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2019年01月31日
【レポ】ガナビー杯：黒帯-75kg
賞金トーナメント「ガナビー杯」の黒帯賞金は30万円という高額だったために国内はもとより海外からも参加者があったのは既報の通りだ。
この黒帯-75kgは海外からの参加者こそなかったものの日本全国から選手が参戦してきており、初対決の顔合わせが続出した。
その中でも特筆すべき活躍ぶりだったのは富山からエントリーした山中健也だ。
山中は富山のクラブバーバリアン所属で昨年に黒帯になったばかりの黒帯１年目の選手。
色帯時代にはアメリカ・シャーロッテにあるルーカス・レプリのジムに長期の出稽古ツアーを敢行するなどしてテクニック習得に熱心に努めてきた。
今回の賞金も春に予定しているという長期出稽古ツアーの遠征費にしたいと意気込んでの参戦だった。
１回戦はギ＆ノーギで数多くの実績を残す世羅智茂が相手で序盤にスイープからパス＆マウントで９ポイントを献上するも、中盤からは盛り返して終わってみれば24-9で大差の判定勝ち。
その次の準決勝戦は昨年のJBJJF全日本で対戦したアサダ・トシオとの再戦になり、リベンジを狙うアサダを11-0で返り討ちにし決勝戦進出。
そして決勝戦では国内トップ黒帯の大塚博明との対戦になり、互いにスイープでポイントを重ねていく乱打戦になり、試合終了間際にスイープを決めて同ポイントに追いつき勝敗はレフェリー判定へ。
３審制のレフェリーは大塚の勝利を支持するも、このレフェリー判定負けは評価される試合内容だった。
この強豪揃いのトーナメントで世羅、アサダに勝利し大塚に肉薄するなど、黒帯１年目と思えないポテンシャルを見せた山中は今後も注目に値するだろう。
１回戦
×金子竜也（パラエストラ東京）
vs
○横山武司（スウェルズ柔術ジム）
当初は茶帯でエントリーしていた横山が直前に黒帯になり今大会で黒帯デビュー。
試合はレフェリー判定ながら黒帯初戦を白星で飾った。
１回戦
○アサダ・トシオ（Impacto Japan BJJ）
vs
×ホブソン・タカノ（ダムファイトジャパン）
愛知のアサダと群馬のホブソンの日系ブラジリアン対決はアサダが絞めで一本勝ち。
アサダは38歳でマスター２の年齢ながら賞金欲しさにエントリーしてきた。
１回戦
×世羅智茂（CARPE DIEM）
vs
○山中健也（クラブバーバリアン）
今大会が告知されるとすぐさまエントリーした山中。
初戦は世羅が相手で厳しい試合になると思われたが24-9で下馬評を覆す結果に。
■世羅vs山中の試合動画はコチラから！
１回戦
○大塚博明（フィジカルスペース）
vs
×石牟禮仁（ねわざワールド桜島）
鹿児島から参戦の石牟禮をポジショニングで圧倒して最後は腕十字で極めた大塚が一本勝ちで勝ち上がり。
２回戦
○ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）
vs
×横山武司（スウェルズ柔術ジム）
１回戦シードのシュシャが横山からＲＮＣを極め、7:52 一本勝ちし、相変わらずの極めの強さをみせていた。
準決勝
×アサダ・トシオ（Impacto Japan BJJ）
vs
○山中健也（クラブバーバリアン）
JBJJF全日本・オープンクラスで対戦した顔合わせのリベンジマッチ。
前回負けているアサダが気合を入れて挑むも山中のトップゲームに11-0で完敗しリベンジならず。
■アサダvs山中の試合動画はコチラから！
準決勝
×ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）
vs
○大塚博明（フィジカルスペース）
巧みなガードワークを誇るシュシャからパスガードを奪った大塚が3-2で勝利し決勝戦進出。
■シュシャvs大塚の試合動画はコチラから！
決勝戦
○大塚博明（フィジカルスペース）
vs
×山中健也（クラブバーバリアン）
下になった選手がスイープし、返された側がまたスイープするという展開が続いたスイープ合戦は10-10/1-1でレフェリー判定になり、大塚が僅差の勝利をモノにした。
■大塚vs山中の試合動画はコチラから！
優勝した大塚は全試合を通して盤石の試合ぶりで賞金30万円を獲得。
敗れた山中もこのメンバーのトーナメントで決勝戦にまで勝ち上がり、決勝戦もレフェリー判定にまでもつれ込む接戦となったことは大きな自信になるだろう。
アダルト黒帯-75kg表彰台
優 勝 大塚博明（フィジカルスペース）
準優勝 山中健也（クラブバーバリアン）
３ 位 ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）アサダ・トシオ（Impacto Japan BJJ）
【今日が誕生日の柔術家】福本吉記（55）、八巻祐（30）、クレベル・マイア（49）井上和浩
■大会速報やニュース配信を行っているJiu Jitsu NERDのインスタグラムはコチラから！
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
１回戦はギ＆ノーギで数多くの実績を残す世羅智茂が相手で序盤にスイープからパス＆マウントで９ポイントを献上するも、中盤からは盛り返して終わってみれば24-9で大差の判定勝ち。
その次の準決勝戦は昨年のJBJJF全日本で対戦したアサダ・トシオとの再戦になり、リベンジを狙うアサダを11-0で返り討ちにし決勝戦進出。
そして決勝戦では国内トップ黒帯の大塚博明との対戦になり、互いにスイープでポイントを重ねていく乱打戦になり、試合終了間際にスイープを決めて同ポイントに追いつき勝敗はレフェリー判定へ。
３審制のレフェリーは大塚の勝利を支持するも、このレフェリー判定負けは評価される試合内容だった。
この強豪揃いのトーナメントで世羅、アサダに勝利し大塚に肉薄するなど、黒帯１年目と思えないポテンシャルを見せた山中は今後も注目に値するだろう。
１回戦
×金子竜也（パラエストラ東京）
vs
○横山武司（スウェルズ柔術ジム）
当初は茶帯でエントリーしていた横山が直前に黒帯になり今大会で黒帯デビュー。
試合はレフェリー判定ながら黒帯初戦を白星で飾った。
１回戦
○アサダ・トシオ（Impacto Japan BJJ）
vs
×ホブソン・タカノ（ダムファイトジャパン）
愛知のアサダと群馬のホブソンの日系ブラジリアン対決はアサダが絞めで一本勝ち。
アサダは38歳でマスター２の年齢ながら賞金欲しさにエントリーしてきた。
１回戦
×世羅智茂（CARPE DIEM）
vs
○山中健也（クラブバーバリアン）
今大会が告知されるとすぐさまエントリーした山中。
初戦は世羅が相手で厳しい試合になると思われたが24-9で下馬評を覆す結果に。
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１回戦
○大塚博明（フィジカルスペース）
vs
×石牟禮仁（ねわざワールド桜島）
鹿児島から参戦の石牟禮をポジショニングで圧倒して最後は腕十字で極めた大塚が一本勝ちで勝ち上がり。
２回戦
○ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）
vs
×横山武司（スウェルズ柔術ジム）
１回戦シードのシュシャが横山からＲＮＣを極め、7:52 一本勝ちし、相変わらずの極めの強さをみせていた。
準決勝
×アサダ・トシオ（Impacto Japan BJJ）
vs
○山中健也（クラブバーバリアン）
JBJJF全日本・オープンクラスで対戦した顔合わせのリベンジマッチ。
前回負けているアサダが気合を入れて挑むも山中のトップゲームに11-0で完敗しリベンジならず。
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準決勝
×ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）
vs
○大塚博明（フィジカルスペース）
巧みなガードワークを誇るシュシャからパスガードを奪った大塚が3-2で勝利し決勝戦進出。
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決勝戦
○大塚博明（フィジカルスペース）
vs
×山中健也（クラブバーバリアン）
下になった選手がスイープし、返された側がまたスイープするという展開が続いたスイープ合戦は10-10/1-1でレフェリー判定になり、大塚が僅差の勝利をモノにした。
■大塚vs山中の試合動画はコチラから！
優勝した大塚は全試合を通して盤石の試合ぶりで賞金30万円を獲得。
敗れた山中もこのメンバーのトーナメントで決勝戦にまで勝ち上がり、決勝戦もレフェリー判定にまでもつれ込む接戦となったことは大きな自信になるだろう。
アダルト黒帯-75kg表彰台
優 勝 大塚博明（フィジカルスペース）
準優勝 山中健也（クラブバーバリアン）
３ 位 ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）アサダ・トシオ（Impacto Japan BJJ）
【今日が誕生日の柔術家】福本吉記（55）、八巻祐（30）、クレベル・マイア（49）井上和浩
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