2012年05月16日
【インタビュー】「Jiu-Jitsu Style」編集長、 カルム・メドクラフト

ブルテリアで働く香港人スタッフの秋さんによるイギリス特集の第2弾はイギリスの柔術専門誌「JIU JITSU STYLE」編集長のインタビューです。
「JIU JITSU STYLE」はまだ日本では販売しておりませんが、ヨーロッパでは一流の柔術雑誌です。
情報満載でバラエティに富んだ内容、そしてお得なお値段で人気を博しています。
2月号ではヨーロピアンで優勝したホベルト・サトシ・ソウザの特集も組まれました。
サトシの特集はカラーで3ページに渡り掲載されてます!
見開きでインタビューも!
他にも有名選手のインタビューやコラム、テクニックが多数掲載されてます。

「JIU JITSU STYLE」編集長、カルム・メドクラフト
──まずは「JIU JITSU STYLE」の紹介からお願いします。
「JIU JITSU STYLE」はヨーロッパの中に創めるブラジリアン柔術のみ隔月誌です。
内容は柔術オンリーでMMAなどは一切なし!
2011年スタートして今までは6冊発行しました(インタビュー当時)。
過去の5年間、イギリスはトップクラスの選手が集まって、凄い勢いでブラジリアン柔術人口が膨らんでいます。
ブラウリオ・エスティマやホジャー・グレイシーは本誌でコラムを掲載しており、ホジャーはゲストエディターでも登場しています。
──「JIU JITSU STYLE」を始めたきっかけは?
最大の要因はこの数年、イギリスだけではない、全ヨーロッパに柔術人口が膨らんでいることです。
ですがニュースの入手は難しく柔術雑誌も足りない。
現在、グレイシーマガジンや柔術魂は柔術愛好者の愛読書であり、柔術コミュニティも十分に成長している。
このタイミングで新しい雑誌を新創刊したのはいいタイミングじゃないでしょうか?
自分はメディア出身であり、また柔術も大好き、このバックグランドがあったので新しい雑誌を始めてみようと思ったきっかけでした。
抽象的に言うと、このマーケティングはまだ穴が開いている。
いま主な柔術が流行ってる国は日本、アメリカ、ブラジルなどでイギリス、もしくはヨーロッパの柔術も柔術地図に載せたい意向があります。
──「JIU JITSU STYLE」のおすすめポイントは?
一番はクオリティですね。
印刷は上質の紙を使っております。
内容は特定の柔術アカデミーやチームと関係なく、中立的な立場で記事しています。
この雑誌の核心は皆のためであり、多元的なニュースを伝えることで全方位的な柔術雑誌になりえます。
有名選手の特集の限りではなく実力を持っている新人もすべて掲載しております。
ジムの取材に関しても、色々ところに行い、すべてのチームをリスペクトしています。
これらのことは他の雑誌と違うことと思います。
できるだけ多くの場所に取材しに行って、柔術の世界を皆に伝えたいと思っています。
もちろん雑誌の値段は安く抑えたい。
──「JIU JITSU STYLE」を始めてから一番の困難や問題は何ですか?
読者の満足度です。
読者に「JIU JITSU STYLE」が一番いい柔術雑誌だと思われるのは難しいです。
読者の心を捕らえたいし、そして応援してもらいたいんです。
それと、ヨーロッパ以外の市場にも広げていきたい。
いい仕事チームや優しいヘルパー達のお陰様で今まで大変な問題は起こらなかった。
皆が支えてくれだからこそ、今の「JIU JITSU STYLE」があります。
本当に心より感謝しております。
──2012年の計画を教えて下さい。
2012年はビッグイヤーになります。
今年は「JIU JITSU STYLE」創刊2周年で、年間6冊を発行することです。
今より進歩するため、読者の意見を聞き込んで、読者が望んでる柔術雑誌を発行したいです。
そして世界進出も狙っています。
今年はオーストラリアでも配本することが決まりました。
地域性だけではなく、インターネットにもYOUTUBEチャネルにかっこいい動画をアップしております。
ちなみに、ブルテリアボンサイのマルコス・ソウザやホベルト・サトシ・ソウザがヨーロピアンで試合したときの動画もあります。
★コチラから!
──では最後に一言をお願いします。
ハロージャパン!
日本は柔術の起源であり、日本の皆さんが「JIU JITSU STYLE」を好きになってlくれることは嬉しいです。
日本の柔術文化も雑誌に載せたいから、もし誰か寄稿したい場合は、お気軽にお問い合わせください。
そして、いつか、日本語版の「JIU JITSU STYLE」を発行したいと思っています。
皆さんの意見をお待ちしております!
★「JIU JITSU STYLE」のホームページはコチラから!
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