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2019年07月21日
【レポ】TAIWAN INTERNATIONAL 2019：Part.1
7/14（日）、台湾・台北市の国立台北商業大学体育館で「台湾国際柔術チャンピオンシップ2019」が開催された。
本大会は中華ブラジリアン柔術協会が主催、台湾BJJが共催する台湾最大の柔術トーナメントで、その歴史は10年以上を誇る。
ここ数年は柔術とノーギで2日間にわたってトーナメントを実施するのが定着していたが、今年は会場の確保が難航し、一時は開催自体が危ぶまれる状況となっていた。
しかし、台湾BJJ主宰の小笠原誠氏をはじめ大会関係者が尽力し、台北市内の大学キャンパスの体育館を押さえて開催にこぎ着けている。
柔術のトーナメント1日のみの開催となったものの、大会はトーンダウンすることなく、キッズ、大人を合わせて400人近いエントリーがあり、マットも5面と昨年から増やして進行された。
日本からの参加者も多く、また近隣諸国からも多数のエントリーがあり大きな盛り上がりを見せた。
そんな台湾インターナショナルから、まずは日本人選手も多く参戦した黒帯、茶帯の模様をお伝えしたい。
マスター2黒帯はライト級と無差別で試合が組まれた。小山貴之（福住柔術）と黒帯デビュー戦となった田端佑介（パラエストラ千葉）のライト級ワンマッチ決勝は、引き込んだ小山がスイープで先制すると50/50のスイープ合戦となり、ニアバックから襟絞め、エゼキエルなども仕掛け続けた小山が6-4で勝利。
台湾南部の大都市・高雄でダニマルBJJを主宰するダン・レイドと田端のオープンクラス決勝は、引き込んだ田端から一気にマウントを奪ったダンがトップから猛攻を見せ、7-0から0:55、モンジバカで一本勝ち。
エントリーした4人中3人が日本勢だったアダルト茶帯フェザー。蘇文豪（ユニティ）と清水慎也（若柔術）の準決勝は、開始早々ニースライスでパスガードに成功しトップからプレッシャーをかけ続けた蘇がベースボールチョークで4:33、一本勝ち。
反対ブロックは河野理人（EMAC）と稲福澄春（若柔術）の日本人対決。ニアバック、アナコンダチョークなどを仕掛ける河野はスイープでポイントを先制されるも、残り50秒でディープハーフからスイープに成功し、ラストはニアパスも奪って2-2、A6-1で勝利。
蘇と河野の決勝は、引き込んだ河野をパスした蘇が逆サイドに回ってP6-0としてから4:30、マウントからの腕十字を極めて勝利。2試合すべてを一本勝ちで階級別優勝。
アダルト茶帯オープンクラスには階級別で一人優勝のブルーノ・シウバ・ドス・サントス（UFCジム台湾）がエントリー。蘇、河野、そしてブルーノの三人トーナメント、初戦のブルーノvs河野は5:10、ブルーノが腕十字を極めて決勝進出。
反対ブロック、蘇と河野の対戦は、引き込んだ河野のハーフを難なく解除しバックに回った蘇が1:13、モンジバカを極めて一本勝ち。
蘇とブルーノの決勝。ブルーノのクローズドガードに入れられた蘇が試合中盤でガードを解除すると一気に腕十字をセットアップ。これは凌がれたものの、フックスイープでポイントを先取し、その後もパスの猛攻を仕掛けるなど終始蘇のペースで試合は進み、2-0、A5-1で蘇がWゴールドを獲得した。
マスター2茶帯ミドルは、福住柔術の亀田明宏と台湾BJJの台中支部であるThe Bear’s Den BJJ and MMA所属のディミトリ・テルフェアのワンマッチ決勝。序盤に小内刈りで先制した亀田だが、クローズドガードからラペラチョークを極められて1:30、一本負け。
ミドル級の二人に、階級別で一人優勝だった小島健作（Visca）が参戦し、三人で争われたマスター2茶帯オープンクラス。亀田と小島の初戦は、0-0のレフェリー判定となり、亀田が辛勝で決勝進出。
敗者復活となる小島とディミトリの対戦は、引き込んだディミトリがハーフからのスイープに成功すると、バック、マウントとポイントを重ね、26-0でディミトリの圧勝。
階級別と同じ顔合わせとなった無差別決勝は、序盤にシングルレッグでテイクダウンを奪ったディミトリのパスを亀田が凌ぎ続ける展開となり、2-0でディミトリが勝利し2冠を手にした。
【今日が誕生日の柔術家】ヴィセンチ・ジュニオール（42）、ジャック・マクヴィッカー、キム・ミンウ、伊賀孝（49）、
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しかし、台湾BJJ主宰の小笠原誠氏をはじめ大会関係者が尽力し、台北市内の大学キャンパスの体育館を押さえて開催にこぎ着けている。
柔術のトーナメント1日のみの開催となったものの、大会はトーンダウンすることなく、キッズ、大人を合わせて400人近いエントリーがあり、マットも5面と昨年から増やして進行された。
日本からの参加者も多く、また近隣諸国からも多数のエントリーがあり大きな盛り上がりを見せた。
そんな台湾インターナショナルから、まずは日本人選手も多く参戦した黒帯、茶帯の模様をお伝えしたい。
マスター2黒帯はライト級と無差別で試合が組まれた。小山貴之（福住柔術）と黒帯デビュー戦となった田端佑介（パラエストラ千葉）のライト級ワンマッチ決勝は、引き込んだ小山がスイープで先制すると50/50のスイープ合戦となり、ニアバックから襟絞め、エゼキエルなども仕掛け続けた小山が6-4で勝利。
台湾南部の大都市・高雄でダニマルBJJを主宰するダン・レイドと田端のオープンクラス決勝は、引き込んだ田端から一気にマウントを奪ったダンがトップから猛攻を見せ、7-0から0:55、モンジバカで一本勝ち。
エントリーした4人中3人が日本勢だったアダルト茶帯フェザー。蘇文豪（ユニティ）と清水慎也（若柔術）の準決勝は、開始早々ニースライスでパスガードに成功しトップからプレッシャーをかけ続けた蘇がベースボールチョークで4:33、一本勝ち。
反対ブロックは河野理人（EMAC）と稲福澄春（若柔術）の日本人対決。ニアバック、アナコンダチョークなどを仕掛ける河野はスイープでポイントを先制されるも、残り50秒でディープハーフからスイープに成功し、ラストはニアパスも奪って2-2、A6-1で勝利。
蘇と河野の決勝は、引き込んだ河野をパスした蘇が逆サイドに回ってP6-0としてから4:30、マウントからの腕十字を極めて勝利。2試合すべてを一本勝ちで階級別優勝。
アダルト茶帯オープンクラスには階級別で一人優勝のブルーノ・シウバ・ドス・サントス（UFCジム台湾）がエントリー。蘇、河野、そしてブルーノの三人トーナメント、初戦のブルーノvs河野は5:10、ブルーノが腕十字を極めて決勝進出。
反対ブロック、蘇と河野の対戦は、引き込んだ河野のハーフを難なく解除しバックに回った蘇が1:13、モンジバカを極めて一本勝ち。
蘇とブルーノの決勝。ブルーノのクローズドガードに入れられた蘇が試合中盤でガードを解除すると一気に腕十字をセットアップ。これは凌がれたものの、フックスイープでポイントを先取し、その後もパスの猛攻を仕掛けるなど終始蘇のペースで試合は進み、2-0、A5-1で蘇がWゴールドを獲得した。
マスター2茶帯ミドルは、福住柔術の亀田明宏と台湾BJJの台中支部であるThe Bear’s Den BJJ and MMA所属のディミトリ・テルフェアのワンマッチ決勝。序盤に小内刈りで先制した亀田だが、クローズドガードからラペラチョークを極められて1:30、一本負け。
ミドル級の二人に、階級別で一人優勝だった小島健作（Visca）が参戦し、三人で争われたマスター2茶帯オープンクラス。亀田と小島の初戦は、0-0のレフェリー判定となり、亀田が辛勝で決勝進出。
敗者復活となる小島とディミトリの対戦は、引き込んだディミトリがハーフからのスイープに成功すると、バック、マウントとポイントを重ね、26-0でディミトリの圧勝。
階級別と同じ顔合わせとなった無差別決勝は、序盤にシングルレッグでテイクダウンを奪ったディミトリのパスを亀田が凌ぎ続ける展開となり、2-0でディミトリが勝利し2冠を手にした。
【今日が誕生日の柔術家】ヴィセンチ・ジュニオール（42）、ジャック・マクヴィッカー、キム・ミンウ、伊賀孝（49）、
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