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2011年10月05日

東京国際オープントーナメント2011:アダルト黒帯階級別

2011年10月1日(土)と2日(日)の2日間にわたり、東京都足立区綾瀬の東京武道館にてBJJFJ主催「東京国際オープントーナメント2011」が開催されました。

本日は2日目に行われたアダルト黒帯階級別の模様をお届けいたします!

アダルト黒帯階級別はプルーマ級、レーヴィ級、メジオ級の3階級で熱戦が繰り広げられました。

まずは3階級の中で4名がエントリーしたレーヴィ級の模様からご覧ください!

レーヴィ級の優勝候補は今年1月、IBJJF主催ヨーロピアン選手権で同級3位の快挙を成し遂げた中山選手で間違いないでしょう。

立ち技も寝技もオールラウンドに対応できる中山選手の牙城を崩すのは容易ではありません。

しかし、堀川選手、山本選手のグラスココンビも茶帯時代には大舞台では必ずといっていいほど表彰台にあがる強豪選手。

堀川選手は昨年の同大会アダルト茶帯メジオ級優勝、山本選手もアダルト茶帯レーヴィ級を優勝し、アブソルート級に至っては二人でワンツーフィニッシュを飾っています。

その後満を持しての黒帯昇格!

勝機は充分にあります。

そして金子選手は昨年のアジア選手権でアダルトレーヴィ級準優勝の実績をもって黒帯昇格を果たしています。

金子選手、今年ムンジアル茶帯レーヴィ級準優勝に輝いたATOSフィリピンのラルフ・ゴーとは1勝1敗というレコードも持っています。

果たして誰が表彰台の頂点に立つでしょうか?



<アダルト黒帯レーヴィ級一回戦>
堀川智(グラスコ柔術アカデミー)
VS
中山徹(トライフォース五反田)

序盤から中山選手がパスガードの猛攻を仕掛けます。
一方の堀川選手は巧みなガードワークをみせます。






ノンストップで動き続ける中山選手にパスガードのアドバンテージが入ります。

その後は一進一退の攻防でポイントは入らずも一時も目を離せない展開となりました。




最終的にはアドバンテージ2-2で試合終了。
レフリー判定で中山選手が接戦を制して決勝進出を果たしました!




<アダルト黒帯レーヴィ級一回戦>
金子竜也(パラエストラ東京)
VS
山本健一郎(グラスコ柔術アカデミー)

山本選手が引き込みます。
ガードワークが得意な山本選手に対し、金子選手も担ぎなど自身の得意な展開に持ち込みます。




試合はポイント0-0で終了し、またもレフリー判定!
勝利の女神は金子選手に微笑みました!
金子選手が決勝進出です。




<アダルト黒帯レーヴィ級決勝戦>
中山徹(トライフォース五反田)
VS
金子竜也(パラエストラ東京)

試合開始早々から立ち技での激しい攻防になりました。
中山選手がテイクダウンのアドバンテージを取得。




その後は中山選手が引き込んで試合をコントロール。




アドバンテージ2-0で中山選手が優勝に輝きました!



次はメジオ級の模様をお届けします。

メジオ級はワンマッチ決勝となりました。



<アダルト黒帯メジオ級決勝戦>
時任拓磨(PUREBRED大宮)
VS
光岡祥之(藤田柔術平田道場)

両者引き込み合いで試合スタート。




引き込み合いから上を選択した時任選手はアドバンテージを取得すると立て続けにパスガード!
3ポイントを先制します。




そのまま時任選手が3ポイントリードのまま試合終了。
時任選手がワンマッチ決勝を制しました!



ラストはプルーマ級です。

プルーマ級もワンマッチ決勝となりました。



<アダルト黒帯プルーマ級決勝戦>
金古一朗(ポゴナクラブジム)
VS
佐藤和弥(パラエストラ八王子)

金古選手が引き込んで試合スタート。




佐藤選手は左右に振りながらパスガードで揺さぶりをかけます。




そしてパスガードを仕掛け続けた佐藤選手にアドバンテージが入ります。
その後は金古選手のスイープと佐藤選手のパスガードがぎりぎりのところで均衡を保つ白熱した試合展開に。




このまま佐藤選手が逃げ切るかと思われましたが試合終盤に金古選手がスイープ!
均衡を破る2ポイントを先制しました!




金古選手が残り時間わずかのところで逆転のスイープを決めてポイント2-0で優勝を果たしました!



photo and text by Takashi Umezawa



【今日が誕生日の柔術家】エミリー・クォーク



©Bull Terrier Fight Gear


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