English Portugues Japanese

2008年04月12日

パンナム2008の感想:大内敬・前編

c79adb74.JPG「皆さん、こんにちは、パラエストラ小岩の代表を務めております大内敬と申します。

行って参りました。2008年パンナム。

僕が、一番初めにパンナムの存在を知ったのは、格闘技通信かゴング格闘技での中井さんの試合の記事でだと思います。

それを見ていた頃の僕は、まだブラジリアン柔術を始める前の話で、あくまでも雑誌の中の別世界、自分とは違う世界のように感じて、そこに自分が参戦するようなことになるとは夢にも思っていませんでした。

紆余曲折があり、パラエストラをのれん分けして頂いて、パラエストラ小岩の代表になってからは、今度はパンナムの開催時期である3月末から4月の頭は道場を切り盛りするのに非常に忙しい時期で、参戦は見送っていました。

それが昨年頃から道場のスタッフも増え、落ち着き始めたこともあり、黒帯を取得したのを機に初めて参戦しました。

パンナムに参戦するのは、今年で2回目になります。

では、今回の遠征の感想を、以下に少し書いてみたいと思います。


☆試合について

黒帯シニア1レービィ級3位・・・これが今回の結果です。

黒帯で初の国際大会のメダルを取り、表彰台に上がれたことは素直にうれしいです。

今まで茶帯時代はブラジルで開催されたインターナショナル・マスター&シニアでマスター・レーヴィ級3位、アジア選手権でマスター・レーヴィ級優勝、無差別3位、と何回か国際大会でメダルを得たことはあったのですが、黒帯で得たメダルはやはり感慨深いものがあります。

しかし、今回、試合内容は決してほめられたものではありませんでした。

一回戦、戦前立てていたプランは引き込んでモグリスイープでまず返して、先取点を得てから攻めるというものでした。

これは、シニア1は5分と試合時間が短いので先取点を得た方が試合を支配できると思ったことと、今まで海外で試合をしてきた経験からアメリカの選手はレスリング系の技に長け、テイクダウン勝負は危険と判断したからです。

実際の試合では試合前の戦略プラン通りまずはうまく引き込むことができました。

はじめはスパイダーで攻めていたのですが、予想以上に力が強かったので、一回クローズドに相手をいれて落ち着きました。息を整えてから相手がクローズドを切るために立ち上がってきたのに合わせてオープンにし、モグリから上を取り2点先取しました。

・・・しかし、この後がよくなかった。

一度スタンドの展開になりそこで左目を指で突かれたこともあり、弱気になってしまいました。

結局、相手をクローズドに入れ、守る展開に終始してしまいました。

モンジバカや締めを狙って膠着反則を取られないようにしながら、相手のベースを崩す形です。

多分2分以上、そうしていたのではないでしょうか。

あせってくる相手の足をすくって崩し、上を取るチャンスもあったのですが相手のパスが怖く、無理はしませんでした。

それまでも、グラバカの林選手が得意とするクローズドの相手に対するパス、通称林パスを何度も仕掛けられ、それを凌ぐために手足の力をかなり使い果たしていたせいもあったのですが・・・。

その後、膠着を取られることもなく試合終了を向かえ、何とか勝ちました。

ダメダメですね。

得点をとった後ももっと攻めて、一本を狙いにいかないと・・・。

ただ、昨年のムンジアルでやはりもぐって返した後、足関節技にいって墓穴を掘り、相手に同点にされ、結果として敗退してしまったこと。

また、黒帯になってからまだ柔術では未勝利だった(昨年末のDEEPX兇念貪拆,辰燭、この試合はグラップリング)こともあり、今回は正直、藁にすがっても、どんなに格好悪くても何としても一勝がほしかった。

だから、これが今の僕の精一杯です。

続いて次の試合、今回黒帯シニア1レーヴィ級は8人のエントリーだったので、この試合が準決勝になります。
相手は昨年負けた相手、ウマイタのジャック・マクヴィッカーでした。

一回戦が終わった時点で、クローズドでずっと固めていたせいもあり力を使い果たして腕がパンパンでした。

少し休めると思ってアップスペースに向かったら、2分とせずにまた呼び出されました。

水を飲む暇すらありません。

そして、ジャックとの試合、両足タックルでテイクダウンを狙ってくることは分かっていたので、先に引き込みました。

ジャックもやはりタックルを狙っていましたが、うまく引き込むことができて失点はなし、・・・でも後はダメダメでした。

ハーフからもぐろうとしたところをすぐに首を枕にとられてディフェンスされました。

とりあえず絡んでいる外側の左足のみをフックの形に戻し、左手でラペラを引いて左足で跳ねつつガードに戻そうとしたのですが、そのタイミングに合わせて馬とびぎみにマウントを取られてしまいました。

後で考えれば完全なミスです。

左手がラペラでなく膝横のズボンを握っていれば、ここまで簡単にパスはされなかったかもしれません。

その後、肩固めを狙われ、これは凌いだのですが、腕十字でやられてしまいました。

腕が前の試合で疲れていたこともあり、しっかりしたクラッチをすることができず、一気に伸ばされました。一本負けで準決勝敗退です。

・・・試合に、「もし」はありませんが、前の試合で固めることなく普通にオープンガードで攻めていればこんなに筋力を使い果たすこともなく、もう少し違った試合展開があったかもしれませんね。

神様は、よく見ているってことなのかな。神様に、弱気な戦い方をたしなめられた気がしました。」



長いので今日はここまで!

後編では優勝したジャック・マクヴィッカーのことやシニア1の試合のこと、パラエストラの仲間達のことなどを熱く語っています!

明日の更新をお楽しみに!

★画像は銅メダルを手にご満悦の表情の大内さん。
ナイススマイル!


ファイターズショップブルテリア
ブルテリア携帯サイト




トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ステーキもぐもぐ   2008年04月12日 17:04
5 大内選手お疲れさまでした。黒帯になられて初めての大きな大会でしたね。大内選手にしてみれば自分自身を叱咤し、そして、自分自身の戦いに満足できぬ試合展開だったことは、いくらファンや関係者の賛否両論があっても覆すことができない、察して余りある心境だと思います。しかし試合の為にすべてを懸けて取り組まれたことは素晴らしいことです!試合(柔術)を楽しむことも勝ち名乗りと同じ位大切な気がしますよ!まだまだ!
2. Posted by ブラジルブログ   2008年04月12日 23:37
大内さんは試合前はグッドシェイプですよ!(あくまでも試合前のみ、です)

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔