2007年10月09日
韓国の大会に日本から2選手が参戦!
今大会には日本から2選手が遠征しました。
主催者側も初めて日本から選手を迎えるとあってルールや体重、エントリーのことなど多少、とまどいもあり手探りの部分がありましたが前回のレポートの通りほぼ日本と同じでした。
青プルーマでエントリーしたテイ選手(パラエストラ小岩/アジアチコ白マスタープルーマ王者)は3試合を戦い1勝2敗でメダルを銀と銅の2個ゲットしました。
白プルーマでエントリーしたイトウ選手(パラエストラ小岩)は初戦で三角絞めからの腕十字で一本負け。
韓国の柔術はまだ白帯がほとんどで青帯、紫帯は少ないのですが選手のレベルは日本と遜色ないといっていいでしょう。
技術レベルは今は教則DVDもたくさん発売されていて入手は韓国でもインターネットを通じて容易で、先生クラスの人はブラジルに長期滞在して帯をもらった人が多いのでしっかりしており、白帯でもラバーガードや回転系のスイープを使う選手もいてビックリしました。
そして技術レベルもさることながら基礎体力の高さが目に付きました。
韓国人はよほどの問題がない限り徴兵制度で2年間の兵役があり、そこで基礎体力や必修科目であるテコンドー、合気道などをみっちりやらされるのでフィジカル面はばっちりなのです。
そこにブラジル帰りの先生仕込みのテクニックを習えば白帯とはいえ侮れない実力を備わるのは想像に難くありません。
その結果、日本から遠征した選手は1勝3敗、2一本負けというやや残念な結果になってしまいました。
でもこれで未知数だった韓国の柔術選手のレベルもわかったので次回から遠征する選手は気持ちをひきしめて参戦することでしょう。
そして残念な気持ち以上に韓国という身近な国に色帯レベルとはいえ日本と並ぶスキルを備えた柔術のライバルといえる国があることに喜びを覚えました。
日本はブラジル、アメリカに次ぐ柔術第3国としての地位を得ましたが、これからは韓国もかつての日本柔術の急成長に並ぶ勢いで成長していくことでしょう。
来年開催のアジアチコでは韓国の選手も日本に遠征してくるとのことなので、そのときはぜひ韓国の選手にも注目してみて下さい!
その韓国人選手の中でとびきりイキのいい選手がいたので紹介します。
名前はシン・テヤン、ブラザ・コリア所属の選手です。
若干17歳で柔術歴わずか8ヶ月ですが、白プルーマの学生の部、成人の部ですべて三角絞めの一本勝ちで優勝し、ノーギ部門でも2回勝利し3位に入賞して1大会で2個の金メダルに1個の銅メダル、合計3個のメダルをゲットした脅威の十代です。
日本から遠征したイトウ選手もこのシン選手の三角絞めからの腕十字の連携でタップしてしまいました。
立ち技は弱い部分もありますが、ガードからの三角絞めの切れ味は抜群でテイクダウンされた瞬間に三角に捕らえていました。
また器用に飛びつき三角もこなし、それで秒殺タップを奪った試合もありました。
このシン選手は将来、必ず頭角を現す選手になることでしょう!
……と、いいたいとこなんですが、将来の夢は「芸能界入りして歌手デビューすること」らしいので柔術をあっさりと辞めてしまうかもしれません。
そうなったら残念ですね。
でも将来有望な逸材なので今から注目しておく価値アリの選手です!


見事に韓国で1勝を挙げたテイ選手。
相手は前回の首都圏大会の青ペナ王者でしたが
レフェリー判定で辛勝しました!


ガードが得意なテイ選手ですが先に引き込まれ苦戦しました。


ハーフまでいきましたが相手選手もよく粘りこの後に
スイープに成功、同点になりレフェリー判定になってしまいました。


イトウ選手はシン選手に三角からの腕十字で一本負け。


注目の韓国版・脅威の十代、シン・テヤン選手。
ブラザ・コリアの代表、リー・スンジェイの秘蔵っ子です!
芸能界入りを目指すだけあってなかなかのイケメン柔術家ですね。
ファイターズショップブルテリア
ブルテリア携帯サイト
主催者側も初めて日本から選手を迎えるとあってルールや体重、エントリーのことなど多少、とまどいもあり手探りの部分がありましたが前回のレポートの通りほぼ日本と同じでした。
青プルーマでエントリーしたテイ選手(パラエストラ小岩/アジアチコ白マスタープルーマ王者)は3試合を戦い1勝2敗でメダルを銀と銅の2個ゲットしました。
白プルーマでエントリーしたイトウ選手(パラエストラ小岩)は初戦で三角絞めからの腕十字で一本負け。
韓国の柔術はまだ白帯がほとんどで青帯、紫帯は少ないのですが選手のレベルは日本と遜色ないといっていいでしょう。
技術レベルは今は教則DVDもたくさん発売されていて入手は韓国でもインターネットを通じて容易で、先生クラスの人はブラジルに長期滞在して帯をもらった人が多いのでしっかりしており、白帯でもラバーガードや回転系のスイープを使う選手もいてビックリしました。
そして技術レベルもさることながら基礎体力の高さが目に付きました。
韓国人はよほどの問題がない限り徴兵制度で2年間の兵役があり、そこで基礎体力や必修科目であるテコンドー、合気道などをみっちりやらされるのでフィジカル面はばっちりなのです。
そこにブラジル帰りの先生仕込みのテクニックを習えば白帯とはいえ侮れない実力を備わるのは想像に難くありません。
その結果、日本から遠征した選手は1勝3敗、2一本負けというやや残念な結果になってしまいました。
でもこれで未知数だった韓国の柔術選手のレベルもわかったので次回から遠征する選手は気持ちをひきしめて参戦することでしょう。
そして残念な気持ち以上に韓国という身近な国に色帯レベルとはいえ日本と並ぶスキルを備えた柔術のライバルといえる国があることに喜びを覚えました。
日本はブラジル、アメリカに次ぐ柔術第3国としての地位を得ましたが、これからは韓国もかつての日本柔術の急成長に並ぶ勢いで成長していくことでしょう。
来年開催のアジアチコでは韓国の選手も日本に遠征してくるとのことなので、そのときはぜひ韓国の選手にも注目してみて下さい!
その韓国人選手の中でとびきりイキのいい選手がいたので紹介します。
名前はシン・テヤン、ブラザ・コリア所属の選手です。
若干17歳で柔術歴わずか8ヶ月ですが、白プルーマの学生の部、成人の部ですべて三角絞めの一本勝ちで優勝し、ノーギ部門でも2回勝利し3位に入賞して1大会で2個の金メダルに1個の銅メダル、合計3個のメダルをゲットした脅威の十代です。
日本から遠征したイトウ選手もこのシン選手の三角絞めからの腕十字の連携でタップしてしまいました。
立ち技は弱い部分もありますが、ガードからの三角絞めの切れ味は抜群でテイクダウンされた瞬間に三角に捕らえていました。
また器用に飛びつき三角もこなし、それで秒殺タップを奪った試合もありました。
このシン選手は将来、必ず頭角を現す選手になることでしょう!
……と、いいたいとこなんですが、将来の夢は「芸能界入りして歌手デビューすること」らしいので柔術をあっさりと辞めてしまうかもしれません。
そうなったら残念ですね。
でも将来有望な逸材なので今から注目しておく価値アリの選手です!


見事に韓国で1勝を挙げたテイ選手。
相手は前回の首都圏大会の青ペナ王者でしたが
レフェリー判定で辛勝しました!


ガードが得意なテイ選手ですが先に引き込まれ苦戦しました。


ハーフまでいきましたが相手選手もよく粘りこの後に
スイープに成功、同点になりレフェリー判定になってしまいました。


イトウ選手はシン選手に三角からの腕十字で一本負け。


注目の韓国版・脅威の十代、シン・テヤン選手。
ブラザ・コリアの代表、リー・スンジェイの秘蔵っ子です!
芸能界入りを目指すだけあってなかなかのイケメン柔術家ですね。
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ブルテリア携帯サイト
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この記事へのコメント
1. Posted by 毒舌北岡 2007年10月09日 15:08

2. Posted by ブラジルブログ 2007年10月10日 02:54
「力なき技は無力なり」という言葉もあります。
技だけでなく力もつけないといけないですね。
技だけでなく力もつけないといけないですね。