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2011年01月06日

ADCC&柔術 韓国大会日記by米倉富久さん

はじめまして。

デラヒーバJAPAN千葉の米倉富久です。

私は12月12日(日)に韓国ソウルで行われた、ADCC&柔術大会に参加いたしました。

その内容を私なりの視点から書いてみたいと思います。

そもそも何故、韓国の大会に出ることになったのか?

それは11月上旬の練習前、私の先生である、デラヒーバJAPAN千葉の姜代表と雑談している時、代表から12月中旬に韓国で大会があり、その運営メンバーとして韓国に行く、という話を聞いたからでした。



そこで私は軽い気持ちで「私も12月ぐらいに韓国に旅行に行こうと思っていて、もし日程が合えば、私も試合に参加できますか?」という話をしてみたところ、代表も軽く「大丈夫ですよ!出ますか?」という返事。

「じゃあ お願いします!!」という事で、決まってしまいました(笑)。

その後日程を調整し、姜代表とADCCJAPAN代表の浜島先生、デラヒーバJAPN本部の安井さんは先(12月9日)に韓国に入り、私は11日(土)の昼過ぎに、
ソウルに入ることになりました。

韓国は初めてで、もちろんハングル語もまったく解りませんが、若いころ海外に滞在していた事もあり、1人旅は平気でした。

代表からの指示で先ずは宿泊先のホテルに直行です。

なんとか片言の英語とジェスチャーでバスとタクシーを乗り継ぎ、指定のホテルに到着しました。

代表にホテルで待つように言われ、しばらくして、代表、浜島先生、安井さんと合流です。

11日の予定はあまり理解していなかったのですが、夜から浜島先生の柔術セミナーが行われるので、全員で道場へ直行です。

道場に到着し30人程度の参加者が浜島先生や代表を待っており、ちょっぴり緊張感が走ります。

私はセミナーなので技術講習が終わった後、乱捕りもあると思い、明日試合ということもあり、正直「スパーはいやだなぁ」と弱腰でした(笑)。

そうこうしている間にセミナーも始まり、最初は代表の技術から、安井さん、浜島先生と順番に講習を実施し、とてもスムーズに盛況にセミナーは終了いたしました。

さすが浜島先生風格もあり、このようなセミナーもこなれていると感じました。

最後に質問コーナーがあり、参加者の熱心な質問(特に実践を意識した内容だと感じました)も多くでて、韓国の人の柔術に対する関心度は素晴らしいと思いました。

その後、記念撮影などを終え、道場代表の方達とお食事に出かけました。

本来私は今回の大会運営やセミナーとはまったく関係はないのですが、浜島先生や代表の計らいで、韓国柔術の先生たちとの交流にも同席させていただきました。

この時の韓国料理はとても美味しかったです。正直もう少し食べたかったのですが、体重がぎりぎりのところなので我慢です。

試合が終わったら思いっきり食べて、飲んでやろうと思いました(笑)。

12日は朝早く集合し、車で試合会場まで向かいました。

その車中で試合のトーナメント表を代表から見せてもらいました。ハングル語なのでまったく解りません。

代表の説明で私の相手は紫帯で、ADCCルールも柔術ルールも同じ人とワンマッチだと聞かされました。

私はノーギの試合は今回初めてで、スパーもほとんどやった事がりません、

そのことを車の中で話すと爆笑でしたが、とにかくやるしかないので、浜島先生からADCCルールのPOINTなど熱心に聞きました。

作戦としては、とにかくテイクダウンして、「上から攻めるしかないなぁ」と決めました。

ところで韓国はとても寒く当日もー4℃とのことです。

「試合会場だけでもあったかければいいなぁ」と祈ってましたが、会場はとても清潔感があり、マットも3面用意してあり、広さも丁度良い感じでしたが、気温は相変わらず極寒でした(泣)。

浜島先生から代表の通訳で、開催の宣言とルール説明があり、その後ADCCルールからスタートです。

3面のマットを利用し、浜島先生、安井さん、代表のレフリングで次々と試合が行われます。

正直私は言葉もまったくわからず、どのマットでどの試合が行われているのかまったく(?)状態でしたが、少しずつアップを行い、感覚で試合待ちです。

9時に会場入りし、試合が始まったのは12時ごろでした。

相手は精悍な風貌の選手です。

実は今回、私の対戦相手が決まりづらく、この選手が最終的に受けてくれたとの事でした。

この選手は韓国で柔術の先生をやっているようで、当日も生徒が沢山出場しており、熱心に応援をしていました。

試合が始まり組んですぐ、この選手はレスリングをやっていると感じました。

体の圧力やタックルのフェイントなどすばらしく、こちらも必死で応戦です。

まったくお互いPOINTがなく、5分終了です。

この時点ですでに判定では負けると思いましたが、思いもしなかった延長戦です。

3分やるということで、もうこれ以上やれないと思いましたが、相手が必死で攻めてくるので、こっちもやっぱり「負けてたまるか」と応戦です。

結果3分戦ってもPOINTなしで判定です。

判定で向こうに勝ちが上がりましたが、私も結果には納得です。

向こうの方が積極的に攻めてきましたから・・・・。

ADCCルールの負けで、今度の柔術は絶対に勝つと心に近いました。

が・・またしても試合までの時間が長く、寒く、低下しそうなモチベーションを何とか繋ぎ、5時過ぎごろ、柔術試合開始です。

今度はギがあるので、立ちのコントロールは私の方に分があり、しばらく立ち技の攻防の後相手が下に、自分の得意な体勢になったので、パスをガンガン狙ったのですが、ギリギリのところで戻されます。

このような攻防を5分ほど行ったと思います。

お互いに年なので、息も乱れています。

最後は相手のスイープからバックを取られチョークで1本負けです。

最後のバックを取られるまで、絶対に勝てると思っていたので、何故スイープされたのか?

記憶も理由も定かではありませんが、結局私より、勝負にかける気持ちが相手の方が強かったからでしかないと思います。

試合に負けてしばらくショックでしたが、冷静になるといかに相手が強く、立派な選手だったということがわかります。

門下生のいる中、不十分な体調で、絶対負けられないプレッシャーの中で、試合を受けてくれたこの選手と戦えて本当に良かったと思っています。

試合後、この選手と話し、又どこかで再戦する事を誓いました。

その後、大会は無事終了し、盛況に終わりました。

大会自体は本当にすばらしく、韓国の大会で一番大きな大会となったようですが、海外の選手も出場しており、インターナショルでした。

韓国の選手はまだ、ほとんどが白帯、青帯でしたが、本当に熱い試合を繰り広げていました。

2年後のアジア大会では韓国選手の上位入賞者が必ず増えると思います。

試合後、浜島先生、安井さん、姜代表とイさんを中心とした韓国柔術連盟の重鎮たちと打ち上げパーティが豪華な会場で行われました。

またしても関係のない私も参加させていただき美味しい思いをさせていただきました。

そのパーティの間でも韓国柔術連盟の方たちと浜島先生たちとの間で柔術に対する熱い思いを語りあっていました。

翌日、浜島先生や代表は先に帰国しました。

私は1日観光して帰る予定でしたが、試合の疲れでほとんど何も楽しめませんでした(笑)。

ほんの軽い気持ちで、旅行がてら試合をと思い来た韓国ですが、自分の弱さを思い知らされるのと同時に、大事な何かを得たような気がします。

私は今、45歳です。

本来この年で格闘技の試合にでること自体稀かもしれませんが、同じような年でも本当に強い人がいることを知りました。

又柔術という競技だからこそ、若い人たちだけではなく、我々の年代もこのような熱い戦いができると実感しています。

柔術って本当にすばらしいですね!!

最後にこのような機会を与えてくれた、姜代表に感謝したします。

同年代の代表のアグレッシブな活動はいつも私の励みになります。

又、浜島先生、安井さん、本当にお世話になりました。

皆様の柔術を世界に広げようとする熱い思いに感動いたしました。

感謝。
                       
デラヒーバ千葉 米倉富久


























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