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2014年09月07日

【レポ】COPA BULLTERRIER 2014:アダルト紫帯

コパ・ブルテリアのアダルト紫帯にはゲスト選手の石井拓とエヴァン・エサキが参戦。

石井はムンジアルで準優勝したルースターではなくライトフェザーに、エヴァンはミドルとアブソルートにエントリー。

ナチュラルでリミットを下回ったエヴァンに対し、石井はライトフェザーでも数kgのウエイトオーバーで、大会直前まで減量に苦しんでいた。

そんな石井とエヴァンの試合ぶりをレポートしたい。


1
今年のムンジアル・紫ルースター準優勝の石井拓(Art of Jiu Jitsu)。
今大会では1階級上のライトフェザーでエントリーも減量が必要で体調万全とはいかず。
また1週間前の須藤元気主催の「一騎討」でも初戦敗退している。





2
そんな中でも2試合を勝ち抜いて決勝戦に進出。
だが、ここでマナウス出身の伏兵、ニルトン・ケイロス(Impacto Japan BJJ)に敗れ準優勝に。
本人曰く「スタミナ切れが敗因。もうノリで大会に出るのは辞める。これで国内引退です。」とのこと。



1
ライトフェザー表彰台
優 勝 Nilton Queiroz(Impacto Japan BJJ)
準優勝 Taku Ishi(Art of Jiu-jitsu)
3 位 海野 智史(リバーサルジム川口 リディプス)鶴巻 陽司(Axis)



3
日系ハワイアンのエヴァン・エサキは今回が2度目の来日。
ミドル決勝ではMMAファイターの佐藤 洋一郎(グレイシーバッハ東京)から
一本勝ちして優勝。
アブソルートでも一本勝ちの連続で決勝戦に進出。



4
決勝の相手は“ボヤデイロ”ことジエドレ・サンタナ(ボンサイ)。
体格差がありながらも華麗なベリンボロを繰り出して宙を舞わせた。



5
フィニッシュはバックからの送り襟絞め。
必勝パターンを炸裂させて階級別に続きアブソでも一本で優勝を決めた。



6
エヴァンは階級&アブソの6試合中5試合を一本で極めて2階級制覇を果たす。
前評判こそいまひとつのエヴァンだったが、チームAOJで唯一のWゴールドを獲得。



2
アブソルート表彰台
優 勝 Evan Esaki(Art of Jiu-jitsu)
準優勝 Giedre Santana(Bonsai Jiu-jitsu)
3 位 佐藤 洋一郎(グレイシーバッハ東京)、松本 直行(GSB)



7
チームAOJの4選手で金メダル4個、銀メダル2個という活躍ぶり。
階級別ではみんな1階級上で出たにも関わらずに敗れたのは石井のみ。
その敗れた石井も準優勝という健闘を見せた。
やはりエリート集団・AOJだけにその強さは際立っていた。



©Bull Terrier Fight Gear



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