2019年03月16日
【GOZOコラム】帯叩き廃止
ただ、日本では実際にまだ帯叩きをしたいという方もいるのが現状です。
うちのジムでも帯叩きに関しては希望者のみ行うという形をとってきました。
が!!
以前、橋本君(このブラジルブログの管理人ね!)が紹介していた、BJJEE(BJJイースタンヨーロッパ=柔術ニュースサイト)の管理人によるこの記事を読んでしまえば、この"悪しき慣習"は完全に無くした方がいいと思うはず。
きっと帯叩きの概念が変わる人が多いでしょう。
この記事では帯叩きという慣習を作ってしまったファビオ・グージェウ(アリアンシの3大マスターの一人)が、切に廃止を訴えていることをグージェウ本人のブログも引用しながら紹介しています。

ファビオ・グージェウ
では、ざっくりと記事の内容を。
英語に自信のある方はぜひ原文でどうぞ!
■コチラから!
“帯叩きは、私の指導者としての最大の過ちである。(ファビオ・グージェウ)”
『帯叩きは、多くの現代的なジムでは日々取りやめる方向にあります。
それは倫理的責任や、インターネットで茶帯までとれるこのご時世において、ビジネスへ悪影響をもたらすからです。
多くの柔術家は、帯叩きは通過儀礼であり、チームの一体感や好成績を生み出すと信じています。』
と、いうBJJEEの管理人によるリード文ではじまり、以下、グージェウ本人のブログです。
『おそらく、私の最大の過ちは、何百人もの生徒に犠牲を払わせた帯叩きです。
どのような経緯だったかは定かではないですが、帯叩きを初めはジョークのような形で行ったところ、その後に数多くのジムに驚くべきスピードで広まっていきました。
そして帯叩きの試練を越えるという点に新しい帯の価値を見出していったのです。
時が経っても帯叩きは継続されました。
下記は私が帯叩きを廃止しなければと思ったきっかけの出来事です。
息子の帯の昇進の儀式を楽しみにしていた母親が帯叩きに同席した際、厳かな儀式であるはずの内容が、息子に奇声を浴びせながら行われる狂気の沙汰だと判断し、警察を呼ばなければ!と騒ぎになったことでした。
いま現在、帯昇進の際には試練としての帯叩きよりもテクニックが重視されるようになってきました。
それは確実にいい傾向にあると思います。
私は全てのジムから帯叩きが廃止されるべきだと考えます。』
意訳込みだとこんな感じだと思います。
この記事を読んでどうでしょう?
まだ帯叩き、やりますか?
ちなみに、ゴーゾーは帯昇進の際に帯叩きをされた事は一度もないのでした…ざわざわ
帯叩き、ジムの掃除、神前での礼、練習後の代表による一言、なんとなく日本で根付いてる習慣はたくさんあります。
この辺は各代表の考え方なので色々あるとは思います。
自分も以前はこの習慣に対して何の疑問を持つことなく行ってましたし。
でも今は誰もが格闘技を心地よく楽しめる環境作りを最優先に、原点に戻ろうと試行錯誤中です。
ジムの掃除をしてくれるより、マナーを守ってスパーしてくれる方が誰にとっても利有りですから。
そんなこんなで何の根拠で行われているのかわからないもの、本来の意味合いを失って形式だけが残ってしまっているもの、意外と多いのかもしれません。
前回の「パラエストラ合同練習会in八王子」でも触れましたが、柔術の少子高齢化も見据えると、色々と変化していかなくてはならないこともたくさんあるのかもしれませんね。
日々変化! 日々精進!!
ここからはオマケ。
先日、パラエストラ八王子でも帯の昇進式がありました。
今回は、黒帯1名。茶帯5名。紫帯3名。青帯4名。
なぜ今回はこんなに多いのかというと、
最近は、大会に出ないだけで強い人も多いし、新しい人も以前より増えてるしで、全体のバランス的に調和がとれてないように思えてきたのです。
なので今回は先日の全日本マスター選手権で結果を残した人はもちろん、純粋に能力基準でも帯を見直し、全体のバランスを戻そうという試みでした。
そうしたら、このように帯昇進の該当者が大量発生したというわけです(笑)
そんなわけで、うちのジムはこれから実力重視になります!
大会に出なくても、帯の色に見合う技量があれば昇進オッケーにするつもりです。
また若手の青帯と熟年の紫なら若手の青の方が強いということもあったりするので、“完全実力制”という事ではなく、相対的に判断してということですので、誤解なさらぬよう…
これも、ある意味、原点に戻る! です。 ウヒョヒョードル
これでゴーゾーWEEKは終了となりますが、このWEEKにぶっこむ予定だった記事が、実
はもう1つあります。
おそらく多くの皆さんが興味を持っているであろう内容についてです。
その記事に関しては、また折をみて改めて!
ピロンピロンピロン

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うちのジムでも帯叩きに関しては希望者のみ行うという形をとってきました。
が!!
以前、橋本君(このブラジルブログの管理人ね!)が紹介していた、BJJEE(BJJイースタンヨーロッパ=柔術ニュースサイト)の管理人によるこの記事を読んでしまえば、この"悪しき慣習"は完全に無くした方がいいと思うはず。
きっと帯叩きの概念が変わる人が多いでしょう。
この記事では帯叩きという慣習を作ってしまったファビオ・グージェウ(アリアンシの3大マスターの一人)が、切に廃止を訴えていることをグージェウ本人のブログも引用しながら紹介しています。

ファビオ・グージェウ
では、ざっくりと記事の内容を。
英語に自信のある方はぜひ原文でどうぞ!
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“帯叩きは、私の指導者としての最大の過ちである。(ファビオ・グージェウ)”
『帯叩きは、多くの現代的なジムでは日々取りやめる方向にあります。
それは倫理的責任や、インターネットで茶帯までとれるこのご時世において、ビジネスへ悪影響をもたらすからです。
多くの柔術家は、帯叩きは通過儀礼であり、チームの一体感や好成績を生み出すと信じています。』
と、いうBJJEEの管理人によるリード文ではじまり、以下、グージェウ本人のブログです。
『おそらく、私の最大の過ちは、何百人もの生徒に犠牲を払わせた帯叩きです。
どのような経緯だったかは定かではないですが、帯叩きを初めはジョークのような形で行ったところ、その後に数多くのジムに驚くべきスピードで広まっていきました。
そして帯叩きの試練を越えるという点に新しい帯の価値を見出していったのです。
時が経っても帯叩きは継続されました。
下記は私が帯叩きを廃止しなければと思ったきっかけの出来事です。
息子の帯の昇進の儀式を楽しみにしていた母親が帯叩きに同席した際、厳かな儀式であるはずの内容が、息子に奇声を浴びせながら行われる狂気の沙汰だと判断し、警察を呼ばなければ!と騒ぎになったことでした。
いま現在、帯昇進の際には試練としての帯叩きよりもテクニックが重視されるようになってきました。
それは確実にいい傾向にあると思います。
私は全てのジムから帯叩きが廃止されるべきだと考えます。』
意訳込みだとこんな感じだと思います。
この記事を読んでどうでしょう?
まだ帯叩き、やりますか?
ちなみに、ゴーゾーは帯昇進の際に帯叩きをされた事は一度もないのでした…ざわざわ
帯叩き、ジムの掃除、神前での礼、練習後の代表による一言、なんとなく日本で根付いてる習慣はたくさんあります。
この辺は各代表の考え方なので色々あるとは思います。
自分も以前はこの習慣に対して何の疑問を持つことなく行ってましたし。
でも今は誰もが格闘技を心地よく楽しめる環境作りを最優先に、原点に戻ろうと試行錯誤中です。
ジムの掃除をしてくれるより、マナーを守ってスパーしてくれる方が誰にとっても利有りですから。
そんなこんなで何の根拠で行われているのかわからないもの、本来の意味合いを失って形式だけが残ってしまっているもの、意外と多いのかもしれません。
前回の「パラエストラ合同練習会in八王子」でも触れましたが、柔術の少子高齢化も見据えると、色々と変化していかなくてはならないこともたくさんあるのかもしれませんね。
日々変化! 日々精進!!
ここからはオマケ。
先日、パラエストラ八王子でも帯の昇進式がありました。
今回は、黒帯1名。茶帯5名。紫帯3名。青帯4名。
なぜ今回はこんなに多いのかというと、
最近は、大会に出ないだけで強い人も多いし、新しい人も以前より増えてるしで、全体のバランス的に調和がとれてないように思えてきたのです。
なので今回は先日の全日本マスター選手権で結果を残した人はもちろん、純粋に能力基準でも帯を見直し、全体のバランスを戻そうという試みでした。
そうしたら、このように帯昇進の該当者が大量発生したというわけです(笑)
そんなわけで、うちのジムはこれから実力重視になります!
大会に出なくても、帯の色に見合う技量があれば昇進オッケーにするつもりです。
また若手の青帯と熟年の紫なら若手の青の方が強いということもあったりするので、“完全実力制”という事ではなく、相対的に判断してということですので、誤解なさらぬよう…
これも、ある意味、原点に戻る! です。 ウヒョヒョードル
これでゴーゾーWEEKは終了となりますが、このWEEKにぶっこむ予定だった記事が、実
はもう1つあります。
おそらく多くの皆さんが興味を持っているであろう内容についてです。
その記事に関しては、また折をみて改めて!
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