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2018年06月30日

【レポ】ASIA PACIFIC INTERNATIONAL 2018 Part.1

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6/23(土)、24(日)の2日間にわたり、フィリピン・セブのシーサイドシティSMモールでASJJF主催「ASIA PACIFIC INTERNATIONAL JIU JITSU CHAMPIONSHIP 2018」が開催された。

ASJJF主催のセブ大会は毎回規模を拡大しているが、今回は早期に受付が締め切られるほどの盛況ぶり。

そんな今大会はキッズと合わせて2日間で約800人がエントリーと昨年10月の大会から倍増。



初日の柔術トーナメントは4面進行で各マット100試合以上、2日目のノーギトーナメントは3面進行で80試合以上が組まれた。

特筆すべきは男女ともに白帯・青帯選手の多さだろう。

マニラでは柔術アカデミーが乱立し、大会も毎月のように開催されているが、フィリピン第二の都市・セブでもテコンドーやボクシングなどに代わるマーシャルアーツとして広く認知されてきていることがうかがえた。

そのアジアパシフィックインターナショナルから大会初日の柔術の試合をレポートする。


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会場のシーサイドシティSMモールはセブ市内で随一のショッピングモール。
そのグラウンドフロアにマットを敷き詰める光景もおなじみのものとなった。



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白帯・青帯の選手層の厚さが印象的だった今大会。
男子のアダルト白帯のオープンクラスは50名弱、女子でも15名のエントリーがあったほど。



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香港をベースにするホドリゴ・カポラル(ATOS)がマスター黒帯ヘビーで参戦。
3人トーナメントの初戦ではデフタックヒベイロのレイモンド・ヴァリラから2:17、裸絞めを奪って一本勝ち。



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決勝戦では反対ブロックでレイモンドをバックチョークで仕留めたチェックマット・チャイナのハファエル・アレンカーと対戦し、引き込んだホドリゴが場外際でスイープを決めて階級別優勝。


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カポラルはオープンクラスでも別格の強さを見せ、初戦でレイモンドを腕十字で退け、決勝ではハファエルのシングルレッグに合わせてギロチンを極めてWゴールドを獲得。



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日本からの参戦組は以前と比べると少なくなったが、レフェリーも務めたOver Limit札幌の村田良蔵がシニア1黒帯オープンクラスにエントリー。
中国のFAIRTEXでインストラクターを務めるジミー・インディオとのワンマッチ決勝をP2-0で制して優勝。



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フェザー級のトーナメントが組まれたマスター茶帯は、ドーギブランドO/Xのオーナーでもあるジャガー・タンが活躍。
初戦でデフタックヒベイロのジャイメ・シンをP8-0で圧倒し、Over Limitセブのジェイソン・モンディゴとの決勝は1:04にトーホールドを極めて秒殺勝利。



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ジャイメとの再戦となったオープンクラス決勝もP18-2で完勝し、階級別&無差別優勝を果たした。



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マニラのキモノブランド・Manila Kimonosのスポンサー選手、グレン・トレジャはマスター紫帯ライトに参戦するも、肩を脱臼してあえなく初戦敗退。



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セブ発の格闘技ブランドHASI BRANDを主宰するニーノ・カストロは、マスター青帯フェザー決勝でボホール島に駐在中の松田定俊と対戦。
優位に試合を進めるも、痛めていたあばらにプレッシャーがかかって堪らずタップし、松田が勝利。



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昨年6月の大会では韓国勢の活躍が目立ったが、今回はロシア軍団が参戦。
アダルト青帯ミディアムヘビーにエントリーしたオマロフ・アルセンはWFCAで4勝0敗の戦績を持つMMAファイターで、初戦はP25-0からチョークで一本勝ち。
決勝はP27-0から三角絞めを極めて優勝。



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チーム優勝はデフタックヒベイロ。
準優勝はATOS、3位はOver Limit BJJとなっている。



patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



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