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2011年05月17日

DUMAU INTERNATIONAL 2011:女子総合格闘家が青帯デビュー戦で優勝!


愛知県半田市にて5/1に開催された「ドゥマウインターナショナル2011」に総合格闘技、キックボクシング、空手で活躍する魅津希選手(空手道白心会)が出場していました。

魅津希選手と聞いてもこのブログを見ている方にはあまり馴染みがない選手でしょうから、ここで簡単なプロフィールを紹介しておきましょう。

魅津希選手は94年生まれの17歳で現役女子高生ですが、すでにプロとしてのキャリアはかなりのものでキックボクシングでは4戦4勝で無敗の活躍中。

総合格闘技でも女子総合格闘技JEWELSの新人王決定トーナメント「ROUGH STONE GP 2010」で優勝しており、総合戦績も2戦2勝の負けなしという若手のホープなのです。

★キックでの試合の様子はコチラから、総合での試合はコチラから!

その魅津希選手は本名でのエントリーだったため、当初は出場を見逃していましたが関係者から出場するようだ、との情報を頂き、今回チェックすることができました。



空手、キックボクシング、そして総合と打撃系格闘技のイメージが強い魅津希選手だけに寝技のみのブラジリアン柔術の大会に出るとは意外な感じがしました。

が、これまでも柔術の大会には出場していたそうで、すでに青帯を巻いている実力者です。

また今大会が青帯初試合ということでやや緊張気味な面持ちでしたが、素晴らしい試合ぶりで2試合連続の一本勝利で見事に優勝を果たしました。

では魅津希選手の貴重な柔術の試合の様子を紹介しましょう。



魅津希選手は女子青帯ペナ級にエントリー。
3人の巴戦でした。




ガードに引き込まれてスパイダーガードに苦戦するもバックを奪います。




そこからマウントポジションに移行。
スムーズな動きを見せます。




フィニッシュは腕十字!




一本勝利で決勝戦進出です。




決勝戦の相手も初戦で戦った同じ相手でした。
また引き込みからのスパイダーガードでコントロールされます。




多少強引ながらパスガードに成功しサイドポジションへ。




そしてまたも腕十字で一本勝利!
2試合連続の一本勝利で優勝です!




女子青帯ペナ級表彰台。
優勝  井上瑞樹(白心会)
準優勝 ケリー・コマツ(チームレグナム)
3位  鳥山幸恵(トラスト柔術アカデミー)




魅津希選手の試合後のコメント
「同じ人と2回試合したんですが、最初、引き込まれる力が強くてびっくりしました。でも無事に2試合とも一本勝ちできたので安心しました。総合の試合だとドウギがないので持ったり持たれたりがないし、ドウギを使った絞めもないので感覚的に違うな、と思いました。今回は引き込まれて何も出来ない状態があったので、そこを練習してまた頑張りたいと思います。」




今大会の2週間後の5/14(土)には新木場1st RINGで開催された女子総合格闘技JEWELSにシュートボクシングルールで出場しました。
そこでは判定3-0で勝利、打撃のみのルールでも強い!




まだ17歳になったばかりの高校2年生の魅津希選手。
学校では環境美化部に所属して校内の清掃活動などをやってるそう。
また今後も柔術にも出場していくというから楽しみです。



©Bull Terrier Fight Gear


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