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2011年05月20日

ワカ通信:Part.2

サムライ柔術トーナメントが行われるLAのロングビーチはサンディエゴからフリーウェイをかっ飛ばしてだいたい1時間半くらいです。

アメリカ人のカルロスのジープ(後ろの席は屋根がない)に日本人の自分、スイス人のジェラルド、アルゼンチン人のジェルマンの4人で行きました。

プルーマでエントリーするも対戦相手がおらず、ペナで出ることに。

大会自体も黒帯は結構な人数が出てましたが、茶帯なんて全階級合わせても50人くらいしかいなかったような。

正直、パウリスタよりもしょぼい感じは否めません。



会場のロングビーチ・ピラミッド。
ムンジアルの会場としてもお馴染み。




会場内の様子。
マットは4面!





ペナは4人のエントリーがありましたが、1回戦の相手が現れず、自分はいきなり決勝戦へ。

その試合を2−0で勝って、3人だから巴戦でもう1人ともやるのかと思い準備しました。

が、決勝戦は行われずにそのまま優勝になってしまいました。

聞くと最初から3人エントリーなら巴戦だけど、4人エントリーでこういう場合はやらなくていいらしいです。

知らなかった!



1階級上の茶ペナで優勝!
この大会はファブリシオ・ヴェウドゥムがスーパーバイザーだったらしく、彼がメダルを渡してました。




会場をバックに。
中央がワカ若山です!



ちなみにアンドレは93kg以下に出場するも(黒帯のみ75以下、83以下、93以下、93以上という階級分けでした)、1回戦でオタービオ・ソウザを2−0で下し決勝戦へ。

決勝ではホムロ・バハルにポイント2−2でしたがアドバンテージ差で負けて準優勝でした。

アンドレは結構ヘコんでましたが、内容では負けていた試合ではありませんでした。

1回戦も決勝も相手がグレイシーバッハで向こうのセコンドにはカイロン・グレイシー、マーシオ・フェイトーザ、クラーク・グレイシーとその他ブラジル人が盛んにセコンドしているのに対し、こっちはポルトガル語ができるのがジャカレ、アンドレの奥さん、それに自分しかいなくて完全にセコンド負けです。

試合が始まると案の定、ホミーニョがエンジン全開できました。

先制のスイープを決めて2−0、アンドレの方にはスイープのアドバンが1つ入っていました。

そのままホミーニョのペースで試合が進むも、絶対にアンドレが逆転すると思っていました。

おそらく本人もその機会を淡々と狙っていた感じでした。

そしてアンドレのプランどうり、残り2分くらいでアンドレがスイープして2−2(アドバン1−0)で逆転に成功。

このまま試合終了までいくかと思われたとき、アンドレがスイープした時、後ろケサみたいな形になり、まだ完全に正面を向けていませんせんでした。

ホミーニョも必死に正対させないようにしています。

しばらくこの状態が続いた時、グレイシーバッハ側のセコンドがホールドだ!とレフェリーにみんなでアピールし始めました。

レフリーのハッチーニョ(ブラジル人・元テレレの先生)がそのプレッシャーに負けて、アンドレの方だけにペナルティを入れ、これで逆転されてしまいました。

ホミーニョだって動いてなかったのに!

完全にセコンドに負けましたね。



接戦だったアンドレvsホミーニョ。
膠着のペナルティでアンドレ敗北。
残念!




こんな感じで自分は優勝、アンドレは準優勝だったサムライ柔術トーナメント。

これが終わってムンジアルまであと3週間。

ラストスパートかけて頑張って練習します!

ワカ若山」



©Bull Terrier Fight Gear

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