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2009年12月31日

2009年の柔術&グラップリング界の10大ニュース Part.2

今年の10大ニュース、今日は5位からを紹介します。

まずは5位から!

5位・ヒクソン引退宣言!

今年2回目の開催となったヒクソン杯に来日したヒクソン・グレイシーが遂に正式に引退を宣言!これまでも長く試合をしておらず事実上の引退状態でしたがヒクソンの口から引退の言葉が聞かれたのはこの時が初めて。ことあるごとに「誰とでも戦う意思がある」と言ってましたが、結局は引退試合も引退セレモニーもなくフェードアウトとなってしまったのはやや残念です。


ヒクソンがvs船木戦以降、試合を行わないまま引退を宣言。


4位・日本人初の黒帯でパン選手権王者が誕生!

パン選手権は昔から日本からの出場選手が多かったのですが、近年はムンジアルの開催が早まったためにパン選手権は出場を見送る選手が続出し、出場選手が減少気味でした。が、今年は少ない出場選手の中から2人の日本人選手が誕生。それがガロ級のジョン・カルロス倉岡選手(AXIS)、プルーマ級の松本義彦選手(元パラエストラ川越・現フリー)です。これまでは2008年の佐々幸範選手の3位が最高位でしたが、それを塗り替える快挙です。ちなみに吉岡大選手も優勝記録がありますが、それは対戦相手が不在の優勝認定でした。残念ながら松本選手はこの試合を最後に引退状態ですが、ジョン・カルロス選手はムンジアルの出場にも意欲的なので初めてのムンジアル黒帯世界王者の誕生を期待したいですね。


ガロ級優勝のジョン・カルロス倉岡選手の試合はコチラから!





プルーマ級優勝の松本義彦選手の試合はコチラから!


3位・コブリンヤ、4年ぶりの敗北を喫す!

2005年のムンジアル&コパドムンド制覇以来、約4年間に渡り階級別では無敗を誇っていたコブリンヤが今年、敗北を喫しました。それはアブダビで開催されたワールドプロ柔術の決勝で相手は因縁のハファエル・メンデスです。これまでも幾度となく対戦してきた両者ですが、常に勝者はコブリンヤでした。ですがこの試合ではスイープ合戦の末にハファがポイント判定で初勝利、トーナメント優勝を果たしました。ですがこの大会はプロマッチのために試合時間が6分でレフェリングもやや曖昧なものがあったようです。


アブダビワールドプロ柔術にて遂に敗北を喫したコブリンヤ。
白いギを着てるのもレア!


2位・コブリンヤ、ムンジアル4連覇達成!

ワールドプロ柔術ではハファに敗れたコブリンヤでしたが、1ヵ月後に開催されたムンジアルではハファにリヴェンジを果たし、決勝でもライバル的存在のブルーノ・フラザトに勝利して優勝、ホイラー・グレイシーの記録に並ぶムンジアル4連覇を達成しました。一時はMMA転向も目指していたコブリンヤも最近はそんな話も聞かなくなり、柔術&グラップリングに専念しています。もちろん来年のムンジアルにも出場する意思を示しており、前人未到の5連覇という偉業に挑戦します!



「コブリンヤ・ムンジアル4連覇の軌跡」はコチラから!



1位・エリオ・グレイシー、死去!

なにも言葉はありません。エリオのご冥福をお祈りします。


「エリオ・グレイシーとの思い出」はコチラから!


と、いうことで2009年の10大ニュースはいかがだったでしょうか?!

これにて2009年の更新も最後です。

今年もたくさんの閲覧、ありがとうございました。

また来年も変わらぬご支持をよろしくお願いします。

よいお年を!




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