2011年06月11日
ムンジアル2011:黒帯レーヴィ級準々決勝および準決勝
前回は大会ベストバウトといても過言ではないクロンVSレアンドロの試合をお届けしましたが、今回はレーヴィ級その他の準々決勝の模様と準決勝の模様をお届けします!

<黒帯レーヴィ級準々決勝>
マイケル・ランギ(アリアンシ)
VS
ダヴィ・ラモス(アトス)
昨年の世界チャンピオンのマイケル・ランギが思わぬ苦戦を強いられました。

<黒帯レーヴィ級準々決勝>
マイケル・ランギ(アリアンシ)
VS
ダヴィ・ラモス(アトス)
昨年の世界チャンピオンのマイケル・ランギが思わぬ苦戦を強いられました。

序盤バックを奪われかけ、あわや大量失点のピンチ!

しかし、ピンチを脱出するとシッティングガードの体勢で一呼吸置きます。

その後今度はお返しと言わんばかりにバックを奪い返します。

そのままリードを守りきりランギが4-0の逆転勝利!
準決勝でクロン・グレイシーと対戦です!

<黒帯レーヴィ級準々決勝>
ルーカス・レプリ(アリアンシ)
VS
ギルバート・バーンズ”ドゥリーニョ”(アトス)

レプリがデラヒーバガードからスイープを狙います。

ドゥリーニョはやや強引なパスガード。

ドゥリーニョの攻撃をいなしたレプリがスイープ!

しかしドゥリーニョも負け時とスイープをやり返します。
ポイントは2-2の同点でしたがアドバンテージ4-0でリードしていたドゥリーニョ
が準決勝進出!

<黒帯レーヴィ級準々決勝>
セルソ・ヴィニシウス(グレイシーエリートチーム)
VS
ジョナサン・トレス(ロイドアーヴィン)

JTが巻きつけスパイダーを仕掛けます。

そしてホレッタ気味にスイープ!

セルシーニョは完全にスイープさせまいと起き上がろうとしますがJTが必死の形相で耐えて2ポイント先制!

残り時間が僅かのセルシーニョはスイープを狙いますがJTが耐え切ってタイムアップ!

ポイントは2-0でした。

JTが元世界王者を破って準決勝進出です!

<黒帯レーヴィ級準決勝>
クロン・グレイシー(グレイシーウマイタ)
VS
マイケル・ランギ(アリアンシ)
初対決の両者、ランギが2ポイントを先制すると、クロンはシッティングガードの体勢。

ランギはパスガードを狙っていきます。

しかしバランスを崩したランギにクロンがスイープ!

これがきまって2-2の同点に。

その後クロンは落ち着いた攻めを見せます。

試合終了!同点のためレフリー判定に。
レフリーはクロンを支持!クロンが決勝進出!

<黒帯レーヴィ級準決勝>
ギルバート・バーンズ”ドゥリーニョ”(アトス)
VS
ジョナサン・トレス(ロイドアーヴィン)

JTがガードの体勢を取ります。

ドゥリーニョは強烈なプレッシャーからパスガードを仕掛けます。

スタンドに戻ろうとしたJTに覆いかぶさるドゥリーニョ!

そのままバックを奪いました。

そのまま4-0でリードを奪ったドゥリーニョが勝利!決勝進出!
先月一本負けという苦杯を舐めさせられたクロンと対戦です!
photo and text by Takashi Umezawa
©Bull Terrier Fight Gear