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2011年01月30日

ヨーロピアン2011:サトシ、激戦続きで3位入賞!茶アブソルート

レーヴィ級で優勝を果たしたホベルト・サトシ・ソウザ(ブルテリア・ボンサイ)は午後に行われるアブソルートの出場を迷っていました。

階級別の試合で両膝を傷めてしまい、踏ん張ることができなくなってしまったからです。

ただでさえアブソルートではレーヴィの選手は小さい方なのにこのハンデは厳しいこと。

そしてアブソルートのトーナメントは各階級で3位まで入賞した選手にしか出場の権利が与えられないのでおのずと強豪選手のみに過酷なものになるのです。

ですがサトシはアブソ出場を決意し試合に臨みました。

トーナメントは32人エントリーで優勝までは5回の勝利が必要です。



1回戦は三角絞めで一本勝利。
やや時間はかかりましたが危なげない試合運びでした。



2回戦は13-0。
極めれないまでもポイントで圧倒しての勝利です。




3回戦はロイドアーヴィンの選手。
これが思わぬ苦戦になりました。




引き込み合いから立ち上がったサトシ。
相手に腕を抱えられてる状態でした。




そこから腕を極められそうになるピンチ!
かなり深く入ってるように見えました。




普段のサトシなら立ったまま相手を落とすのですがヒザを負傷してるために踏ん張ることができずに腰を落としてしまいます。
そこでさらに腕十字が入りピンチの状態。




試合時間の大半をかけて腕十字を抜けると猛攻を仕掛け、ポイント、アドバンテージんで並びました。




最後にパスガードのアドバンテージが入りポイント2-2、アドバンテージ3-2で勝利!



これで準決勝進出。
まずはメダル獲得は確定です!




準決勝の相手はスペルペサード優勝の選手。
チェックマット所属でレオジーニョ曰く「ブラジルにも来て練習してていつ黒帯を巻いてもおかしくない選手」という強豪でした。




ハーフガードの状態からも体格差を利用して強引にスイープ。




サトシはハーフからパスもされてポイントでリードされてしまいます。




試合のラストは唐突に訪れました。
相手がハーフからスイープを仕掛けた際にサトシが傷めていたヒザを捻ってしまい大きなうめき声をあげて試合ストップ。




そのまま動くことができずに試合続行不可能に。




サトシは準決勝戦で敗退となってしまいました。




悔し涙を流しながらマットを降りるサトシ。
「みんなのために勝ちたかった…」と無念の表情。




元々傷めていた状態のヒザにスイープを耐えようとした際にさらに捻ってしまったのが決定的になったようです。




TVインタビューに応えるサトシ。




茶アブソ表彰台。
サトシに勝った選手が優勝し、サトシは3位入賞です!




サトシのヨーロピアンはレーヴィ優勝、アブソ3位に終わりました。
サトシの次の目標はパン選手権に行きたい、とのこと。
それまでに負傷箇所を治して欲しいと思います!



©Bull Terrier Fight Gear

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