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2016年07月25日

【レポ】台湾インターナショナル2016:大会2日目

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台湾インターナショナルの2日目はキッズとノーギが開催された。

このキッズ部門は今年から初開催だったが参加者も多く盛況でキッズらしい勢いのある試合の数々は観客も楽しめたようだ。



メインのノーギでは柔術と同様にカポラルの独壇場で階級別&無差別とも全試合一本勝ちで2階級制覇し今大会で4つの金メダルを獲得。

そして日本人選手もエリートカテゴリーで2階級を制すなど活躍している。

ただやはりノーギの試合は少なくマット数も4面から3面に縮小され、またランチブレイクの後は2面進行となっており柔術に比べるとやや盛り上がりに欠ける印象となった。

ノーギの選手数の少なさは万国共通のことといえるだろう。


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大会2日目は3面マットで観客数も少なめ。
途中から2面進行となりゆったりムードで試合は進んでいった。



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ノーギでも圧倒的な強さだったホドリゴ・カポラル(Espada)。
試合用のショーツを忘れてくるアクシデントがあるもマット上では極めを連発し全試合一本勝ちで2階級制覇達成。



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初日の柔術、2日目のノーギで2階級制覇し1大会で4つの金メダルと獲得したカポラル。
まさにアジアの柔術シーンの顔といっても過言ではないだろう。
そんなカポラル、次戦は8/13にマカオのベチアンホテル・ボールルームで開催のグラップリング賞金トーナメントに参戦予定。
このマカオの賞金トーナメント詳細はまた改めて紹介予定だ。



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マスター1エリート70kg級決勝はベストバウト。
高山徹(福住柔術)がジェフ・リウ(シンチャウBJJ)から序盤の大量ポイントを守り切って10-8で逃げ切り勝利。



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バンコク在住の日本人、河村理人(EMAC)はアダルトエリート-70kg決勝戦で0-16で完敗を喫したもののサブミッションのアタックを凌ぎ切って一本負けは辛くも免れ準優勝に。



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女子マスター2アドバンス-60kgに出場の中野寛子(ロータス世田谷)は柔術で2連敗した相手にノーギでも2連敗。
パスガードのチャンスはあったのだが残念。



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仕事の都合でノーギにのみ参戦の松坂理生(ポゴナ・クラブジム)はアダルトアドバンス-70kgで初戦敗退。
腕十字で完全に腕を伸ばされ負傷してしまったか。



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なんと御年68歳でアダルト、しかも最上位カテゴリーのエリートに出場のジェームス・シンデン(台湾BJJ)。
柔術でも優勝している越塚俊介(ノヴァウニオン)に0:58 絞めで一本負けも試合後は観客から万雷の拍手で称えられた。



8
マスター2エリート70kg決勝は日本人対決。
藤井徹(RBアカデミー)が橋本帝富(吹田柔術)を3-2で破り優勝、続くオープンクラスでも優勝のWゴールド。
だがレギュラー参戦していた台湾インターナショナルから今大会を最後にリアイアの意向を表明。



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台湾ラストマッチをWゴールドという有終の美で飾った藤井。
海外大会はリタイアだが国内ではまだまだ現役で頑張るとのことなので今後の活躍も期待したい。



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台湾在住の日本人大学生、青柳克明(カーロストヨタBJJ台湾)は日本からわざわざ取り寄せたというJiu Jitsu NERDラッシュガード着用で試合。
試合ではクローズドガードでから腕を極めて一本勝ちし3位入賞を果たす。



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柔術では初戦敗退だった成田サトシ(ミュース柔術アカデミー)がノーギで奮起。
ノーギの練習は一切なしのぶっつけ本番ながら初戦を不戦勝、決勝戦はまさかの一本勝ちで大会2連覇の快挙。



1
まだ日本では試合したことがなく海外大会のみの成田。
次の海外大会参戦は11月のSJJIFワールドにギ&ノーギで参戦予定だ。



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