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2019年04月05日

【レポ】パン選手権2019:女子アダルト黒帯決勝戦 Part.1

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パン選手権・女子のアダルト黒帯決勝戦のレポートを紹介する。

女子は男子より1階級少ない9階級が行われた。

まずはルースターからミドルまでをレポートするが、ここで一番の注目だったのは昨年黒帯になったマイサ・バストスだ。



マイサは昨年のムンジアルで準優勝した後に黒帯に昇格し、すぐにIBJJFアメリカンナショナル、アブダビグランドスラム東京、IBJJFアジアと連勝街道をひた走っていた。

またノーギでもEBIの女子ストロー級トーナメントを圧倒的な強さで制し、ギあり・ギなしに関わらず世界トップクラスの実力者であることを見せつけている。

■EBI女子ストロー級トーナメントの結果はコチラから!

そして今年からルースター級に階級を落としたが、ヨーロピアンでも優勝し、今大会でも優勝と相変わらずの強さを誇っている。

だが今大会では大会直前まで減量に苦しめられていたが、その減量苦さえ克服すれば黒帯でIBJJFグランドスラムも夢ではないはずだ。

そしてライトフェザーで優勝したアマンダ・モンテイロ、ミドルで優勝したアナ・カロリーナ・ヴィレイラと同じGFチーム所属の女子選手が優勝しており、いま女子の黒帯では最も勢いのあるチームはGFチームであると言っていいだろう。


01
ルースター決勝戦
○マイサ・バストス(GFチーム)
vs
×セレナ・ガブリエリ(FLOW)
試合中盤まではWガードの攻防で膠着気味の展開だったが、その拮抗をマイサが破るとベリンボロから送り襟絞めで7:39 一本勝ちでワンマッチ決勝を制した。
ちなみにこの両者はヨーロピアン決勝でも対戦しており、その試合でもマイサが一本勝ちしている。



02
ライトフェザー決勝戦
○アマンダ・モンテイロ(GFチーム)
vs
×タリタ・アレンカー(アリアンシ)
タリタも元はGFチームだったがジュリオに黒帯を授与された後にアリアンシに移籍しており、因縁浅からぬ仲のアマンダと対戦し0-0/1-0の1アドバンテージ差で敗れた。
優勝したアマンダはすでに黒帯で昨年のムンジアルを制しており、今年のムンジアルでも優勝候補の最右翼といえるどろう。



03
フェザー決勝戦
○フィオン・デービース(ECJJA)
vs
×カレン・アウトゥーンス(チェックマット)
いま女子黒帯で最も勢いのある選手の一人であるイギリス人のフィオン。
昨年のワールドノーギで優勝し、ヨーロピアンでも優勝。
さらにポラリスでも元世界王者のギザリー・マツダから一本勝ちするなど目覚ましい活躍を見せている。
今大会の決勝戦も昨年の世界王者、カレンから4-2で勝利しパン選手権初優勝を果たした。



04
ライト決勝戦
○ガブリエレ・マッコンビ(グレイシーウマイタ)
vs
×ニコール・スリバン(ATOS)
ガブリエルもニコールもサンディエゴ在住の柔術家で所属アカデミーも車で10分程度した離れてないご近所さん。
試合は先輩格のガブリエレが5:03 絞めで一本勝ちして優勝。



05
ミドル決勝戦
○アナ・カロリーナ・ヴィレイラ(GFチーム)
vs
×ラウラ・ハロック(GFチーム)
ホドウフォの妹でルアナ・アズギエルの奥さんのアナカロとヴィトー・オリヴェイランおガールフレンドのラウラのGFチーム同士の決勝戦。
アナカロはフロリダ在住でラウラはオハイオ在住で普段は一緒に練習していないとのことで決勝戦を戦い、アナカロが12-0で完封勝利で優勝を決めた。



c
兄のホドウフォは開店休業中だがアナカロは現役バリバリ。
ハイパーフライのスポンサードも獲得し、パン選手権を制した勢いのままムンジアル連覇を目論んでいる。



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