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2016年08月

2016年08月31日

【Review Wednesday】ジョー・モレイラ『OLD SCHOOL SMASH PASS』

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みなさんおつかれさまです。「Jiu Jitsu NERD」ライターの成田です。

週末にラスベガスで開催されたワールドマスターでは、カーウソンJr.が18年振りに試合を行うなど、レジェンドたちの活躍が話題になっていましたが、その流れに乗って「Review Wednesday」でも往年のビッグネームによる教則DVDを取り上げてみようと思います。

タイミングよくBudo Videosから発売されたのが、ジョー・モレイラの「OLD SCHOOL SMASH PASS」。ビッグネームとはいえビギナーの自分は耳にしたことのない名前だったため(毎度のことで恐縮です!)、同じくBudo Videosが制作している人気番組「THIS WEEK IN BJJ」のインタビューや、「BJJ HEROS」からチェックしてみることにしました。

1961年にリオで生まれたジョー・モレイラは、現在コラル帯の8段(!)。

5歳から柔道をはじめ、柔術はヘウソン・グレイシーやフランシスコ・マンスールのもとで練習し、黒帯も両者から授かったといいます。

柔道の特待生として日本で練習していた時期もあり、90年代初頭にかけては、ブラジルで黎明期の大会をオーガナイズ。その後、柔術がまだ根付いていなかったアメリカに渡り、自身の名を冠したトーナメント「ジョー・モレイラ・カップ」を立ち上げーーなどと、ざっくりとチェックしただけでも、この競技の発展にめちゃくちゃ大きな功績を残してきた人物だと知りました……(初期UFCにも参戦!)。

YouTubeで検索すればホイラーやエディ・ブラボー、そしてボンサイ柔術創始者のアジウソン・ソウザらと戦っている試合もアップされているので、そちらもチェックしていきたいところですが、肝心のDVDはというと、自分の体重を利用して相手を伸ばしてパスするスマッシュパスの“大原則”を徹底的にレクチャーするという内容です。

冒頭でコンセプトの解説にじっくりと時間を割き、トップにいるときは

・相手をヒザでしっかり捉えておく
・3〜4点でベースする
・相手と正対する
ことが大切。そしてガードに入ったときには
・相手の太腿をコントロールする
・相手のディフェンスライン(足裏・ヒザ・手など)にしっかり対応する
・サブミッションやスイープに注意する
・ガードの中に長くいない


以上のことを守りなさい、とモレイラ。

この大原則を頭に入れておけば、相手の腰を殺したり、出してくる足を無力化してパスれるというわけですが、基本のクローズドのパス(オーバー&アンダーパス)をはじめ、三角を仕掛けてきたり、ヒザを入れてくる相手に対しても、「原則を守れば……ほら」「原則がこうだからこうやれば……ね?」といった具合に、おもしろいようにパスしていきます。

モレイラが繰り返し“大原則”に言及してくれますし、受け手のブドー・ジェイクとコミュニケーションを取りながら解説する、という教則モノには珍しいアットホームな雰囲気の映像のせいか、内容も頭に入ってきやすい印象。

テクニックのコンセプトを理解もせずに、手順ばかりを覚えようと前のめりになって結局何も身につかない、という失敗がしょっちゅうある僕でも、今回ばかりは原理・原則をしっかり頭にたたき込める気がしている次第です。

DVDは英語版のみで日本語字幕はなし。

まったり口調で話してくれるので、ヒアリング力はそこまで必要ないかと思いますが、どのくらいの英語レベルか気になる方は、ボトムからの展開をレクチャーしている「THIS WEEK IN BJJ」のエピソード104をチェックすれば感じもつかめるはずです。

とにもかくにも、上からの展開に難儀している初心者の方や、小手先のテクにとどまらない達人的な境地を知りたいという方にはぜひ見ていただきたい一作です!


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【発売中】
ジョー・モレイラ『OLD SCHOOL SMASH PASS』
■詳細&購入はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】磯野元(43)



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2016年08月30日

【セミナー】アウグスト"タンキーニョ"、初来日&セミナー開催!

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"タンキーニョ"の愛称で知られるアウグスト・メンデス(ソウルファイターズ)が初来日しセミナーを開催します。

タンキーニョはムンジアルとワールドプロの両世界大会を制しており、ノーギでもワールドノーギで優勝、ADCCでも3位入賞しているトップファイター。

現在はMMAに転向しており柔術やノーギの試合はご無沙汰ですが、このMMAでの5勝1敗の戦績のうち、4勝がサブミッションによる一本勝ちで極めの強さが突出しているといえるでしょう。


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長らく来日を希望していたタンキーニョですが、なかなか日本に来るチャンスがなかったのですが今回急遽初来日が実現!

スケジュールの関係で1回限りのセミナー開催となるので、この機会をお見逃しなく!

9月はアジアオープンがあり、海外から多くの選手が来日し多数のセミナーが行われると思いますが、選手としての実績としてはタンキーニョが突出しており、まさに"別格"的な存在です。

ムンジアルで激戦区の1つであるフェザー級で、かのコブリンヤとハファ・メンデスから勝利して優勝した2013年のタンキーニョの強さはいまも鮮烈な記憶として残っています。

いまはMMAに転向中とはいえ昨年はADCCで3位入賞&ワールドノーギで優勝し、柔術でもスーパーファイトでAJアガザームに勝利するなど、MMA以外でも頻繁に出場しており、まだまだ現役バリバリのトップ選手です。

そしてタンキーニョは過去2作品の教則DVDも発売しており、その2作ともベストセラーとなっているのは周知の通り。


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『コンプリート・チャンピオン』
■詳細&購入はコチラから!


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『コンプリート・チャンピオン Part.2』
■詳細&購入はコチラから!




教則DVDを見た方は知っていると思いますが、教え方もうまく説明上手なのでテクニックに対する造詣の深さはさすが世界王者!と唸らせるモノがありました。

そんなタンキーニョの日本初にして1回限りのセミナー開催、これはぜひ参加して頂きたいと思います!



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【セミナー】
アウグスト・メンデス"タンキーニョ"セミナー
日時:9/17(土) ドゥマウGP大会終了後
費用:7000円 または$70
場所:台東リバーサイドスポーツセンター・メインアリーナ(浅草)



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【大会】
「ドゥマウジャパンGP」
■大会詳細はコチラから!



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タンキーニョのハイライトビデオ





タンキーニョvsハファ・メンデス/ムンジアル2013




タンキーニョ教則DVDプロモ




Xガードに対するパスガード




ニースライドパスガード




パスガード&バックテイク



【今日が誕生日の柔術家】マウリシオ・ソウザ、オーリ・ゲデス、藤本勤



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2016年08月29日

【結果】ワールドマスター2016:大会3日目の主な結果

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8/25-27の3日間、ラスベガスのコンベンションセンターで開催されているIBJJF主催「ワールドマスター2016」の大会3日目の主な結果です。


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2016年08月28日

【結果】ワールドマスター2016:大会2日目の主な結果

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8/25-27の3日間、ラスベガスのコンベンションセンターで開催されているIBJJF主催「ワールドマスター2016」の大会2日目の主な結果です。


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2016年08月27日

【結果】ワールドマスター2016:大会初日の主な結果

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8/25-27の3日間、ラスベガスのコンベンションセンターで開催されているIBJJF主催「ワールドマスター2016」の主な結果です。


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2016年08月26日

【レポ】DUMAU CHAMPIONSHIP 2016

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8/21(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターで開催されたASJJFドゥマウ主催「DUMAU CHAMPIONSHIP 2016」は最近のASJJFドゥマウの東京大会と同様に1面進行というやや寂しい大会となってしまった。

これは毎月大会があることやお盆明けということなど様々な要因があると思われるが、「いつでも出れる」気軽さがその大会への関心度の低さを引き起こしている。

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2016年08月25日

【柔術プリースト】#246 RICKSON GRACIE CUP 2016 part.2

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日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。

今回は前回に引き続きJJFJ主催「RICKSON GRACIE CUP 2016」のパート2を配信します。

パート1はハファ・メンデス特集でしたが今回はAOJ特集でAOJの選手の試合を中心にお送りします。

配信試合は以下の通りです。


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ミリン2女子灰色帯プルーマ
ナイヤ・ルオトロ(AOJ)



02
インファンティウ2オレンジ帯ペサード
タイ・ルオトロ(AOJ)



03
インファントジュベニウ緑帯ペナ準決勝
ケイド・ルオトロ(AOJ)
vs
正田皇輝(ストライプルオハナ)



08
インファントジュベニウオレンジ帯ペナ決勝戦
ヤノ・アキラ(クサノチーム)
vs
ココ・イズツ(AOJ)



アダルト紫帯ペナ準決勝
リュン・キンポン(香港柔術)
vs
佐野貴文(AXIS横浜)



01
アダルト紫帯ペナ決勝戦
佐野貴文(AXIS横浜)
vs
メイソン・モンセヴァイス(AOJ)



05
アダルト紫帯アブソルート1回戦
シウバ・ヌネス(クサノチーム)
vs
リダ・ハイサム(アラバンカ)



06
アダルト紫帯アブソルート2回戦
リダ・ハイサム(アラバンカ)
vs
ジム・エリクソン(AXIS福岡)



07
アダルト紫帯アブソルート準決勝
リダ・ハイサム(アラバンカ)
vs
北添哲也(AXIS)



09
アダルト紫帯アブソルート決勝戦
リダ・ハイサム(アラバンカ)
vs
佐野貴文(AXIS横浜)



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BJJテクニックファイルはフラビオ・タシロのハンドラップベースボールチョークです!



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オススメ商品コーナーではリオオリンピックでも活躍したトラビス・スティーブンスの教則DVDを紹介してます。



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■#246はコチラから!




そして毎週更新の柔術&グラップリングニュース番組「BJJ-WAVE」も最新回を配信中。

今回の主なトピックは以下の通りです。

ドゥマウチャンピオンシップ大会総括
SJJIFワールド、賞金4万ドル
スクランブル、マット来日中
ワールドマスター展望
チアゴ・バホス、ブルテリアとスポンサー契約
後藤拓磨、インスタ開始


などなど。

動画版&音声版の2つのフォーマットで最新ニュースをざっくりと紹介してます。

ぜひご視聴を!


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■BJJ-WAVE 8/22収録分の動画版はコチラ、音声版はコチラから!



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『BLUE DESTINY 2016』
日時:9/3(土)
会場:ミューズ音楽院ホール
(東京・代々木)
第一次締め切り:7/31 2000円
第二次締め切り:8/19 3000円
最終締め切り :8/26 4000円
※無差別級エントリー+1000円
■大会詳細はコチラから!



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【参加申し込み受付中】
『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』

会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
日時:9/25(日)
参加費:
第一次締め切り(8/1)3000円
第二次締め切り(8/19)4000円
第三次締め切り(9/2)5000円
最終締め切り (9/16) 6000円
※オープンクラス出場+2000円
■大会詳細はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】清水宗元(46)、石川史俊(38)



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2016年08月24日

【Review Wednesday】「BLACK MAGIC HALF GUARD」

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みなさんおつかれさまです、「Jiu Jitsu NERD」ライターの成田です。

立て続けの台風で夏の終わりを痛切に感じ、「今年の夏も何も出会いがないまま終わった」という感慨から仕事がまったく手につかない今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回の「Review Wednesday」は、Digitsuの新作教則DVD「BLACK MAGIC HALF GUARD」を紹介したいと思います。

……が、このDVDに登場するダン・コーヴェルという柔術家について、僕はまったく知識がなかったのでひとまずググってみることに。

日本語では「マルセロ・ガルシアのアカデミーでインストラクターをしている」くらいの情報しか入ってきませんでしたが、スクランブルのスポンサー選手らしく、同社HPには2002年から柔術を始め(6歳から柔道はやっていたそうです)、2010年からはマルセロ・ガルシアの元で練習をスタート。

黒帯はPhil Migliareseから授かっているとの情報が。

さらに本人HPをのぞいてみると、現在はNYのマディソン・スクエア・ガーデン近くで自身のクラスも持つNYベースの柔術家で、昨年はIBJJFのNY BJJ PROマスター1黒帯フェザー優勝をはじめ、NYスプリングインターナショナルではギで3位、ノーギで優勝。2012年にはノーギ・パンナムでマスターミディアムヘビー優勝などの実績もあるとのこと。

ギ、ノーギともに積極的に試合を行うマスター世代の柔術家といった塩梅ですが、彼の教則DVDはこれが初めてではなく、Digitsuからはクローズドガードに特化したDVD「BLACK MAGIC CLOSED GUARD」も発売されています。

クローズドガード好きというか、それしかほぼできない僕としてはノーマークだった前作のほうが気になりつつも、いざ本作を再生してみました!

と、教則DVDでよくある「今日は僕のフェイバリットテクを紹介するよ!」的なイントロダクションをスッ飛ばし、いきなりテクニックからスタート。

冒頭はニーシールドで守っている相手へのパスガードでしたが、相手のパンツとともに襟を持って仕掛けていく一般的(?)なパスの入り方と異なり、ダンの場合はパンツを持つと同時に相手の頭を後ろから抱えてプレッシャーをかけるというものでした。

ギを着ての教則DVDながら、ノーギでの応用も考慮されているのかもしれません。

その後、ディープハーフへのカウンターのキムラ、下からアンダーフックをされてスイープされそうな状態からのパスガード、フェイントからマウント→アームロックなど、ハーフを入れられた状態からのパスや極めが続きます。

中盤には、本作のタイトルでもある「BLACK MAGIC」を冠にしたアームロックが登場。

ここからは下からの展開となり、アンダーフックを取った状態から相手の首裏の襟を引き起こしてスイープしつつの腕十字や、三角、チョーク、キムラなど、アグレッシブな極めを連発。

手数も少なくシンプルなテクニックで、中上級者の方にとっては基本的なものかもしれませんが、ハーフをキープ、あわよくばスイープするので精一杯な自分にとっては、「ハーフからでもこれだけ極めのチャンスがあるもんだ……」と思い知らされた次第です。

その後もリバースハーフ相手のバックテイクやカーフスライサー、アームドラッグ、そしてニースライスへのカウンターのアームロックやリストロックの解説が続きますが、ひと通り見終わって思ったのは、上下限らず極めまでいくテクニックが非常に多いということ。

また冒頭で感じた「ノーギでの応用も〜」も気のせいではなく、ギでもノーギでも使える仕掛けが全編に散りばめられているのも印象的でした。

ハーフガードといえばカイオ・テハの7時間超えDVD「111 HALF GUARD TECHNIQUES」が名作として現在も売れ続けていますが、インバーテッドやリバースハーフなどからの展開もひと通りフォローしつつ、70分という良心的な時間に収めてある本作も、ハーフ使いで極めに強くなりたいという方にとっては一見の価値がありそうです!


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【発売中】
「BLACK MAGIC HALF GUARD」
■詳細&購入はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】アンドリュー・ヤマネ(39)、パブロ・テイシェイラ、チアゴ・ブラガ、ハファエル・ピンネイロ



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2016年08月23日

【本日発売】『Fight&Life』最新号

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隔月発売の格闘技雑誌『Fight&Life』の最新号が本日発売です。

今号でも柔術関連記事を寄稿させて頂きました。

まず17年ぶりの再来日を果たしたアレッシャンドレ"カフェ"ダンタスのインタビュー&テクニック。

カフェは2000年代初期〜中期にかけて活躍した強豪でブラジルで開催されていた時代のムンジアル王者。

いまカフェといってもピンとこない方が大半かと思いますが、かつてはかなりのビッグネームでかのマルセリーニョやファブリシオ・ヴェウドゥム、デミアン・マイアら錚々たるメンツから勝利している強豪選手でした。
そのカフェが今年、10年の沈黙を破って現役復帰するとのことで、その心境の変化や意気込みなどを聞いています。


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17年ぶりの奇跡の再来日を果たしたカフェ・ダンタス


そして大会レポートは過去最大規模で開催された「コパ・ブルテリア2016」をピックアップ。

1日で約1000人もの選手が試合をしたマンモス大会の激戦の模様をレポートしてます。


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「コパ・ブルテリア2016」の大会レポートは1ページで掲載です!


その他、自分の担当記事ではないですがImpacto Japan BJJのアサダ・トシオのインタビューもあります。

『Fight&Life』誌は毎号誌面で柔術関連記事を掲載し続けてくれている貴重な雑誌です。

ぜひ立ち読みではなく購入して読んで頂きたいと思います!

よろしくお願いします。


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【本日発売】
『Fight&Life』最新号 Vol.52
920円
■購入はAmazonでの購入が便利です。コチラから!


【目次】

■キッズ!キッズ!キッズ!
 新極真会「カラテドリームフェスティバル2016国際大会」
 日本国際テコンドー協会「第14回埼玉県テコンドー選手権大会」
 正道会館「第24回関東ジュニア空手道選手権大会」
 JKJOフルコンタクト委員会「第10回YATSUGATAKE CUP ジュニア空手道選手権大会」
 全日本新空手道連盟「第252回新空手道東京大会」
 JAKF AUTHORIZATION「第182回アマチュアキック定期戦SMASHERS」
 WBCムエタイジュニアリーグ実行委員会「U-15 U-18 第二回全国大会」
 PINK DRAGON「Aリーグ 34DX」
■9・25RIZINでRENAと対戦決定! 山本美憂の信念と行く道
 「迷っている時間はもったいない。全てのことにタイミングと意味がある」
■最強へのRoute
 K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN-60kg世界最強決定トーナメントPREVIEW
 卜部弘嵩、大雅、山崎秀晃は、なぜタイを選んだのか?
 背水の陣で臨むK-1 WORLD GP-60kg王者卜部弘嵩
 世代交代を狙う日本トーナメント優勝者 大雅
■卜部功也 「とにかくダメージを最小に。そのためにもKOで!」
■小宮山工介「K-1でのポジション? 見ているのはもっと上!」
■佐藤嘉洋が外国人勢を鑑定「最注目はテバウ。ウルフには衝撃を受けた」
■最強王者ゲーオにリベンジ誓う黄金の拳 山崎秀晃
■ゲーオ・ウィラサクレックvs 山崎秀晃の再戦 山本優弥がズバリ分析!
■Fight&Life×K-1×Krush モバイル連動企画 K-1カレッジ2016決勝進出者を一挙紹介
■新極真会「第48回全日本空手道選手権大会」プレビュー
 島本兄弟、世界大会での活躍の陰に鈴木国博あり
 「全日本大会へ向けて、チューニング完了」
■ 同門パンクラス王者コンビの上下関係とは?石渡伸太郎&神酒龍一
■Krush.6 9 PREVIEW
 Krush-55kg王者 寺戸伸近
 9・30チャールズ・ボンジョバーニの挑戦を受け2度目の防衛戦
■Krush女子王者 KANA 目指すは人類最強の女。
■Girls S-cup 48kg級アジア女王 MIOの夏。
■3勝7敗1分からいきなり9連勝! 植山征紀
■REVIEW「RISE112」RISEバンタム級次期挑戦者決定戦 
 村越優汰vs小笠原瑛作を読む。
■“REBELS 代表”、RISEライト級王座を強奪!
  不可思 国内にたくさんいる王者を一人一人倒していく!
■いま最もプロフェッショナリズムを感じさせる男
 健太 in 87 Kick Fitness Club
■那須川天心に続く今注目の新世代ファイターを要チェック!
 ムエタイ本格派の高校生ファイター 大田拓真
 “ジュニアキック界最強”と呼ばれた元24冠王 安本晴翔
■シンラパムエタイ出張版 日本の少年が打撃の本場タイで奮闘!
■八巻建志のKarate&Life in USA 19 
 禍を転じて福と為す3度の交通事故から得られた気付き
■アジア最大級スポーツ総合展示会「SPORTEC 2016」
 武道マスターズLIVE2016開催。世界へ日本の武道を牽引
■ゴールドジム格闘技スクール発表会2016
■極真会館「第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」PREVIEW
 必勝、日本一宣言! 上田幹雄
■正道会館「第14回ウエイト制オープントーナメント全日本空手道選手権大会」PREVIEW
 3連覇中の王者、小西雅仁(総本部)が、正道全日本最多優勝記録に並ぶか!?
■fromアイアンマン
■fromボクシングビート
■ONE世界ストロー級チャンピオン内藤のび太が、新陳代謝のスペシャリスト佐々木豊氏に質問
 「尿酸値を落とすのは、どうすれば良いのでしょうか?」
■出てこい、J-MMAYoungBlood!!-01-
 フワフワと雲のようなカン・サトー
■出てこい、J-MMAYoungBlood!!-02-
 見つめる先は常に世界。田丸匠
■吉田善行が自らの城、RIGHT THING ACADEMYをオープン
■あの頃の夢をもう一度!アラフォーからの格闘技 
 KEI山宮 湘南魂スポーツジム
■ジョシュ・バーネット流FIGHT&LIFE in Japan
■15連勝!5冠王!獣医師兼キックボクサー
 林敬明のヒジは“斬る”ではなく“壊す”
■東京でもバリバリ活躍。大阪の山口道場勢、大いに気を吐く!
■初心者からプロまで大歓迎!今どきの快適タイ修行 観光体験もOK!
■JKJO九州地区選抜最終予選会&九州地区審判講習会レポート
■Dr.Fの格闘クリニック
 中井祐樹× Dr.F対談「格闘技と生」(後編)
■パワプロマスター桑原先生のワンポイントアドバイス 第1 回
 夏の疲れはエネルギー&水の循環+質の高い睡眠で乗り切ろう!!
■アレッシャンドレ“カフェ”ダンタス
 2000年代の名選手カフェが17年ぶりの再来日!
■10年の空白期間を経て現役復帰の真意は!?
■ブラジリアン柔術世界7位のアカデミーに潜入
 アサダ・トシオ BJJ&LIFE
■てらかわよしこのやる気まんまん!
■全国版ジム&道場案内

※公式アプリ
【iOS版】https://goo.gl/FQALJW
【Android版】https://goo.gl/ATphg5



【今日が誕生日の柔術家】ホベルト・トッジィ(38)



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2016年08月22日

【結果】DUMAU CHAMPIONSHIP 2016

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8/21(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターで開催されたASJJFドゥマウ主催「DUMAU CHAMPIONSHIP 2016」の主な結果です。


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2016年08月21日

【大会】SJJIFのワールドで黒帯入賞者に賞金総額4万ドル!

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11/12&13の2日間、LAのロングビーチ・ピラミッドで開催されるSJJIFの世界選手権「SJJIF World Jiu-Jitsu Championship Gi & NoGi 2016」。

この大会で黒帯の入賞者に総額4万ドルという高額賞金が賭けられることとなりました。

昨年の大会ではアダルト黒帯のオープンクラス優勝者に5000ドルが贈呈されましたが、今年はアダルト黒帯オープンクラスのみではなくアダルト黒帯のデビジョン(階級別)&オープンクラス(無差別)、マスター以上の黒帯のオープンクラスが対象となります。

賞金はアダルト黒帯階級別で優勝すると$1000で、男子も女子も同額。

そしてオープンクラスはアダルト黒帯・男女とも$5000、マスターは$1500、シニアは$1000となっています。

ですがこれは12人以上のトーナメントになった場合の金額で、それより少ないと賞金も少なくなっていきます。

またノーギ部門ではアダルトからシニアまでオープンクラスにのみ賞金が用意されています。

■賞金詳細はコチラから!

このオープンクラスに出場するにはIBJJFと同じくディビジョンで3位までに入賞することが条件となっており、準決勝で敗れた場合は3位決定戦に勝利しないとオープンクラスには出場できません。

とはいえ優勝すると金メダルの他に賞金が出るのは大きな魅力で今年は昨年以上の参加者となるのは間違いなさそうです。


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昨年のSJJIFワールドのアダルト黒帯オープンクラス決勝はブルーノ・バルボーザとキーナン・コーネリアスがクローズアウト。



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優勝賞金$5000を手にしたのはブルーノ・バルボーザ。
この賞金はアメリカ移住のための資金となったそうです。




すでに日本からも参戦予定の黒帯が日本人&日系ブラジリアンともに多数いるので日本から参戦した選手が賞金を獲得する可能性も高いと思われます。

昨年のSJJIFでは黒帯でヨースキ・ストー&エジソン・カゴハラ、茶帯でホドリゴ・ソウザが優勝し、3人に世界王者が誕生しました。

ギだけでなくノーギ、そしてキッズ部門もあるので今大会では日本から参戦した選手から多数の世界王者誕生が期待できることでしょう。

大会参戦を予定している方で大会に関するお問い合わせはASJJFドゥマウ代表のエジソン・カゴハラにご連絡を。

2014年、2015年のレポート、柔術プリーストで試合動画も配信してるので、それらをチェックして世界大会にチャレンジして下さい!

なお今大会は今年からFLOグラップリングにてライブストリーミング予定となっています。

そちらもお楽しみに!


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日本から参戦のホドリゴ、ヨースキ、エジソンが世界王者に輝いた昨年の同大会。
今年は昨年以上のメダルラッシュとなるか。



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【大会】
『SJJIFワールド GI&NO-GI 2016』
日時:11/12-13
会場:ウォルターピラミッド(LA・ロングビーチ)
■大会詳細はコチラから!

■2014年のレポはコチラから!

■2015年のレポはコチラコチラから!

■柔術プリースト 2014 2015 Part.1 Part.2



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2016年08月20日

【レビュー】GRACIE MAG #232 Review by 内山裕規

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こんにちは!

暑さも増しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

熱中症対策をしっかりして練習してくださいね^^!

さてさて今回のGRACIE MAGはムンジアル大特集です!

"IBJJF WORLDS 2016 THE COMPLETE HANDBOOK"と書いてように中身もすべて今年のムンジアル一色!!

もちろん表紙は黒帯男子オープンクラスを見事勝利したブシェシャ!

昨年の怪我から復帰して見事王者奪還したのは記憶に新しいですね。

ちなみにブシェシャが勝利したときにシャンパンを開けたのですが、近くで観戦していたため、かかってしまったのは内緒ですww

中を見ていくと決勝戦の様子がすべて取り上げられております!

男子は2pに渡って女子は一部除き1pにわたる写真が試合の記事とともに掲載されております。

2016年日本人黒帯で唯一のチャンピオン湯浅麗歌子選手ももちろん載っております!!!!!

これは本当に嬉しい限りです^^!!!!

ムンジアルの結果を知っている方も知らない方も、試合の臨場感あふれる写真と共に是非ともチェックしてみてください!

そして今回のムンジアルで、ホムロ・バハルとミッシェル・ニコリニの2人の偉大なるチャンピオンが引退されました。

決勝戦でホミーニョはレアンドロ・ロに敗れたあと、彼に帯を託したのですがそれがまたまた感動的でした。

ミッシェルも観客に向かって手をあわせ、言葉が無くても伝わ感謝の気持ちが伝わりました。

観客の暖かい拍手と共に引退されました。

その時の写真も載っておりますので、こちらもご覧ください。

短くなってしまいましたが、今日のレビューはここまで!

今号も是非とも宜しくお願い致します。


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【発売中】
『GRACIEMAG #232』
■詳細&購入はコチラから!






【今日が誕生日の柔術家】セルジオ・ペーニャ(57)、クリスティーナ・バーラン(30)、ステファン・カンフィウス、遠山拓則(39)、アレッサンドロ・エト



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2016年08月19日

【大会】本日8/19(金)第二次締め切り『BLUE DESTINY』『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』

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本日、8/19(金)に代々木のミューズ音楽院ホールで開催される『BLUE DESTINY 2016』と『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』の2つの大会が出場申し込みの二次締め切りとなっています。

青帯限定大会の『BLUE DESTINY 2016』は9/3(土)で、旗揚げ2大会目を迎える『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』は9/25(日)の開催予定です。

この2大会とも第一次締め切りを終了した時点でエントリーリストが公開され、そのエントリーリストも随時更新中ですでに多数の選手が出場予定となっています。

9月も大会ラッシュで東京では毎週どこかしらで大会が行われる予定になっていますが、この2大会は参加費が比較的安価に設定されているのがいい点でしょう。

特に青帯限定大会の『BLUE DESTINY 2016』は参加費が安いうえに大会入賞者全員にメダル贈呈、そして参加者全員に豪華賞品が当たるクジ引きがあり、またアダルトのオープンクラス優勝者には大会主催のLas Conchasのドーギが贈呈される大盤振る舞い。


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アダルトオープンクラス優勝者にはラスコンキモノの2016年モデルを贈呈。


旗揚げ2戦目の『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』は年間ランキングを制定し上位ランカーには2017年度の格闘技ブランドのスポンサー権の贈与が大きな魅力で、すでにエントリーしている選手の中にはそのスポンサー権目当ての選手も多いようです。


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『JLT』の2016年ランキング1位になるとVHTS JAPANから2017年のスポンサー権が得られます。



両大会ともメールでの出場申し込みで、本日中に申し込みすれば階級別のみの場合は『BLUE DESTINY 2016』は3000円、『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』は4000円で出場可能。

この機会にぜひ参加申し込みを!


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『BLUE DESTINY 2016』
日時:9/3(土)
会場:ミューズ音楽院ホール
(東京・代々木)
第二次締め切り:8/19 3000円
最終締め切り :8/26 4000円
※無差別級エントリー+1000円
■大会詳細はコチラから!



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【参加申し込み受付中】
『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』

会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
日時:9/25(日)
参加費:
第二次締め切り(8/19)4000円
第三次締め切り(9/2) 5000円
最終締め切り (9/16) 6000円
※オープンクラス出場+2000円
■大会詳細はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】ハファエル・ゴルジーニョ(41)、早川正城(52)、能登谷佳樹(46)、平部隆明(49)、タビー・サンタナ(22)


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2016年08月18日

【柔術プリースト】#245:ヒクソン杯2016 ハファ・メンデスSP

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日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。

今回と次回の2回に渡って配信するのは2年ぶりに開催されたヒクソン・グレイシー国際柔術大会、通称ヒクソン杯です。

今年はハファ&ギィのメンデス兄弟率いるチームAOJから選手が大挙参戦し大きな注目を集めたのは記憶に新しいところでしょう。

初回はハファ・メンデスの階級別&無差別の全試合、次回はその他のチームAOJの選手の試合を網羅。

まずはハファ・メンデスの試合の数々を堪能して下さい!


02
ヒクソン杯2016でのハファ・メンデスの試合すべてを完全配信!


配信試合は以下の通りです。


アダルト黒帯ペナ1回戦
ハファ・メンデス(AOJ)
vs
伊東圭(アンビシャス柔術アカデミー)


アダルト黒帯ペナ準決勝
ハファ・メンデス(AOJ)
vs
松本義彦(CARPE DIEM)


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アダルト黒帯ペナ決勝戦
ハファ・メンデス(AOJ)
vs
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)


アダルト黒帯アブソルート1回戦
ハファ・メンデス(AOJ)
vs
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)


02
アダルト黒帯アブソルート準決勝
ハファ・メンデス(AOJ)
vs
レアンドロ・クサノ(クサノチーム)


03
アダルト黒帯アブソルート決勝戦
ハファ・メンデス(AOJ)
vs
塚田市太郎(ダムファイトジャパン)



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BJJテクニックファイルはOver Limit BJJの黒帯、フラビオ・タシロが登場。
シンプルかつ効果的なテクニックをレクチャーしてます。



04
新商品レビューはエドウィン・ナジミの教則DVD。
新発売のDVDをいち早く紹介。



06
#245はコチラから!



そして毎週更新の柔術&グラップリングニュース番組「BJJ-WAVE」も最新回を配信中。

今回の主なトピックは以下の通りです。

ASJJFドゥマウ関西総括
ASJJFドゥマウ海外スケジュール
鹿児島練習&食事会開催
VHTS JAPAN サイトオープン
SHOYOROLL JAPAN リリース


などなど。

動画版&音声版の2つのフォーマットで最新ニュースをざっくりと紹介してます。

ぜひご視聴を!


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■BJJ-WAVE 8/16収録分の動画版はコチラ、音声版はコチラから!



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『BLUE DESTINY 2016』
日時:9/3(土)
会場:ミューズ音楽院ホール
(東京・代々木)
第一次締め切り:7/31 2000円
第二次締め切り:8/19 3000円
最終締め切り :8/26 4000円
※無差別級エントリー+1000円
■大会詳細はコチラから!



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【参加申し込み受付中】
『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』

会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
日時:9/25(日)
参加費:
第一次締め切り(8/1)3000円
第二次締め切り(8/19)4000円
第三次締め切り(9/2)5000円
最終締め切り (9/16) 6000円
※オープンクラス出場+2000円
■大会詳細はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】中井祐樹(46)、オズワルド・ケイシーニョ(30)



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2016年08月17日

【Review Wednesday】「NAJMI STYLE: TRIANGLES and more TRIANGLES」

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みなさんおつかれさまです。「Jiu Jitsu NERD」ライターの成田です。

いま原稿を書いているのが8月17日午前1時過ぎ。

東京に接近中の台風7号の進路が気になるところではありますが、本日はひさしぶりにReview Wednesdayをお届けしたいと思います!

今回ご紹介するのはグレイシーバッハの黒帯、エドウィン・ナジミ初の教則DVD「NAJMI STYLE: TRIANGLES and more TRIANGLES」です。

エドウィンといえば色帯時代から“極めて勝つ”思い切りの良いスタイルで注目を集め、茶帯時代の2015年にはヨーロピアン、パンナム、ムンジアル3冠を達成。新星黒帯として臨んだ今年のヨーロピアンは3位、パンナムは優勝、そしてムンジアルでは決勝戦でルーカス・レプリに敗れたものの、堂々の準優勝という戦績を残しているアルメニア系アメリカ人。

若干24歳ということで、柔術界の未来を担うネクストジェネレーションを特集した「柔術魂 vol.10」でも取り上げられていますし、世界的に今後の動向が注目されている選手の一人と言えるでしょう。

個人的にはGIカットと言うんでしょうか、海兵隊のようないかつい刈り上げ具合がいつも気になってしまうのですが、そんなエドウィンの代名詞である「跳び付き三角」の極意を収録したのが本作です。

映像はまず、相手の姿勢を崩すグリップのディテールからスタート。

跳び付きクローズド、相手を崩して引き込んでの三角……と、跳び三角のタイミングに身体を慣らすためのドリル的な映像に続いて、目玉である跳び三角のテクニックが早々と解説されます。

DVDも序盤だし、このあと一体どんなテクが収録されているのか……と見続けていると、相手の姿勢を崩せない、シングルレッグを取られた場合、フェイントからの跳び三角など、細かなシチュエーション別の解説に。

さらに、青帯時代に師匠のホミーニョから徹底的にたたき込まれたという、エドウィンのもうひとつの得意技、スパイダーガードからの三角絞めや、ニーシールド、クローズドからの三角など、初心者でも比較的挑戦しやすいポジションからの極めも解説。

タイトルの「and more TRIANGLES」とはこういうことだったのか!と納得した次第です。

跳び付きに限らず、あらゆるシチュエーションからの三角、そして極まらない場合の“トラブルシューティング”もしっかりフォローされていますから、スパーリングや試合で爽快な気分を味わいたいという人にはもってこいの一作だと思います! 


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【近日入荷予定】
『NAJMI STYLE: TRIANGLES and more TRIANGLES』
■詳細&購入はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】ホビン・グレイシー、高本裕和(40)



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2016年08月16日

【結果】DUMAU KANSAI 2016

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8/14(日)、大阪・吹田市の吹田武道館で開催されたASJJFドゥマウ主催『DUMAU KANSAI 2016』の主な結果です。


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2016年08月15日

【レポ】ASJJFセントラルジャパン2016:その他の試合

国内でもハイレベルな試合が行われることで知られるASJJFドゥマウの愛知大会。

この会場の青山記念武道館で開催される大会は毎大会ごとに違った大会名になってはいるが出ている選手は大会名はそんなに気にしていないと思われる。

かくいう自分も毎回この会場で行われる大会は大会名でよりも「ASJJFドゥマウの愛知大会」という認識でしかない。

大会を主催するエジソン・カゴハラはいちいち大会名をこだわっているようだが出る側からしたら大会名よりも、その大会でどんな相手が出てくるかの方が重要なのはいわずもがな。

そんなASJJFドゥマウの愛知大会で行われた試合のまとめを紹介したい。


01
7月に満を持して紫帯昇格を果たしたホベルチ・オダ(ストーアカデミー)。
JBJJF全日本で優勝しASJJFドゥマウでも今大会でWゴールド。
トップ青帯だったホベルチ、紫帯になってもその勢いは止まらず。



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2016年08月14日

【レポ】ONEグラップリングチャレンジ

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8/13(土)、マカオのベネチアンホテル特設会場にてONE主催「ONEグラップリングチャレンジ」が開催された。

この大会は7月下旬に開催が急遽決定したグラップリングの賞金トーナメントで賞金総額は5万ドルというアジアでは最高額の賞金が賭けられたことが大きな話題となった。

急な開催でエントリー開始当初は選手が少なくトーナメントの縮小が懸念されたが最終的には140人余りエントリーがあり募集期間の短さを考えらたまずまずといえるだろう。

日本からは杉江アマゾン大輔、平尾悠人らが参戦し、主催のONEからは青木真也が派遣され、一気に豪華トーナメントに。

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2016年08月13日

【レポ】ASJJFセントラルジャパン2016:黒帯の試合

8/7(日)、愛知県半田市の青山記念武道館で開催されたASJJFドゥマウ主催「ASJJFセントラルジャパン2016」から黒帯の試合をレポートする。

今大会ではスーパーファイトGPとライトウエイトGPが同時開催されていたために通常トーナメントはやや少なめの参加者数だった。

とはいえいつものレギュラー陣が多数参加し、またいつもと違った階級や年齢カテゴリーでエントリーしたために新鮮な顔合わせが実現している。

特に目立っていたのはレアンドロ・クサノだ。

クサノは1週間前のコパ・ブルテリアにも出場し階級別で優勝し無差別でも3位に食い込む活躍をしており、そのオープンクラス準決勝のvsシュレック関根戦は黒帯ベストバウトと呼び声も高い激戦を演じたのは記憶に新しいところ。

そんなクサノだけに今大会も極めを連発し階級別&無差別の4試合をすべて一本勝ちして2階級制覇を果たした。

そしてライトウエイトGPにも出場していたアンデルソン・タカハシは通常はミドルだがライトにエントリーし、フェザーから階級アップして出場の加古拓渡とセリンゲロの2人から勝利してライト級トーナメントを優勝している。


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突出した極め力を発揮していたレアンドロ・クサノ(クサノチーム)。
ミディアムヘビー&オープンクラスの4試合を極めまくりでWゴールド。


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2016年08月12日

【セミナー】ヒクソン・グレイシー・セミナー・レポートby後藤悠司

03
7/16(土)、朝の9時半から3時間のセミナーの為に柔術家達が列をなして東京武道館の第一武道場に入ろうとしていた。

武道場に入るとヒクソングレイシーが奥の方で参加者から少し離れて1人ストレッチをしていた。参加者は150人以上いる模様だ。

間も無くセミナー開始の号令で参加者達が道場の北の壁に並ぶが、人が幾重にも重なりあっている。

ヒクソンは質問があれば何時でも聞いてくれと言った。正面とお互いに礼をするとセミナーが始まった。

ヒクソンは皆に広がるようにと指示を出す。腰を回したり腰で相手を持ち上げるような動きを練習させた。「腰が一番柔術には大切だからな」と言った。

その後立った状態でヘッドロックをさせて相手を持ち上げる動きを練習させた。腰の入れ方の練習だ。

腰は頭と連動させて背骨にコネクションを作る。頭を固定してこそ、腰が入ると言う。これを大腰などにも応用させる。

セミナーが始まり2つ程腰の入れ方の練習をするとヒクソンが皆に座るように言った。

風船を二つ取り出し、胸呼吸と腹式呼吸で膨らまして如何に腹式呼吸で多くの空気を吐き出せるかを見せた。

呼吸法の大切さを自身の体験を持って説明し、格闘技だけではなく普段の生活にも大変役立つという。

呼吸法を使えると戦う時には持久力が増し、気持ちを平穏に保ち、頭をクリアにし思考力を向上させるという。

ヒクソンが現役でバーリトゥードで戦っていた時、試合前でも心拍数を60程度に抑えていたという。

だから試合が始まっても相手よりも疲労が遅く相手をフィニッシュするチャンスをモノにしてきたのだという。

また参加者からの質問で何故呼吸法に興味を持ち始めたかという質問ではバイオジナスティカの師オーランド・カニ氏との話や、無心になる為には呼吸法を使うという興味深い話しは尽きない。

30分ほど質問を交えながら呼吸の話をすると次はセルフディフェンスの講義へと移った。

この時にヒクソンはすでに大汗をかいていたがきっと呼吸法を実践している為に新陳代謝が高いのだろう。

真剣に参加者の質問に一つ一つ答え力強い目を持つヒクソンはやはり多くの柔術家の憧れである。

ヒクソンはコネクション、ウエイトディストリビューション、ラベレージをライフワークとしていて、テクニックの手順を教えるよりも、コンセプトを教えると明言した。

最初は正面に対峙した時にどのように構えて、自身のウエイトディストリビューションを準備するか、そして相手を制して有利なポジションすなわち相手のバックに移行するか。

投げ技でグラウンドへ移行。

もちろん優位なトップポジションをキープする為のディテールは黒帯でも驚くようなヒクソンのオリジナリティに富んでいた。

マウントからのエスケープも基本的なブリッジとエビ両方を指導頂けたが、これらもコンセプトを根底から考えさせられる素晴らしいディテールだ。

私自身もクローズドガードからバックへ移行するテクニックの受けをさせて頂いた。

この時点でコネクションが大事と解っていたものの、どのようにしてそのコネクションを作ってそれをキープしておくかということは目から鱗であった。

その後もクローズドガードでのセルフディフェンスを幾つかの違う距離で使うテクニックを指導し、セミナーもいよいよ終盤に差し掛かった。

最後はギロチンチョークのディテールを指導したが、ヒクソンが「このテクニックは息子のクロンに習ったんだ。サンキュー、クロン!」と言い笑いを誘った。

しかし柔術は常に進化を遂げるというヒクソンの言葉の裏には「いつもオープンマインドで技を改良していく努力を怠るな」というメッセージがあるのではと考えさせられる。

余談ではあるが、この日は元AOJの石井拓選手とパートナーとして組ませてもらったが、彼はヒクソンのサイドコントロールを教授してもらいたくて仕方がない様子であった。

しかしフレンドリーながらもどこか張り詰めた空気が流れ、150人以上の参加者から次々に出てくる真剣な質問の中で手を上げてトピックを変えるような質問をするのが憚れるようで石井選手はなかなか言い出せず。

結局最後の質問ですと通訳を務めていた渡辺孝正先生が言う時まで手を挙げられず、最後はその努力も虚しく無念のままにセミナーを後にしていた。

しかしヒクソンが言う通り、どのテクニックも1日を持ってしてならず、練習を積み重ねるのみだ。

セミナー終了は予定時間の12:30を15分過ぎたが、会場の都合上全員の集合写真を撮ると直ぐ第一武道場より撤収という運びになった。

ちなみにこの日はヒクソンの奥方が同行してセミナー中も写真を撮っていた。

もちろん、ヒクソンとのツーショット写真希望者が多く、彼らは列をなしセミナー終了後も1時間以上に及び東京武道館のロビーで記念撮影やサインを求めていた。

サインをするヒクソンの後ろでは奥方がヒクソングレイシーTシャツやパッチをトランクから出し、多数の参加者が買い求めていた。

ヒクソンは笑顔で一人一人と挨拶を交わすが、時折腰を曲げて痛そうにしている姿は人生を柔術に捧げてきた1人の男の代償なのか。

この日は会場に来ていた柔術家は白帯から黒帯まで様々だったが大多数がAXIS系の道場の方のようだった。

私自身のビデオブログを見てくれているという方にも数人お会いする事が出来、大変嬉しく思った次第。

そして初めてヒクソン先生とお会いし指導を頂けた事に胸を躍らせながら帰路に着いた。


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ヒクソンに記念撮影を求める長蛇の列。
この記念撮影&サイン会は1時間以上にも及んだ。



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一心柔術・後藤悠司代表とヒクソン・グレイシー。



【今日が誕生日の柔術家】松本義彦(33)



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2016年08月11日

【柔術プリースト】#244:ASJJF JAPAN OPEN 2016

01
日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。

今回は7/3に台東リバーサイドスポーツセンターで開催されたASJJFドゥマウ主催「ASJJF JAPAN OPEN 2016」です。

この大会ではケビン・キムラの青帯ラストマッチやドイツから来日のピーター・アンギラー、アガタvsカロリーナの定番マッチなどが行われています。

配信試合は以下の通りです。


03
アダルト青帯ライトフェザー1回戦
谷岡信幸(ストライプル世田谷)
vs
イヤゴ・ノボル・ウエノ(Tree Rul BJJ)



04
アダルト青帯ライトフェザー1回戦
チアゴ・カツオ・ウエノ(Tree Rul BJJ)
vs
阿部寛翔(パラエストラ千葉)



アダルト青帯ミドル1回戦
ケビン・キムラ(INFIGHT JAPAN)
vs
スナルディ・ミュリアワン(トライデントジム)



01
アダルト青帯ミドル決勝戦
ケビン・キムラ(INFIGHT JAPAN)
vs
石井宏幸(高田馬場道場)



アダルト青帯オープンクラス1回戦
イゴール・タナベ(Tree Rul BJJ)
vs
阿部寛翔(パラエストラ千葉)



06
アダルト青帯オープンクラス決勝戦
イゴール・タナベ(Tree Rul BJJ)
vs
石井宏幸(高田馬場道場)



09
ジュニアティーン黄色帯ミドル決勝戦
グスタボ・フランコ(Tree Rul BJJ)
vs
角井誠也(ストライプル世田谷)



10
ジュニアティーン灰色帯ライト決勝戦
三隅響生(RBアカデミー)
vs
ガブリエル・ニシオカ(INFIGHT JAPAN)



女子アダルト白帯ライト決勝戦
キャロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)
vs
アガタ・フランコ(Tree Rul BJJ)



女子アダルト白帯オープンクラス1回戦
キャロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)
vs
フラビア・フランコ(Tree Rul BJJ)



11
女子アダルト白帯オープンクラス決勝戦
キャロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)
vs
アガタ・フランコ(Tree Rul BJJ)



アダルト紫オープンクラス決勝戦
ユージ・タニグチ(INFIGHT JAPAN)
vs
ヤマザキ・タカシ(Over Limit BJJ)



07
アダルト茶帯ライト決勝戦
ホブソン・タカノ(ダムファイトジャパン)
vs
野口学(南河内柔術クラブ)



08
アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
エリック・フォート(ノヴァウニオン)
vs
野口学(南河内柔術クラブ)



03
シニア2黒帯オープンクラス準決勝
ピーター・アンギラー(ジャーマントップチーム)
vs
エメルソン・アズマ(Over Limit BJJ)



04
シニア2黒帯オープンクラス決勝戦
ヴァルテル・フランコ(Tree Rul BJJ)
vs
エメルソン・アズマ(Over Limit BJJ)



02
BJJテクニックファイルはメキシコで収録したルイス・フォンセカのテクニック。
「ハーフガードからの三角絞め」、19:22〜です!



03
#244はコチラから!



そして毎週更新の柔術&グラップリングニュース番組「BJJ-WAVE」も最新回をアップしました。

8/9収録分の主な内容は以下の通りです。

■ASJJFセントラルオープン、ドゥマウスーパーファイトGP、ライトウエイトGP総括

■グラップラーズリーグ開催、10/16 横浜にて

■ONEグラップリングチャレンジ、青木アマゾン出場

■10/29、イギリスで開催のポラリスで今成正和vsダニー・プロポコス決定

■JBJJF機関誌が充実した内容

■ラスコンドーギ、レビュー

■ラスコンがスポンサーする選手にルーカスヒロサワ、イゴールタナベ加入

■スポンサーについて

■ブルーデスティニー、JLT最新情報


BJJ-WAVE開始当初はMixCloudで音声配信のみでしたが、いまはYouTubeでの動画配信も並行して行っています。

視聴環境に併せてお楽しみ下さい!


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BJJ-WAVE、動画版はコチラ、音声版はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】井上祐弥(36)



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2016年08月10日

【滞在記】飯嶋貴幸のサンディエゴ日記・その5「イチロー&メタモリス観戦記」

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先日、野球の試合を観に行ってきました!

ここ、サンディエゴにはサンディエゴパドレスというメジャーリーグのチームがありまして、なんとイチロー率いるマーリンズが3連戦でここサンディエゴで試合だったのです!

しかもピートローズの記録まで後一本。

元野球少年の僕は最高に興奮しました。

客入り自体は微妙だったんですが盛り上がりは凄かったです。

続きを読む

2016年08月09日

【結果】ASJJF CENTRAL JAPAN 2016

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8/7(日)、愛知県半田市の青山記念武道館で開催されたASJJFドゥマウ主催「ASJJF CENTRAL JAPAN 2016」の主な結果です。


続きを読む

2016年08月08日

【結果】ドゥマウスーパーファイトGP&ライトウエイトGP

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8/7(日)、愛知県半田市の青山記念武道館にてASJJFドゥマウ主催『ドゥマウスーパーファイトGP』及び『ライトウエイトGP』が開催されました。

『ドゥマウスーパーファイトGP』は特別ルールのワンマッチ3試合、そして『ライトウエイトGP』は-76kgのチャンピオンベルトと賞金10万円を賭けた6人トーナメントです。

スーパーファイトGPは試合時間20分で15ポイント先取か一本勝ちで勝敗が決し、時間切れの場合はポイント判定となります。

ライトウエイトGPは一般公募で選手が募られ、6人がエントリーもアンデルソン・サカモト(Tree Rul BJJ)が体重オーバーで失格となり最終的には5人で争われることになりました。

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2016年08月07日

【レポ】COPA BULLTERRIER 2016:女子の試合

7/31(日)に開催されたブルテリア主催「COPA BULLTERRIER 2016」レポート、最後はティーンエイジャーの活躍が光った女子の主な試合をピックアップする。

女子アダルト青帯フェザーには、前週の全日本選手権で同級優勝を果たしたルアナ・ヒカリ・ディアス、そして紫帯の若き精鋭・石黒翔也の妹で、自身も全日本の青帯ルースター級王者の石黒遥希が階級を上げてエントリーするなど、目の離せないトーナメントとなった。

また白帯では1月末のCOPA Las Conchasでのスーパーファイト以来、試合から遠ざかっていたINFIGHT JAPANの白帯、レベッカ・ロボが半年ぶりに試合復帰。

3試合とも一本勝ちでトーナメントを制し極めの強さは健在のようだ。

レベッカのチームメイトのカロリーナ・クワハラも白帯で2階級制覇し、INFIGHT JAPANのティーンエイジャーコンビはこれからの活躍も楽しみだ。


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石黒遥希(ボンサイ)は青帯フェザー準決勝で、体格差のあるマリア・シャミナ(一心柔術)相手に腕十字を極めて決勝進出。



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2016年08月06日

【レポ】COPA BULLTERRIER 2016:紫帯の試合

16
7/31(日)に開催されたブルテリア主催「COPA BULLTERRIER 2016」レポートも3回目。

今回はアダルト紫帯の試合を紹介する。

2016年ムンジアル紫帯ライトフェザー級優勝の実績を引っ下げて参戦した"コブリンヤJr"ことケネディ・マシエルが一番の注目選手だったのは間違いない。

続きを読む

2016年08月05日

【大会】8/7 ASJJFセントラルオープン見どころ

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8/7(日)、愛知県半田市の青山記念武道館で開催されるASJJFドゥマウ主催「ASJJFセントラルオープン」の大会見どころを紹介します。

今大会では通常のトーナメントの他に既報の76kg級のベルトを賭けた賞金トーナメントと特別ルールのスーパーファイトを行う「ドゥマウスーパーファイトGP」が同時開催されます。

この「ドゥマウスーパーファイトGP」で行われる3試合が決定しました。

対戦カードは以下の通り。

■黒帯ミドル
ホジェリオ・クリスト(ホシャ)vsフラビオ・ブエノ(ショータイムファイトクラブ)

■茶帯オープンクラス
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)vs"ペザオン"エリクソン・タケウチ(Impacto Japan BJJ)

■青帯ライトフェザー
山本博斗(グレイシーバッハ)vsチアゴ・カツオ・ウエノ(Tree Rul BJJ)


このスーパーファイトは試合時間20分で一本決着または15ポイント先取で勝利、時間切れ引き分けの場合はポイント判定となる特別ルールで行われます。

どの試合も注目に値する好カードですが個人的に一番興味を惹かれるのはトーマスとペザオンの一戦です。

トーマスとペザオンは7/21に東京で開催されたJBJJFの全日本選手権の茶帯ミディアムヘビーの巴戦で2度に渡って戦い1勝1敗のイーブン。

初戦ではペザオンが勝ち、決勝戦での再戦ではトーマスが劇的な逆転勝利で優勝を果たすというドラマチックな幕切れとなり、この試合を大会ベストバウトに推す声も多数とのこと。

その試合が早くもスーパーファイトでリマッチとなるのだからベストバウト再び!と期待せずにはいられません。


01
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)



02
"ペザオン"エリクソン・タケウチ(Impacto Japan BJJ)



そして黒帯ミドル級のホジェリオ・クリストとフラビオ・ブエノは日系ブラジリアン同士の対戦ですがフラビオはいま中国・北京を拠点にしており、ある意味逆輸入ファイターとしての参戦。

地元・豊橋でホシャ柔術をまとめるホジェリオ・クリストと中国から乗り込んでくるフラビオ・ブエノの対戦は日本vs中国の国際戦といっても過言ではないでしょう。


03
ホジェリオ・クリスト(ホシャ柔術)



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フラビオ・ブエノ(ショータイムファイトクラブ)



最後の青帯ライトフェザー・スーパーファイトの山本vsチアゴはともに十代というフレッシュな顔合わせ。

本来はルースターのチアゴがライトフェザーに階級を上げてチャレンジする試合となりますが、この2人の過去の対戦では山本が連勝中で、チアゴはリベンジを果たすべくスーパーファイトの特別ルールで挑みます。

ティーンエイジャーらしいイキのいい試合ぶりが見られるのは間違いないはずなので、青帯といえども見逃せない試合となりそうです。


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山本博斗(グレイシーバッハ)



06
チアゴ・カツオ・ウエノ(Tree Rul BJJ)



以上の3試合の他に8/7 愛知、10/20 愛知、12/11 佐賀の3大会に渡って行われる76kg級のベルト&賞金10万円トーナメントも同時開催。

ベルトトーナメントは大会当日にクジ引きで対戦相手が決まるので大会当日まで組み合わせは未定。

日本初の柔術でのチャンピオンベルトが賭けられたトーナメントはドゥマウらしい顔ぶれが揃っており、こちらも好試合となるでしょう。


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■76kgベルト&賞金トーナメント詳細はコチラから!



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【大会】
『ASJJFセントラルオープン』
日時:8/7(日)
会場:青山記念武道館(愛知県半田市)
■その他、大会詳細はコチラから!




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2016年08月04日

【レポ】COPA BULLTERRIER 2016:茶帯の試合

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7/31(日)に開催されたブルテリア主催「COPA BULLTERRIER 2016」レポート、今回は茶帯の試合を中心に紹介する。

コパ・ブルテリアといえば、海外の色帯・黒帯の有力選手の招聘が毎年の目玉となっているが、今年はLAのチームコブリンヤから、コブリンヤの愛弟子たちが来日。

コブリンヤ本人の来日はスケジュールの調整が最後までつかずドタキャンとなってしまったが、コブリンヤの息子、ケネディ・マシエルと茶帯のジェフリー・オバーが初来日し、大会を盛り上げた。

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2016年08月03日

【柔術プリースト】#243:ASJJF-DUMAU CEBU OPEN 2016

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日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。

今回は海外のフィリピン・セブで開催された「ASJJF-DUMAU CEBU OPEN 2016 」を配信します。

昨年初開催されたASJJFドゥマウのセブ大会ですが、今大会で2回目の開催となり、10月には3回目の大会開催も決定済みと大きな盛り上がりを見せています。

日本から遠征した選手vs地元勢の国際戦の数々を堪能して下さい!

配信試合は以下の通りです。


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女子アダルト青帯ライトフェザー決勝戦
ダヤ・フルタ(クサノチーム)
vs
ルアナ・ヒカリ・ディアス(東海BJJ)



女子アダルト青帯オープンクラス1回戦
エイプリル・カメロス(90/Eight BJJ)
vs
イングリッジ・フランコ(Tree Rul BJJ)



06
女子アダルト青帯オープンクラス決勝戦
イングリッジ・フランコ(Tree Rul BJJ)
vs
ダヤ・フルタ(クサノチーム)



アダルト青帯オープンクラス1回戦
マテウス・オンダ(東海BJJ)
vs
アルフレッド・フェルナンデス(ATOSフィリピン)



アダルト青帯オープンクラス1回戦
ルーク・モレノ(東海BJJフィリピン)
vs
イゴール・タナベ(Tree Rul BJJ)



アダルト青帯オープンクラス1回戦
ジョセ・ファマ(東海BJJフィリピン)
vs
ホベルチ・オダ(ストーアカデミー)



アダルト青帯オープンクラス2回戦
ジョン・ジャイミ(90/Eight BJJ)
vs
ルイス・タカヤマ(東海BJJ)



アダルト青帯オープンクラス2回戦
ホベルチ・オダ(ストーアカデミー)
vs
パウロ・ジェナルージ(デフタック・ヒベイロ



マスター紫帯オープンクラス決勝戦
ポール・フアレス(ATOSフィリピン)
vs
ブルーノ・イシイ(Impacto Japan BJJ)



10
アダルト紫帯ライトフェザー決勝戦
ウイリアム・バスマヨール(Over Limit BJJ)
vs
ブルーノ・イシイ(Impacto Japan BJJ)



08
アダルト紫帯オープンクラス1回戦
チアゴ・ファヴェーラ(Impacto Japan BJJ)
vs
ライモンド・ヴァリラ(デフタック・ヒベイロ)



アダルト紫帯オープンクラス2回戦
エンリケ・ジンコ(デフタック・ヒベイロ)
vs
チアゴ・ファヴェーラ(Impacto Japan BJJ)



01
マスター黒帯ミディアムヘビー決勝戦
レアンドロ・クサノ(クサノチーム)
vs
ヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)



05
マスター黒帯オープンクラス決勝戦
レアンドロ・クサノ(クサノチーム)
vs
ヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)



2
BJJテクニックファイルはメキシコで収録したルイス・フォンセカによる「ハーフガードからのラペラチョーク」です!



■#243はコチラから!




【今日が誕生日の柔術家】ガブリエル・ルーカス(26)、ヘナート・ベヒーシモ(43)



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2016年08月02日

【レポ】COPA BULLTERRIER 2016:黒帯の試合

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7/31(日)、神奈川県横浜の大桟橋ホールで開催されたブルテリア主催「COPA BULLTERRIER 2016」。

会場を横浜の大桟橋ホールに移し、参加者1000人規模、8面マットで開催された“真夏の柔術大祭典”。

今回から数回にわたってレポートをお伝えしていく。

まずは“新黒帯”の活躍が注目された黒帯の試合から。ホブソン・タンノ“シュシャ”、そしてパンテーラことヴァンダレイ・タカサキはコパ・ブルテリアの常連選手だが、今年は二人揃って黒帯トーナメントへの参戦となった。

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