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2018年10月02日
【インタビュー】日本とタイのハーフ美女ＭＭＡファイター リカ"タイニードール"イシゲ
10/6(日)、タイのバンコクで開催されるONE CHAMPIONSHIPに出場するリカ・イシゲのインタビューをお送りする。
リカは日本とタイのハーフで、その美貌から"TINY DOLL"、日本語で"小さな人形"のニックネームで親しまれている。
そして日本にもたびたび来日し、柔術ジムに出稽古していたのをＳＮＳで見て今回のインタビューに繋がった。
日本で初めてのリカ・イシゲのインタビュー、ぜひチェックして欲しい。
──はじめまして！今回はインタビューの時間を作って頂き、ありがとうございました。つい最近までプーケットに行かれてたんですね。
リカ：そうなんです。プーケットにあるタイガームエタイで２週間のトレーニングキャンプを行っていました。タイガームエタイはムエタイはもちろん、柔術やグラップリング、クロスフィットにコンディショニングなどすべてがやれる環境があるんです。そして今回の試合はリングでの試合なので、その対策を練るためにもプーケットまで行ってタイガームエタイで練習してきたんです。おかげでいい練習ができたので、あとはバンコクで最終調整といった感じですね。
──あなたはタイと日本のハーフなんですよね。
リカ：そうです。私はタイのバンコクで生まれて育ち、名前も日本名の石毛里佳だけなんですよ。みんなからはリカって呼ばれてます。お父さんが日本人でお母さんがタイ人です。お父さんは既に亡くなっていますが、お母さんはいま日本の千葉の銚子で暮らしていますよ。
──格闘技を始めたのはいつでしたか？
リカ：始めたのは２５歳ぐらいの頃で、最初は何か趣味になることはないかと思って空手を始めたのが最初です。それからＭＭＡを知り、面白そうだと思ってＭＭＡの練習もやるようになったんです。格闘技を始めた最初の頃は打撃を中心に行っていましたがＭＭＡの練習を始めてから１年後ぐらいに寝技の練習にも力を入れるようになり、それで柔術をやるようになったんです。柔術を始めてからはだいたい３年ぐらいが経過してて、青帯になっています。
──柔術の練習は一週間でどれぐらいやりますか？
リカ：ＭＭＡの試合が近くない場合は週に３回から４回の練習をやるようにしています。私は体が小さいので練習相手を求めて他のジムに出稽古に行くこともよくあります。ですがＭＭＡの試合が近い時は打撃の練習を重要視しているので寝技の練習よりも打撃の練習に多くの時間を費やしています。
──格闘技の練習は１日にどれくらいをやっていますか？
リカ：１回２時間の練習を日に２〜３回やっています。練習メニューは日によって違うので、それが３時間×２になったりする場合もありますね。今度の対戦相手のボセイナというミャンマー人で打撃が強い選手なので、相手のことをよく研究して対策を練っています。ミャンマーはキックボクシングやムエタイ、ラウェイなど打撃が強い選手が多いので、それを警戒していますね。
──柔術の試合の経験はありますか？
リカ：ありますよ。白帯のときにタイで一番大きな大会であるコパデバンコクで優勝して青帯になりました。そして青帯でもハヌマーンカップという大会で優勝しています。それが２年前なんですが、それ以降は柔術の試合はしていません。ＭＭＡの試合が多くなったので、なかなか柔術の試合に出れないのですがまた時間ができたら柔術の試合にも出てみたいですね。
──あなたは打撃と寝技のどちらが好きですか？
リカ：両方とも好きです。最初に始めたのは打撃ですが、寝技の練習を始めてからはそちらも好きになっています。
──もしあなたが柔術の試合に出た場合、引き込みますか？それともてテイクダウンしにいきますか？
リカ：もちろんテイクダウンしに行きますね、ＭＭＡの選手ですから（笑）。やはりガードよりもトップから攻める方が好きなので柔術でも引き込まずにテイクダウンをして上から攻めたいと思っています。
──柔術で好きなテクニックはありますか？
リカ：ハーフガードが好きです。ハーフガードはトップでもボトムでも得意ですね。 ガードの場合ではもし危険な場合になったらフルガードに戻すことができるし、攻めていく場合はスイープを狙うことやサブミッションを仕掛けることができるからです。でもギよりもノーギの方が得意ですね。やはりＭＭＡの練習をやっているのでノーギの方が私にとっては動きやすいんです。私は素早く動くのが得意なのでそのスピードもノーギの方が活かせると思っています。ギだと相手に袖や襟をも持たれて思うように動けないのがもどかしくなる場合が多々ありますよ（苦笑）。
──今年あなたは日本に来て柔術の練習をやっているのをＳＮＳで見ました。どこで練習してたんですか？
リカ：日本にはバケーションで行ったのですが、せっかくだからと練習もすることにしたんです。行ったのはトライフォース、CARPE DIEMの３つの支部、そして一心柔術などで練習させてもらいました。あちこちのジムで出稽古してとても楽しかったです。中でも一心柔術では何回も行かせてもらっていろいろ教えてもらいました。
──日本にはＭＭＡのジムもたくさんあったのになんで柔術のジムだけに行ったのですか？
リカ：バケーションだったので、顔面にアザなど作りたくなかったんですよ。MMAや打撃の練習をすると怪我することもあるんで、旅先でそれはイヤですよね（苦笑）。
CARPE DIEM
トライフォース
一心柔術
──では最後に目標を教えてください。
リカ：ＭＭＡのチャンピオンになることですね。私の場合は52kgの階級で48kgほどの体重で戦ってるから、フィジカル的にとても不利なんです。でも近い将来にONEで48kgができるかも、というプランがあるようなので、それができたらその階級の初代王者になるのが目標ですね。
10/6(日)、タイ・バンコクのインパクトアリーナで開催される
ONE CHAMPIONSHIP「KINGDOM OF HEROES」に出場するリカ・イシゲ。
今回は自身初のリングでの試合となるが、ぜひ勝利して欲しい。
RIKA "TINY DOLL" ISHIGE
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KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
日本で初めてのリカ・イシゲのインタビュー、ぜひチェックして欲しい。
──はじめまして！今回はインタビューの時間を作って頂き、ありがとうございました。つい最近までプーケットに行かれてたんですね。
リカ：そうなんです。プーケットにあるタイガームエタイで２週間のトレーニングキャンプを行っていました。タイガームエタイはムエタイはもちろん、柔術やグラップリング、クロスフィットにコンディショニングなどすべてがやれる環境があるんです。そして今回の試合はリングでの試合なので、その対策を練るためにもプーケットまで行ってタイガームエタイで練習してきたんです。おかげでいい練習ができたので、あとはバンコクで最終調整といった感じですね。
──あなたはタイと日本のハーフなんですよね。
リカ：そうです。私はタイのバンコクで生まれて育ち、名前も日本名の石毛里佳だけなんですよ。みんなからはリカって呼ばれてます。お父さんが日本人でお母さんがタイ人です。お父さんは既に亡くなっていますが、お母さんはいま日本の千葉の銚子で暮らしていますよ。
──格闘技を始めたのはいつでしたか？
リカ：始めたのは２５歳ぐらいの頃で、最初は何か趣味になることはないかと思って空手を始めたのが最初です。それからＭＭＡを知り、面白そうだと思ってＭＭＡの練習もやるようになったんです。格闘技を始めた最初の頃は打撃を中心に行っていましたがＭＭＡの練習を始めてから１年後ぐらいに寝技の練習にも力を入れるようになり、それで柔術をやるようになったんです。柔術を始めてからはだいたい３年ぐらいが経過してて、青帯になっています。
──柔術の練習は一週間でどれぐらいやりますか？
リカ：ＭＭＡの試合が近くない場合は週に３回から４回の練習をやるようにしています。私は体が小さいので練習相手を求めて他のジムに出稽古に行くこともよくあります。ですがＭＭＡの試合が近い時は打撃の練習を重要視しているので寝技の練習よりも打撃の練習に多くの時間を費やしています。
──格闘技の練習は１日にどれくらいをやっていますか？
リカ：１回２時間の練習を日に２〜３回やっています。練習メニューは日によって違うので、それが３時間×２になったりする場合もありますね。今度の対戦相手のボセイナというミャンマー人で打撃が強い選手なので、相手のことをよく研究して対策を練っています。ミャンマーはキックボクシングやムエタイ、ラウェイなど打撃が強い選手が多いので、それを警戒していますね。
──柔術の試合の経験はありますか？
リカ：ありますよ。白帯のときにタイで一番大きな大会であるコパデバンコクで優勝して青帯になりました。そして青帯でもハヌマーンカップという大会で優勝しています。それが２年前なんですが、それ以降は柔術の試合はしていません。ＭＭＡの試合が多くなったので、なかなか柔術の試合に出れないのですがまた時間ができたら柔術の試合にも出てみたいですね。
──あなたは打撃と寝技のどちらが好きですか？
リカ：両方とも好きです。最初に始めたのは打撃ですが、寝技の練習を始めてからはそちらも好きになっています。
──もしあなたが柔術の試合に出た場合、引き込みますか？それともてテイクダウンしにいきますか？
リカ：もちろんテイクダウンしに行きますね、ＭＭＡの選手ですから（笑）。やはりガードよりもトップから攻める方が好きなので柔術でも引き込まずにテイクダウンをして上から攻めたいと思っています。
──柔術で好きなテクニックはありますか？
リカ：ハーフガードが好きです。ハーフガードはトップでもボトムでも得意ですね。 ガードの場合ではもし危険な場合になったらフルガードに戻すことができるし、攻めていく場合はスイープを狙うことやサブミッションを仕掛けることができるからです。でもギよりもノーギの方が得意ですね。やはりＭＭＡの練習をやっているのでノーギの方が私にとっては動きやすいんです。私は素早く動くのが得意なのでそのスピードもノーギの方が活かせると思っています。ギだと相手に袖や襟をも持たれて思うように動けないのがもどかしくなる場合が多々ありますよ（苦笑）。
──今年あなたは日本に来て柔術の練習をやっているのをＳＮＳで見ました。どこで練習してたんですか？
リカ：日本にはバケーションで行ったのですが、せっかくだからと練習もすることにしたんです。行ったのはトライフォース、CARPE DIEMの３つの支部、そして一心柔術などで練習させてもらいました。あちこちのジムで出稽古してとても楽しかったです。中でも一心柔術では何回も行かせてもらっていろいろ教えてもらいました。
──日本にはＭＭＡのジムもたくさんあったのになんで柔術のジムだけに行ったのですか？
リカ：バケーションだったので、顔面にアザなど作りたくなかったんですよ。MMAや打撃の練習をすると怪我することもあるんで、旅先でそれはイヤですよね（苦笑）。
CARPE DIEM
トライフォース
一心柔術
──では最後に目標を教えてください。
リカ：ＭＭＡのチャンピオンになることですね。私の場合は52kgの階級で48kgほどの体重で戦ってるから、フィジカル的にとても不利なんです。でも近い将来にONEで48kgができるかも、というプランがあるようなので、それができたらその階級の初代王者になるのが目標ですね。
10/6(日)、タイ・バンコクのインパクトアリーナで開催される
ONE CHAMPIONSHIP「KINGDOM OF HEROES」に出場するリカ・イシゲ。
今回は自身初のリングでの試合となるが、ぜひ勝利して欲しい。
RIKA "TINY DOLL" ISHIGE
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