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2008年03月16日

今日は佐々幸範選手、27歳の誕生日!

本日、3/16はこのブログの「映画大好き!」でおなじみの佐々幸範選手の27歳の誕生日です!

おめでとう!

今でこそ雑誌や専門誌で取り上げられるようになって名前が知られていますが、少し前まではあまり試合に出ていなかったこともあり、知る人ぞ知る実力者、という感じでした。

その佐々選手の名前が知られるようになったきっかけは2005年のムンジアルで優勝してからです。

佐々選手は2005年のムンジアルの茶帯・ペナ級で優勝し、日本人として初めて柔術世界王者になり、その表彰台の壇上で師である中井祐樹から黒帯を授与されました。

今日はそのムンジアルでのことを紹介したいと思います。

このムンジアル、当初は青木真也選手が行くはずだったのですが、青木選手が総合の試合の予定が入ってしまい行けなくなったので急遽、代理で佐々選手が行くことになったそうです。

佐々選手は2005年のコパ・パラエストラ・イースト大会で紫帯のペナ&無差別を制し茶帯に昇格したばかりでこのムンジアル時には茶帯歴はまだ3ヶ月でした。

初めての海外、初めてのブラジル、初めてのムンジアルと初めてづくしのこの大会、初戦から日本人選手と当たってしまいました。

相手は片庭選手(AXIS柔術アカデミー)で、この試合をスイープのアドバンテージで辛勝するとそのままの勢いで2回戦、3回戦とブラジル人選手を相手に連続で一本勝ちをし、勢いに乗りました。

準決勝戦ではその年のコパドムンド王者、ジョナタス・グージェウ(ジョオン・ホーキ/ノヴァウニオン)。

ジョナタスに先制のスイープを決めるも試合後半にパスガードを許してしまい2-3で逆転されピンチに。

しかし試合終了間際、残り10秒のところで得意としている通称犧粥好好ぁ璽廰瓩鮗糠阿之茲瓩萄禿抖嫖勝4-3のポイントで降して決勝戦進出を決めました。

決勝戦の相手は植松直哉選手です。

植松選手とは同じ日本人ということでトーナメントの途中で当たらないように所属を同じ「パラエストラ」で出場していました。

植松選手もこの決勝戦までヒザ十字、腕十字を極めるなど一本勝ちの連続で勝ち上がってきていました。

この試合はムンジアルの決勝戦を日本人同士で争うという歴史に残る一戦となり、またそのムンジアル決勝という舞台にふさわしい名勝負となりました。

佐々選手のスイープと植松選手の足関節が交錯し一進一退の攻防が続き、8分間の試合時間いっぱいノンストップで動き続けるという緊張感みなぎる試合で今でもその攻防が脳裏に浮かんできます。

先制のポイントを奪ったのは佐々選手。

場外間際の攻防で植松選手の背中に飛び乗った佐々選手にスイープの2ポイントが入りました。

佐々選手は試合後に「あのときになんでポイントが入ったのかわからない」と後述しています。

先制された植松選手は必殺のアキレス腱固めを繰り出し、極めを狙いにいきました。

そのアキレス腱固めは「タップするか考えた」ぐらいの極まり方だったそうです。

しかし佐々選手曰く「運よく」脱出し、その後も攻める姿勢を崩さず間髪いれずにパスガードで攻め立てます。

そしてそのまま試合終了。

この歴史的な一戦は佐々選手が制し、日本人初の世界王者として名前を残すことになりました。

佐々選手のその後の活躍は周知の通りです。

この試合を現場で見ることができ、またその感動を共有できたことは一生の思い出です。

自分はこのムンジアルの前年にいろんなことがあってちょっと柔術に嫌気が差していて「このムンジアルを最後のムンジアル、最後のブラジルにしよう」と思っていました。

でも「こんな感動がある柔術はやっぱりいいな」と再確認し、今に至ります。

今の自分があるのはある意味、佐々選手のお陰でもあります。

佐々選手は「今年はパンナム、ブラジレイロ、ムンジアルの全部優勝する!」と意気込んでいます。

まずは2週間後に控えたパンナムです。

佐々選手の活躍をこれからも期待しましょう!




ムンジアル初戦、vs片庭選手。
アドバンテージ差で辛勝!




2,3回戦は連続の一本勝ち!




苦戦した準決勝戦、vsジョナタス・グージェウは逆転勝利!




決勝戦は日本人同士の対戦に。
歴史に残る一戦となった。




植松選手のセコンドはJFT(当時)の練習仲間である早川光由と
ブラジル滞在時に師事していたオズワルド・アウヴェス。
佐々選手には中井祐樹が声援を飛ばす。




一進一退の試合は佐々選手が制し、日本人初の世界王者に!




表彰台の頂点に立った佐々選手。




表彰台の壇上で師である中井祐樹に黒帯を巻かれた。
茶帯は3ヶ月のみというスピード昇進だった。




パラエストラの仲間が佐々選手を囲んで祝福。





オマケ。
同じくムンジアル2005のレーカル・レプリ。
このときは茶レーヴィで準優勝している。
(ちなみに画像の対戦相手は鶴屋浩選手)


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この記事へのコメント

1. Posted by ステーキもぐもぐ   2008年03月16日 13:29
5 佐々選手お誕生日おめでとうございます!僕の思う佐々選手の印象と言えば、下のポジションがとても素晴らしいことです。(もちろん上のポジションも)それと…それと緑色のギがとても似合っていますよ!ブログを拝見して驚いたことは茶帯時代が僅か3ヶ月だったということです。凄い!今後も、日本中の柔術家・ファンの皆さんに夢を与えて頂きたいです。あと、一度でいいから佐々選手のセミナーに参加してみたいと思っています。
2. Posted by ブラジルブログ   2008年03月17日 15:35
茶帯が3ヶ月とか今の柔術の帯制度からしたらあり得ないですよね!

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