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2010年05月30日

グレイシーマガジン#158 2010年6月号by山内康悦


表紙はパン選手権2010優勝のカイロン・グレイシーとベルナルド・ファリア。

今回のグレイシーマガジンはBJJ界の年間ビッグイベントの一つ、パン選手権2010特集号ということで、「スーパーヒーロー達の議会」と題し黒帯アダルト各階級、色帯、女子の試合の模様を11ページに渡り詳細にレポートしています。

ちなみにアブソルート王者のベルナルド・ファリアはミナスジェライス州出身、経営学部卒の23歳で黒帯はサンパウロに来る少し前にファビオ・グージェウとジャカレから授与されたそうです。


巻頭インタビューは最近の柔術トーナメントで頭角を現してきているアイスランド人、グナー・ネルソン。彼はヘンゾの黒帯で昨年のADCCバルセロナでは30Kg以上差があるジェフ・モンソンに勝利しています。そのADCCのことや、故郷アイスランド、6連勝中のMMA、柔術で黒帯になるための秘訣などについて語っています。



アリゾナ・オープン。友人達のために開催したトーナメントから10年、グスタボ・ダンタスがアリゾナで560人の選手を集める大会を開催しました。

このアリゾナ・オープンではクロン・グレイシーとホブソン・モウラのスーパーファイトがそれぞれ一試合ずつあり、クロンはグレイシー・バッハのフィリップ・デラ・モニカにマウントで十字絞めのフェイントからのアームロックで一本勝ち。我がアクシス柔術から北原暢彦選手がホビーニョに挑みましたがバックからの絞めで一本負け。写真で畳に伏せて悔しがる北原さんが印象的でした。



「プロフィール」のページは「BJペンのベルトを奪う方法」と題して、紫帯柔術家フランキー・エドガーがUFC112でBJに勝って新王者になるまでの経緯とその人となりについて、ルカ・アタラ記者がレポートしています。エドガーのスタミナの凄さについてカショハオンに質問したところ、「奴は狂ってるよ。絶対エレベーターに乗らないし、エスカレーターにも乗らない。いつも動いているんだ」とか。今度エレベーターに乗るときはフランキー・エドガーを思い出して下さい。



特集は「肉体の飛躍」、柔術選手がどのようにしてフィジカル面のレベルを上げていくべきかをアンドレ・ガヴァオンが細かく説明しています。今回は特に「ガス」(スタミナ)面の強化について様々な角度から語っています。

ガヴァオンいわく、黒帯ではスイープよりパスガードの方が簡単で、上から重力を利用して攻めている時より、下でガードしている状態の方がスタミナを消費するとのことです。同じく立ち技でテイクダウンの攻防時もかなり消費すると言っていますが、これは柔道家やレスラーのフィジカルを考えると言うまでもないでしょう。

さらに後半のページでは「ハードコア・サーキット」と題して、メディシンボール、バーベル、ケトルベル等を使った各種トレーニング方法を紹介しています。



トレーニング・プログラムのページは、「サイドポジションへの近道」と題して、サンフランシスコの都市部でアカデミーを構えるホイラーの黒帯エドゥアルド・ホシャがハーフガードからのパスガードのテクニックを5種類解説しています。

特に相手が潜ってきた時のパターンやハーフからのフックに対処してパスする方法などはシンプルイズベストな方法でハーフからのパスが苦手な人は必見です。

ちなみに解説写真ではなにげにマットが柔道畳ですが、柔術の道場は普通青や黄色のマットが多い中、グレイシーウマイタ系は大体柔道畳ですよね。サウロのユニバーシティオブジウジツしかり。ホイラーの方針なのか理由は知りませんが、こだわりを感じます。


その他、ウォーミングアップの重要性についてかなり専門的にアルバロ・ホマーノが語る「ジナスチカ・ナトゥラウ」等々、今回も柔術トピック盛りだくさんの内容で、全柔術家必読の書グレイシーマガジン#158はブルテリアで発売中です。



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山内 康悦(やまうち・こうえつ)
AXIS柔術アカデミー所属
175cm・75kg 
ブラジリアン柔術・茶帯 柔道・参段
カンペオナートアベルト05&07・アダルト茶帯レーヴィ級3位
イーストジャパン09・マスター茶帯メジオ級優勝




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