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2010年04月18日

パン選手権2010:アダルト黒帯ペナ級二回戦・佐々vsヘナン

アダルト黒帯ペナ級二回戦、佐々幸範(パラエストラ東京)VSヘナン・ボルゲス(ブラジリアントップチーム)の試合です。

一回戦を苦戦の末に勝ち上がった佐々選手。

対するは無名のヘナン・ボルジェス(ブラジリアントップチーム)。

ヘナンは2007年のムンジアルで茶プルーマ準優勝(優勝はジョン・パウロ倉岡選手)、黒帯昇格後はATTに移籍、階級もペナに上げました。

また今年のヨーロピアンで黒ペナで準優勝(優勝はハファ・メンデス)しています。

この強豪選手に対してどのような戦いをみせてくれるでしょうか。



試合開始。
まずはお互い間合いを取り合います。




ヘナン選手がタックル気味に組み付きますが、佐々選手はベースを保ち、テイクダウンを許しません。




しかし、ヘナン選手が左脇を差して一気にスイープ!




ここで佐々選手2ポイントを献上してしまいます。




この攻防、非常に長く感じましたがたった10秒足らずの出来事でした。




スイープされるもうまく体勢を立て直す佐々選手はスパイダーガードの体勢へ。




ヘナン選手は無理やりパスガードを狙ってきます。




ですがパスガードは許しません。




この攻防が8分過ぎまで続きますが、佐々選手がスイープ!
ですが、ヘナン選手は体をうまく丸めて背中をマットにつけさせません。




ここで佐々選手はバックからの送り襟絞めに切り替えますが、絞めが浅く一本取るには至らず。
バックを取って、4ポイント取れば逆転ですがヘナン選手は逃げ切ろうと必死でガード。




しかし無常にもここでタイムアップ。




なんと日本人黒帯では表彰台有力と考えられていた佐々選手、二回戦で姿を消しました。


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)




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