2018年11月18日
btbrasil at 00:21 Permalink
【不定期連載】『弁当屋小谷のベトナム日記』第2回「鬼軍曹に逢いに行く日」
グーーーーーーーーーッ モーォォニン ビェットナーーーーッム!!!!!
ブラジルブログ読者の皆様、こんにちは&毎度お世話になり、ありがとうございます。
サイゴン柔術&OVER LIMIT BJJ SAIGONの小谷尚孝(ひさのり)です。
私の住むホーチミンシティ(旧名サイゴン)が位置するベトナム南部は、まもなく乾季に突入。
スコールも降らず、気温も低めで、果物も美味しい季節がやってくるわけですが、何がいいかと言えば、練習したあとの柔術着やラッシュガードなどの洗濯ものがすぐに乾くのと、雨や風や洪水による交通渋滞がなくなるので、「ジムに向かう途中でバイク(またはタクシー)が動きません。
めんどいので今日は練習やめておきます」などという不心得者が減ること。
道、洪水になると、ジムの前もこんな感じに!
ただし、宴会シーズンでもあるので「呑み過ぎでしんどいので練習休みます」というヤツらが増えるのも、この時期ですね。
ベトナムは、東南アジアの中、というよりも世界的なレベルでビール&酒の消費量が大きい国だと言われていますが、柔術家のハシクレたるもの、呑む打つ買うの誘惑を、なるべく退けて生きていきたい今日この頃です。
さて、私はと言えば、先日。
我らがサイゴン柔術の初代コーチであり、現在はヨガの先生として活躍中の、パトリック・グエン氏に久々に会ってきました。
このパトリックさんと言う人。いわゆるベトナム戦争のゴタゴタで国中が大変だった幼少時代にアメリカに移住。
カリフォルニアで格闘技をはじめ、ヘナート・マグノ先生に師事。
2001年〜2006年までサンタモニカにあったLAの猪●ジムでコーチをしていたこともあり、当時の門下生には現WWEの中邑●輔もいてわざわざパトリックさんに逢いにベトナムまでお忍びで遊びに来たというエピソードもあるような人。
思い起こせば今から12年ほど前。
まだ、サイゴン柔術と言うチーム名すらなかった時代。
当時、ただのデブ空手おじさんだった私が、何の間違いか、パトリックさんのモーレツしごき教室に入れられてしまい、来る日も来る日も、誇張抜きで血と汗と涙を流し続ける練習の日々。。。
何人ものデカい欧米人や興味本位のベトナム人たちが、「二度と来るかボケ!」的な捨て台詞を吐き捨てて道場を去っていく中、社会人の趣味としては明らかに何かが間違っているレベルのトレーニングから逃げそびれてしまった私を含めた数人が、今のサイゴン柔術のコーチ陣として生き残っているのですが、それはさておき。
パトリックさん(中央)と生き残り組。
10年くらい前の写真。
先月、パトリックさんのアメリカ時代のチームメイトで、柔術4段のトラビス・ルイス先生がベトナムに遊びに来るのに合わせ、サイゴン柔術の有志で出げいこに行きました。
トラビス先生。でかい。
パトリックさん本人は、本当に体が動かないので、撮影役。
この写真のあと、トラビス先生にロールしてもらい、ごりごりのニーオンからのネッククランクとか、スイープ際にアバラへ体重乗せたエルボー落とされるとか、ズボンごと腿の肉をつかまれてひっくり返されるとか、昔ながらの、「なんでもあり」柔術スタイルで、ボコボコのボコにされましたが、オールOK!!
大変楽しゅうございました。
練習後のリカバリーは、ベトナム風フランスパンサンドイッチの「バインミー」。
米粉を織り込んだパン生地は、外はサクサク、中はしっとり。
ハムや野菜、卵やチーズなど、お好みの具材をたっぷり詰め込んで、街角のスタンドで200円しないくらいの、お手軽フード。
早い、安い、美味い!
というわけで、遊びにおいで、ホーチミン。
来年五月ころ開催予定の、『ドゥマウサイゴン2019(仮)』にてお待ち申し上げております!
小谷尚孝(こたに・ひさのり)
サイゴンJJ所属・茶帯。
47歳、三重県出身でベトナム在住は間もなく24年目。
ホーチミンにて宅配の弁当・食材屋「オフィスジパング」を営みつつ、日夜自身の鍛錬と指導に熱意を注ぐ。
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KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
道、洪水になると、ジムの前もこんな感じに!
ただし、宴会シーズンでもあるので「呑み過ぎでしんどいので練習休みます」というヤツらが増えるのも、この時期ですね。
ベトナムは、東南アジアの中、というよりも世界的なレベルでビール&酒の消費量が大きい国だと言われていますが、柔術家のハシクレたるもの、呑む打つ買うの誘惑を、なるべく退けて生きていきたい今日この頃です。
さて、私はと言えば、先日。
我らがサイゴン柔術の初代コーチであり、現在はヨガの先生として活躍中の、パトリック・グエン氏に久々に会ってきました。
このパトリックさんと言う人。いわゆるベトナム戦争のゴタゴタで国中が大変だった幼少時代にアメリカに移住。
カリフォルニアで格闘技をはじめ、ヘナート・マグノ先生に師事。
2001年〜2006年までサンタモニカにあったLAの猪●ジムでコーチをしていたこともあり、当時の門下生には現WWEの中邑●輔もいてわざわざパトリックさんに逢いにベトナムまでお忍びで遊びに来たというエピソードもあるような人。
思い起こせば今から12年ほど前。
まだ、サイゴン柔術と言うチーム名すらなかった時代。
当時、ただのデブ空手おじさんだった私が、何の間違いか、パトリックさんのモーレツしごき教室に入れられてしまい、来る日も来る日も、誇張抜きで血と汗と涙を流し続ける練習の日々。。。
何人ものデカい欧米人や興味本位のベトナム人たちが、「二度と来るかボケ!」的な捨て台詞を吐き捨てて道場を去っていく中、社会人の趣味としては明らかに何かが間違っているレベルのトレーニングから逃げそびれてしまった私を含めた数人が、今のサイゴン柔術のコーチ陣として生き残っているのですが、それはさておき。
パトリックさん(中央)と生き残り組。
10年くらい前の写真。
先月、パトリックさんのアメリカ時代のチームメイトで、柔術4段のトラビス・ルイス先生がベトナムに遊びに来るのに合わせ、サイゴン柔術の有志で出げいこに行きました。
トラビス先生。でかい。
パトリックさん本人は、本当に体が動かないので、撮影役。
この写真のあと、トラビス先生にロールしてもらい、ごりごりのニーオンからのネッククランクとか、スイープ際にアバラへ体重乗せたエルボー落とされるとか、ズボンごと腿の肉をつかまれてひっくり返されるとか、昔ながらの、「なんでもあり」柔術スタイルで、ボコボコのボコにされましたが、オールOK!!
大変楽しゅうございました。
練習後のリカバリーは、ベトナム風フランスパンサンドイッチの「バインミー」。
米粉を織り込んだパン生地は、外はサクサク、中はしっとり。
ハムや野菜、卵やチーズなど、お好みの具材をたっぷり詰め込んで、街角のスタンドで200円しないくらいの、お手軽フード。
早い、安い、美味い!
というわけで、遊びにおいで、ホーチミン。
来年五月ころ開催予定の、『ドゥマウサイゴン2019(仮)』にてお待ち申し上げております!
小谷尚孝(こたに・ひさのり)
サイゴンJJ所属・茶帯。
47歳、三重県出身でベトナム在住は間もなく24年目。
ホーチミンにて宅配の弁当・食材屋「オフィスジパング」を営みつつ、日夜自身の鍛錬と指導に熱意を注ぐ。
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