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2013年04月08日

【ガロ・カルナヴァル】賞金100万円ガロ級オンリー大会レポート

3/31(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターでねわざワールド主催「ガロ・カルナヴァル」が開催されました。

本大会、ガロ級トーナメントというだけでも初の試みだと思われますが、賞金100万円という世界的に見ても階級別の賞金としては最高レベルの金額が複勝として与えられる注目すべき大会!

「日本人のブラジリアン柔術黒帯世界王者を誕生させよう!」という趣旨のもと、帯色問わず誰でも参加できるアダルト黒帯ルール適用のオープントーナメントとなりました。

大会は青帯から黒帯まで総勢23名がエントリーし、国内ガロ級のトーナメントとしては過去最大人数のエントリー。

中でも急遽参戦が決まった現役世界王者のブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)が大きな目玉!

ブルーノの参戦が発表されるや一気に注目度がUPし、大会への期待感も増したのでした。


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大会最注目の選手は言うまでもなく、7 times World Champion瓩海肇屮襦璽痢Ε泪襯侫.掘璽法淵▲螢▲鵐掘法
7度の世界タイトルの内訳は、
2004年/紫帯ガロ級
2005年/茶帯ガロ級
2007年、2009年、2010年、2011年、2012年/黒帯ガロ級
となっており、黒帯でなんと世界を5度制しています。今大会優勝候補最右翼!

それではブルーノの試合も含め全試合の様子をお届けします!




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<一回戦第一試合>
藤井徹(紫帯/RBアカデミー)
VS
八田亮(紫帯/ストライプルオハナ)
藤井選手はJBJJF全日本選手権アダルト紫帯ガロ級を制したこともあり、紫帯としての実績は豊富な選手。
一方の八田選手はガロ級の中でも突出した極め率を誇り、国内紫帯ガロ級ではトップを担う選手の一人です。
試合は開始早々に引き込んだ八田選手が速攻で三角絞めに捉え、試合時間0:58で八田選手が三角絞めからの腕十字で勝利!



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<一回戦第二試合>
木村拓茉(紫帯/パラエストラ和泉)
VS
中尾亮(茶帯/X-TREME柔術アカデミー)
木村選手は柔術では2011年のJBJJF関西オープンアダルト紫帯ガロ級優勝などの実績に加えて、アマ修斗では昨年の全日本アマ修でフライ級3位の実績があります。
対する中尾選手は昨年のIBJJFアジアオープンでアダルト茶帯ガロ級を制しています。



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帯色を超えた戦いはポイント4−2で木村選手がリードしていたものの、試合時間5:35、膝十字で中尾選手が勝利!



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<一回戦第三試合>
杉本寛樹(青帯/AXIS千葉)
VS
ジエメルソン・ハッタ(紫帯/OVER LIMIT BJJ)
ジエメルソン欠場のため不戦勝で杉本選手が二回戦進出です。



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<一回戦第四試合>
伊藤圭(茶帯/AXIS)
VS
井上祐弥(茶帯/パラエストラ上越)
伊藤選手は2007年ムンジアル紫帯ガロ級優勝、2008年ムンジアル茶帯ガロ級優勝という、輝かしい実績をもっています。茶帯を巻いていますが競技柔術の中では黒帯レベルであることは疑う余地はないでしょう。
対する井上選手はもともとプルーマ級を主戦場としていました。実績としては2012年にJBJJF全日本マスター&シニアマスター茶帯プルーマ級優勝などの実績があります。井上選手といえば昨年のDUMAU群馬とアジアオープンでのパウロ・ミヤオ戦での激闘が記憶に新しいところ。敗れはしたものの、テクニカルな攻防でパウロを手こずらせていたのが印象深いです。
バックグラブでポイント4−0で伊藤選手がリードした状態から試合時間6:34絞めで伊藤選手が一本勝ち。



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<一回戦第五試合>
阿部博之(茶帯/ドラゴンテイル)
VS
赤堀祥一(紫帯/ストライプル)
プロシューターでもある阿部選手はかなり昔にプロ柔術Giにも出場していましたが柔術の試合自体は久しぶりのようです。
赤堀選手は紫帯ガロ級で入賞歴多数の実力者。茶帯食いを期待されます。
試合は阿部選手がトップから攻めつづけ、ポイント12−0で勝利!



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<一回戦第六試合>
児玉尚謙(紫帯/パラエストラ川崎)
VS
猪飼和也(紫帯/高槻柔術)
児玉選手は2年連続でJBJJF全日本マスター&シニアのマスター紫帯ガロ級を制しています。
猪飼選手は紫帯の実績としては1年目ですが、青帯時代にJJFJウエストジャパンやDumau関西の優勝経験があります。
試合は互いに譲らずの攻防が続いたものの、ポイント5−4で児玉選手が接戦を制しました!




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<一回戦第七試合>
田中知希(紫帯/パラエストラ千葉)
VS
廣中克至(青帯/RBアカデミー)
テイクダウン、バックグラブでポイント6−0リードから田中選手が試合時間4:54送り襟絞めで一本勝ち。



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<二回戦第一試合>
ブルーノ・マルファシーニ(黒帯/アリアンシ)
VS
八田亮(紫帯/ストライプルオハナ)
いよいよ現役世界王者の登場となった二回戦、対するは八田選手です。ブルーノと八田選手はタイプ的には非常に噛み合いそうで好勝負が期待されました。
試合はポイント16−0とポジショニングでブルーノが圧倒する展開になり、試合時間6:23、三角絞めでブルーノ勝利!八田選手も途中足関節を仕掛けるなど見せ場を作りましたが現役世界王者の壁は厚かったようです。



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<二回戦第二試合>
中尾亮(茶帯/X-TREME柔術アカデミー)
VS
李相寿(黒帯/トラスト柔術アカデミー)
両者は李選手が茶帯時代の2011年にDUMAUで対戦経験があり、その時は李選手がバックを奪うなどして6-2で勝利しています。
2012年アジアオープンアダルト茶ガロ王者の中尾選手と2011年ムンジアル茶ガロ王者の李選手の対戦という非常に見応えのあるカードとなったこの一戦、残り数十秒まで李選手がリードしていたものの逆転のパスマウントでポイント13−6とした中尾選手が劇的勝利!



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<二回戦第三試合>
杉本寛樹(青帯/AXIS千葉)
VS
田口滋(黒帯/ノヴァウニオンジャパン)
杉本選手のここ最近の活躍はめざましく、昨年アジアオープンのアダルト青ガロを制すると、今大会一週間前に開催されたパン選手権でも同級優勝、いま注目の若手として最も期待されている選手の一人でしょう。対する田口選手は40歳というシニア2世代ながらエントリー。2011年にはJJFJ全日本選手権でアダルト茶ガロ優勝の実績などがあります。
試合内容はというと、ポイント8−0から裸絞めで杉本選手が勝利!なんと青帯の杉本選手が黒帯を極めての勝利という衝撃的な結末となりました。



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<二回戦第三試合>
伊藤圭(茶帯/AXIS)
VS
吉岡崇人(黒帯/徳島柔術)
吉岡選手が負傷欠場のため伊藤選手の不戦勝です。



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<二回戦第四試合>
阿部博之(茶帯/ドラゴンテイル)
VS
倉岡ジョン・カルロス博(黒帯/AXIS)
今大会、ブルーノの対抗馬として真っ先に挙げられるのは倉岡選手でしょう。倉岡選手は2009年にアダルト黒帯ガロ級でパン選手権を制すという快挙を成し遂げており、トライフォースの芝本選手と並んで国内最強のガロ級選手。倉岡選手は昨年のムンジアルでブルーノに敗れているためリベンジするためにもここで負けるわけにはいかないでしょう。
序盤から倉岡選手がポジショニングで試合をコントロールし、ポイント12-2でリードした状態から試合時間4:28、マウントからの十字絞めで勝利!



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<二回戦第五試合>
児玉尚謙(紫帯/パラエストラ川崎)
VS
江崎壽(黒帯/パラエストラ札幌)
2012年アジアオープンアダルト黒ガロ準優勝の江崎選手がポイント0-0、アドバンテージ1-0でリードした状態から試合時間5:59、アンクルロックで勝利!児玉選手も一歩も引かない試合を展開したものの及ばず。



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<二回戦第六試合>
木下俊(茶帯/チームバルボーザジャパン)
VS
西林公知(紫帯/AXIS)
ポイント10-2で西林選手が勝利。



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<二回戦第七試合>
田中知希(紫帯/パラエストラ千葉)
VS
正田昭治(黒帯/ストライプルオハナ)
今大会最年長43歳でエントリーの正田選手!道場主、シニア2の年齢、色帯と対戦、というリスクがありながらもエントリーしてきたことは漢を感じさせずにはいられません。昨年はヒクソン杯で李選手に勝利したり、アジアオープンでシニア1黒帯ガロ級で圧倒的な試合展開で優勝を収めています。



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試合時間0:50、アンクルロックで正田選手が貫禄の一本勝ち!



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<準々決勝第一試合>
ブルーノ・マルファシーニ(黒帯/アリアンシ)
VS
中尾亮(茶帯/X-TREME柔術アカデミー)
現役世界王者とアジアオープン王者の対戦です!



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ブルーノがパスガード、ニーオンザベリーでポイント5-0とリードした状態から三角絞めへ!



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試合時間2:30、三角絞めでブルーノの一本勝ち!



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<準々決勝第二試合>
杉本寛樹(青帯/AXIS千葉)
VS
伊藤圭(茶帯/AXIS)
同門対決のため、不戦勝で伊藤選手の勝利。



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<準々決勝第三試合>
倉岡ジョン・カルロス博(黒帯/AXIS)
VS
江崎壽(黒帯/パラエストラ札幌)
序盤から倉岡選手の猛攻でアドバンテージが追加されていきます。江崎選手は大量にアドバンテージを奪われるものの、スイープで先制ポイントをあげてリード!


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しかしその後倉岡選手もスイープをしてポイント2-2、アドバンテージ11-0で倉岡選手が勝利!黒帯対決を制しました。



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<準々決勝第四試合>
西林公知(紫帯/AXIS)
VS
正田昭治(黒帯/ストライプルオハナ)
正田選手がテイクダウンで先制!その後は西林選手がスイープを仕掛けるも正田選手はことごとく潰していきます。



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テイクダウンのポイントでリードしたまま2-0とした正田選手が勝利!準決勝進出です。



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<準決勝第一試合>
ブルーノ・マルファシーニ(黒帯/アリアンシ)
VS
伊藤圭(茶帯/AXIS)
好勝負が期待されましたがブルーノが圧倒します。ブルーノが取得したポイントはなんと23点。伊藤選手もブルーノの今大会初失点となるスイープで2ポイントを得たものの猛攻を凌ぐ展開となりました。



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この極めは逃れたもののブルーノの波状攻撃は止みません。



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さらに腕十字に移行したブルーノが試合時間4:45、一本勝ち!決勝進出です。



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<準決勝第二試合>
倉岡ジョン・カルロス博(黒帯/AXIS)
VS
正田昭治(黒帯/ストライプルオハナ)
黒帯対決となったこの試合、倉岡選手がスイープで2ポイントを先制!その後試合中盤にアンクルの取り合いになります。



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この展開で倉岡選手が試合時間6:32、アンクルロックで一本勝ち!



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<決勝>
ブルーノ・マルファシーニ(黒帯/アリアンシ)
VS
倉岡ジョン・カルロス博(黒帯/AXIS)
直近では昨年のムンジアルで対戦したばかりの両者。その時はブルーノが試合終了間際に腕十字で一本勝ちしています。



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この試合でもブルーノが優勢に試合を進めます。バックを奪うなどして着実に加点するブルーノ。



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最終的にはポイント20-0でブルーノが大量リードの上、勝利!優勝を果たしました。



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ガロ・カルナヴァル表彰台
優 勝 ブルーノ・マルファシーニ(黒帯/アリアンシ)
準優勝 倉岡ジョン・カルロス博(黒帯/AXIS)
3 位 正田昭治(黒帯/ストライプルオハナ)、伊藤圭(茶帯/AXIS)




photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear


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