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2013年02月03日

【ヨーロピアン2013】黒メジオ・トーナメント、テレレ復帰戦!

今大会、大会前から大きな話題となっていたのは長らく柔術シーンから消えていたフェルナンド・テレレの試合復帰でした。

テレレは2005年に飛行機内で暴行事件を起こして収監され、それから精神を病んでしまい、釈放されてからも不安定な状態が続いていました。

それからというもの、テレレ関連のニュースはネガティブなものばかりで再びドラッグに手を出してしまい深刻な中毒症状があるとか、その治療に高額な医療費がかかるから治療しようにも治療できないとか、聞けば聞くほどにテレレを取り巻く状況が芳しいものではないのは想像に難くありません。

そんな中、最近になってテレレ周辺に明るい話題が増えてきて今は古巣のリオデジャネイロのアリアンシに戻り、アレッシャンドリ・パイヴァの元で本格的にトレーニングを再開。

昨年ブラジルでテレレに再会した際には痩せて小さくなってしまったテレレの姿に驚きを隠せませんでしたが、想像以上に普通に話せてたし、また試合復帰したい意向を聞けたのは嬉しかったです。

そして昨年末に故郷であるリオ最大のファベーラのカンダガーロのすぐ近くに小さいながら自身のアカデミーをオープンするに至るまで再起。

明けて2013年、テレレの次のステップとして念願の試合復帰の場として選んだのがこのヨーロピアンでした。

かつてのテレレはまさに柔術の申し子的な存在でその圧倒的な試合ぶりは語り草になっているほどのレジェンド。

今でも鮮明に覚えてるのは2003年のムンジアル決勝戦でかのマルセリーニョから三角絞めで軽く一本勝ちをした姿です。

大きく躍動しながらノンストップで攻めまくる全盛期のテレレをリアルタイムで目撃できたのは自分にとって大きな財産です。

あれから10年が経過し、紆余曲折があって人生のドン底を経験したテレレが幾多の困難を乗り越えて現在の柔術シーンにカムバックしたのですからこれは奇跡と言っても過言ではないでしょう!



伝説の柔術家、テレレの試合復帰は会場中の大爛謄譽讚瓮魁璽襪粘新泙気譴泙靴拭
階級は現役時代と同じメジオ級。
全盛期と比べたらかなり痩せてしまったテレレにはやや重いのでは?と感じました。





ですが2回のテイクダウンを決めて4−0で判定勝利。
トレードマーク的な元祖爍圍團僖広瓩見れなかったのは残念でしたが、
危なげない試合運びで初戦突破。




準決勝はかつての生徒、アラン・ド・ナシメント爛侫ホ瓩箸梁仞錙
フィホは大会初日に話を聞いた時にはテレレが相手でも戦う!と宣言していましたが、
対戦が実現すると神妙な面持ちでマットイン。
そしておもむろに自分の帯をほどきテレレに手渡し、勝利を譲りました。




この帯は当時、テレレから譲り受けたもので、テレレがドラッグ問題から再起した際に返そうと思っていたそうです。
それが実現したのがこの日でした。
※フィホのコメント全文はコチラから!




決勝戦はクラウジオ・カラザンス(ATOS)が相手。
テレレは慎重に試合を進めながらも立ち技・寝技ともカラザンスとほぼ互角。
ですが試合中盤に引き込んだカラザンスにスイープを許してしまいました。



そしてガードの状態から足を深く入れてしまい、これがヒザを捻る行為となり一発反則負け!




決勝戦がこのような一発反則で終わってしまうのは非常に残念!
この試合を裁いたのはIBJJFのメインレフェリーの一人であるムジオで、
厳格といえば聞こえはいいですが、時にレフェリングが厳し過ぎると感じることも少なくありません。



試合はカラザンスが反則勝ちで優勝。
ですが両者とも不完全燃焼な試合になってしまいました。




このテレレの無念そうな顔!
ちょー切ない!




自分の試合を終え、かつての師であるテレレの試合を見守っていたコブリンヤが
試合の場面を再現しながら反則を説明。
もちろんテレレもわかっていたようですが、偶発的に起きた事象ですらも
反則と取られてしまうのはいささか厳しいような気もします。




アダルト黒帯メジオ級表彰台
優 勝 クラウジオ・カラザンス(ATOS)
準優勝 フェルナンド・アスグスト爛謄譽讚瓠淵▲螢▲鵐掘
3 位 マチアス・フェルナンデス(アリアンシ)、アラン・ド・ナシメント爛侫ホ瓠淵船Д奪マット)



©Bull Terrier Fight Gear



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この記事へのコメント

1. Posted by ぽん☆ちょびぃ   2013年02月03日 17:32
5 反則負けは残念ですが、テレレ復活を素直に喜びたいです。

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