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2008年05月07日

「ヒクソン杯」茶無差別決勝戦

ついに日本でベールを脱いだヒクソンの次男、クロン・グレイシー。

結果を明かしてしまえばメジオ級&無差別級の全試合を一本で極めての完全優勝を果たし、一本勝ち連勝記録をさらに伸ばした。

しかしメジオ級こそ快勝したが、この無差別級決勝戦、vsエジムンド・カバウカンチ・ジュニール戦は自分がこれまで見たクロンの試合の中で一番の苦戦といえるものだった。

自分からアグレッシブに極めにいったり、相手の技のカウンターで極めにいったり何度も一本を極める寸前までいくがそれらをことごとく脱出するカバウカンンチ。

それもそのはず、カバウカンチは体重100kgを超える超・巨漢選手でいながらテクニックをも併せ持ち、さらに防御力に特に秀でた選手として知られている。

茶帯を巻いてすでに4年を経過し、今大会にも出場したアンドレ・ガウヴァオンの初来日時(2004年・AXIS主催のオープン・トーナメント)に対戦し、敗れはしたものの一本は極めさせなかった、という戦歴を持つ。

防御に専念した選手を極めるというのはいかに難しいかは柔術をやったことのある人ならばわかることだろう。

それも茶帯を4年といえばもういつ黒帯を巻いてもおかしくない選手といっていい。

そんな強敵を相手にしたこの試合はいつになく苦戦し、カバウカンチには悪いが「ついにクロンの一本勝ち連勝記録が途絶えるのか?!」の重い雰囲気が会場内に漂い始め、本部席横に陣取ったヒクソンをも「時間がないぞ、急げ!」と声を荒げる場面もあった。

そしてヒクソンの檄に発奮したか、クロンは少々強引ながらサイドからの腕十字で一本を極め、2階級制覇を達成した。

今回はウェブの特性を活かしかつてない枚数の画像で詳細にこの試合の模様を紹介します!




体重差20kg以上もあるカバウカンチに対し引き込んで攻めるクロン。




スタック・パス(担ぎ)にきたところに、




カウンターで腕十字&三角絞め!




また秒殺か?!と思われましたが、




カバウカンチは脱出!




立ち技の攻防では果敢に組み付き、




テイクダウンに成功!




本部席横に陣取りクロンの試合を見守るヒクソン。
主催者の特権か。




クロンのハーフガード。




セオリー通り、パス&マウントを狙います




パス&マウントに成功!
ポイントでは大きくリードしてます!




マウントから相手の襟を握り、




必殺の十字絞めを狙います




極めづらいとみるや一気に腕十字へ!




立ち上がられるも腕は離さず極めにこだわります




完全に腕が伸び、極まったかと思われましたが、



カバウカンチ、またも脱出!




すると片足にしがみついて、




スイープから一気にパスへ




相手の腕を引き上げて、




素早く腕十字一閃!




粘るカバウカンチ!




しかしクロンがクラッチを外すと、




ついに腕十字が極まりカバウカンチはタップ!




苦戦をしながらも2階級制覇を達成




ヒクソンも満足げ




クロンの応援にヒクソンと親交のある
狄鬼畉井章一氏も駆けつけ勝利を祝福。
(後ろのカーキ色のジャケットを着た人が桜井氏)
試合後に自身が身に着けていたブレスレットを
クロンにプレゼントした。



ファイターズショップブルテリア
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この記事へのコメント

1. Posted by ステーキもぐもぐ   2008年05月08日 01:21
5 柔術の醍醐味はやはり一本勝ちです。しかし、ポイントや、判定勝ちがあるのもまた事実。かつてニーノ・シェンブリがコメントしていました、「柔術は極めがあるから柔術である。」と。それを考えるとクロンという選手は正に柔術を体言しているように思えます。そして、無差別級での一本勝ちは柔術美学の最たるものです。彼には今後とも一本勝ち柔術を体言していってもらいたいですね。これからも応援しています。頑張れクロン!!
2. Posted by ブラジルブログ   2008年05月08日 11:32
クロンの試合は必ず一本で極めるのが凄いですね!

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