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2010年10月18日

DEEP X 06:ドゥリーニョ・セミナー

DEEP Xの大会翌日の10/11(月・祝)に東京の2箇所でドゥリーニョのセミナーが開催されました。

場所は午後からトライーフォース青山、夕刻からはパラエストラ小岩です。

今回の試合はグラップリングの試合でしたがこのセミナーはギありで行われ、ドゥリーニョのアグレッシブかつ繊細なテクニックの数々が紹介されました。

ドゥリーニョのテクニックは超技巧派集団、ATOS仕込みのものでテイクダウン1つでも様々なコツがあり、説明には多くのポイントがあり、受講者はメモを取りながら説明に聞き入っていました。

特に印象的だったのが体重のかけ方と体のバランス。

技を仕掛けるタイミングでは相手のバランスを崩す動作を必ず入れてからアタックに入る、という基本中の基本をこのセミナーでは再確認させられました。

セミナー終盤には参加者全員とスパーをして汗を流したドゥリーニョ。

今日はパラエストラ小岩で行われたセミナーの様子を紹介します。



セミナーの受け手はマルキーニョス。
両者とも黒のギでわかりづらかった!






ATOSといえば50/50ガード。
質問で「50/50の外し方」を聞かれたドゥリーニョは「まず形に入られないことが一番!」とごもっともな返答。
そして「いつもメンデス兄弟にやられてるけど、ホントにやっかいなガードだよ!」と言いながら外し方をいくつか紹介。




セミナー終盤には参加者全員とスパー。
ブラジル人はセミナー後のスパーをイヤがる傾向にありますがドゥリーニョは自ら進んでスパー志願。
さすが現役バリバリのトップ選手だけに試合翌日とはいえいい動きしてました!




技の受け手を務めたマリキーニョスもスパーに参加。
ドゥリーニョ以上にタップ奪いまくりでした!




ドゥリーニョは1つのポジションに固執せずに常にポジションを移していたのが印象的でした。
バックを奪う動きが最高に早かったです!




セミナー終了後の記念撮影。
やや少なめでした。




こちらはトライフォース青山でのセミナー終了後の記念撮影。
パラエストラ小岩とは違い満員御礼!
実に20名以上もの参加があったそうです。



セミナー終了時の挨拶でドゥリーニョが言った言葉が印象的だったので紹介します。

「ブラジルでは大きな大会前には日に3回の練習をしています。

仕事が忙しい日本人の方々は日に3回も練習できないでしょうから、毎日欠かさず練習することを心がけて下さい。

道場に行けない時でもできる練習はあるはずです。

もし道場に行けたならその練習に集中して下さい。

練習中は他のことは一切考えずに目の前のことに集中すること。

そして疑問点があったらすぐに先生に聞いて疑問を解決するように。

疑問を残したまま帰ることのないようにしましょう。」


ドゥリーニョはプロの柔術家なので日に3回も練習できるんですね。

多忙な日本人はそうはいかないのでできる練習を集中して行うこと、これがドゥリーニョ直伝の強くなる秘訣ですね。

ドゥリーニョは10/31(日)の群馬オープンの大会後にもセミナーがあります。

当日参加もOKなので興味のある方はぜひ!



©Bull Terrier Fight Gear
www.b-j-j.com


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