2013年08月04日
【大会レポ】JBJJF第14回全日本ブラジリアン柔術選手権大会:アダルト黒帯ルースター級
アダルト黒帯ルースター級は3名による三つ巴戦で優勝が争われました。
優勝候補は2012年日本人初となるヨーロピアン選手権優勝を成し遂げた芝本幸司選手でしょう。
対するは国際舞台でも活躍し、今年の全日本マスター&シニアを制した澤田真琴選手、昨年のアジアンオープンで準優勝の江崎壽選手です。

一回戦
澤田真琴(DRAGON'S DEN)
VS
江崎壽(パラエストラ)
初対戦の両者。まずは江崎選手が引き込みます。
優勝候補は2012年日本人初となるヨーロピアン選手権優勝を成し遂げた芝本幸司選手でしょう。
対するは国際舞台でも活躍し、今年の全日本マスター&シニアを制した澤田真琴選手、昨年のアジアンオープンで準優勝の江崎壽選手です。

一回戦
澤田真琴(DRAGON'S DEN)
VS
江崎壽(パラエストラ)
初対戦の両者。まずは江崎選手が引き込みます。

江崎選手がスイープで先制!

澤田選手は先制されるもその柔らかい体を活かしてガードから江崎選手に揺さぶりをかけます。

江崎選手はパスガードを狙うも澤田選手のガードをなかなか崩せません。

一方の澤田選手もポイントを取らないと負けてしまうためフックガードから煽りますが江崎選手はベースを崩しません。

スイープで先制した江崎選手がそのリードを保ったまま試合終了。ポイント2-0、アドバンテージ2-1で江崎選手が決勝進出!

一回戦
澤田真琴(DRAGON'S DEN)
VS
芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)
互いにシッティングガードの体勢から引き込み合います。

芝本選手が上を選択しガードに入れようとする澤田選手。

しかしすかさず芝本選手がパスガードをして先制!

さらに2ポイントを追加しポイント5-0で芝本選手が勝利。決勝進出です。

決勝
江崎壽(パラエストラ)
VS
芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)
昨年のアジアンオープン決勝戦以来の再戦となった両者。前回は芝本選手がポイントで勝利しています。

試合は芝本選手のペースで進みます。バックを取って芝本選手が先制の4ポイントを得ます。

この絞めは完全に決まったかと思われましたが江崎選手はタップせず。

江崎選手はなんとかエスケープ成功するも両足を畳まれてしまいます。

パスガードに成功した芝本選手は肩固めに移行。

肩固めは極まらずも袖車絞めに切り替えると残り時間10秒で江崎選手がタップ。

芝本選手が一本勝ちで優勝!江崎選手はリベンジなりませんでした。
photo and text by Takashi Umezawa
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