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2015年02月18日

【レポ】DUMAU TOKYO 2015:茶帯まとめ

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今大会でもっとも注目度が高かったのがアダルト茶帯のトーナメント。

出場メンバーがやや固定されている黒帯に比べ、まだまだ新鮮味を感じるカードが多数あるのがその理由。

過去にスーパーファイトで組まれたシュシャvs世羅やパンテーラvs八巻のリマッチが行われ、また世羅vs八巻やエリックvsシュシャなどの初対決もあり興味深い対戦が多く実現した。

また試合内容も膠着ではない拮抗した試合ばかりで緊張感があり見どころ満載なトーナメントとなった。

特に最大のアップセットはアブソ初戦でシュシャが敗退したことだろう。

この大会当日に26歳の誕生日を迎えたシュシャは階級別の2試合でも優勝はしたものの極めではなくポイントでの勝利で、アブソ初戦でまさかの1回戦負け。

いつもの活躍ぶりと比べたら今大会でのシュシャの試合ぶりは精彩と欠いていたと言わざるを得ない。

そんな中で存在感を示したのがクレイトンとエリックのノヴァウニオンの2選手。

クレイトンはドゥマウの常連だがエリックはMMAを中心に戦ってるため柔術はひさびさの参戦だった。

それだけに情報不足もあったかエリックは得意の三角絞めを極めまくっての勝利を重ね、階級・無差別で2階級をノヴァウニオン勢でクローズアウト。

エリックが今後も柔術に定期参戦してくるなら脅威となるに違いない。

好勝負が続出したアダルト茶帯のトーナメントは全試合をプリーストで配信予定なので楽しみにして欲しい。


01
アブソ1回戦
○八巻祐(X-TREME柔術アカデミー海老名)
vs
×ヴァンダレイ・タカサキ(Impacto Japan BJJ)
過去にJBJJFの大会でスーパーファイトで対戦した両者だが、今大会では
八巻が3:03 腕十字を極めリベンジ。





02
1回戦
○エリック・フォート(ノヴァウニオン)
vs
×ホブソン・タンノ(Impacto Japan BJJ)
シュシャ、まさかの初戦敗退となったこの試合はエリックがパス&マウントと大量ポイント獲得。
最終的には14-2という大差の判定勝利となった。



05
1回戦
○クレイトン・マヌエル(ノヴァウニオン)
vs
×関根貴栄(アンダーグラウンド)




03
準々決勝
八巻祐(X-TREME柔術アカデミー海老名)
vs
世羅智成(GROUND CORE)
注目の初対決がいきなり実現!


04
世羅のガードを幾度となくパスしていった八巻。
トップ柔道家らしくテイクダウンからパスガードのキレは特筆モノ。
後半には世羅も攻め込んだが一歩及ばず13-8で八巻勝利で準決勝進出。



06
準決勝
○エリック・フォート(ノヴァウニオン)
vs
×粟野智則(ポゴナ・クラブジム)
初戦を鮮やかな一本勝利で勝ち上がった粟野を得意の三角絞めで
極めたエリックが3:29 一本勝ちで決勝戦進出を決めた。



07
準決勝
×八巻祐(X-TREME柔術アカデミー海老名)
vs
○クレイトン・マヌエル(ノヴァウニオン)
クレイトンのデラヒーバガードに苦戦した八巻は2回の
スイープを許しP4-2でクレイトンが勝利。



08
決勝戦
×エリック・フォート(ノヴァウニオン)
vs
○クレイトン・マヌエル(ノヴァウニオン)
ともにノヴァウニオンで決勝戦をクローズアウト。
階級はエリック、アブソはクレイトンと1回ずつ優勝をシェアした。



09
アダルト茶帯アブソルート表層台
優 勝 クレイトン・マヌエル(ノヴァウニオンジャパン)
準優勝 エリック・フォート(ノヴァウニオン)
3 位 粟野智則(ポゴナ・クラブジム)、八巻祐(X-TREME柔術アカデミー海老名)



10
フェザー決勝戦
○ヴァンダレイ・タカサキ(Impacto Japan BJJ)
vs
×今野泰治(RBアカデミー)
7:21 送り襟絞め



11
ライト決勝戦
○ホブソン・タンノ(Impacto Japan BJJ)
vs
×世羅智成(GROUND CORE)
P2-0/A2-3



12
ミディアムヘビー決勝戦
○エリック・フォート(ノヴァウニオン)
vs
×クレイトン・マヌエル(ノヴァウニオンジャパン)
※クローズアウト



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©Bull Terrier Fight Gear



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