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2012年04月21日

【ワールドプロ2012】茶黒帯アブソルート:決勝戦

ワールドプロ2012の最終試合、茶黒帯アブソルート級決勝戦は昨年度の王者、ホドウフォ・ヴィレイラにアンドレ・ガウヴァオンが挑む顔合わせになりました。

ホドウフォは柔術に限っていえば昨年から負けなしの快進撃でパン選手権、ワールドプロ、ムンジアルと3大会連続優勝。

今年のヨーロピアンでも2階級制覇を果たし、まさに現在最強の柔術家と言っていいでしょう。

対するアンドレ・ガウヴァオンは長い間、MMAに専念しており柔術の試合からは遠ざかっていましたが、最近になってまた柔術に復帰、精力的に試合出場をし始めました。

かつては“怪童”と呼ばれ、イキのいい若手的な存在だったアンドレも気づいてみれば三十路を迎え柔術家としてはベテランの域に差し掛かろうとしています。

またホドウフォはアンドレがMMAに転出してる間に破竹の勢いで柔術界の話題をさらっていただけにこの対戦は大きな注目を集めました。



茶黒帯アブソルート決勝戦
アンドレ・ガウヴァオン(ATOS)
vs
ホドウフォ・ヴィレイラ(GFチーム)






しばし立ち技の攻防がありながらホドウフォが豪快な投げでテイクダウン!
アンドレをマットに叩きつけて2ポイント先制。




倒してすぐにマウントにいこうとしたホドウフォをディープハーフガードに捕らえたアンドレ。




そしてアンドレがスイープに成功!
あのホドウフォから完全なクリーンスイープを決めました。




ですがすぐにタックルスイープのような形で上下逆転。
これでポイントは4−2に。




そのままポジションをキープし続けたホドウフォが勝利!
大会2階級制覇&2連覇達成!




試合後のアンドレは「今日は自分がミスをして相手がミスをしなかった。
結果は仕方ない」と意気消沈意味。
ですが「またムンジアルでリマッチを実現させる!」と最後は力強く言ってたので、
早ければムンジアルで実現するかもしれない再戦に期待です。




茶黒帯アブソルート表彰台
優 勝 ホドウフォ・ヴィレイラ(GFチーム)
準優勝 アンドレ・ガウヴァオン(ATOS)
3 位 シャンジ・ヒベイロ(ヒベイロJJ)、ベルナルド・ファリア(アリアンシ)







©Bull Terrier Fight Gear



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