English Portugues Japanese

2013年08月09日

【海外】江本敦子選手がマスターシニア・インターナショナルで優勝!

1
元パラエストラ小岩でかつては覆面の女子プロレスラー「闘牛・空」として活躍していた江本敦子選手。

江本選手は現在ブラジルに仕事で滞在中で、現地では元ボンサイ柔術・現99柔術のフェルナンド・ヴァレンベンのアカデミーで練習中です。

ブラジル滞在から早1年が経過し、先月の7月末にブラジル・リオデジャネイロのチジューカ・テニスクルービで開催されたIBJJF主催「マスターシニア・インターナショナル」の女子マスター茶帯のメジオで優勝、アブソルートでも3位入賞という快挙を成し遂げました。

その江本選手から近況報告のメールが届いたので紹介します!

『ご無沙汰しております。牛こと江本です。

早いもんで、ブラジルに来て、一年があっと言う間に過ぎてしまいました。

さて、ご存知かと思いますが、いま私は元ボンサイ柔術のフェルナンド・ヴァレンベンが主宰する99の道場で練習しています。

橋本さんと友だちだとか。世の中狭いもんですね。

先日リオのインターナショナルオープンのマスターに出て、女子マスター茶帯メジオで優勝しました。

気がつけば私もマスターですよ。年とりました。

この大会、最初道場のみんなも出ると言っていたのに、蓋を開けたら出場するのは私一人。

リオも行ったことないし、チジューカの会場がどこにあるかも
知らないのに、一人で行くはめになりました。

ブラジルに来てから体重がだいぶ減ったので今回は1階級落としてメジオにエントリーしたのですが、会場に二時間半前に着いて体重を計ったらまさかの850gオーバー。

道場の体重計が壊れてたとしか思えません。(だっていつもギ着てもマイナス2キロだったのに)

そんでなんとか2時間で900g落として、試合20分前にぎりぎりの68.50kgで(ギ着用で69kgまで)計量パス。

ラッシュガードも脱いで、走ったり、トイレ行ったり、出せるもん全部出しました。

試合は三人エントリーの巴戦でしたが、一回戦はマウントからのアームロックで一本勝ち、二回戦はテイクダウンとって(大内DVD秘伝の隅返しから)、2ー0のポイントで優勝することができました。

アブソにもエントリーしたんですが、一回戦目で今回のアブソルートで優勝した明らかに性別反則な男みたいな人とあたり、9ー0のポイントで負けて3位になりました。


2
アブソ表彰台。
江本選手は初戦敗退も4人エントリーで3位入賞!



色んな困難がありましたが、リオの大会出場は今回がラストチャンスだったため、(来年7月2日に日本に帰国するから)一人でも出てよかったです。

恐ろしい所だと思っていたリオもちょうどローマ法皇が来てて、町中警察と軍隊とキリスト教信者だらけで、安心だったし、生ローマ法皇も見られました。

一人で地下鉄とバスにも乗れるようになって、リオ観光も満喫しました。

リオから帰ってきたら、まさか優勝するとは思ってなかったみたいで、(多分フェルンンドも)地元の新聞に載ったり、ローカルのテレビが取材に来たり、ちょっとした騒ぎになりました。

今月8月24日と25日にサンパウロでも国際大会がありますが、今度は見に行くだけにしようかと思っています。

横浜のヒロブラジリアン柔術の馬場さんがその大会に出るので、日本からの荷物をお願いがてら会いに行こうと思っています。

ブラジルに居るのはあと一年を切りましたが、柔術の本場を楽しんで帰ろうと思います。

ブラジル普通に楽しいですよ!

長くなりましたが、一年分のご報告です。

チャオ!

江本敦子』


3
地元のTV取材時の様子。
この動画はコチラから!



4
江本選手の優勝は現地でも大きなニュースとなりました。
江本選手は来年7月に帰国予定ということで、あと1年は
ブラジルで仕事をしながら柔術を続けるそうです。



【今日が誕生日の柔術家】フェルナンド・ヤマサキ


©Bull Terrier Fight Gear


トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔