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2011年04月18日

ワールドプロ2011:-65kg決勝戦、ハファvsタンキーニョ

-65kg級の決勝戦は昨年度の王者、ハファエル・メンデス(ATOS)vsアウグスト・メンデス“タンキーニョ”(ソウル・ファイターズ)の初対決。

ハファはいまさら説明の必要がないほど現在の柔術界では確固たる地位と実績を残している選手。

対するタンキーニョは通常はレーヴィ級(ギ込み76kg)ですが今大会は前日計量なので9kgもの大減量を敢行して65kgに参戦。

決勝戦までのハファのチームメイトであるアリ・ファリアス、ギィ・メンデス、エジ・ラモスの3選手に勝利して勝ち上がっています。



ハファエル・メンデス、2年連続でワールドプロ決勝戦へ!




すぐさま引き込んだハファ。
タンキーニョはパスガードの態勢へ。




ハファはベリンボロ狙い。




タンキーニョはベリンボロを潰して得意のハーフからのパスガード。




それでもハファはしつこく回転!




ついにベリンボロ炸裂!




バックは奪えませんでしたがスイープで2ポイント獲得です。




タンキーニョも片巻スパイダーからオモプラッタスイープ!




これでポイント2−2で同点です。



ですがハファがすぐさまスイープして4−2に。




タンキーニョは50/50から起き上がるようにしてスイープ、4−4。




最後は足関節の取り合いのような形でタイムアップ。
これで互いにアドバンテージが入り試合終了。
この両者のテクニカルな攻防に6分の試合時間はあっという間でした!




ポイント4−4、アドバンテージ1−1のタイスコア。
レフェリー判定に。




3人のレフェリーが判断した勝者はタンキーニョ!
ハファエル・メンデス、ノーギ・アブソ決勝と同じくレフェリー判定で敗北!




タンキーニョは歓喜の雄叫び!
ATOSの4選手から勝利してワールドプロ優勝です。




この判定にハファは不満顔。
表彰台を拒否してそのままマットから去ってしまいました。




-65kg級表彰台
優勝  アウグスト・メンデス“タンキーニョ”(ソウル・ファイターズ)
準優勝 ハファエル・メンデス(ATOS)
3位  エジ・ラモス(ATOS)、ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)




タンキーニョのコメント
「色帯ではたくさんの大会で優勝してきたけど黒帯ではこれが初めてのビッグタイトル。本当に嬉しいよ。でも-65kgはもうこりごり……減量はキライなんだ。だからムンジアルはまたレーヴィで出ると思うよ。みんなが応援してくれたし、この勝利を祝福してくれた。みんなのサポートに感謝したい。」



©Bull Terrier Fight Gear

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