2011年04月01日
パン選手権2011:ホベルト・サトシ・ソウザ、試合後のインタビュー
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブルテリア・ボンサイ)
──優勝おめでとうございます。初出場したパン選手権で初優勝でした。優勝した感想を教えて下さい。
「優勝できてすごく嬉しいです。
パン選手権に出たのはまだ1回目ですが、それで優勝できたのでとても嬉しく思います。
試合のレベルもムンジアルに近く、またムンジアル以上に難しい試合もありました。
大会全体に関してはIBJJF(国際連盟)がやる大会はいつも運営がうまくできていて混乱がないのがいいですね。
同じLAでの開催だからかどことなくムンジアルの会場の雰囲気にも似ていました。」
──試合は4試合ありました。どの試合が1番難しかったですか?
「4人ともみんな難しかったですよ、簡単な試合なんてありませんから。
けど最初の試合は減量が厳しかったので自分の力を100%出せなかったですね。
いつも1試合目が1番難しいんです。
対戦相手が誰だから、というのではなくて。
しかも今回は1試合目からアリアンシのジョルダン。
ジョルダンはヨーロピアンの決勝でもやりましたが、とても強い選手で大変でしたね。
やはり1試合目ということもありかなり厳しい試合になりました。
その後の試合を見ても極めれなかったのはその1試合目だけですから、いかに厳しい試合だったかがわかることと思います。」
──以前からATOSのラルフ・ゴーが何度もサトシと試合をしたいと言っていました。その試合が遂に実現し、サトシが一本勝ちしました。その試合について教えて下さい。
「今はラルフ・ゴーに限らず僕と試合したい人はたくさんいます。
だけどラルフは私と同じくアジアで活躍している選手なので、アジアの選手同士で、アジアのレベルを皆に見せることができて、それがすごく嬉しいです。
でも僕にはラルフだろうが誰だろうがずっと勝つことしか考えてないから対戦相手は選ばないし、相手が誰々というのは特に意識していません。」
──今回のパン選手権で特に印象に残った選手はいますか?
「黒帯で一番の活躍をしたのは階級別と無差別で優勝したホドウフォ・ヴィエイラ(GFチーム)だと思います。
試合運びもいつも自分が一歩先に進んでいて、どの選手も何も出来なかったですね。
ブラガ・ネトやレオ・ノゲイラに勝てたということは、たくさん練習した結果だと思います。」
──ヨーロピアン、パン選手権と優勝しました。次の目標を教えて下さい。
「とりあえず今はしっかり休みたいですね。
この試合に向けてすごく厳しい練習をしてきたのですごく疲れているんです。
まだ怪我も100%治ってるわけではないですしね。
ですがムンジアルは出たいと思っていますよ。
ムンジアルはすごく大事な大会ですから。
昨年、私は茶帯レーヴィで優勝したけど、今年も同じく優勝という結果を維持することは凄く難しい。
私はすでに皆に知られてしまっているから、今までと同じことをしていてはダメだとも思います。
だから今まで以上に練習してもう一度、ムンジアルで優勝したいです。」
★ホベルト・サトシ・ソウザの試合はコチラとコチラから!
text by Anderson Takahashi
©Bull Terrier Fight Gear