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2018年08月03日

【レポ】ABU DHABI GRAND SLAM TOKYO 2018:その1

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7/29(日)、東京・大田区の大田区体育館で開催されたUAEJJ主催「アブダビグランドスラム東京2018」。

高額な賞金が賭けられている今大会は賞金総額130万ドル、日本円に換算すると1400万円以上にもなる。



これだけの賞金が出る柔術大会は今大会以外になく、アブダビの潤沢な資金を元に回を重ねるごとに規模を大きくしている人気大会だ。

その賞金を狙って世界各国からトップクラスの柔術家たちが来日し、世界レベルの攻防を繰り広げた。

UAEJJ主催大会は体重区分や試合時間などIBJJFと違っており、独自ルールを制定して大会を行っているのが特徴。

現在の柔術シーンではIBJJFルールが世界標準となっているが、そこにも一石を投じているといえるだろう。

そんなアブダビグランドスラム東京、まずはスーパーファイトとアダルト黒帯の試合からレポートしたい。


01
レジェンドマッチとして組まれた杉江"アマゾン"大輔(CARPE DIEM HOPE)とヴィトー"シャオリン"ヒベイロ(ノヴァウニオン)のスーパーファイト。
試合はシャオリンがアドバンテージ差で辛勝もやや不完全燃焼か。


02
56kg決勝戦
〇澤田伸大(トライフォース)
vs
×戸所誠哲(パラエストラ岐阜)
2人のみのエントリーでワンマッチ決勝戦と思いきやアブダビルールで敗者復活戦があり、同じ顔合わせの試合の2連戦を澤田が連勝し優勝を決めた。



03
62kg決勝戦
〇橋本知之(CARPE DIEM)
vs
×ガブリエル・ソウザ(ZRチーム)
ムンジアル3位の橋本が国内で凱旋しあいを行い、ブラジルから来日のガブリエル・ソウザを三角絞めに捕え、一本勝ちは逃すも0-0/2-1で勝利。
結果的にはアドバンテージ差での勝利だが試合内容は完勝といえる。



04
69kg決勝戦
〇リー・ティング(イマージョンMMA)
vs
×マーシオ・メデイロス(Impacto Japan BJJ)
予定されていたパウロ・ミヤオの来日がビザの不備でキャンセルされ、ワンマッチ決勝戦となったこの階級はオーストラリアのリーが日系ブラジリアンのサラーダを降して優勝。



05
77kg決勝戦
〇ディエゴ・ハマーリョ(ZRチーム)
vs
×クレベル・コイケ(ボンサイ)
ワールドプロ準優勝のジェイク・マッケンジーに勝って決勝戦進出のディエゴが久しぶりの柔術マッチ出場のクレベルを50/50にハメて8-8/1-0の作戦勝ち。



06
85kg決勝戦
〇DJジャクソン(ロイドアーヴィン)
vs
×ブラッドリー・ヒル(グレイシーバッハバーミンガム)
アメリカから来日ののDJにイギリスから参戦のブラッドリーという米英対決となったこの階級はパスガードに成功したDJが3-0で勝利して優勝した。



07
94kg決勝戦
〇ウドソン・マテウス(ブラザCTA)
vs
×アリア・エスファンドマツ(ホジャーグレイシー)
カイオ・テハの黒帯で昨年のムンジアル茶帯王者のウドソンが前評判通りの強さを見せて盤石の勝利。
マナウスからは多くの名選手が誕生しているが、このウドソンもそんな一人になれる逸材だろう。



08
110kg決勝戦
〇グッテンバーグ・ペレイラ(GFチーム)
vs
×アンデウソン・アマカワ(Impacto Japan BJJ)
この階級も2人のみのエントリーでワンマッチ決勝戦×2連戦だったが、その2試合ともグッテンバーグが腕十字を極めて2連勝。
グッテンバーグは昨年のムンジアル茶帯王者で黒帯1年目だが、すでに多くの入賞歴を持っている。



■今大会のフォトギャラリーはコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】ガブリエル・ルーカス(31)、ヘナート・ベヒーシモ(45)、大輪裕基(44)



patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



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