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2018年06月23日

【レポ】ムンジアル2018:黒帯決勝・その3

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ムンジアル2018、最後の試合レポはヘビー以降を紹介する。

ヘビー級には昨年のムンジアルでホミーニョのアンクルをぶっ壊し、ガウヴァオンをレフェリー判定にまで追い詰めたパトリック・ガウジオが昨年同様、決勝戦にまで勝ち上がった。



準決勝戦のvsキーナン・コーネリアス戦ではその試合のレフェリングに対し大会後に物議を醸したが、それにはここでは触れないことにする。

対するフェリッペ・ペナ"プレギーサ"は2014年にアンドレ・ガウヴァオンを破って優勝するも試合後のステロイドチェックに引っかかり、王座剥奪&出場停止処分を食らっている。

とはいえ実力者なのは間違いなく、昨年のムンジアルは3位入賞し、今年は賞金トーナメントのマリアナスオープンを連覇し、ワールドプロでは3年連続優勝中という強豪中の強豪だ。

そんなパトリックとプレギーサは互いにスイープし合ってのシーソーゲームとなったが、アドバンテージ1差でプレギーサが競り勝ってパトリックの2年連続決勝戦進出も優勝ならず悔し涙を流していた。

またムンジアルオープンクラス制覇の野望を胸に着々とウエイトアップしているレアンドロ・ロだが、オープンクラスの前に行われた階級別の試合で負傷し、階級別は負傷棄権、続くオープンクラスはブシェシャが勝利を譲り不本意なオープンクラス初制覇となっている。


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ヘビー決勝戦
パトリック・ガウジオ(GFチーム)
vs
フェリッペ・ペナ"プレギーサ"(グレイシーバッハ)



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50/50、ワームガードの攻防でスイープ合戦となり、8-8/4-3でプレギーサが僅差の試合をモノにし、王座剥奪となった2014年以来、3年ぶりの優勝を手にした。



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スーパーヘビー決勝戦
レアンドロ・ロ(Nsブラザーフッド)
vs
モハメッド・アリ(ロイドアーヴィン)
ライトから着々と増量しているレアンドロ・ロ、今年はスーパーヘビーにエントリー。
決勝戦はアリとの対戦になるもスイープを防いだ際に腕(肩?)を負傷してしまう。



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負傷をおして試合再開も痛みに耐えきれずに試合ストップ。



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6:08 負傷棄権でアリが優勝、ロはいかにも無念そうな表情だった。



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ウルトラヘビー決勝戦
マーカス・アルメイダ"ブシェシャ"(チェックマット)
vs
ジョアオ・ガブリエル・ホシャ(ソウルファイターズ)



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スタンドでの攻防に多くの時間を割き、ややエキサイトメントに欠ける試合となってしまったのは否めない。
一本勝ちが多いブシェシャだが、意外と膠着試合も少なくない。
打倒・ブシェシャの最右翼の一人と目されているジョアオ・ガブリエルだが、いまひとつ煮え切らない印象がある。



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試合は2-2/1-1からレフェリー判定でブシェシャが勝利も、これはネームバリューで勝ったといえなくもない。



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オープンクラス決勝戦は昨年と同じブシェシャとロの対戦になったがロが負傷で試合できずでブシェシャが勝利を譲った。



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©Bull Terrier Fight Gear



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