吉祥寺)



以上の3名に数々のトークイベントのMCを担当するセラチェン春山を進行役に迎えて盛りだくさんのコンテンツでお送りする1時間半。

水曜の夜9時スタートという普通ならみんな練習してる時間なんじゃ?という不安もありつつも目標視聴者数50人を目指して元気よく生放送したいと思います。

ぜひチェックよろしくお願いします!


★詳細はコチラから!



デラヒーバカップ2010:関東大会の主な結果・北岡悟が2階級で優勝を果たす


6月27日(日)、光が丘ドームで開催されたデラヒーバカップ2010・関東大会の主な結果です。

★グラップリング
☆アダルトエキスパート
プルーマ
優勝  北村 潔(ノヴァウニオンジャパン)
準優勝 アギナルド・マサオ(DAMN FIGHT-COOL CHAMPS)

ペナ
優勝  水洗 裕一郎(X-TREME柔術アカデミー)
準優勝 伊勢谷 岳弘(Brave)

メジオ
優勝  北岡 悟(パンクラスism)

アブソルート
優勝  北岡 悟(パンクラスism)
準優勝 中倉 三四郎(パラエストラ川越)

★ブラジリアン柔術
☆アダルト茶
プルーマ
優勝  新井 孝太郎(ねわざワールド)

レーヴィ
優勝  山本 健一郎(グラスコ柔術アカデミー)
準優勝 塚田 市太郎(ノヴァウニオンジャパン)

アブソルート
優勝  塚田 市太郎(ノヴァウニオンジャパン)

☆マスター茶
アブソルート
優勝  西村 暁(INFIGHT JAPAN)

☆女子・青紫
プルーマ
優勝  富松 恵美(パラエストラ千葉)

レーヴィ
優勝  小寺 桂(パラエストラ川越)

アブソルート
優勝  小寺 桂(パラエストラ川越)

続きを読む

2010年06月27日

現在発売中の「Fight&Life誌」にムンジアル特集掲載

7月23日に新発売されたばかりの「Fight&Life」誌にムンジアルの特集が6ページに渡り掲載されています。

今号では試合レポだけでなくムンジアルに初参戦を果たした元爛后璽僉悉子高生疆鮴麗歌子選手(ポゴナ・クラブジム)の滞在記がカラー2ページを割かれており、普通の試合レポとは一味違った面白いページになってるので、ぜひチェックして欲しいと思います。



湯浅選手の滞在記がカラー2Pで掲載!



このページの中で選手との記念写真を1枚だけ掲載してるのですが、他にも多くの有名選手と写真を撮ってるので、ここでその「没カット」を紹介しましょう。



2008年の世界王者、ルーカス・レプリ。
現在はNYのアリアンシで指導中。




ガロ&プルーマで2階級制覇したムンジアル王者、サムエル・ブラガ。
このアバクロのシャツは翌日も色違いを着てました!
アバクラー・サムエル!




マナウスの悪ガキ、カーロス・オランダ爛┘好ジート瓠
いつのまにかチェックマットに移籍してたエスキジート、相変わらずのハイテンションぶり!




グレイシーウマイタの総帥、ホイラー・グレイシー。
ホイラーを「誰ですか、この人?」って湯浅選手に言われたときにはビビッた!
柔術やっててあの偉大なホイラーを知らないとは!
世代の差を感じた瞬間でした。





トーランスにあるグレイシー・アカデミーではエリオの孫、ヒーロン・グレイシーと記念撮影。
キッズクラスの指導中にわざわざこっちに来てくれて撮影に応じてくれたヒーロン。
非常にナイスガイでした!




ヴィレイラ3兄弟の真ん中、ヒカジーニョ・ヴィレイラ。
試合から遠ざかっててややふっくらしてました。




常勝軍団・アリアンシを率いるホメロ・ジャカレ・カバウカンチ。
このムンジアルでコラル帯に認定されたグランドマスター。




パラゴン柔術のヒカルド爛侫薀鵐検璽縫祗瓮潺蕁次
フランジーニャは今年のパン選手権ではシニア2で黒メイオ&アブソの
2階級制覇してる現役選手です!




サラサラヘアーが印象的なイアン・マクファーソン。
本職は煙突屋さんです。




アリアンシで一番のお祭り男、セルジオ・モラエス。
世界王者なのに軽いノリが最高です!




ホジャー・グレイシーのお父さん、マウリシオ・ゴメス。
マウリシオもジャカレと同じくコラル帯に認定されたグランドマスターです!




DEEP Xに来日したライアン・ホールともムンジアルで再会。
当時は茶帯でしたが今は黒帯です。
でもライアンがしてるreversalの帯ベルトはいまだに茶帯!




試合には出てなかったけど仲間の応援で来場してたルイス・ビッグマック。
ビッグマックの名前の由来は「子供の頃にビッグマックばかり食べてたから」という、見た目そのまんまでヒネりなし!




最強の小さいオジさん、フェリッペ・コスタ。
やや崩壊気味のブラザの生き残り選手ですが、いまは週1でデラヒーバのアカデミーでも練習してるそうです。




出た!
最強のペナ級選手、コブリンヤ!
このムンジアルで現役引退しましたがコブリンヤの偉業は色褪せることはないでしょう。




爛好僖ぅ澄璽泪鶚瓧複團函璽譽后
昨年黒帯になったJT、実は湯浅さんの2つ上の21歳!
まだまだ若い!




昨年のワールドプロ優勝に続き今年は遂にムンジアル優勝というビッグタイトルを手にしたタルシス・フンフェリー。
これからさらなる活躍を期待!




言わずと知れたマルセロ・ガルシア。
マルセリーニョは会場でも大人気。
みんなに記念写真をせがまれてました。
いまマルセリーニョはオンライントレーニングのプログラム「MGInAction」をスタート。
詳細はコチラをチェック!





レーヴィ級に階級アップしたブルニーニョことブルーノ・フラザト。
再来日を熱望中もなかなか叶わず。




女性柔術家のレジェンド、レカ・ヴィエイラ。
かつては狃ヒクソン瓩噺討个賁掬┐鮓悗辰織譽も結婚&引退、久しぶりに会いました。
でも印象的なショートカットは当時のまま!





『Fight&Life』2010年8月号
880円で好評発売中!

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2010年06月26日

デラヒーバカップ2010:韓国大会・イの茶帯昇格

デラヒーバカップ韓国を主催したデラヒーバ・コリア代表のイ・ジョン・ウ。

イと初めて会ったのは昨年5月に韓国のソウルで開催された全韓国オープン柔術トーナメントでのことでした。

その試合後に参加者に配られた大会記念Tシャツが欲しい、と話しかけてきたのがこのイだったのです。

イは選手を参加させていましたが自身は試合には出ずにセコンドで来場してました。

そのときは必死に懇願するもあいにく在庫がなくて泣く泣く諦めてもらいました。

そして次に再会したのが同じく昨年のデラヒーバカップ大阪大会。

この大会に何の前触れもなく単独で参加してたイ。

なんとなく見たことあるな、と思ってたらイも自分のことを覚えてたようで、イから話しかけてきました。

そしたら試合の写真を撮って送ってくれ!とか言い出して面倒なやつだな、と思いつつも相手してたらその大会で紫ペナで準優勝を果たしました。



昨年のデラヒーバ大阪大会で準優勝。




また今年もつい先日のコパALMAでも弟と来日してて試合に出てました。




なんだかんだとちょくちょく会ってるイ、今大会ではちょっとしたサプライズがありました。

それはデラヒーバの提案による茶帯昇進。

イは2008年のブラジレイロで青プルーマで3位に入賞し紫帯に昇格、その後はずっと紫帯のままでいたのでこの機会に茶帯にしてはどうか?ということでした。

日本の試合でも結果を残してるのでこの提案はすぐにOKが出てイには内緒で茶帯のディプロマと帯の用意がされ、大会後の閉会式でサプライズ昇進が行われたのです。

今日はそのときの様子を紹介します!




閉会式でのデラヒーバの挨拶のときに




サプライズでイの茶帯昇進の発表!



ギを着てデラヒーバから茶帯を巻かれるイ。
会場からは万雷の拍手でした!




最後にデラヒーバと茶帯の認定証であるディプロマを持ちながら記念撮影。
イが茶帯を認められたことで今大会で優勝した青帯の門下生からも3人の紫帯が誕生しました。
韓国にはまだまだ茶帯は多くないのでイには今後も活躍が期待されます。
イ、おめでとう!


2010年06月25日

柔術イベントREBELS-EX畭膕饐霾VOL.2

7/19(月・祝)、ディファ有明で開催される柔術イベント「REBELS-EX」の続報です。
 
まずは柔術マッチのカードが続々決定しているようです。

その対戦カードを大会プロディーサー・高谷氏が解説する見所と共に紹介していきましょう。


★黒帯レーヴィ級 6分1R
鈴木光浩(アンプラグト国分寺)
vs
大内敬(パラエストラ小岩)


「鈴木光浩選手の名前はブラジリアン柔術が日本に普及する以前からサンボをはじめとする組技競技をみてきた者ならばピンとくるであろう。

80〜90年代にかけて全日本サンボ選手権や全日本SAW選手権といった大会で優勝を飾ってきた鈴木選手のバックボーンである講道館柔道は6段であり、ブラジリアン柔術においても黒帯保持者である。

現在51歳、久しぶりの試合に向け若者顔負けの練習に励んでいるという。

一方の大内も古くからの愛好者にはお馴染みである。

こちらも90年代には毎週のように組技や総合の各大会に出場、多くのタイトルを獲得した‘大会荒らし’として知られていた。

40歳となった現在でも今年のブラジリアン柔術世界選手権に挑戦するなどバリバリ現役である。

そんな大ベテラン二人の対戦はその熟練されたテクニックはもちろん、戦いにのぞむ姿は多くの者の心を打つことであろう。」



鈴木光浩(アンプラグト国分寺)




大内敬(パラエストラ小岩)



★青帯ペナ級 6分1R
伊藤英元(トライフォース五反田)
vs
嶋田裕太(パラエストラ古河)
 

「トライフォース五反田から参戦の伊藤選手は元々中国武術拳に通じ現在でもその選手として、また老師(インストラクター)としてクラスを受け持っているという変わり種。

2007年からブラジリアン柔術を始め、両武術の発想の共通性を見出し、その考え方を生かした身体操作をもとに1年で青帯取得を果たしたという。

今年はムンジアルにも参戦するなど、積極的に大会出場を続けている青帯注目選手である。

対する嶋田は弱冠17歳、高校3年生。

今年4月の全日本ブラジリアン柔術選手権大会においてプルーマ級ながら大型選手を次々撃破、なんと青帯アブソルート級を制してしまった新爛后璽僉執盥酸賢瓠

その若さあふれる活きのいい試合ぶりは多くの関係者から賞賛を受けた。

ぜひ「青田買い」で今後に注目してほしい選手である!」


伊藤英元(トライフォース五反田)



嶋田裕太(パラエストラ古河)


この他にEX特別ルールによるグラップリングマッチ1試合が決定しました!

★57キロ契約 6分1R
八田亮(ストライプルオハナ)
vs
宇津木正和(パラエストラ古河)


「今春高校を卒業した若者ながら、4月の全日本ブラジリアン柔術選手権青帯ガロ級をオール一本勝ちで制した狃製儔子疊田はグラップリングにも積極的に出場している新鋭である。

一方の宇津木は持ち前のパワーを生かしパンクラスゲートで大暴れ、4月には本戦出場(ネオブラッド)を果たしている。

この両者によるグラップリングマッチがEX特別ルールで行われることとなった。

ポイントシステムその他は通常のブラジリアン柔術(茶帯以上)ルールに則したものであるが、反則行為のうちいわゆる外掛け・ヒールホールド・そしてスラミングが解禁される。

よりフリーかつ過激な戦いが展開されるであろう今試合に刮目していただきたい。」




八田亮(ストライプルオハナ)




宇津木正和(パラエストラ古河)


「REBELS-EX」
主催:有限会社クロスポイント
日時:平成22年7月19日(月)AM10:00開場 10:30開始
※10:15よりオープニングファイトを行います。
会場:ディファ有明
お問い合わせ:クロスポイント吉祥寺 TEL 0422(21)0611
チケット料金:SRS席 \12,000- RS 席\10,000- S席 \7,000- A席 \5,000-
※当日券は全て\500-増しとなります。
※全試合終了後ムエタイイベント「REBELS」より数試合が行われますが、こちらも観戦可能となっております。



デラヒーバカップ2010:韓国大会・女子の試合

デラヒーバカップ韓国大会で女子の試合は1試合のみ、それも男子選手が相手でした。

日本に限らず、韓国でも女子選手は多くないことが窺い知れます。

今大会に唯一出場した女子選手のチョン・ユウジン(MARC)の試合を紹介します。




チョン・ユウジン(MARC)の対戦相手は同じ16歳の男子選手でした。




先手で攻めていったチョン。
両足タックルで相手を担ぎ上げながら豪快にテイクダウン!




2ポイント先制も場外にもつれこみスタンドでの再開に。




またタックルにいくかと思いきや飛びつきクロスガード。




そして相手が体重をかけてきたところで




十字絞めを仕掛けました。




すると相手は完全に失神!
しかも痙攣までして会場内に緊張が走りました。




男子相手に見事に一本で勝利。
チョンが優勝を果たしました。




このチョンはまだ16歳という若さで柔術の他にもキックボクシングを練習しており将来の夢はMMAデビューという話です。
今後の活躍次第では日本にも来日のチャンスがあるかもしれません。




師匠のイ・スンジェに話を聞くと
「この子は格闘技が好きで素質もあるけれど残念ながら両親が格闘技に対して理解がないから今後も続けられるか難しい」
とのこと。
将来有望なだけになんとか格闘技を続けていって欲しいものです。



2010年06月24日

デラヒーバカップ2010:韓国大会

6月20日(日)、韓国のアンサン市・九龍(クリョン)体育館にて主催:デラヒーバコリア、協力:IF−PROJECTでデラヒーバカップ2010の韓国大会が開催されました。

今大会の前の週、そして翌週にも大会があるという異例の大会ラッシュの中、デラヒーバの紫帯でデラヒーバ・コリアの代表であるイ・ジョン・ウが大会を開き、100人以上の選手が集まり初開催のデラヒーバカップは大成功といっていいでしょう。




イ・ジョン・ウ(デラヒーバ・コリア)





今回が初韓国のヒカルド・デラヒーバ。
英語から韓国語への通訳はデラヒーバ千葉代表のカン・ヨンヒ氏が務めた。




大会会場はアンサン市の九龍(クリョン)体育館。




試合は4面マットのうちの3面で開催され約80試合が行われました。




主催者のイは大会進行&レフェリーと忙しそう。
大会は初開催だけにかなりナーバスに。




得点ボードは日本から持ち込まれたBJJFJオフィシャルのものを使用。




まだ韓国の柔術選手は白帯、青帯が中心ですが、みな軍隊経験者でフィジカルレベルが高いのが特徴です。

そして最近はブラジル人黒帯が頻繁に韓国でセミナーを開催しており、技術レベルの格差を埋めるべく最新テクニックの習得にも貪欲。

ムンジアルの後にはアルバロ・マンスールがレフェリー講習会&セミナーで渡韓、そして今月はデラヒーバが大会&セミナーで韓国に来ました。

来月にはコブリンヤも渡韓の予定があり大規模なセミナーを行うといいます。

他にもブラジルで黒帯を取得してきた韓国人などもおり技術レベルが他国に追いつくのも時間の問題なのは間違いありません。

それでは試合を紹介しましょう。

今大会は前述の通り、白帯と青帯が中心で紫帯の試合すら組まれませんでした。

その中で一番の注目はプロMMAファイターであるジョン・ジンソクの試合です。



ジョン・ジンソク(パラエストラ・コリア)


ジョン・ジンソクはパンクラス、修斗に来日経験があり、韓国ではスピリットMCで活躍していた選手で過去に見た柔術の試合では柔道仕込みの強烈な投げが印象に残っています。




今大会ではナチュラルウエイトの青レーヴィに出場したジンソク。



テイクダウン&パスからのV1アームロックで快勝!




一本勝利で決勝戦に進出です!




決勝で対戦したのはイ・サンヒョン(デラヒーバ・コリア)。

イはデラヒーバ・コリアのエース的な存在でフィジカルとテクニックを兼ね備えた選手でガードもトップもこなすオールラウンダー。




ジンソクはサンヒョンのクロスガードを割ることができずに膠着のペナルティを与えられてしまいます。




さらにスイープのアドバンテージも献上してしまい、惜しくも決勝戦で敗退、準優勝に終わりました。




ジンソクに勝利したサンヒョンはアブソルートでも準優勝し、大会後に紫帯に昇格!




トライフォースで練習していたロジャー・ヴィアも大会に出場していましたがキム・オンミョンに一本負けでした。




大会後の記念撮影。
100名以上の参加者で大会は大いに賑わいました!




大会後のセミナーには60名以上が参加。
みな熱心にテクニックに見入っていました。




内容は大会が白&青帯中心ということでやや初心者向けの内容でした。
それでも実用的なテクばかりなのは周知の通りです!




大会後のデラヒーバはサイン攻めに。
それにイヤな顔ひとつせずに丁寧に対応してます。




即席のデラヒーバ・サイン会に長蛇の列が!
凄い人気です!
さすが生ける伝説!




大会後の打ち上げの様子。
デラヒーバ・コリアの面々が勢ぞろい!
その中で横から入り込んでいい場所に写り込むカンさん!
空気を読まないとこがしょっぱいです!



最後に大会を主催したデラヒーバコリア代表のイ・ジョン・ウと大会に協力したデラヒーバジャパン代表の浜島邦明氏のコメントを紹介します。

「初めて韓国にマスター・デラヒーバを招聘するとこができて光栄に思います。大会も初開催でしたが多くの選手が集まり、嬉しく思います。今後もデラヒーバカップを韓国で定期的に開催し、韓国の柔術界を盛り上げていきたいと思います。日本からもぜひ大会に参加してもらえたらと思いますのでぜひよろしくお願いします。」(イ・ジョン・ウ)



「初開催の韓国大会が無事に終わってホッとしてます。大会は初めてにしては上出来だったんではないでしょうか。試合進行の遅れやレフェリーの質などまだまだ改善しなければならないところは多いですが、大会開催の熱意は日本に負けないものがあると思います。また来年も開催予定なので今後も協力して一緒に韓国の柔術界を盛り上げていきたいですね。」(浜島邦明)




2010年06月23日

黒帯ガロ級:日本人選手の試合1・澤田真琴選手

澤田真琴選手(パラエストラ川越)はもともとプルーマ級を主戦場にして戦ってきましたが、昨年のパン選手権以降はガロ級に落として試合に参戦しています。

黒帯の実績としては2008年パン選手権マスター黒帯プルーマ級優勝の実績があります。

去年のムンジアルも今年のパン選手権も減量に非常に苦しんでいましたが、今回は減量もうまくいったようで調子がよさそうです。

<一回戦>
VS パブロ・ティシェイラ(ブラジリアンファイト)

パブロは、

2008年ヨーロピアン選手権 黒帯ガロ級 準優勝
2008年ヨーロピアン選手権 黒帯ガロ級 3位

の実績があります。

相手にとって不足はありません。


試合は澤田選手がガードを選択、フックガードの体勢を取ります。




その後、クローズドガードの体勢へ。




その後パスガードのアドバンテージをパブロが取得します。




しかし、この流れでカウンターでバックをとった澤田選手が絞めを狙います!
しばらく耐えたパブロでしたがタップ!




試合時間4:25、バックチョークで澤田選手が一本勝ち!
最終日の準々決勝にコマを進めました。次は2008年世界王者カイオ・テハ戦です!



<準々決勝>
VS カイオ・テハ(グレイシーエリート)


澤田選手、この試合に勝利すればメダルが確定する重要な試合です。




相手は元世界王者カイオ・テハ。
カイオはブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)に次ぐ強豪選手です。

2007年ブラジレイロ 3位
2008年ムンジアル 優勝
2009年ムンジアル 準優勝
2010年パン選手権 準優勝

といった素晴らしい実績をもっています。


準々決勝で大きな山場を迎えた澤田選手、試合前マットに大の字になり、天を仰ぎます。




試合はカイオが引き込んで開始。




そのまま一気に三角絞めに捉えます!




ですが絞めは深くはないようです。刻々と時間が経過していきます。




9分が経過しようとしていますが、三角絞めの体勢が続きます。
絞め疲れの表情が見え始めたカイオ。
試合時間は残り僅か!




9分半が経過しようとしたところでカイオがスイープ!




試合終了間際でカイオが2ポイント奪取!
2−0に。




そのまま試合終了。
座り込む澤田選手。




無念にも澤田選手が準々決勝で姿を消す結果となりました。
ちなみにカイオは準決勝でハファエル・フレイタス(グレイシーバッハ)の足を極めて決勝戦に進出しています。




text and photo by Takashi Umezawa


2010年06月22日

ムンジアル2010:黒帯ガロ級・大賀幹夫選手の試合

大賀選手といえば、2007年にインターナショナルマスター&シニアのシニア1黒帯プルーマ級で優勝し、日本人として初の黒帯国際タイトルを獲得したことは記憶に新しいでしょう。

そしてムンジアルでも2007年黒帯ガロ級3位に入賞しており、優勝の可能性は十分にあります。

<準々決勝>
VS マルセロ・ペレイラ(ノヴァウニオン)

対するマルセロはなんと12年前の世界王者。

最近試合をしていたかは不明ですが、主だった実績には以下のようなものがあります。

1998年ムンジアル黒帯ガロ級 優勝
2000年ムンジアル黒帯ガロ級 準優勝
2004年コパドムンド黒帯ガロ級 3位

いきなり強豪を相手にする大賀選手、果たしてどのような試合だったのでしょうか?

この試合に勝てば、昨年苦杯を舐めさせられた宿敵ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)との対戦も控えています!




試合は大賀選手の引き込みから展開していきます。




マルセロは掴まれている袖を切りたいところですが、なかなか切れず大賀選手のガードワークに苦戦を強いられます。




そうこうしているうちに大賀選手が潜ってスイープ狙い。




そのスイープが見事に決まり大賀選手が2ポイント先制!
約6分経過したところで大賀選手がポイント2−0、アドバンテージ1−0とリード。




トップから攻める大賀選手。マルセロもさすが元世界王者、簡単にはパスさせてはくれません。




それどころか逆にスイープのお返し!ポイント2−2に追いつかれますがアドバンテージは1−0で大賀選手のリード。




しかし試合終盤、ハーフで固めるマルセロ。
ここでアドバンテージも追いつかれます。




そして試合終了。ポイント2−2、アドバンテージ1−1です。
中盤まで試合をコントロールしていた大賀選手が評価されるか、それとも終盤にハーフからの攻めでで好勢だったマルセロに軍配があがるのか?




レフリーは無情にもマルセロの手を挙げます。
やはり、終盤の印象がレフリーの中では強かったのでしょうか。
見方によっては大賀選手の勝利も十分にあり得る内容だったので非常に悔しい敗戦だったかと思われます。
ムンジアルは文字通り世界一を決める大会ですから黒帯の試合だけは一回戦からサブレフリーも使った判定が有れば良かったかもしれません。



今大会を最後に選手としては引退を表明した大賀選手。

残念ながらムンジアル優勝の悲願達成はなりませんでした。

ですが国際タイトルも獲得し、ムンジアルでも入賞と、幾多の活躍をされた偉大な選手です。

引退を惜しむ声も多数あるものと思われますが、選手としては一区切り。

本当にお疲れ様でした!




text and photo by Takashi Umezawa


2010年06月21日

サムエル・ブラガ、インタビューを格闘王国に寄稿

今年のムンジアルで黒プルーマを同門のパブロ・シウバとシェアしたサムエル・ブラガの試合後のインタビューを格闘王国に寄稿しました。

チェックしてみて下さい!


コチラから!

サムエルはガロ&プルーマの2階級制覇を果たした強豪でほぼ毎回、決勝戦に進出しています。

またガロとプルーマの2階級で黒帯ムンジアル王者になったのはこのサムエルの他にはホブソン・モウラの2選手しかいません。

特にプルーマ級に階級を上げてからは体も大きくなり持ち前のスピードにパワフルさをも兼ね備え、ムンジアルだけでなくパン選手権でも素晴らしい戦績を残しています。

ここでザッとサムエルのムンジアルでの戦績を振り返ってみましょう。

2004年、茶ガロで塩田歩に勝利して優勝、黒帯昇格。

その翌年の2005年には黒ガロで優勝を果たす。

2006年は3位に甘んじ階級変更を決意。

2007年からプルーマ級に階級を上げる。

2007年はホビーニョに敗れ準優勝も2008年は吉岡大に勝利して優勝、2階級制覇を達成。

昨年はギィ・メンデスに敗れ準優勝もきっちりと決勝戦に進出してるのはさすが。

このようにほぼ毎年、ムンジアルの決勝戦に進出しているという強豪中の強豪選手なのです。

元々はドラクリーノの門下生でミナスジェライスのベリリゾンチ出身ですが現在はアメリカに移住してきてアーカンソーで自らのアカデミーを運営しています。

このサムエルと初めて会ったのは2005年のムンジアルでのことです。

当時はガロ級だったサムエルはまだ体も細く薄汚い茶色がかったギで試合しており、最初の印象は「貧相なヤツ」というものでした。

ですがコパドムンドで準優勝、ムンジアルで優勝を果たし、その印象も「見た目はショボいけど強い!」というものに変わりました。

その後、ロサンゼルスでムンジアルが開催されるようになり、そこで会ったサムエルは別人のようにデカく立派になっていてびっくりしました。

それに流暢な英語を話すようにもなっていて、なんとなく洗練されたイメージでインテリさすら感じさせるように。

それでも人懐っこさは相変わらずで日本人を見れば笑顔で近寄ってくて「コニチワ!」とか「ドーモ!」とか片言の日本語で話しかけてくるナイスガイです。

そして結構プレイボーイで会場に金髪美女を帯同して来ることもしばしば。

それも毎回、違う女なんですよ!

聞くと「ヤツとは別れた。今はコイツだぜ!」みたいな。

さすがブラジリアン、女性関係にはアグレッシヴなようです!

そんなナイスガイ&プレイボーイなサムエルはガロ、プルーマは日本人選手が多いので日本人と対戦することも少なくありません。

ですが日本人相手ではいまだ無敗という連勝記録を更新中。

なにげにジャパニースキラーぶりを発揮しています。

今年は後輩に優勝を譲り準優勝でしたが、また来年もムンジアルの優勝戦線に絡んでくることは明白。

またMMA挑戦も検討しているようで今後もサムエルの動向には注目です!



2010年06月20日

ムンジアル2010:黒帯プルーマ級・柳沢友也選手の試合

柳沢友也選手(PUREBRED)はしばらく試合には出場していない時期がありましたが、昨年の東京国際で試合に復帰、アダルト黒帯プルーマ級で見事優勝を果たしています。

そして今年のヨーロピアン選手権では準決勝でギィ・メンデス(ATOS)と対戦しました。

その試合では現役の世界王者相手にアドバンテージ差の勝負を演じ、敗れはしたものの3位入賞を果たしています。

それでは柳沢選手のムンジアルでの試合の模様を紹介します!

<一回戦>
VS ジョン・ラミレツ(カーウソン・グレイシー)


1回戦の相手はジョン・ラミレツ。
ジョンはプロ柔術GIにも来日したことがある選手で軽量級のテクニシャン。
アブダビ・ワールドプロ柔術のアメリカ代表でもあります。
まずは柳沢選手が引き込みました。




そしてスイープが炸裂!
開始1分半で2ポイントを先制します。




その後もトップポジションから猛攻をしかけ、ポイントにはいたらないものの、着実にアドバンテージを重ねていきます。




足関節を仕掛けるなど矢継ぎ早にアタックし続ける柳沢選手。




ジョンもスパイダーガードなどから反撃を試みますがポイントまでは至らず。




柳沢選手がポイント2−0で勝利、二回戦にコマを進めました!
次はサムエル・ブラガ戦です!



<二回戦>
VS サムエル・ブラガ(グレイシーバッハ)

2回戦はなんと二階級制覇の世界王者、サムエルが相手です。

この試合、激しいスイープが交錯し大会屈指の名勝負となりました。




柳沢選手がスイープをすれば、




サムエルが体をうまく回転させスイープのお返し!




そしてパスガードを狙うサムエル。




ですが柳沢選手も鉄壁のガードでサムエルに付け入る隙を与えません。




そしてカウンターでかまたもスイープ!




5分半経過したところで柳沢選手がポイント6−4で柳沢選手がリード!




しかしサムエルもポイントを重ねていきます。
9分経過時点でサムエルが2回のスイープで逆転、ポイント8−6に。
残り1分を切り、柳沢選手ピンチですが、なんと9分の時点で試合時間が止まったまま30秒ほど試合が続行されます。
柳沢選手、この時間をうまくいかせるでしょうか?




しかし、残り時間わずかのところで、サムエルのヒザ十字を回転しながらエスケープしたことが場外逃避とみなされまさかの失格。




試合時間9:22(実際は30秒ほど時計が止まっていたので10分ギリギリだったものと思われます)にして、サムエルに惜しくも敗退。




柳沢選手の2010年ムンジアルは非常に悔しい形で幕を閉じました。



このように柳沢選手は元世界王者のサムエル・ブラガを相手に一歩も引かずにスイープを何度も成功させポイントの取り合いを演じるという大会屈指の名勝負を展開。

今回は惜しくも敗れてしまいましたが、世界王者に肉薄した実力を見せました。

本当に惜しい形で敗れてしまった柳沢選手、来年のムンジアルこそ表彰台に上がって欲しいです!




text and photo by Takashi Umezawa


2010年06月19日

中村K太郎「和術慧舟會的裸絞・〜The Back Control & Choke〜」の反響


一ヵ月前に発売された中村K太郎選手のDVD付技術書「和術慧舟會的裸絞・〜The Back Control & Choke〜」の反響をご紹介します。


石田光洋選手のブログ「タックル日記」でも絶賛! 
(C)「石田光洋のタックル日記」



この「裸絞」はK太郎選手の必殺技であるバックチョークに特化した内容になっています。

バックの奪い方、キープの仕方、そしてチョークの極め方ーー、これのみです。

特に反響を呼んでいるのは、バックチョークを極める際のポジショニングのようです。

通常、柔術家だとバックは4Pが入るバッククラブを目指しますよね。しかし、K太郎選手がバックチョークを極める際、ほとんどの場合はシングルバックで相手を固定するのです。

K太郎選手、曰く「バックチョークを極めやすい形にシフトしていった結果、自然とシングルバックになった」と。

その理由を全編に渡って事細かに解説してゆきます。

K太郎選手の試合を見たことがある人なら分かると思うのですが、どんな相手からも簡単にバックを奪い、そしてチョークを極めてしまいます。それはまるで魔法の様です。

一見「天才的な極めの強さがあるから」とか、あまりの鮮やかささに「感覚的な技ではないか」と思うかも知れませんが、しっかりとした理論に裏打ちされたものなのです。

決して力任せや体力勝負の技ではなく緻密な技術だ、ということが分かります。

ブラジル黒帯王者・シセロ・コスタ選手をはじめ、国内トップ黒帯選手を葬ってきたバックチョークの秘密はシングルバックにあった、と言っても過言ではありません(「コラム3」を読むとその理由がよ〜く分かります)。


以下、ネット上でも反響をまとめてみました。

塩田GOZO選手「GOZOが行く!」では星5つの評価

桑原幸一選手の「桑原幸一のブラジリアン柔術日記」
「寝技の意識を根本から変えてくれる一冊」

「煙草とケトルベルと片足タックルの日々」
シングルバックに関する考察が秀逸です。

「高槻柔術・掲示板」シングルバックの考察から、現行の柔術ポイントシステムへの提言など

アサイーを日本に広めた男・結城聡氏の評価

名古屋の格闘技ショップ公武堂の「天使のボディーブロー・悪魔のハイキック」
(店員のプロ女子格闘家・高林恭子さんの感想)

ヒデズキックの三好トレーナー氏の評価

柔術大好きさんによる、amazonでの書評

超マニアックな「柔術新聞」by ブス氏

山田崇太郎選手の「筋肉と練習と日常とトレ日記」

川尻達也選手の「筋肉日記」

石田光洋選手の「タックル日記」

三木航選手の「二足のわらじ」

鉄魂さん(・ω・)幽玄怠慢日記

名古屋ブラジリアン柔術クラブの日記



さてK太郎選手ですがあさっての20日に「SRC 13/ウェルター級トーナメント」でオマール・デ・ラ・クルーズ選手との対戦が決まっています。

必殺のバックチョークが炸裂し、勝利のKポーズが飛び出すのでしょうか?!

期待しましょう!

(Text by Akira Susu)



「和術慧舟會的裸絞」
中村K太郎
発売中!
秘技のすべてを余すことなく公開!
誌面&DVD・全42テクニック収録。
あの魔法のようなバックキャッチとチョークが身に付く!
あなたもバックチョークの名手になれる!
実戦の機微を知れ! 
テクニックより試合鑑賞派のあなたも大満足!!
中村K太郎本人+格闘技記者・中村拓己(GBR)解説による全13試合、DVDに収録!
価格:2200円(税込)
AB版96ページ(DVD付)





2010年06月18日

デラヒーバ、来日!


17日の午後、ブラジルから生ける伝説と呼ばれる柔術界のリビング・レジェンド、ヒカルド・デラヒーバが無事に来日しました!

家庭の事情でデラヒーバカップ大阪大会には来日できなかったデラヒーバ。

今日の午後には韓国に行き週末のデラヒーバカップ韓国大会に備えます。

ではデラヒーバの来日コメントです。

「武道の国、柔術の生まれた国に来ることが私の夢でした。

その日本にまた来日出来たこと、そして私の名前の大会が開催されることを非常に嬉しく思います。

これも毎年大会をサポートしてくれるイサミ、リバーサル、そして大会、セミナーに参加する多くの皆様のお陰です。

柔術を通して、たくさんの方と出会えることを感謝しています。

今回のセミナーでも最新の技術を用意しました。

特に全世界で注目されている50/50をデラヒーバ式にアレンジした攻防をお伝えします。

最後に今回、来日が延期になり、大阪大会の皆様にはご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。

来年は必ず皆様とお会いできることを楽しみにしております。」



そしてここで追加セミナーの告知です。

27日のデラヒーバカップの大会後にも恒例のセミナーがありますが、それに行けない方に朗報です!

デラヒーバ先生のセミナーをMax Jiu-Jitsu Academy & Yoga Studioにて今年も開催することになりました。

日時は6/23(水)、8:45から。

トーナメント前の水曜日、追い込みのハードな練習を切り上げた頃、じっくりテクニックを学ぶ絶好の機会です。

参加ご希望の方は以下の連絡先ご連絡下さい。


日時:
6月23日(水) 夜8時45分から(約2時間の予定)

参加費:
5000円

場所:
Max Jiu-Jitsu Academy & Yoga Studio
〒130-0024 東京都墨田区菊川1-9-14 フタバビル2階
(新大橋通り沿い、ファミリーマート2階)

最寄り駅:
都営新宿線&大江戸線 森下駅から徒歩3分
半蔵門線 清澄白河駅からも徒歩10分程度

申込み&問い合わせ:
メール info@maxjj.com
TEL: 080-3450-9585 担当・Maxまで!



お申し込みは、メールにてお願いします。

大変申し訳ありませんが、会場の広さの都合により、参加制限があります。

先着20名+若干名です。

お早めのお申込みをお勧めいたします!



2010年06月17日

プロ柔術イベント「REBELS-EX」大会情報Vol.1!

大会プロデューサーの高谷です。

ブラジリアン柔術世界選手権の興奮もさめやらぬ中、いよいよ先日お伝えした新しいプロ柔術イベント「REBEKS-EX」の情報発信を開始させていただきます!

まずは大会のメインイベントを飾る試合が決定したのでそれをお知らせします。

★柔術マッチ・八隅vsヘナートが決定!

黒帯 6分1R
八隅孝平(ロータスパラエストラ世田谷)
vs
ヘナート・シウバ(INFIGHT JAPAN)
 
昨年のADCCアジア予選優勝をはじめ数々の大会を制した日本のトップグラップラー・八隅孝平。

レスリング仕込みのテイクダウンや「ワールド」をはじめとする独特のテクニックで知られているところである。

対するは最近メキメキと頭角をあらわしている日系ブラジリアンのヘナート・シウバ。

この両者は今年4月、全日本選手権黒帯レービィ級の1回戦で対戦しているのは記憶に新しい。

★その試合レポはコチラから!

久しぶりのブラジリアン柔術公式戦に登場した八隅の戦いぶりに注目が集まる中、ヘナートがポイント9−9・アドバンテージ2−1という僅差の試合を制したのであった。

本人たちも勝敗を把握できていなかったほどの激戦を演じた両者の、REBELS-EXリングにおける再戦。

その勝敗だけでなく最先端のテクニック合戦にも注目の一戦である!
  



八隅孝平(ロータスパラエストラ世田谷)




ヘナート・シウバ(INFIGHT JAPAN)



★チケット本日発売!

「REBELS-EX」
主催:有限会社クロスポイント
日時:平成22年7月19日(月)
AM10:00開場 10:30開始
※10:15よりオープニングファイトを行います。

会場:ディファ有明

お問い合わせ:クロスポイント吉祥寺 
TEL 0422(21)0611

チケット取扱い:クロスポイント吉祥寺

         e+(イープラスチケット)

★e+(イープラスチケット)はコチラから!

席種:
SRS席 \12,000-
RS 席\10,000-
S席 \7,000-
A席 \5,000-
※当日券は全て\500-増しとなります。



2010年06月16日

ムンジアル2010:茶レーヴィ/ホベルト・サトシ、優勝の軌跡 その3

準々決勝でザック・マックスウェル(グレイシーウマイタ)と事実上の決勝戦を行い、大激戦の末に劇的勝利を挙げたサトシ。

このまま優勝を手にすることができるでしょうか?

続いて準決勝と決勝の試合を紹介します!

<準決勝>
VS ハファエル・コスタ(グレイシーバッハ)



なんと開始20秒でバックを取るサトシ!




4ポイント先制です。




バックを逃れたハファエルですがサトシ優位は変わらず。




またサトシがパスガードに成功。
ポイントは7−0になります。




一旦オープンガードに戻されるサトシですが次の展開を伺います。




ハーフガードの体勢からパスガードを狙います。




それをハファエルが嫌ったところでバックへ。
そして一気に送り襟絞め!




勢いに乗るサトシは準決勝もハファエルに何もさせず、14−0の状態から4:25送り襟絞めで一本勝ち決勝進出!



<決勝>
ピーターの過去の実績に目立ったものはありませんが、ムンジアルの舞台で決勝戦まで上がってくる選手、隠れた実力者といってよいでしょう。

もしサトシがこの試合に勝てばムンジアル青、紫、茶の色帯全制覇の快挙が懸かった大事な試合です!



VS ピーター・ルネツ(ノヴァウニオン)




サトシが引き込みます。




サトシがすぐさまスイープ!




そしてバック!




そのまままたも送り襟絞めが炸裂!ピーターはたまらずタップ。




試合時間は3:29。




勝利が決まりサトシは応援席に向かって雄叫び!




親交の深いATOS勢に向かってポーズを取ります。




ホベルト・サトシが5試合を勝ち抜き見事茶レーヴィを制しました!




試合直後に3兄弟で記念撮影!




優勝 ホベルト・サトシ(ボンサイ)
準優勝 ピーター・ルネツ(ノヴァウニオン)
3位 ハファエル・コスタ(グレイシーバッハ)、ダスティン・アクバリ(カッシオ・ウェルネック)




優勝したサトシのインタビューはコチラから!



text and photo by Takashi Umezawa


2010年06月15日

ムンジアル2010:茶レーヴィ/ホベルト・サトシ、優勝の軌跡 その2

茶レーヴィの優勝候補同士が準々決勝で激突です。

この試合が事実上の決勝戦と言っても過言ではありません。

ザックは昨年のムンジアル茶ペナを圧倒的な力で勝ち上がり、優勝しています。

さらに今年のパン選手権ではアダルト茶レーヴィを5試合中4試合で一本勝ちを収め、これも優勝という強豪中の強豪選手です。

試合展開の予想すら困難な注目の一戦です!


試合前、不敵な笑みを浮かべるザック。




天を仰ぐサトシ。




<準々決勝>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ)
VS 
ザック・マックスウェル(グレイシーウマイタ)
まずはザックが引き込み。スイープ狙う。




ハーフから腕を極めにかかるサトシ!
サトシがアドバンテージを取得。




凌いだザックが立ち上がってタックル!
耐えるサトシ。




場外になりスタンドでの再開へ。




ここでなんとザックが飛びつき三角!
深くは極まっていないようですが危険な状態です。




サトシなんとかエスケープ。
ここでザックにも三角絞めのアドバンテージ。




2分半経過




サトシ、パスガードを狙うもザックのまもりが非常に固い。
ですがパスのアドバンテージを重ねてサトシがリード。
ポイント0−0、アドバンテージ3−1、4分半経過。




ガードの体勢になるザック。




それを潰してまたも腕を極めにかかるサトシ!




しかし、しつこく極めにこだわりすぎでサトシがスイープされてしまいます!




ザックが遂に2ポイント先制!サトシ危うし。
6分半経過。




スイープ狙いのサトシ。




これを嫌ったザックがスタンドになったところに渾身の力を込めてテイクダウン!




試合終了間際で同点に追いつくサトシ!
アドバンテージは5−1でサトシがリード。




このまま試合終了でサトシの劇的勝利!
ポイント2−2、アドバンテージ5−1。




歓喜のサトシ!




がっくりとうなだれるザック。




サトシが準決勝進出です!



text and photo by Takashi Umezawa



2010年06月14日

ムンジアル2010:茶レーヴィ/ホベルト・サトシ、優勝の軌跡 その1

昨年のムンジアル紫レーヴィを見事に制覇したホベルト・サトシ・ソウザ。

ソウザ3兄弟の末弟でまだ茶帯ではありますが、その実力はすでに黒帯レベルと言われています。

ムンジアルは青、紫ですでに優勝しているので茶帯でも優勝すればすべての色帯で優勝という偉業を果たすことになります。

しかし茶帯ともなれば黒帯予備軍の強豪揃い。

日系ブラジリアン最強の呼び声が高いサトシといえども一筋縄ではいかないはずです。

それではサトシの試合模様を1回戦から完全詳報でお届けします!


<一回戦>
VS アレックス・ミードウス(アリアンシ)

一回戦の相手はアリアンシのアレックス。

無名の選手ですが、名門アリアンシを代表して出場してくる選手、侮れません。


サトシが引き込んでスイープ!




サトシが2ポイント先制です。




そしてバックマウントで6−0に。




バックを一度エスケープしたアレックス。しかしパスガード、再びバックを許し13−0でサトシの大量リード!




そのままバックチョークでタップ!




試合時間5:14、一本勝ちで二回戦に進出です!




<二回戦>
VS カーロス・サントス(GFチーム)




速攻のテイクダウンを決めたサトシ。
そのままサイドポジションになり、相手の腕を抱えます。




そしてアームロック!




アームロックはなんとかエスケープしたものの、サトシはそこから送り襟絞めを極めて一本!




試合時間2:31、またも一本勝ちで準々決勝進出。
次の相手は昨年度のムンジアル王者にして今年のパン王者という強豪、ザック・マックスウェルです!



text and photo by Takashi Umezawa



2010年06月13日

新刊:『ロシアとサンボ〜国家権力に魅入られた格闘技秘史』著者レビュー

今月初旬に晋遊舎から発売された新刊『ロシアとサンボ〜国家権力に魅入られた格闘技秘史』が話題になっています。

この本は発売して間もないにも関わらず「サンボの起源とそのルーツに迫った名著!」と絶賛されており、関係各者からも評価が高い1冊のようです。

自分のところにも有難いことに献本を頂いたので読むのを楽しみにしているところです。

もちろんこのブログはブラジリアン柔術とグラップリングに特化したものですがサンボも組技として興味がある方も多いと思い、著者である和良氏にレヴューを依頼した次第です。

和良氏とは一時期、同じ格闘技雑誌で仕事をしていたこともあり、この依頼を快諾して頂きました。

ぜひこのレヴューを読んで興味を持たれた方はぜひご購入をお願いします。

このような専門書は刷り部数が少なく、後でいいかな、と思ってると瞬く間に入手困難、ということも少なくありません。

「買わずに後悔するなら買って後悔しろ」ですよ!

まあこの本に限っては買って後悔することはあり得ないでしょうけれどね。

では著者からのレヴューです。



『ロシアとサンボ〜国家権力に魅入られた格闘技秘史』

このたび、「著者から『ロシアとサンボ〜国家権力に魅入られた格闘技秘史』の内容を紹介せよ」とのありがたいお声が掛かり、喜んで承りました。

まず、サンボというのは今から約70年前、旧ソ連のスターリン時代に誕生した格闘技です。

大テロルが激しかった時代、間もなく第二次世界大戦が始まろうとする時代に誕生した意味は、もちろんあります。

タイトル名から推察されるように、この格闘技は軍、秘密警察といった国家権力との間に、どのような密接な関係があったのかという考察が、本書の大きなテーマとなっています。

本書の構成は大きく四つに分かれています。

第一部 スターリン時代に生まれた格闘技
第二部 すべての権力をソヴィエト・スポーツに
第三部 実戦戦闘術コンバットサンボの真実
第四部 サンボは柔道なのか?

第一部は、サンボの歴史を追っています。

サンボの歴史は、柔道やブラジリアン柔術に比べると、いくぶん複雑です。

ソ連時代、アナトリー・ハルランピエフという人物が長い間、“オフィシャル”ではサンボの創始者であり続けました。

しかし、本当に創始者と呼べるのは、日本で講道館柔道を学び、1937年に「日本のスパイ」という無実の罪で粛清されたワシーリー・オシェプコフです。

オシェプコフの死後、この格闘技にはまったく新しい名前がつけられ、「ソ連各地の民族レスリングの長所を取り入れてつくった」という物語ができ、国技として祭り上げられました。

この格闘技がさまざまな民族レスリングの技を取り入れたのは事実ですが、柔道の存在を全く無視したという点では、ある意味、嘘に近いものでした。

そして、創始者の座には、新たにオシェプコフの弟子であったハルランピエフが坐したわけです。

サンボの誕生には、もう一人、ビクトル・スピリドノフという人物が関わっています。

スピリドノフは“柔術家”でした(柔術といっても、ブラジリアン柔術ではなく、日本の柔術です)。

柔術家スピリドノフはオシェプコフと同時代に着衣格闘技を開発し、オシェプコフとモスクワで対立していました。

この第一部では、真の創始者は誰かということを、さまざまな資料や調査をもとに検証しています。

ちなみに、サンボの歴史ということでは、日本では古くから「広瀬武夫中佐がロシアで柔道を露帝の前で披露し、大男3人を投げ飛ばした」という珍説が、サンボの起源と結び付けられて語られています。

この広瀬中佐サンボ起源説はウィキペディアにも載っていますが、第一部では資料をもとに完全に否定しています。

第二部では、ソ連がサンボという格闘技だけでなく、五輪におけるステートアマの活躍に見られるように、国を挙げてスポーツに注力していった歴史を追いました。

そこには、「ディナモ」という秘密警察のスポーツ組織も大きな役割を果たしています。

ディナモ、KGB、内務省での権力者であったバグダノフという人物にもインタビューしました。

ソ連のスポーツはペレストロイカを経てエリツィン政権になる過程で、混乱の極みに達します。

当時のことを、ある「サンボの英雄」にも回顧してもらいました。

しかし、プーチンが政権についてから、スポーツ及びサンボを巡る環境は、さらに変わっていくのです。

第三部では、軍隊で使われる実戦戦闘術「コンバットサンボ」を取材しました。

空挺部隊にも潜入取材を敢行しています。

このコンバットサンボは、軍隊でも一部の人間だけが学べる戦闘術です。

近年ではスポーツとしてのコンバットサンボの大会が開かれるようになりました。

そう、「ヒョードルが優勝した」などと専門誌に報道される、サンボ衣着用の総合格闘技です。

しかし、もともとルールの無い実戦を想定したコンバットサンボと、競技スポーツとしてのコンバットサンボとは、同じ名前でもその本質は全く違います。

最近ではその矛盾を解消するためか、「実戦への回帰」ともいうべき現象が起こっています。

第四部では、サンボの技術論です。

ここでは柔道との違いを軸に論じています。

まずソ連のサンビストが初来日し、日本の柔道家と各地で対抗戦を行なった1963年2月の出来事を詳述しました。

このとき、大将格のシュリッツは4戦無敗を誇り、結果として、東京五輪を間近に控えた日本柔道界に危機感を煽りました(そして本番ではオランダのアントンヘーシンクに金メダルを取られるわけですが)。

しかしながら、日本ではサンボというのは、「しょせん柔道を真似たものだ」という見方がされてきました。

もともと「シュリッツ旋風」の時点になされたサンボ批判に、その論点自体は出尽くされており、第四部は、その「サンボ批判」を批判するという試みです。

また、〈創始者〉オシェプコフの技術写真と動画を現地取材で手に入れたので、これを柔道の視点から柏崎克彦先生、サンボの視点から田中康弘先生に徹底的に解説してもらっています。

ここからは、1930年代の原始サンボは、柔道とサンボを結ぶラインのどこに位置するか、ということも浮かび上がってきます。

ブラジリアン柔術の愛好家にとっては、技術論を中心に展開される第四部は、特に興味深く読めるのではないかと思います。

正直、本としては専門書のような価格(本体2200円+税)ですが、しかし、何十年という単位で「こんな本」はしばらく出て来ないと思っています。

少なくとも、日本国内では。

あまり深く掘り下げられなかった箇所があります。

きっと間違いもあります。

でも、本当にそういう本だと思っています。

少部数なので大手書店中心の配本になるでしょうが、手に入りにくい環境の方はぜひアマゾンなどのネット書店を活用し、早めのご購入をよろしくお願いします!■



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和良 コウイチ 著
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2010年06月12日

ムンジアル2010:グレイシー・エリート・チーム

今年のムンジアルで新しいチームがデビューしました。

それはグレイシー・エリート・チームです。

これはヘンゾ、ヒリオン、シーザー、ハウフ、ハイアン&ゴルドの混成チームで彼らはヘンゾの兄弟とその系列的な血筋のグレイシー系アカデミーです。

今大会の主な優勝&入賞選手は主な選手はキーラ・グレイシー、カイオ・テハ、セルソ・ヴィニシウスらがいます。

これまでキーラはヘンゾ・グレイシー、カイオはシーザー・グレイシーまたはグレイシーファイター、そしてセルシーニョはハイアン・グレイシーの所属で試合に出場していました。

その主要選手が同じチーム名の下にムンジアルに出場し、大きな注目を集めましたが、惜しくもチーム入賞はできませんでした。

それでも色帯では多くのカテゴリーに入賞・優勝者を輩出、それなりの成功を収めたといっていいでしょう。

会場にはヒリオン・グレイシーがコーチ役として来場し、アドヴァイスを選手に送っている姿が印象的でした。

このチームは今後も継続して活動していくようなので、これからの躍進に期待しましょう。



新チーム「グレイシー・エリート・チーム」所属で
ムンジアルに出場したキーラ・グレイシー。
女子・茶黒レーヴィで優勝、アブソで3位入賞を
果たしました!



2010年06月11日

ムンジアル2010:女子茶黒レーヴィ級決勝戦 キーラvsルアナ

現在の女子柔術界の顔とも言えるこの二人、実はこれまで何度か対戦しており因縁浅からぬ関係です。

2008年ムンジアルから3年連続で決勝戦がこのカードということがそれを物語っています。

対戦成績ですが、

2008年・キーラ勝利
2009年・ルアナ勝利

と、勝ったり負けたりの関係です。

そして前日に行われたアブソルート級でも両者の対戦は実現。

その試合はスイープ&パスでルアナが5−0で勝利しています。



アブソルート準決勝ではルアナが引き込みからスイープに成功。
そしてパスガードも決めて5−0で勝利。




キーラ相手に2連勝を果たしました!



キーラに完勝したアブソルート級の試合を見る限り、ここ一年でルアナが大きく実力をつけたような印象があります。

実際に昨年のムンジアル以降の試合でルアナは勝ちまくっているのです。

ムンジアル、ADCC、パン、ワールドプロ、ブラジレイロと連勝に次ぐ連勝です。

そんなルアナの絶対的有利と予想されるこの試合、一体どちらが制するのでしょうか?



女子茶黒レーヴィ級決勝戦
キーラ・グレイシー(グレイシーエリート)
VS 
ルアナ・アズギエル(アリアンシ)




まずはルアナが引き込み!




キーラはすかさずパスガードを狙います。




担いでルアナをひっくり返すキーラ。ルアナもキーラを顔を押してなんとか凌ぎます。




パスしかかるキーラですが間一髪でルアナがエスケープ成功!
ポイントには成りませんでしたがキーラにパスガードのアドバンテージが1つ入りました。
2分経過。




一旦がぶってさらにアタックを仕掛けるキーラ。




ルアナはなんとかクロスガードの体勢に持ち込みます。




クロスで呼吸を整え、逆転の機会を伺うルアナ。




3分経過したところでルアナにスイープのアドバンテージが入り、ポイント0−0、アドバンテージ1−1の同点に!




キーラのサポート役のホジャー・グレイシー。自分の試合前なのにそっちのけで声援を送ります。




クロスが割れるとキーラがクロスニーパス!




ルアナは凌ぐことで精一杯になってきます。




ここで試合終了。




スコアはポイント0−0、アドバンテージ1−1の同点!レフリー判定です。




試合を終えて判定を待つキーラ。




ルアナも静かに勝者のコールを待ちます。




そしてレフリーはトップからのアタックを評価しキーラの手を挙げる!




昨年のムンジアル決勝、前日のアブソルート級でのリベンジを果たし、喜びを爆発させるキーラ!
会場からも暖かい拍手!




最後は勝利者インタビューに答えるキーラでした。
ちなみにインタビュアーはBudoVideos.comのファウンダーのジェイク・マッキー氏。
ナイスガイです!


text and photo by Takashi Umezawa


2010年06月10日

ムンジアル2010:黒プルーマ・準々決勝 松本義彦vsサムエル・ブラガ

今年ムンジアルに参戦した日本人選手の中でも吉岡大選手、佐々幸範選手と同様、メダル獲得が期待されていた松本選手。

大会3日目に一試合行う予定でしたが、相手選手が現れず不戦勝となり、ベスト8以降が試合を行う最終日にコマを進めてきました。

松本選手は2008年のムンジアル茶帯プルーマ級を優勝、2009年は黒帯で日本人選手初となるパン選手権優勝を果たすなど確かな実績を携えています。



松本義彦(総合格闘技道場STF)


1回戦は対戦相手が現れずに不戦勝となり、いきなりベスト8・準々決勝戦からの試合出場となりました。

その相手はサムエル・ブラガ。

サムエルは黒帯ガロ級、プルーマ級の二階級制覇王者で昨年もプルーマ級決勝戦まで残り、ギィ・メンデス(ATOS)と優勝を争いました。

惜しくも敗れたその試合後に挑発行為を行ったギィを突き飛ばし、準優勝の戦績を剥奪されてしまいました。

そしてさらに一年間の出場停止処分を受けており、このムンジアルが復帰戦でもありました。

今大会3日目では柳沢友也選手(PUREBRED)と大接戦を演じており辛くも勝ち上がりましたが優勝に向けてのコンディションは上々のようです。



サムエル・ブラガ(グレイシーバッハ)



松本選手、元世界王者を打ち破って日本人表彰台一番乗りを果たすことはできるでしょうか?!




黒帯プルーマ級準々決勝
松本義彦(総合格闘技道場STF)
VS 
サムエル・ブラガ(グレイシーバッハ)
低く構えるサムエルに対し、タックルの機会を伺う松本選手。




松本選手のタックルとサムエルの引き込みが交錯します。
そして即座に潜るサムエル。




松本選手は巧みにサムエルの潜りを潰していきます。




ガードから巧にバックを狙いにいくサムエル!




しかしここはしっかりと踏ん張った松本選手がなんとか凌ぎます。




執拗にもぐり続けるサムエル。
松本選手は切り返してパスガードを狙います。




ですが、ここでサムエルがカウンターの三角絞め!
この三角は即座に外した松本選手ですが、続けざまにサムエルが小手絞りを狙います。
かなり苦しそう松本選手。




三角、小手絞りの連携を見せたサムエルにアドバンテージが入ります。




なんとか極めを逃れた松本選手。
一旦一呼吸置きます。




松本選手は噛み付きパスを狙いますがサムエルは付き合いません。




続けざまにかついでパスをしようと試みるものの、サムエルのガードをなかなかパスできず。




終盤になると安全運転モードに入ったサムエルががっちりクロスガード!
ディフェンシブになったサムエルのガードをなかなか割ることができません。




立ち上がってクロスを割ろうとしたところで無情にも試合終了。




結局ポイントは入らず、アドバンテージ0−1でサムエル勝利。




松本選手は本来の動きをすることができず悔しさをあらわにします。




なんとマウスピースをマットに叩き付けました!




去年はサムエルがサスペンドを食らいましたが今年は危うく松本選手がサスペンドを食らうとこでした!




レフリーがサムエルの手を上げ、勝利確定。
うなだれる松本選手。





試合後はショックでマット上からしばらく立ち上がることができないほどの状態。
こうして松本選手のムンジアル挑戦が幕を閉じました。



<試合後の松本選手の感想>
「完敗でした。

アドバン0-1以上の差を感じました。

ポイントも入っていませんが、それ以上の実力差があったと思います。

調子はかなり良くて、序盤はいけると思っていました。

やっている最中は、途中でチャンスは巡ってくると思っていましたし。

自分の場合、ハーフやバックを取るのが得意なパターンなのですが、そこに行き着くまでが近くて遠い感じがしました。

本当に悔しいです。

今回タイトルをとって柔術に区切りをつけるつもりだったんです。

優勝するつもりだったので、最終日に食べるための赤飯までアメリカに持って行きましたしね。

応援してくれた人達のためにも勝ちたかったです。

そして影で自分のことをよく言わない人達も見返したかったんですがダメでしたね…。

来年挑戦するかはわからないです。

柔術は今後も練習レベルならやりますが、純粋に柔術のみをやることはもうないと思います。

冬場は寒いので道衣を着た練習も行うかもしれませんが。

たくさんの応援、ありがとうございました。」



text and photo by Takashi Umezawa



2010年06月09日

ムンジアル2010:黒帯ペナ級・佐々vsコブリンヤ

昨年の雪辱を晴らすべく、そして頂点を極めるために今年もムンジアル参戦した佐々選手。

一回戦の相手は2008年のアメリカ選手権シニア1黒帯ペナ級で優勝の実績があるジェレミーでした。

この試合に勝てばコブリンヤへの雪辱戦に進出です。



黒帯ペナ級一回戦
佐々幸範(パラエストラ東京)
VS 
ジェレミー・ギーガ(グレイシーバッハ・アメリカ)
開始早々佐々選手が引き込みます。




そのまま相手の背後へ回り、




そして一気に送り襟絞め!
ジェレミーはたまらずタップ。




試合時間ジャスト1:00!




佐々選手が一本勝ちで二回戦進出です!




黒帯ペナ級二回戦
佐々幸範(パラエストラ東京)
VS 
フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠淵▲螢▲鵐掘




昨年は試合時間にして5分、送り襟絞めでコブリンヤに敗れている佐々選手。
前回は完敗でしたが、日本最強のペナ級選手の呼び声高い佐々選手のこと、今回はきっちり修正してきていることでしょう。




試合はコブリンヤが引き込む形でスタート。
佐々選手は引き込みにあわせてクロスニーパスを仕掛けます。




ですがコブリンヤが佐々選手の右足を抱え、左足を蹴ってスイープ!
2ポイントを先制します。




そのままパスガードに成功したコブリンヤが3分経過したところで5−0とリード。




そして昨年と同じようにバックを取り、9−0に。




さらに攻撃の手を緩めることなく送り襟絞めを狙います。




かなり深く極まっているように見えましたがなんとか脱出!




試合終盤、さらにスイープ、パス、バックを許しコブリンヤが18−0にしたところで試合終了。




またも佐々選手がコブリンヤの前に二回戦で姿を消しました。日本最強ペナ級選手でも歯が立たないコブリンヤ、一体どれだけ強いのでしょうか?!








text and photo by Takashi Umezawa


2010年06月08日

ムンジアル2010:黒帯ペナ級決勝戦、ハファvsコブリンヤ

因縁の対決が決勝戦で実現!

コブリンヤは今回のムンジアルで第一線を退くことを表明しており、勝てば黒帯ペナ級で前人未到の5連覇という最高の形での引退になります。



フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠淵▲螢▲鵐掘


ですが相手はハファエル・メンデス。

昨年はアブダビワールドプロ柔術でハファが勝利、その後のムンジアルでは準決勝でコブリンヤが辛くもレフリー判定でハファを降しています。




ハファエル・メンデス(ATOS)


続くADCCでは決勝戦でハファが再び勝利、そして今年5月に行われたブラジレイロでもハファが勝利。

ムンジアル4連覇で最強ペナ級選手の名声をもつコブリンヤですが、ここ最近の成績では明らかにハファに分があります。




黒帯ペナ級決勝戦
フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠淵▲螢▲鵐掘
VS 
ハファエル・メンデス(ATOS)
試合開始!
両者とも独特の低い構えで緊迫感溢れる間合いの取り合いを展開します。




ハファが先制で引き込む!




そのまま潜ってスイープを狙います。




しばらく耐えるコブリンヤですが2分半経過したところでハファが完全にスイープ!
ハファが2ポイントを先制します。




先取点を許したコブリンヤ、スイープのお返し!
3分半経過したところで2−2の同点になりました。




追いつかれたハファはコブリンヤの道衣をがっちり掴んでその動きを固めて体勢を作り直します。




そして一旦体勢を整えたところでハファが足関節狙い!
ここでアドバンテージがハファに入ります。




足を狙い続けさらにアドバンテージを重ねポイント4−2、アドバンテージ2−0でハファがリード。




コブリンヤも足を取り返しにかかりますがハファはそれに付き合わず、潜ってスイープを狙います。
この時点で6分経過。




一度はうまく凌いだコブリンヤですが、ハファはその道衣の裾を掴んで足を殺し、再びスイープ!
4−2でハファがリード!
6分半経過。




ですがすかさずコブリンヤが潜ってスイープ!
ポイント4−4に追いつきますがアドバンテージ2−0でハファが依然としてリード。
7分経過。



まだコブリンヤに逆転の余地はありますが、ハファは50/50で固めに入ります。




絡んだ足を抜くことができないコブリンヤ。
体を回転させてハファの足を極めにかかります。
このアクションでアドバンテージがコブリンヤに入りポイント4−4、アドバンテージ2−1。
7分半経過、依然としてハファがリード!




ハファも足を狙い、アドバンテージ3−1と再びコブリンヤが引き離されます。
そのまま試合終了まで足の取り合いが続き、最終的にはポイント4−4、アドバンテージ5−3でハファが勝利!




試合終了後、マットに座り込みショックを隠しきれないコブリンヤ。




対照的にハファはATOSの応援団のところにダイブ!
ATOS勢はお祭り騒ぎです。




ハファエル・メンデスが黒帯でムンジアル初優勝を果たしました!




コブリンヤ、最後の試合を有終の美で飾ることはできませんでした。

そしてムンジアル5連覇もならず。

ハファの勝利によりペナ級新時代が到来したといってもよいでしょう。

コブリンヤも最後の最後で負けはしましたがその栄光には変わりありません。

今後は指導者として後進の育成に尽力するようなのでコブリンヤの教え子がハファとムンジアルの決勝で激闘を繰り広げる日もそう遠くないかもしれません。





text and photo by Takashi Umezawa



2010年06月07日

ムンジアル2010:大会最終日・主な結果

ムンジアル最終日の主な結果です。


ガロ
優勝  ブルーノ・マルファシーニ
準優勝 カイオ・テハ




プルーマ
優勝  パブロ・シウバ
準優勝 サムエル・ブラガ
※同門優勝




ペナ
優勝  ハファエル・メンデス
準優勝 フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬




レーヴィ
優勝  マイケル・ランギ
準優勝 セルソ・ヴィニシウス




メジオ
優勝  マルセロ・ガルシア
準優勝 クラウジオ・カラザンス




メイオペサード
優勝  タルシス・フンフェリー
準優勝 ホムロ・バハル




ペサード
優勝  ベルナルド・ファリア
準優勝 シャンジ・ヒベイロ




スペルペサード
優勝  ホジャー・グレイシー
準優勝 ヒカルド・デメンチ




ペサディシモ
優勝  ホドリゴ・カバカ
準優勝 ホベルト・アヴェルー爛汽ぅ棔璽悪




アブソルート
優勝  ホジャー・グレイシー
準優勝 ホムロ・バハル
※ホミーニョ負傷のため不戦勝




女子プルーマ
優勝  ビアンカ・バヘット
準優勝 ファビアナ・ボルジェス




女子ペナ
優勝  レティシア・ヒベイロ
準優勝 ソフィア・アマランテ




女子レーヴィ
優勝  キーラ・グレイシー
準優勝 ルアナ・アズギエル




女子メジオ
優勝  ヒラリー・ウイリアムス
準優勝 キャロライン・デ・ラセール




女子メイオペサード
優勝  ミッシェル・ニコリニ
準優勝 ペニー・トーマス




女子ペサード
優勝  ガブリエレ・ガルシア
準優勝 カトリーナ・ウェルバックナー




女子アブソ
優勝  ガブリエレ・ガルシア
準優勝 ルアナ・アズギエル
※同門優勝



2010年06月06日

ムンジアル2010:最終日の対戦表


★ガロ
ハファエル・フレイタス爛丱薀伸
vs
ベルナルド・ピテウ

澤田真琴
vs
カイオ・テハ

ホジェリオ・タボルダ
vs
フェリッペ・コスタ

マルセロ・ペレイラ
vs
ブルーノ・マルファシーニ

★プルーマ
パブロ・メロ
vs
ダニエル・ベレーザ

パブロ・シウバ
vs
セバスチャン・ラリ

サムエル・ブラガ
vs
松本義彦

ラエルシオ・フェルナンデス
vs
サミール・シャントレ

★ペナ
コブリンヤ
vs
セオドロ・カナル

マリオ・ヘイス
vs
ヘナン・ボルジェス

ハファエル・メンデス
vs
ライアン・ホール

デニウソン・ピメンタ
vs
植松直哉

★レーヴィ
マイケル・ランギ
vs
ハファエル・バルボーサ

JTトーレス
vs
ドゥリーニョ

セルシーニョ
vs
ブルーノ・フラザト

アウグスト・メンデス
vs
ルーカス・レプリ

★メジオ
マルセリーニョ
vs
ムリーロ・サンタナ

カイロン・グレイシー
vs
ビル・クーパー

セルジーニョ
vs
クロン・グレイシー

ルーカス・レイチ
vs
クラウジオ・カラザンス

★メイオペサード
エドゥアルド・テレス
vs
オタービオ・ソウザ

タルシス・フンフェリー
vs
ニヴァウド・オリヴェイラ

グスタヴォ・カンポス
vs
ファビアノ・ソウザJr.

ホミーニョ
vs
ディエゴ・ヘルゾグ

★ペサード
シャンジ
vs
アレッシャンドレ・ソウザ

レオナルド・ノゲイラ
vs
ホドリゴ・ピンネイロ

ベルナルド・ファリア
vs
アドリアノ・マシエル

ハファエル・ロバト
vs
ジョアオ・アシス

★スペルペサード
ホジャー・グレイシー
vs
ウォルター・ヴィタウ

ブルーノ・バストス
vs
フェリッペ・パセス

ヒカルド・デメンテ
vs
アウグスト・フェラーリ

ホベルト・トゥッサ
vs
マルセル・フォーチュナ

★ペサディシモ
ペジパーノ
vs
ホドリゴ・カバカ

マイケル・ウィルソン
vs
アントニオ・ペイナウド

ガブリエル・ヴェラ
vs
ホベルト・サイボーグ

アントニオ・ブラガ・ネト
vs
マーシオ・コウレタ

★アブソルート
ホジャー・グレイシー
vs
ホミーニョ

★女子
プルーマ
レティシア・ヒベイロ
vs
ソフィア・アマランテ

ペナ
ビアンカ・バヘット
vs
ファビアナ・ボルジェス

レーヴィ
キーラ・グレイシー
vs
ルアナ・アズギエル

メジオ
キャロライン・デ・ラセール
vs
ヒラリー・ウイリアムス

メイオペサード
ペニー・トーマス
vs
ミッシェル・ニコリニ

ペサード
ガブリエレ・ガルシア
vs
カトリーナ・ウェルバックナー


アブソルート
ルアナ・アズギエル
vs
ガブリエレ・ガルシア




ムンジアル2010:3日目の主な結果


ムンジアル3日目の主な結果です。

★茶帯
ガロ
優勝・芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)
3位・小林史明(アライブ)、岡村和佳(パラエストラ東京)

プルーマ
準優勝・平田勝裕(パラエストラ川越)

ペナ
3位・中塚靖人(グレイシーバッハ東京)

レーヴィ
優勝・ホベルト・ソウザ(ボンサイ柔術)

★黒帯
ガロ
澤田真琴(パエラエストラ川越)
1回戦・裸絞めで一本勝利・準々決勝進出

大賀幹夫(ねわざワールド)
1回戦・レフェリー判定負け

プルーマ
柳沢友也(PUREBRED)
1回戦・2ー0で勝利
2回戦・サムエル・ブラガに8ー6から足関節の場外逃避で失格負け

吉岡大(東京イエローマンズ)
1回戦シード
2回戦でレフェリー判定負け

生田誠(トラスト柔術アカデミー)
1回戦、6ー6、アドバン3ー2で負け

松本義彦(STF)
1回戦不戦勝により準々決勝進出

ペナ
佐々幸範(パラエストラ東京)
1回戦、1:00、送り襟絞めで一本勝利
2回戦、コブリンヤに18ー0で判定負け

植松直哉(クロスポイント)
1回戦、マルセリーノ・フレイタスが負傷により勝利
2回戦、アキレス腱固めで一本勝利、準々決勝進出

島崎公次(クラブバーバリアン)
1回戦、判定勝利
2回戦、マリオ・ヘイスにヒザ十字で0:16、一本負け

中村大輔(グラバカ柔術クラブ)
1回戦、腕十字で一本勝利
2回戦、ハファエル・メンデスに腕十字で0:46、一本負け

佐藤稔之(アカデミアアーザ)
1回戦、判定勝利も対戦相手の間違いで再戦
再戦でエドゥアルド・ラモスにバックチョークで一本負け


丹治章近(アKデミアアーザ)
1回戦敗退

レーヴィ
細川顕(アライブ)
1回戦、6ー2で判定負け

関口和正(PUREBRED)
1回戦、ギルバート・ドゥリーニョに0ー0、2ー0で判定負け

大内敬(パラエストラ小岩)
1回戦、0ー0、1ー0で初戦敗退

中山徹(トライフォース柔術アカデミー)
1回戦敗退

メジオ
時任琢磨(PUREBRED)
1回戦、絞めで一本負け

遠山拓則(パラエストラ東京)
1回戦、V1アームロックで一本勝ち
2回戦、ペジシュンボに17ー0で判定負け

マルコス・ソウザ(ボンサイ柔術)
1回戦、判定勝利
2回戦、腕十字で一本負け

岡晃一郎(岡柔術)
1回戦、6ー4で勝利
2回戦、セルジオ・モラエスに腕十字で一本負け

メイオペサード
入来晃久(レグナム)
1回戦、判定勝利
2回戦、オタービオ・ソウザにバックチョークで一本負け

★女子
プルーマ
阿部恭子(パラエストラ東京)
1回戦、腕十字で一本負け

ペナ
塩田さやか(AACC)
1回戦、ミッシェル・タバレスに3ー2で判定負け


2010年06月05日

ムンジアル2010:女子紫ペナ・渡辺菜穂子選手、3位入賞!

女子紫ペナに出場した渡辺菜穂子選手はトライフォース秋葉原スタイルズインフィニティー代表である渡辺直由選手夫人。

今回は夫婦でムンジアルに参戦してきました。

渡辺選手、一回戦はフィオナ・ワトソン(ノヴァウニオン)に勝利し、見事に準決勝に進出!

準決勝の相手はヒラリー・ウィット(グレイシーウマイタ)です。

ヒラリーは2007年のムンジアル女子青プルーマで準優勝、2008年のノーギムンジアル女子青紫プルーマ級では優勝している強豪です。



試合はしばらくスタンドでの間合いの取り合いに時間が費やされました。




先に仕掛けたのはヒラリーで、引き込んできました。




そこにパスガードを合わせる渡辺選手。
一時パスしかかるものの、ヒラリーに凌がれます。




そしてカウンターで三角!
しばらく耐え続けたものの、試合時間3:01無念のタップアウト。




準決勝敗退に終わりました。




残念ながら決勝進出はなりませんでしたが堂々の3位入賞!
お疲れ様でした!



text and photo by Takashi Umezawa




ムンジアル2010:紫ガロ・鶴巻陽司選手、3位入賞!

今回は紫帯ガロ級に出場した鶴巻陽司選手(AXIS)の試合模様をお届けしたいと思います。

鶴巻選手は2007年には全試合一本勝ちでムンジアル青帯ガロ級を制し、翌年のアジア選手権はアダルト紫帯ガロ級で優勝しています。



鶴巻陽司(AXIS)


日本人選手色帯ガロ級の中でも頭ひとつ抜き出ている感のある鶴巻選手、昨年もムンジアル紫帯ガロ級に出場しましたが、優勝したジャクソン・メロ・フェレイラ(現チェックマット、当時グレイシーバッハ)に敗退し、頂点を取ることができませんでした。

今年は優勝する可能性は十分あると思われます。

それでは一回戦の模様からお届けしたいと思います!




<一回戦>
一回戦の相手はジーザス・ゴンザレス(スピーディBJJ)でした。
スイープした後に引き込んで、ガードから絞めで一本勝ち!
圧勝でした。




<二回戦>
二回戦はヘンリー・イライベ(ブラザ)です。




互いに引き込みあいからスタートし、先に互いにスイープの2ポイントで同点の状態が続きます。




スタンドで再開した直後、鶴巻選手が飛びつき三角で攻め立て、そのままアドバンテージ差で勝利!




準決勝にコマを進めました。




<準決勝>
準決勝は強豪アリアンシのルーカス・セオドロです。




序盤から中盤までトップポジションからの攻めで試合を支配。




ですが3分過ぎにまさかの逆転の腕十字で一本負け!




優勝が期待されていただけに衝撃的な結末になってしまいました。




この勢いでルーカスは決勝も勝ち抜き見事優勝しています。




去年以上にハイレベルになっていた紫帯ガロ級、入賞した選手たちは誰が優勝してもおかしくない実力でした!




鶴巻選手、3位入賞で銅メダル獲得です!



text and photo by Takashi Umezawa