2009年08月14日
コミケで発見!村上直選手

ブラジリアン柔術の黒帯で三角絞めが得意なことから「村上サンカ君」の異名を持つ、PUREBRED京都の村上直(ただし)選手。
本日から開幕の東京コミックマーケット(通称コミケ)に来ている、ということで早速会ってきました!
以下、村上選手のインタビューです!
「コミケにハマったのはもう10年ぐらい前ですね。
柔術を始めるより前のことですから、だいたい9年前ですね。
それぐらいからコミケには夏と冬に毎回来てます。
コミケでは同人誌を買いまくりですよ。
予算はだいたい5〜6万で40冊ぐらいは買います。
コスプレもいますがオレの場合は見てるヒマがない!買うのに夢中なんで(笑)
京都からこのためだけに来て三日間通い詰めですよ。
やっぱりマンガが好きだからコミケは楽しいですね。
コミケでしか買えないマンガとかあるんで、ここに直接来て買わないと買えない、っていうレアさもありますし。
この買うチャンスを逃すと買えなくなる!ってのが一期一会ですよね。
一期一会というのは柔術にも通じる部分があります。
対戦相手は毎回違うんですから。
こじつけですが(笑)
コミケは本当に楽しみにしてて、このためにお金も貯めてますからね。
柔術の話では、こないだのヒクソン杯が一番最近の試合です。
黒プルーマで出てジョンパウロ選手に十字絞めで一本負けでした。
ハーフガードからバックに回るフェイントからの絞めだったんですけど、十字絞めがくるのはわかっててそのディフェンスはしてたんですが、その先をやられて極められてしまいました。
相手が一枚上手でした。
絞める力もモノ凄く強くて…。
一回戻したのに、そこから更に力を入れてきて極められました。
この試合が黒帯初試合だったんですが、技的にはやれる技はあったんです。
でも相手が手堅くてなかなか攻めてこないんですよね、リスクを負わない戦い方というか、深追いしてこない。
そこで自分の技を仕掛けていくことができなかった。
試合の中で安全な動きしかしてこない、完ぺきな攻めでした。
でももう一回やりたいですね。
実はこの試合の前に自分がすごく自信を持ってたスイープがあったんですが、練習で柳沢さん(友也=PUREBREAD大宮)に二回やって二回とも潰されて(苦笑)自信をなくしてたんですよ。
それがトラウマで技を仕掛けらんなくて。
仕掛けても潰されてしまうんじゃないか、ってビビッてしまったんです。
逆に柳沢さんにうまく掛かった技もあったんで、それをやろうとしたら相手が全然ノッてこなくてダメでした…。
次やるチャンスがあるなら自分の自信のある技をガンガン仕掛けていこう、と思います。
やはり黒帯は無駄な力を使わないからやってて試合全体を考える余裕がありますね。
アジアチコでパブロ・サントスと試合したときもそうですが、お互いポイントの取り合いになって、って感じで、相手の攻め手をどう返すか、の一瞬の勝負という感じですね。
三角絞めは今も掛かりますよ。
でもディフェンス力が高い選手には極まりづらくなってますね。
でもこれからは三角絞め一本槍というのは厳しいと思います。
三角から違う技の変形やその逆、というように技と技の繋ぎの部分をもっと研いていかないと、と感じていますね。
そこが今後の課題です。
あとはディフェンスしてくる相手をどう極めるか、極めれる形というのを作っていきたいと思います。
いまPUREBREAD京都にねわざワールドの土肥くん(潤)ていう黒帯がいるんで練習環境には満足してますよ。
彼がスパーリングパートナーで一緒に練習してます。
自分と同じ体格、技術レベルの選手と練習するといろんな課題が見えてきますから、そこを修正しつつ次の試合に向けての練習をしています。
次はJJFJのコパウエストに出ようと思ってます。
JJFJの大会には日系ブラジリアンも多いんで黒帯でも誰か出てくるんじゃないかな?と期待してます。
やっぱり練習はもちろんですが試合をしないと上達しないと思うんで。
だから自分は黒帯を巻いても守りに入ることなくガンガン試合に出たいと思ってます。
今年、30歳なんで今後はマスターのカテゴリーも視野に入れつつ、これからも頑張ります!」

コミケが開催されている東京ビッグサイト!

「今日は初日だからあんまし買ってません。本番は最終日ですよ!」と村上選手。
アツい!

自分もついでにガイジンの巨乳コスプレイヤーをを激写!
ナイスコスプレ!