English Portugues Japanese

2015年05月01日

【レポ】『Jiu Jitsu Priest CUP 2015 SENDAI』Part.2

プリーストカップ仙台の紫帯はワンマッチ決勝戦が多かったが一本決着が続出し好勝負となった。

特にルースター、ライトフェザー、アブソルートの決勝3試合は絞めでの一本勝ちで、まさに柔術!と唸らされるテクニックは見応え充分。

前回レポートした黒帯、茶帯でも一本決着が多く、今大会は極めが頻発しており、アグレッシブに攻める試合が多数見れたのが印象的だった。

また関東から遠征してきた選手らが着実に実績を残していたのは、地方と首都圏の大会数の差=経験値の差かもしれない。

地方でも大会が多くなったとはいえ、毎週末に大会が行われている首都圏に比べたらまだまだ少ないのは明白。

その差を埋めるためにも地方の選手も今大会に参戦した関東の選手のようにどんどん遠征して試合経験を積んで欲しいと思う。


01
アダルト紫帯ルースター決勝戦
高松佳孝(REDIPS)
vs
五十嵐優(ブレイブハート)
東京でも多くの大会に参戦しているREDIPSの高松が遠征出場。
ガードから三角絞めを極め3:02 一本勝ちで優勝。





02
アダルト紫帯ライトフェザー決勝戦
福島雄一郎(いわきK-3)
vs
増田敏男(パラエストラ八戸)
パスされた状態からベースボールチョークを極め、相手を絞め落とす衝撃のフィニッシュに。
福島が0:43の秒殺勝利でワンマッチ決勝を制した。



03
アダルト紫帯フェザー決勝戦
大藤健佑(ブレイブハート)
vs
佐藤祐司(草柔会石巻)
試合中、常にパスのプレッシャーをかけ続けた大藤がP0-0、A3-0で勝利。



04
アダルト紫帯ミディアムヘビーは高橋大記(草柔会岩手)が
3人巴戦で勝ち抜いて優勝を果たす。



05
アダルト紫帯アブソルート決勝戦
村上太郎(和術慧舟會HEARTS)
vs
浅野裕二(セレジェイラ柔術)
帰省と同じタイミングで大会参戦の村上はアブソのみのエントリーで
体格差を活かした柔術を披露。
得意のハーフガードを駆使しながら決勝はスイープ&パスから
ハンマーチョークを極めて2:59 一本勝ちで優勝している。



07
アダルト青帯アブソルート決勝戦
乗次秀彦(PUREBRED大宮)
vs
Miguel Gomez(Endure BJJ)
階級別で10kgもの体重オーバーでアブソのみの参戦となったミゲルと
遠征組の乗次の青アブソ決勝。
両者とも一本勝ちの連続で決勝戦に勝ち上がっている。



08
試合終盤までポイントでリードしていたミゲルだったが、最後にパスを許し
P5-2で乗次が逆転勝ち。
乗次の勝負強さが光った一戦だった。



09
女子アダルト青帯アブソルート決勝戦
Gabrielle Gomez(Endure BJJ)
vs
坂村優子(草柔会岩手)
女子青帯はこの1試合のみ。
家族ぐるみで柔術をやっている青森・三沢基地の米軍ファミリー・ゴメス一家の
一人娘、ガブリエレがガードから腕十字を極めて2:32 一本勝ち。
若干16歳ながら見事なテクニックを見せた。



10
ちなみにオヤジは優勝、兄貴は準優勝と今大会で家族全員がメダリストとなっている。
青森だけになかなか試合参戦の機会がないのがもったいない逸材だ。


■大会画像はコチラから、USTREAMアーカイブはコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】小林史明(36)、岩見充浩(42)



©Bull Terrier Fight Gear



トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔