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2009年06月14日

コブリンヤvsハファ:黒ペナ準決勝

ハファエル・メンデス、通称ハファ。

ハファこそ新時代の柔術家と言っていい選手だろう。

89年6月21日生まれだからこの時点でまだ19歳という若さも驚きだが、その実績にはもっと驚く。

なにしろムンジアルで青〜茶まで全て兄のギリャルメと1&2フィニッシュで優勝&準優勝をしてきてるのだから。

そして自身の柔術人生の中で負けたのは数試合のみ、という恐ろしいほどの勝率を誇っている。

茶帯からは階級アップしペナで戦うようになり、ムンジアルで優勝し黒帯に昇格、満を持して黒帯を巻いて出場したパン選手権ではコブリンヤに外掛け反則で敗れるも3位入賞を果たしている。

だがその反則を取られるまではアドバンテージ1差で僅差ながらリードしていたのだ。

そのパン選手権の1ヵ月後に開催されたアブダビプロ柔術でハファは6−4というポイント差で遂にコブリンヤ超えを果たす。

だがこの試合は6分という試合時間やレフェリングの曖昧さ、そして何よりもIBJJFの公式試合ではないので、参考記録程度にしかならないだろう。

だが最強王者の名を欲しいままにしていたコブリンヤの陥落は衝撃だった。

王座はいつか明け渡すもの。

それがこのハファになのか、それとも王者が最強の称号を守るのか。

注目の一戦がいま始まる!




黒ペナ準決勝戦
コブリンヤ(アリアンシ)
vs
ハファエル・メンデス(ATOS)




引き込んだハファがガードポジションを取る。




コブリンヤとハファはこれまでプロ柔術などで3度の対戦経験があり、これが4度目の対戦となるがIBJJF公式試合としては初対戦だ。
ちなみにこれまでの対戦ではコブリンヤが2勝1敗で勝ち越している。




試合開始1分後、早い段階でハファがスイープに成功!




ハファが2P先制!




だがそこからコブリンヤも複雑に足を絡めてスイープを狙う。




座った状態からホレッタのような態勢でハファの袖を引きながらスイープ!




コブリンヤが起き上がりスイープで2P奪取、これで同点に。




今回のムンジアルでハファ、ギィ、ブルニーニョらATOS勢が多用する通称狢三角ガード瓩鮗茲襦
相手の片足に対して三角絞めの要領で足を内掛けで組む特殊なガードだ。
ここからいろいろな攻撃ができる、という。




足三角ガードを座って防御するコブリンヤ。
アブダビプロ柔術でもこのガードからのスイープを食らって敗れており、対策はできているか。
足三角ガードで足を絡めながらその足を抱えた状態から相手を蹴りバランスを崩してスイープ、というのが基本パターン。




だがこの態勢で返すと相手も同じ状態で下になるので、互いに同じポジションで返し合うというループ状態になる。
このまま1回ずつスイープをし合ってポイントは4−4に。




そのまま足を絡めあいながらスイープを狙い合う攻防に終始。
最後にコブリンヤに1つ、スイープのアドバンテージが入りタイムアップ!




最後のアドバンテージで同点に!




勝利を確信したATOS勢は大喜び!




だがレフェリー判定でコブリンヤ勝利!
コブリンヤが薄氷の勝利をものにした!




喜ぶコブリンヤはブレイクダンスを披露!




回るコブリンヤ!




まだ回る!




ジャンプして着地!




最大の難敵にリベンジを果たし4連覇まであと1勝!






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この記事へのコメント

1. Posted by じわじわ   2009年06月14日 12:56
5 足三角ガードはBJJFJのサイトで確認すると、内掛け外掛け関係なく反則だと記載されていますが、国際連盟では反則扱いにならないんでしょうか?
2. Posted by Kinya   2009年06月14日 15:58
とりあえずムンジアルでは反則にはなっていませんでしたね。
でもこのガードのおかげで試合がエラくつまんないものになってしまいました。
コブリンヤvsハファ、コブリンヤvsブルニーニョ、ブルニーニョvsマリオも互いに動きの少ない試合展開でした。
ギィvsサムエルもそうでしたし、そういった意味でもこの足三角ガードはやっかいですね。

3. Posted by a   2009年06月14日 19:52
足三角の状態で足関を極めると反則になるのだと思います たしか
4. Posted by じわじわ   2009年06月14日 21:17
5 ルールを見ると、BJJFJでは極めなくても反則のようですね。

(以下BJJFJ による追記)
相手の膝を外側から内側に捻る、または圧力を掛ける行為(例えば外側から自分の足を相手の膝に完全に掛ける行為である)。内側から足を掛けた場合は認められるが、自分の両足を三角締めの要領で組んで固めた場合、同様の反則と見なされる。

ハファ、ブルニーニョの足三角ガードはハメ技的な感じがしますね。。
ヒールホールドが許されているルールであれば、展開が違うのでしょうけど。
5. Posted by Kinya   2009年06月15日 04:59
BJJFJはルールがアップデートされるまで慎重なので、まだ足三角が解禁になってないのかもしれませんね。
6. Posted by 無知な柔術愛好家   2009年06月16日 02:28
この戦略OKで流行ったら試合の様相が一変すると思うんですけどいかがですか?
膝の潰し合いになるような気がします。


それとこのカウンターでクロスヒール(アキレス)は反則になるんですか?
7. Posted by Kinya   2009年06月16日 07:51
この足三角のせいかどうかはわかりませんが、ギィvsサムエル、コブリンヤvsブルニーニョと動きの少ない試合になってしまいました。

「ここから多彩なアタックができる」とメンデス兄弟は言ってるようですが、さすがムンジアルの舞台ではそれらは見られませんでした。

クロスヒールはアキレス腱とともに足首も極まるので反則になると思います。

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