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2009年03月02日

ワールドプロフェショナル柔術カップ・アジア予選:-75kg級

5/1&2にアブダビで開催されるプロ柔術の出場者を決める予選大会「ワールドプロフェショナル柔術カップ・アジア予選」、これからはその試合の模様を紹介したいと思います。

まずは75kg級のトーナメントです。

この階級はアジアチコ王者や日系ブラジリアンの強豪などがエントリーし注目を集めました。

唯一の黒帯だった小野瀬選手が体調不良で棄権したため黒帯不在のトーナメントとなり混戦が予想されました。



アジアチコ王者細川顕選手(ALIVE)は2回戦で早々に姿を消す。
柔道の強豪として知られる出花崇太朗選手(MMAコブラ会)に引き込みからのスイープで0−2で敗れる。




いまだ紫帯ながら優勝候補と目されていたホベルト・ソウザ選手(ボンサイ柔術)もアジアチコの紫帯王者。
大会前にヒザを負傷して本調子とはいかないまでも1回戦を腕十字の一本で好調な滑り出し。




2回戦は新人戦で2階級制覇した高本裕和選手(アンプラグド国分寺)に跳びつき三角絞めで秒殺一本勝利!




2連続一本で準決勝進出。




準決勝の相手は細川選手を降して勝ちあがってきた出花選手。
だがホベルトは三角絞めを極めかけるなど余裕の試合運び。




一本は極められなかったが危なげなく決勝戦へ。




反対ブロックからはZSTで活躍する岡澤弘太選手がAXISの同門選手、山内康悦選手を降して決勝戦進出を決めた。




決勝戦、開始早々に引き込んだホベルト。




そこから立ち上がりスイープ!



これで2ポイントを先制。
試合中盤に岡澤選手の引き込みにテイクダウンを合わせて2ポイント追加で4−0に。




岡澤選手はホベルトのパスこそ許さないが反撃できず。




そのままタイムアップでホベルト勝利!




下馬評通りの強さで若干19歳の紫帯がこのトーナメントを優勝した。
敗れたものの岡澤選手のガードテクニックは素晴らしくホベルトも「最後に戦った選手は強かった!」とコメント。




-75kg級
優勝  ホベルト・ソウザ(ボンサイ柔術)
準優勝 岡澤弘太(AXIS一宮)
3位  出花崇太朗(MMAコブラ会)
    山内康悦(AXIS)




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