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2009年08月01日

磯野元選手、ブラジルの大会で優勝!

ムンジアル終了後にアメリカ、ブラジルのアカデミーに出稽古中だった磯野元選手(和術慧舟會)が7/23&24にブラジル・リオデジャネイロにある柔術の聖地、チジューカ・テニス・クルービで開催された「マスター&シニア世界選手権」のシニア1茶メジオ級で見事に優勝しました!

その試合の模様を紹介します!



初戦の相手はデ・ラ・ヒーバ所属の選手で180cmぐらいの長身。
礒野選手が先に引き込みフルガードに入れると、相手は右手胸ベースでのクロス割りからニースルーパスを仕掛けてくる。
それに対し冷静にフルガードからのスウィープのプレッシャーで凌ぐといった攻防が続き、中盤、相手のクロス割りに合わせてスパイラルガードへ移行。
残り時間が少なくなってきたことに焦った相手が、パスをしようと前に走ったところにすかさずスパライルガードからのスイープを仕掛ける。
相手が横に離れて堪えたところに片足タックルをきめてポイント2-0。




そのまま相手の足を裁きながらパスを狙っていき、エビでハーフガードに戻そうとした瞬間にあわせニースルーパス。
相手は防ぐことが出来ずパスガードが成功したところでタイムアップ。
ポイント5-0と相手に何もさせない展開で無事初戦を突破。




二回戦はベーリンギ所属の選手。
礒野選手が先に相手の袖をとりハーフガードへと引き込む。
それに合わせて相手はすかさずパスを仕掛けてきたが、瞬時にハーフガードからタックルへと切り替え相手の左袖と右膝をとりテイクダウン。
倒された相手は直ぐにクロスガードへと組んできたが、礒野選手はすかさず脇差しのスタックパスにてハーフガードにし、相手の上体を固めてパスガードを成功させポイント5-0。




ニー・オン・ザ・ベリーにて左右のサイドを行き来しポジションをキープしつつマウントへ移行。
ラペラを取り出しブラボーチョークを仕掛け、相手が防いで来たところに合わせて腕十字を極め、一本勝ちにて二回戦を突破。




30分ほど休憩した後、いよいよ決勝戦。
決勝の相手はヒクソン・グレーシー・センター所属の大柄な選手。
相手は柔道経験者なのか先に右組み手にてがっちりと組みプレッシャーを掛けてくる。
礒野選手が袖を切り片襟を取って相手を煽る。
そこから小外にて相手を倒しポイント2-0。




そのままパスを仕掛けつつ回り込むと相手は亀になったので、それを見逃さず襟締めにてタップをとり決勝も見事一本勝ち。
マスター&シニア世界選手権、茶帯メジオ・シニア1優勝という素晴らしい結果を残した。




また余談ですが、一回戦から決勝まで相手にポイントを1点も許さず、唯一初戦の相手にパスガードでアドバンテージを取られたか取られていないかという程度とか。




本人コメント
「怪我することも無く試合を終えて安心しました。もう少し高い頂に登れるように稽古を続けます。」


磯野選手、優勝おめでとうございます!




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