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2019年03月01日

【レポ】JBJJF全日本マスター:マスター黒帯まとめ

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マスター1以上のカテゴリーには多彩な顔ぶれが揃っていた。

マスター2には国内外で精力的に試合をこなす中村大輔が出場し、セリンゲロの飛びつき腕十字にヒヤリとする場面がありながらもそこから挽回し最後は送り襟絞めで極めて逆転一本勝ちし勝ち名乗りで笑顔を見せた。

41歳以上のカテゴリーであるマスター3にはMMAイベントのレフェリーとしての顔を持ちながら柔術でも現役バリバリの高本裕和が階級&無差別でWゴールドに輝いた。

高本は自らの名を冠したジム「高本道場」で指導しながら自らの練習も欠かさず、また家庭では三児のよき父親として柔術と家庭を両立している。



そして46歳以上のカテゴリーであるマスター4は四捨五入したらアラフィフなので、ここからは中年ではなくもはや初老の域に達しているといっても過言ではないだろうが、それでも各カテゴリーに2人以上の選手がエントリーしていたのは選手寿命が長い柔術ならではだろう。

またマスター5では富山の歓楽街を夜な夜な遊び歩くチョイ悪オヤジの福本吉記はライトフェザーの体格ながらオープンクラスも2試合を勝ち抜いて優勝しWゴールドを達成したのは快挙といえる。

試合では回転系のモダンムーブも見せていた福本、今年1月にはアダルトの試合にも出ており、柔術も夜も血気盛んな様子だ。

そして今大会の最年長カテゴリーだったマスター6はフェザー級のワンマッチ決勝戦の1試合のみの実施で、この試合を茶帯・黒帯のワールドマスター王者の中嶋史雄が年齢カテゴリーを1つ下げてエントリーし、日本の柔術創成期から活躍するベテランの田中昭弘とのトライフォース対決を制し、1人優勝のオープンクラスと併せて二冠に輝いている。


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マスター2黒帯ライトでセリンゲロから逆転一本勝ちした中村大輔(パトスタジオ)。
極められるピンチを脱しての勝利だけに勝ち名乗りでは破顔一笑。



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伊藤洋邦(JAWS JAPAN)はマスター3黒帯フェザーの準決勝&決勝戦を送り襟絞めで極めて優勝。



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マスター3黒帯ルースターのワンマッチ決勝戦を制した晝間貴雅(ストライプル早稲田柔術アカデミーヒルマ道場)。
ワールドマスター王者の澤田真琴(SASA BJJ)から0-0/3-1で勝利。



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MMAイベントではレフェリー業務もこなす高本裕和(高本道場)がマスター3黒帯ライト&オープンクラスでWゴールド。
柔道出身だけに立ち技でも優位に試合を進めていた。



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広島で選手育成に勤しみつつ自身も現役という藤田義弘(藤田柔術)がマスター4のライトフェザーとオープンクラスを制覇。
自分の形にハメたら離さないカタい柔術は難攻不落。



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マスター5のライトフェザー&オープンクラスのWゴールドの福本吉記(クラブバーバリアン)。
50代とはいえ回転系のモダンムーブを使いこなし、マット1の最終試合をレフェリー判定で僅差の勝利で2階級制覇を決めた。



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56歳以上の年齢カテゴリーであるマスター6はフェザー級のワンマッチ決勝戦1試合のみの実施に。
この試合で中嶋文雄が田中昭弘から4-2で勝利しワールドマスター王者の意地を見せた。



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女子の黒帯はマスター2黒帯ライトフェザーのワンマッチ決勝戦。
芝本さおり(トライフォース)が八木沼志保(ネクサセンス)を送り襟絞めで極めた。



【今日が誕生日の柔術家】カフェ・ダンタス(40)、ハビエル・バレンシアーノ(31)、トーマス・ウォン(46)、横山朋彦(41)、アヒヤ・アルハマジ(34)



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