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2011年02月

2011年02月08日

ヨーロピアン選手権2011:アダルト黒アブソルートの試合

ヨーロピアンで黒帯最終試合はアブソルート決勝戦でした。

その顔合わせはクラウジオ・カラザンスとセルジオ・モラエス。

カラザンスはメジオ級ながらアブソルートでも結果を残している選手で昨年のワールドプロでは階級別に続きアブソルートでも優勝を果たし2冠に輝いています。

今大会では準決勝でセルジーニョと同じアリアンシのベルナルド・ファリアを降して決勝進出でした。



カラザンスは準決勝でムンジアル・ペサード王者のベルナルド・ファリアと戦いました。




試合終盤は攻め込まれる場面がありながらも勝利して決勝戦進出!



一方のセルジーニョは今大会ではメイオペサードで出場していますが普段はメジオ級でカラザンスと同階級の選手です。

準決勝ではチェックマットのペサディシモのムンジアル王者、ホドリゴ・カバカを残り10秒でアンクルを極めての逆転勝利で決勝戦進出です。




残り10秒でアンクルを極めて逆転勝利のセルジーニョ。




ペサディシモとメジオのムンジアル王者対決はセルジーニョ勝利!
カバカはこのアンクルで負傷し翌日の階級別を欠場しています。




ヨーロピアン選手権・黒帯アブソルート決勝戦
セルジオ・モラエス(アリアンシ)
vs
クラウジオ・カラザンス(ATOS)




決勝戦は引き込んだセルジーニョがスイープを狙う展開。




ですが互いに動きが少なくペナルティが2つずつ。
緊迫感は感じつつもとてもストレスフルな試合でした…。




試合はポイント4-4、アドバンテージ2-1。
アドバンテージ1差でセルジーニョ勝利!
メイオペサードではブラウリオに負けて準優勝だったセルジーニョでしたがアブソでは僅差の試合をモノにしました!




アブソルート表彰台
優勝  セルジオ・モラエス(アリアンシ)
準優勝 クラウジオ・カラザンス(ATOS)
3位  ベルナルド・ファリア(アリアンシ)、ホドリゴ・カバカ(チェックマット)




©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月07日

グレイシーマガジン#166 レビューby新明佑介


こんにちは!トライフォース柔術アカデミー・ゼネラルマネージャーの新明です。

毎度お馴染みのグレイシーマガジン最新号のレビューです!

まずは、表紙の人物紹介です。

この表紙を飾る強面(こわもて)の彼は、現UFCヘビー級チャンピオンのケイン・ベラスケスです。

1982年7月28日生まれの28歳。身長185cm、体重105Kg、メキシコ系アメリカ人。

オールアメリカンに2度輝いたレスリングエリート。

アメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)所属。

昨年2月のUFC110にて初代PRIDE王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに勝利したあたりから柔術家にも知られる存在になりました。

そして昨年10月23日、UFC121のメインイベントで王者ブロック・レスナーにタックルを切りまくって打撃で圧倒し1Rで勝利。

UFC世界ヘビー級チャンピオンになりました!

現在、世界中で大人気のUFCで最も重い階級(ヘビー級)のチャンピオンということは「地上最強」と言っても誰も文句は言えないでしょう

「地上最強を目指して何が悪い!!!」

と漫画グラップラー刃牙の地下闘技場の徳川光成代表がハイテンションで叫んでいましたね。どうでもいいお話でした。。。

話を戻します。

ここまで読むと「な~んだグレイシーマガジンもMMAの雑誌になってしまったのか」とご心配することでしょう。

しかし天下のグレマガ、切り口がやはり柔術的!

ブラジリアン柔術大好きっ子の皆さんは、ここからの流れに注目!

そんなベラスケスは2007年の第1回NO-GIワールズのアダルト青帯の部ペサディシモ級で優勝。

その後柔術の大会には出場していないようですが、現在もMMAのトレーニングのために柔術は続けているようです。

またウィキペディア調べによると現在はAKAの柔術コーチのデイブ・カマリロに茶帯を認められたそうです。

そしてカヴァーストーリーでは有名柔術家によるベラスケスが王座防衛するのに必要な技術を解説!

そのメンバーが、豪華!!

・ホドリゴ・コンプリド(世界選手権無差別級を2度制覇、ブロック・レスナーのコーチ)
・ファブリシオ・ヴェウドゥム(世界選手権を2度制覇、ADCCチャンピオン、ストライクフォースでエメリヤエンコ・ヒョードルに勝利)
・ヘンゾ・グレイシー(UFCとPRIDEのスター、トップファイターGSPとヒカルド・アルメイダのトレーナー)
・ムリーロ・ブスタマンチ(世界選手権王者、MMAコーチ)
・デミアン・マイア(UFCファイター、ADCCチャンピオン)
・ホイラー・グレイシー(世界選手権を4度制覇、MMAコーチ)

※肩書きは原文を参照しています。

彼らがベラスケスは次の戦いでああしたほうが良い、こうしたほうが良いと言いたい放題!

大雑多にまとめると「しっかり柔術の技術を使え!」的な感じでしょうか!?

詳しくはグレイシーマガジンをお求めになってご覧下さい!

皆さんお楽しみのテクニック講座「トレーニングプログラム」はの2009、2010年黒帯ガロ級王者ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)の登場です!

先日開催されたヨーロピアン2011ではひと階級上のプルーマ級に出場し準優勝になっています。

詳しくはブラジルブログのこちらの記事をご覧下さい!

テクニックは「バックアタック」が5つ紹介されています!

1,スタンド
2,亀
3,スパイラルガードのディフェンス状態
4,バタフライガード
5,ディープハーフ

それぞれの体勢からのバックグラブを奪うテクニックです。

これ試合でやったらかっちょいい~っという技のオンパレードです!

是非紙面でご覧下さい!

そんな超絶テクニックを紹介する黒帯ガロ級ブルーノを倒す選手は、トライフォース柔術・新宿アカデミー代表の芝本幸司だと信じております。

昨年の世界選手権で茶帯ガロ級優勝したその瞬間から、黒帯ガロ級優勝を目標に全ての生活を送っている芝本。

きっとブルーノを倒してくれることと思います。

皆さん芝本の応援を宜しくお願いします!!

他にもグレイシーマガジンには興味深い特集が多数!

内容はこちら

・Face to Face
・INTRO ホナウド・ジャカレ
       コンバットマシーン「アウグスト“タンキーニョ”メンデス
       白帯の基本項目
       オモプラッタからの脱出
・ギャラリー 忘れられない日
・スペシャル ヒーリング タイラー
・プロフィール ジョージ・ソテロポロス
・アルマナック UFCのABC
・ジナスチカ・ナチュラル
・追憶 2010年の教訓
・カヴァーストーリー ケイン・ヴェラスケス
・トレーニングプログラム ブルーノ・マウファシーニ
・戦士のためのトレーニング リスクを負え!
・GMアソシエーション マネージングチップ ミノル・タヴァレス その他
           GMAクラス アクションラーニング
           ニュースルーム
           メンバー
・アンソロジー サウロ・ヒベイロ VS ファビオ・グージェウ

ではまたお会いましょう~!!


トライフォース柔術アカデミー
ゼネラルマネージャー 新明佑介
Twitter ID : Yusuke_Shinmyo
Facebook : Yusuke Shinmyo

トライフォース柔術・池袋アカデミー&新宿アカデミーでは随時会員募集中です!

★ホームページはコチラから!




グレイシーマガジン最新号#166
有名選手が多数愛読中!
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内容詳細はコチラコチラから!




©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月06日

埼玉オープン2011・主な結果

2011年2月6日(日)埼玉県上尾市埼玉県立武道館で開催された「埼玉オープン2011」の主な結果をお知らせいたします。

<アダルト黒帯>
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メジオ級
優勝  関口和正(PUREBRED大宮)
準優勝 高本裕和(小金井柔術クラブ)



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ペサード級
優勝  マキシム・フォンテイヌ(グレイシーバッハ東京)
※1名のみの優勝認定



No title
アブソルート級
優勝  高本裕和(小金井柔術クラブ)
準優勝 岡本裕士(RJJ)
3位  マキシム・フォンテイヌ(グレイシーバッハ東京)



<アダルト茶帯>
No title
レーヴィ級
優勝  富田仁之(PUREBRED大宮)
準優勝 アレッサンドロ・ナガイシ(AXIS埼玉TC)
3位  西村暁(INFIGHT JAPAN)



No title
アブソルート級
優勝  アレッサンドロ・ナガイシ(AXIS埼玉TC)
準優勝 エドゥアルド・ウエムラ(INFIGHT JAPAN)



<マスター茶帯>
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ペナ級
優勝  奥泉直也(PUREBRED大宮)
準優勝 金子治寿(ねわざワールド四街道)



No title
アブソルート級
優勝  アレッサンドロ・ナガイシ(AXIS埼玉TC)
準優勝 西村暁(INFIGHT JAPAN)
3位  奥泉直也(PUREBRED大宮)



<アダルト紫帯>
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ペナ級
優勝  ジエメルソン・ハッタ(TENSAI柔術アカデミー)
準優勝 野中公人(PUREBRED大宮)

  

No title
レーヴィ級
優勝  徳山諭吉(ポゴナクラブジム)
準優勝 ディエゴ・ハッタ(TENSAI柔術アカデミー)
3位  ジェファーソン・エフェン(INFIGHT JAPAN)



No title
アブソルート級
優勝  ヘンダーソン・クラハラ(TENSAI柔術アカデミー)
準優勝 徳山諭吉(ポゴナクラブジム)



<マスター紫帯>
No title
レーヴィ級
優勝  アレッサンドロ・エト(TENSAI柔術アカデミー)



No title
アブソルート級
優勝  アレッサンドロ・エト(TENSAI柔術アカデミー)
準優勝 ジェファーソン・エフェン(INFIGHT JAPAN)



埼玉オープン2011公式結果はコチラから!



photo and text by TAKASHI UMEZAWA



©Bull Terrier Fight Gear

ヨーロピアン選手権2011・黒帯日系ブラジリアンその他の試合

本日は入賞は逃したものの、ヨーロピアン選手権に出場した黒帯日系ブラジリアンの試合模様をお届けいたします!

まずは、アダルト黒帯メジオ級に出場したマルキーニョス(ブルテリア・ボンサイ)の試合から。

マルキーニョスは日本国内の大会では昨年のアジアオープンのアブソルート級でロイドアーヴィンのJTやチームレグナムの入來選手などを破り、アブソルート級、ペサード級の2階級制覇を果たしたばかり。

現時点で日本最強の黒帯といっても過言ではありません。


No title
一回戦の相手はハイアン・ビューレガルド(BJJレボリューションチーム)。
ハイアンは2008年のムンジアル茶レーヴィを優勝している強敵です。



No title
試合時間のほとんどはスタンドでの攻防に費やされました。
ポイント0-0で、アドバンテージで負けていたマルキーニョスは渾身のテイクダウン!



No title
テイクダウンの際にハイアンに抵抗にあいますが、なんとか押さえ込みます。
しかし、なぜかポイントは入らず。そしてタイムアップ。



No title
テイクダウンのポイントが入っていればマルキーニョスの勝利になったことは間違いありません。
誤審とも言えるジャッジでまさかの一回戦敗退となりました。
ちなみにハイアンは続く準々決勝でヴィトー・エスティマに敗退。



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ヨースキ・ストー(グレイシーバッハ愛知)はマスター黒レーヴィで出場。
昨年はアジアオープンで同階級準優勝でした。
階級別は一回戦を勝ち上がるも二回戦でポイント負けで入賞なりませんでした。



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続くアブソルート級では、同じく日本から出場したホジェリオ・クリスト(ホシャ柔術)と対戦。



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絞めで一本勝ちし準々決勝までコマを進めましたが次の試合でスペルペサード級の相手にポイント2-0で敗れてしまいベスト8。
残念ながら階級別に続きアブソでも入賞はなりませんでした。



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小川碧南のアレッシャンドリ・オガワはマスター黒ペナとアブソルート級に出場。
階級別を体重オーバーで失格という憂き目にあうもアブソルート級は気を取りなおして出場。



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一回戦、スイープするなど善戦したものの体格差のある相手に大苦戦。



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結果ポイント9-2で残念ながら初戦敗退となってしまいました。



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アンデウソン・アマカワ(カーロストヨタBJJ)はアダルト黒帯ペサディシモ級とアブソルート級に出場。
階級別はホドリゴ・コンプリドに一本負け。
アブソルート級もスペルペサード級3位のアウグスト・フェラーリ(PSLPBシセロコスタ)に腕十字で一本負け。
初戦突破はなりませんでした。



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ガブリエル・トミカワ(カーロストヨタBJJ)はマスター黒メジオに出場し、一回戦でシセロ・ペレイラ(チェックマット)と対戦しますが残念ながら初戦敗退。
シセロは次の試合も勝利し3位入賞しています。



どの試合もポイント差で敗退もあと一歩!というの好勝負が多かったのでゲームプラン次第ではまた違う結果になったかもしれません。

早くも来年のヨーロピアン選手権へのリベンジを誓っている選手もいたので次回大会の結果に期待しましょう!



photo and text by TAKASHI UMEZAWA



©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月05日

ヨーロピアン選手権2011・黒帯日系ブラジリアンが大活躍!

大会最終日はアダルト黒帯だけではありません!

マスター、シニアには日系ブラジリアン黒帯が大挙して出場し活躍をみせました!

本日は入賞した面々の試合模様をお届けします!


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<マスター黒帯レーヴィ級・ヘナート・シウバ(INFIGHT JAPAN)>
ヘナートは普段はアダルトで出場していますが、腰のヘルニアの状態が思わしくないため今回はマスターでの出場を選択しました。
昨年はBJJFJ、JJFJのアダルト黒帯レーヴィ級を制覇し、日本のトップであることを示したその実力で入賞が期待されます!



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一回戦は引き込んで下から煽ります。



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そしてスイープするとマウントなどを取得し大量リード!



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ポイント8-0で準決勝進出を決めました!



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続く準決勝は得意の三角絞めが炸裂!
なんと決勝進出です。



No title
決勝戦は終始上下が入れ替わらない攻防が続きました。



No title
このままだとポイントつかずのレフリー判定になるので試合時間残り30秒ほどのところでヘナートが捨て身の三角絞め!
これが極まりかけたところでタイムアップ。



No title
最後にヘナートに三角絞めのアドバンテージが入るかと思われましたが、入らず。
レフリー判定は意外にもへナートに微笑みませんでした。
明らかにヘナートが優勢にも見えましたがそこはレフリー個々の判断に委ねられてしまいます。
明確なポイントを取れていなかったことが悔やまれます。
ですが2試合勝利の準優勝という素晴らしい成績を収めました!



<シニア1黒帯ペサディシモ級、アブソルート級・カーロス・トヨタ(カーロストヨタBJJ)>
カーロスは3名エントリーの階級別で準優勝を果たすと、アブソルート級も決勝進出。


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相手は強豪ジャック・マクヴィッカー(グレイシーウマイタ)です。



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試合はジャックがレスリング力を駆使してカーロスをテイクダウン!
ポイントを奪われたカーロスは下からスイープを試みますがアドバンテージ止まりでポイントにつながりません。



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結果はポイント2-0でジャック勝利!
カーロスは残念ながらアブソルート級も準優勝に終わりました。



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他にもクリスチアーノ上西(AXIS)もマスターで参戦しており、1勝して3位入賞を果たしました!



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マスター黒帯レーヴィ級
優勝  クラウド・ジャガー(ノヴァウニオン)
準優勝 ヘナート・シウバ(INFIGHT JAPAN)
3位  マシエジ・リンケ(ゴールドチームファイターズ)、アレッシャンドレ・キアラ(ソウルファイターズ)



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シニア1黒帯アブソルート級
優勝  ジャック・マクヴィッカー(グレイシーウマイタ)
準優勝 カーロス・トヨタ(カーロストヨタBJJ)
3位  マーカス・ウィデングレン(ヒルティBJJ)



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カーロスは階級別のペサディシモでも銀メダル!



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マスター黒帯スペルペサード級
優勝  ヘイナウド・ヒベイロ(ヘイナウド・ヒベイロチーム)
準優勝 フェルナンド・ナシメント(BJJレボリューション)
3位  クリスチアーノ上西(AXIS)、バーグソン・バルボーザ(グレイシーバッハ)



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今回のヨーロピアン遠征を仕切ったエジソン籠原選手。
シニア1黒帯プルーマ級にエントリーも残念ながら対戦相手がおらず1人優勝で金メダルを獲得しました。



次回はその他の日系ブラジリアンの模様をお届けします!



photo and text by TAKASHI UMEZAWA



©Bull Terrier Fight Gear

【格闘王国】 超技巧派集団ATOS勢が表彰台独占!柔術ヨーロピアン選手権


総合格闘技サイト格闘王国にヨーロピアン選手権の大会レポートを寄稿しました。

このブログでは各カテゴリーごとに取り上げてますが、格闘王国では主にATOSに焦点を当てて大会全体のレポートを書かせて頂きました。

ぜひチェックしてみて下さい!

★格闘王国・ヨーロピアンのレポートはコチラから!



©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月04日

ヨーロピアン選手権2011・日本人選手の試合アダルト黒帯プルーマ級&シニア3黒帯スペルペサード級レポート

大会最終日はアダルト黒帯の階級別、アブソルート級決勝が行われ、会場も満員御礼の非常に大きな盛り上がりを見せました。

先日お伝えしたとおり、アダルト黒帯レーヴィ級ではトライフォース五反田の中山徹選手が3位入賞の快挙を成し遂げましたが、日本から参戦した黒帯選手はまだいます!

本日はアダルト黒帯プルーマ級に参戦した生田誠選手と吉岡崇人選手、シニア1黒帯スペルペサード級に出場した新川武志選手の試合模様をお届けします!

<アダルト黒帯プルーマ級・吉岡選手の試合>
吉岡崇人選手は自ら徳島BJJというアカデミーを主宰し、指導を行うほか、大会開催するなど四国でのブラジリアン柔術普及に務めています。

昨年はムンジアルに茶帯で出場し、準々決勝で敗れはしたもののあと一歩でメダル獲得の活躍をみせました。

関西で行われたプロ柔術に参戦し、勝利するなど着実に実績を積み重ねており、隠れた実力者といってよいでしょう。

一回戦の相手はアンドレア・ヴェルデマーレ(TribeJJローマ)です。

アンドレアはヨーロピアン選手権を2006年から2009年まで青、紫2回、茶のアダルトでガロ級チャンピオンに輝いている強敵です。

ムンジアルでも紫ガロ準優勝の実績があります。


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そんな強敵を相手に吉岡選手は片襟片袖のガードからアグレッシブに煽っていきます。



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スイープしてバックに回ると絞めが炸裂!吉岡選手が一回戦を一本勝ちで準々決勝にコマを進めました!



準々決勝の相手はレアンドロ・マルチンス(チェックマット)。

テレレの従兄弟といういかにも強豪を匂わせる相手でした。


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試合が始まると引きこんで速攻の足関節を狙う吉岡選手。
極まりかけたのかレアンドロは苦悶の表情を浮かべますが、直後にカウンターでレアンドロのアンクルが炸裂!



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無念のタップアウトで入賞はなりませんでした。
吉岡選手は今年のムンジアルにも参戦するそうなのでリベンジを期待しましょう!


ちなみにレアンドロは準決勝でブルーノ・マルファシーニに2-0で敗れ決勝進出はなりませんでした。



<アダルト黒帯プルーマ級・生田選手の試合>
生田選手は世界レベルの屈指のガードワークをもち、かつてはホビーニョことホビソン・モウラですらパスガードができませんでした。

今回は入賞が期待されての参戦です。


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初戦は得意のガードワークで相手に一切付け入る隙を与えない試合巧者ぶり。



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途中スイープをきめてポイント2-0で勝利!



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生田選手が見事準決勝進出を決めました!



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続く準決勝の相手はアリ・ファリアス(ATOS)。
アリは昨年のムンジアルは茶ペナ、一昨年は茶プルーマで優勝しており、黒帯でもトップ戦線に絡む実力の持ち主です。
今大会でもブルーノ・マルファシーニと並ぶ優勝候補でした。



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試合は両者引き込みあいのような形でスタート。



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アリはすぐさま体を回転させスイープを試みます。



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そして一瞬の隙をついて生田選手のアンクルを極めにかかります。
ガードに戻すこともさせずに一瞬で極めあげ生田選手からタップを奪いました。



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アリが決勝進出!しかし生田選手は3位入賞の快挙です!



<シニア3黒帯スペルペサード級・新川選手の試合>
シニア3黒帯スペルペサード級には昨年パン選手権を制した新川選手がエントリー。
ワンマッチ決勝を行いました。


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試合はパスガードをきめると、バックに回り送り襟絞めが炸裂!



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なんとパン選手権に続き、ヨーロピアンでも優勝!国際大会のタイトル2冠を達成しました。



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続くアブソルート級ではメガトンと対戦。



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メガトンの老獪なテクニックに為す術なく絞めでタップ。



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メガトンはシニア3メジオ級も制したので、2階級制覇です!



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アダルト黒帯プルーマ級
優勝  アリ・ファリアス(ATOS)
準優勝 ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
3位  生田誠(トラスト柔術アカデミー)、レアンドロ・マルチンス(チェックマット)



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シニア3黒帯アブソルート級
優勝  メガトン・ディアス(グレイシーウマイタ)
準優勝 ホベルト・モレイラ(ブラジリアントップチーム)
3位  新川武志(吹田柔術)、ドウグ・マクギフィン(ヤマサキアカデミー)



日本から参戦した日系ブラジリアンなどの試合模様も引き続きお届予定です!



photo and text by TAKASHI UMEZAWA



©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月03日

ヨーロピアン2011:黒レーヴィ・レプリ&ランギが再びシャットアウト!

黒帯レーヴィ級のトーナメントは地元・ヨーロッパだけでなくブラジル、アメリカ、日本と各国から実力者がエントリーしていてまさに国際大会というのにふさわしい豪華な顔ぶれが揃いました。

その中でもやはり際立った強さを見せていたのがアリアンシのレーヴィ級の不動のツートップ、マイケル・ランギとルーカス・レプリです。

この両選手はともに世界王者経験者で昨年のヨーロピアンも二人で決勝戦に進出、戦わずしてトーナメント制覇しています。

ですが今年はマイケル・ランギの宿敵ともいえるギルバート・ドゥリーニョ、レプリの好敵手・JTも昨年に続きエントリー、そして日本からもベテランの中山徹選手も出場しており、優勝予想が難しいトーナメントになりました。



トーナメント表




日本から出場の中山徹選手。
トライフォース柔術アカデミー・五反田支部の支部長を務めるベテラン選手です。




ポイント7-0で完勝して初戦を突破!
2回戦はドゥリーニョと対戦が濃厚でしたがドゥリーニョは体重オーバーで試合できず!
その対戦相手も来場しなかったのでいきなり準決勝戦進出になりました。




アメリカ本土はもとよりブラジル、日本、ヨーロッパと世界中を転戦中のJTことジョナサン・トーレス(ロイド・アーヴィン)。
1回戦は絞めで一本勝利。




JTの2回戦はアウグスト・メンデス“タンキーニョ”(ソウルファイターズ)と対戦。
タンキーニョは最近売り出し中の新鋭でワールドプロのポルトガル予選で優勝しています。




タンキーニョとはスイープし合う激戦を展開も6-4でJTが勝利!




JTが準決勝戦に進出、ルーカス・レプリとの対戦に。




1回戦勝利で2回戦を不戦勝で勝ち上がった中山選手は世界王者、マイケル・ランギと対戦。




スパイダーガードからスイープ&バックを奪われピンチに。




最後はバックからの送り襟絞めで一本負け。




中山選手は準決勝敗退も3位入賞。
マイケル・ランギは決勝戦に進出です。




もう一方のブロックの準決勝戦はJTvsレプリ。
この両者はこれまで幾度となく対戦しているライバル関係にあります。




今回はポイント4-4、アドバンテージ2-0の接戦!




レプリがアドバンテージ差で辛勝して決勝戦へ。
決勝はマイケル・ランギとシャットアウトして1&2フィニッシュでアリアンシがヨーロピアン連覇を達成です。




レーヴィ表彰台
優勝  マイケル・ランギ(アリアンシ)
準優勝 ルーカス・レプリ(アリアンシ)
3位  ジョナサン・トーレス(ロイド・アーヴィン)、中山徹(トライフォース柔術アカデミー)

優勝&準優勝は昨年と順位が逆でマイケル・ランギが優勝に。

これでマイケル・ランギは2009年から事実上の3連覇達成。

3位のJTは昨年と同順位。

中山選手の3位入賞も特筆モノでしょう。

それでもこのランギ&レプリのアリアンシ・レーヴィ級ツートップの壁は厚く、まだ当分は長期政権が続くものと思われます。

ただ残念だったのはドゥリーニョの体重オーバー。

ドゥリーニョが試合に出場していたらまたこの結果も違っていたかもしれません。

ノーギ・ワールズでもメジオに階級アップしていたドゥリーニョはもうレーヴィで試合するのは難しいのでしょうか?!

ドゥリーニョの階級の行方が気になります。



©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月02日

ヨーロピアン2011:黒帯ペナ級はATOS勢が表彰台を独占!

ヨーロピアンの黒帯ペナ級にはATOSから4選手がエントリーしてきました。

ATOSのペナの2トップであるハファエル・メンデスとブルーノ・フラザトに加え、日本にいたこともあるエドゥアルド・ラモスとプルーマから階級アップのギリャルミ・メンデスの4選手です。

なんと黒ペナエントリーの10選手の中の4選手がATOSでそのATOSの選手は1回勝てば準決勝で当たる組み合わせになったので全員が初戦を突破すれば表彰台をATOS勢で独占、という過去に例がない偉業となります。



黒ペナのトーナメント表




ATOS勢の先陣を切ったのは世界王者、ハファエル・メンデス。
昨年の同級決勝戦の再戦となるヘナン・ボルジェスが相手。




得意の回転ムーブがヨーロピアンでも炸裂!




サクッとバックからの送り襟絞めで一本勝利!




さすがハファ、汗ひとつかかずに余裕の勝利で準決勝進出を決めました。




次はハファの兄貴、ギィ。
ムンジアルはプルーマですがムンジアル以外ではペナで試合することが多いです。




ギィもインヴァーテッドガードで回転!
ATOSは回ってナンボ!って感じでしょうか?!




ギィも初戦突破、準決勝へ。




4選手の中で一番の激戦だったラモスvsライアン・ホールの一戦。




激しいスイープ合戦でポイントの奪い合いに。




両者ともガードが得意な選手だけにこの攻防はテクニカルで見応えがありました。




ポイントは8-6でラモス勝利。
そのすべてがスイープによるものでした。




これでATOSの3選手が準決勝に進出。
ATOSの表彰台独占が現実味を帯びてきました。




最後はブルーノ・フラザトが出場。
新鋭のジャスティン・レイダーを相手に余裕の試合運び。




レーヴィからペナに階級を戻したせいか動きにもキレがありました。
フィニッシュはバックから送り襟絞めで一本勝利。




この勝利でATOS4選手による表彰台の独占が確定!




表彰台の頂点に立ったのはエドゥアルド・ラモス。
ラモスはまだ目立ったタイトルがないから、との理由で優勝認定です。
ブルニーニョは準優勝、メンデス兄弟は仲良く3位に。


以上のように黒帯ペナ級はATOS勢が表彰台を独占。

ハファ&ギィ、そしてブルニーニョにラモスと磐石の態勢で挑んだヨーロピアン、見事にその目論見を果たしました。

「ATOSで表彰台を独占できてこんなに嬉しいことはないね。とてもいい2011年のスタートになったよ!」とハファ。

パン選手権もこの4選手で出場するとの話なのでパン選手権でも表彰台独占はあるのでしょうか?!



©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月01日

ヨーロピアン選手権2011:アダルト黒帯プルーマ級決勝戦・ブルーノVSアリ

アダルト黒帯プルーマ級は12名がエントリー。

注目すべきはムンジアル黒帯ガロ級現チャンピオンのブルーノ・マルファシーニが階級を上げての出場をしたことでした。

対抗馬としては、昨年のムンジアル茶帯ペナ級で優勝を果たし、黒帯昇格を果たしたアリ・ファリアスがいます。

他にも昨年ムンジアル同級3位のラエルシオ・フェルナンデス、テレレの従兄弟であるレアンドロ・マルチンスなど実力者が揃い踏み。

日本人選手は生田誠選手と吉岡崇人選手がエントリー。

これらの強豪にどう絡んでいくか注目されました。

今回はその中から決勝戦の模様をお届けします!

試合前の大方の予想通り、決勝戦はブルーノとアリのカードになりました。


No title
ブルーノは一回戦シード、二回戦でラエルシオ・フェルナンデス(Lotus Club)を終始試合をコントロールし、6-0で破ると続く準決勝はレアンドロ・マルチンスと対戦。
ポイント2-0で辛勝し、決勝進出を果たしました。



No title
一方のアリは一回戦シード、二回戦を難なく突破すると、準決勝で生田誠選手(トラスト柔術アカデミー)と対戦。
開始直後にアンクルを極めての決勝進出です。



No title

決勝戦
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
VS
アリ・ファリアス(ATOS)
決勝戦は期待以上の大激戦になりました。



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試合は両者引き込みあいからスタート。すかさずブルーノが足関節を狙います。
これを嫌ったアリは体を回転させて場外逃避。
ブルーノに2ポイントを献上します。



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しかし、再開後はすぐさまアリがスイープ!2-2の同点に。



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ブルーノも負けじとスイープをお返しし再びリード!ポイントが入るまでも両者の体勢は目まぐるしく入れかわりアドバンテージが加点されていきます。



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試合中盤在りが4-4の同点に追いつくと、試合時間残り僅かでスイープし、6-4と逆転!



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ブルーノは必死の形相でスイープを試みます。



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が、無念のタイムアップ。
アリが黒帯デビュー戦にして、ムンジアルガロ級王者を破っての優勝を果たしました!



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優勝  アリ・ファリアス(ATOS)
準優勝 ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
3位  生田誠(トラスト柔術アカデミー)、レアンドロ・マルチンス(チェックマット)



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黒帯のデビュー戦で優勝したアリ・ファリアス。
それももムンジアル王者をポイント6-4、アドバンテージ5-7の競り合いで退けた実力は疑う余地はないでしょう。
色帯時代の爆発的な強さを黒帯でも発揮し続けてくれることでしょう!



photo and text by TAKASHI UMEZAWA



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