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2012年11月01日

【セミナー】イザッキ・パイヴァ セミナーレポート


はじめましてグレーシーバッハ山梨の近藤と申します。

先日、今をときめくイザッキ・パイヴァ選手のセミナーがグレイシーバッハ山梨道場で行われましたのでレポートします。



ブラジルブログでも報じられているようにアジアオープンやドゥマウ・プロチャレンジで並居る強豪選手を一本で下して優勝したことは記憶に新しいところです。

そのイザッキ選手、今回のセミナーでその秘密を探ってみたいと思います。

グレイシーバッハ山梨道場はブラジリアンが多数を占めているのですが、そのうち何人かの故郷がイザッキ選手と同郷でかつて一緒に練習したことがあったため今回のセミナーが実現したらしいです。





まず彼は25歳で柔術をはじめて12年のキャリアで、その人となりですが、かなりの人格者らしいとのこと。

数々のタイトルを獲得した今も驕らずに誰に聞いても悪いことを言う人がいません。

「すごくいい人だ」「人間的にできた人だ」とみんなが口を揃えます。






まず整列して挨拶。

その後各自で体操やストレッチです。

感心したのは彼らの礼儀です。マットスペースに入る時、出る時には必ず一礼を欠かしませんでした。

そして技講習になりました。

・クロスニーパスガードに対するアームロックのカウンター
・担ぎに対してのコムロックと三角締めの合わせ技
・ラペラを使用し腕を縛った十字から回転式送り襟締めの連携
・横四方からラペラを使用し、腕をしばりベースボールチョーク

以上のテクニックです。

技講習終了後は延々スパーリング。

イザッキ選手は身長が高く手足が長いもののペナ級であるため、実際にスパーリングをした感じでもパワーがあるという感じではありません。

どちらかというと細身でよくアブソルートにも出場するなという感じです。

イザッキ選手のムーブは、本当に基本的でクラシカルなムーブや技しかありませんでいた。






クロスガード、横返し、はさみスイープ、三角絞め、腕十字、ラペラを利用したチョークなど。

しかしそのどれもが洗練されており必ず極まる必殺技に昇華されています。

いま流行のベリンボロ等の最新ムーブなどはかけらもありませんでした。

強いて挙げるならスパイダーガードが一番新しい技術でしょうか…。

結局、秘密など何もなかったのです。

三角絞めがくるとわかっていてもかかる三角絞め。

必殺の三角絞めを警戒しているとかかってしまう腕十字など、まさにこれぞ柔術というものを体現しているのだと感じた次第です。

ひとつの極め技を突き詰めて、その技に入る多種多様な入り方、それを防御された時でも極めに持っていく数々のパターン。

今の我々はひょっとしたら情報過多の時代で色々なことに手を出し過ぎているのでしょうか?

情報は簡単に手に入りますが練習に費やせる時間は無限ではありません。

一つの技に固執し、その技の枝葉を極めていくだけでもかなりの時間と魂を費やさないとできないはずです。

帯が上がっても試合で一本を取れる人は特別な才能がある人だと思っていました。

私の「どうやったら三角絞めが極められますか?」の質問に、多少の通訳上の違いはあるのでしょうが「私は、毎日150回の打ち込みを12年間やっている」的な話をしてくれました。

イザッキ選手の強さの秘密はこの言葉に尽きると思います。

なおイザッキ選手は、11月3日のJJFJの全日本に出場し帰国するようです。







©Bull Terrier Fight Gear


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