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2010年09月15日

アジアオープン2010:黒アブソ PART.2

アジアオープン、アダルト黒アブソの準決勝戦をこれから紹介していきましょう。

まずは初対戦となるマルキーニョスとJTの顔合わせです。

マルキーニョスは大会前からこのJTとの対戦を想定してJTが得意とするスパイダーガードのディフェンスとカウンターをしっかりしてきており、対策は十分だったようです。

JTも前日に行われたレーヴィ級トーナメントの3試合すべてを絞めで極めて勝利して優勝を果たしており、絶好調の様子。

特にJTは昨年の東京国際でもレーヴィ&アブソで2階級制覇を達成し、日本はゲンがいい場所でもあります。

この注目の一戦は予想通りの素晴らしい熱戦になりました。




アダルト黒アブソ準決勝
マルコス・ソウザ(ブルテリア・ボンサイ)
vs
ジョナサン・トーレス(ロイドアーヴィン)
引き込んだJTが得意のスパイダーガードのポジションへ。




そのスパイダーガードをマルキーニョスがパスガード!




パスに成功したマルキーニョスはさらにニーインザベリーで追加点を挙げて5−0に。




JTはガードに戻すも残り時間はわずか。
マルキーニョスは最後はディフェンスに集中し動かず!



そのまま試合終了、5−0でマルキーニョス勝利。
決勝戦に勝ち上がりました!




アダルト黒アブソ準決勝
アブマー・バルボーサ(ドライスデールBJJ)
vs
マイク・ファウラー(ロイドアーヴィン)
アブソ準決勝もう1試合はアブマーvsマイクの黒メジオ決勝戦に再戦。
前日の試合ではアブマーが絞めで一本勝利しています。



引き込んだアブマーがガードからアームロック、スイープを狙います。




ダイナミックなムーヴでマイクを回転させながら腕十字!




マイクがクラッチした状態のままタップしてアブマーがvsマイク2連勝!




2:50、アブマーが一本勝利で決勝戦進出。
マイクは肩の負傷があり、本調子ではなかったようで残念な結果になってしまいました。




決勝戦は行われずにアブマーがマルキーニョスに勝利を譲りました。
マルキーニョスは悲願のアジアオープン・アブソ優勝です!




アブマーは元々、このアブソには出ないで世界柔道を観戦しに行くつもりだったようですが、旧知の仲であるマルキーニョスに強く勧められてアブソ出場を決意。
そして互いに決勝戦に進出し、アブマーがマルキーニョスに勝利を譲りました。
これについてアブマーは「マルキーニョスとは去年のヒクソン杯の時に一緒に練習していてその強さはもう知っている。マルキーニョスが日本ではNo.1の選手だと思う。だから今回、改めてマットの上で戦う理由はないよ!」とのこと。




アダルト黒帯アブソルート表彰台
優勝  マルコス・ソウザ(ブルテリア・ボンサイ)
準優勝 アブマー・バルボーサ(ドライスデールBJJ)
3位  ジョナサン・トーレス(ロイドアーヴィン)、マイク・ファウラー(ロイドアーヴィン)


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