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2011年03月11日

「VIII COPA DUMAU DE JIU JITSU 2011」アダルト紫帯の試合

アダルト紫帯は個人的に非常に楽しみにしていた試合がありました。

それはクレベル・コイケとアンデルソン高橋の対戦です。

当初、クレベルはレーヴィにエントリーしていたものの対戦相手不在でメジオに階級アップで出場し、アブソでした対戦がないだろうと思われていたアンデルソンとの対戦が階級別でも実現が濃厚となったのです。

この両者はこれまでに3回の対戦があり、この試合までにクレベルが2勝1敗で勝ち越し中でした。

ですが最近のアンデルソンはヨーロピアンで3位入賞、今大会の1週間前のドゥマウ東京大会では3試合連続の一本勝ちで紫帯MVPに選ばれ、パン選手権への航空券を獲得しています。

そのドゥマウ東京大会にはクレベルも出場していて2試合連続一本勝ちで-73kg級で優勝しましたが、一本勝ちの数でアンデルソンがMVPに選ばれました。

大会後にアンデルソンがクレベルに「来週、試合頑張ろうな!」と声をかけるも、まともに話をせずにフテ腐れていたのを見て「コイツはホントに大人げない!」と感じたのでした。

そんなこともあり、このクレベルvsアンデルソンの因縁対決は見逃せない!と思い、同日に東京で開催されていたADCCアジア予選はアシスタントに任せて自分は愛知県半田市の今大会に足を運んだ次第です。

これまでの戦績ではクレベルが勝ち越し中ですが勢いは完全にアンデルソンと言っていいでしょう。

両者とも一本勝ち率が高くアグレッシブな柔術をするので二人の対戦ならば好試合は必至。

クレベルVSアンデルソン、メジオ級決勝戦で実現です!



クレベルもアンデルソンも初戦はともに一本勝利で決勝戦へ!




メジオ級決勝戦
クレベル・コイケ(ブルテリア・ボンサイ)
VS
アンデルソン高橋(ホシャ柔術)
試合開始直後、すぐさま引き込むクレベル。




潜りからのスイープ、を狙っていきます。




アンデルソンは返されつつもすぐにスイープし返して一進一退の攻防を展開。




ポイントは同点ですがアドバンテージは2−1とアンデルソンがリード。




しかし試合時間が残り1分を切ったところでクレベルが腕十字へ!




アンデルソンは必死にディフェンスするも遂にタップ!




試合時間残り30秒での逆転一本勝利!




クレベルが2試合連続の一本勝利でメジオ級を制しました!




アンデルソンとクレベルはこれで3勝1敗でクレベルが勝ち越しは変わらず。
アンデルソンはなぜかクレベルにだけは分が悪いです。ですが両者ともアブソにもエントリーしてるので互いに勝ち上がれば再び決勝戦で再戦です!




クレベルの試合後のコメント動画。
試合直後の興奮具合を見て下さい!




メジオ級表彰台
優勝  クレベル・コイケ(ブルテリア・ボンサイ)
準優勝 アンデルソン高橋(ホシャ柔術)
3位  チアゴ・サカハラ(ホシャ柔術)、ミヨシ・ヒロシ(チームレグナム)




アブソ準決勝、ルーカス谷と対戦のクレベル。
体重100kgのルーカスに苦戦。




結局、8−2で準決勝敗退。
クレベルとアンデルソンの再戦は実現せず。




アブソ決勝、反対ブロックを勝ち上がってきたのはもちろんアンデルソン。
ルーカス谷を相手にバックから絞めを仕掛けるなど優位に試合を進めました。




ですが最終的には4−2で敗退。
アブソ優勝はクレベル、アンデルソンを連破したルーカス谷でした!




アブソルート級表彰台
優勝  ルーカス谷(カーロス・トヨタBJJ)
準優勝 アンデルソン高橋(ホシャ柔術)
3位  クレベル・コイケ(ブルテリア・ボンサイ)、チアゴ塩川(カーロス・トヨタBJJ)



©Bull Terrier Fight Gear

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