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2015年03月17日

【結果】パン選手権2015:大会最終日の主な結果

01
パン選手権の最終日はアダルト黒帯&マスター黒帯が行われました。

アダルト黒帯のルースターでアジア王者・芝本が3位入賞を果たしましたが、またしてもブルーノ・マルファシーニに敗れ決勝戦進出を阻まれる結果に。

この芝本のヨーロピアンに続く3位入賞は“アジア以上・世界未満”という現実が浮き彫りになったといえるでしょう。



結局は今大会もブルーノとカイオオ・テハのルースター2強によって決勝戦が争われることになりましたが、この争いに芝本が加わるのは現時点では難しいと言わざるを得ません。

ムンジアルではこの2強に加え、今大会ではライトフェザーに出場したジョアオ・ミヤオとハファエル・フレイタス“バラタ”、さらに“ソマーリア”ジョアオ・オリヴェイラもルースターで参戦予定となっており、さらに厳しい戦いを強いられるのは必至。

芝本自身もこの現状打破をすべく新たな指標を模索し、大会翌日はメンデス兄弟が主宰するAOJへ出稽古を行う予定となっています。

海外大会に参戦しても現地アカデミーでは調整を含め一切の出稽古を行わないことで知られる芝本のこの心境の変化はいかに?!

なお、この芝本inAOJの様子は来月発売の『Fight & Life』誌に掲載予定です。


【アダルト黒帯】
02
ルースター
芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)
1回戦 1:00 絞めで一本勝ち
ベリンボロ風のムーブでバックを奪い送り襟絞めを極めて鮮やかな一本勝利で準決勝進出。



03
準決勝 5-2で敗退
試合開始早々にブルーノの猛攻に遭いバックトライアングルで秒殺されかけるもエスケープ。



04
さらにパスで加点され5-0から試合終了間際にテイクダウンで2ポイントを返し
5-2となったところでタイムアップ。



05
芝本はまたも3位入賞に留まったとはいえ、ヨーロピアンに続きパンでも連続入賞。
表彰台の常連として芝本は“世界の強豪”と確固たる地位を築いているといっていい。
ムンジアルでは銅メダル以上の結果を期待したい。



06
表彰台
優 勝 ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
準優勝 カイオオ・テハ(ブラザ/CTA)
3 位 芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)、ファビオ・パッソス(アリアンシ)



07
ライトフェザー
玉木強(CARPE DIEM)
1回戦 6-8
動きの良さが感じられたが試合終了ラスト10秒ほどでスイープされてしまい
残念な逆転負けで初戦敗退。



08
ライトフェザー
松本義彦(CARPE DIEM)
1回戦 6:25 送り襟絞めで一本負け
パウロ・ミヤオに試合中盤までは互角の勝負を展開するも最後は
バックから足を抱えながら絞められタップアウト。



09
ライトフェザー
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
1回戦 不戦勝
2回戦 P4-4、A1-1、レフェリー判定負け
ソマーリアとスイープ合戦になり同ポイントで試合終了もレフェリー判定は
3審制の3人がソマーリアに入れ敗北。



ライトフェザー
吉岡大(東京イエローマンズ)
1回戦 DQ
大会前に負傷し大会参戦を見送りLA入りしなかった模様。



10
マスター1黒帯ルースター
吉岡崇人(徳島柔術)
1回戦 3:04 絞めで一本勝ち



11
決勝戦 2:28 絞めで一本勝ち



12
マスターで参戦した吉岡は3人巴戦の2試合を一本勝ちで制して海外大会初優勝を果たす。



13
マスター2黒帯フェザー
岩間朝美(チームバルボーザジャパン)
準決勝 0-4



14
かつてのムンジアル王者、エスコヘーガとスタンドゲームを展開も
2回のテイクダウンを許し敗れるも3位入賞。
試合直後は早くもワールドマスターズ参戦へ意欲を燃やしていた。



©Bull Terrier Fight Gear



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